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Takuya Mukohira
June 01, 2024
Technology
1
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『インタプリタの作り方』の紹介 / Let's enjoy crafting interpreters
Takuya Mukohira
June 01, 2024
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Transcript
Let's enjoy crafting interpreters! 〜『インタプリタの作り方』の紹介〜 2024年05月24日(金) SmartHR LT大会 mktakuya /
Takuya Mukohira SmartHR プロダクトエンジニア
5月入社のmktakuyaです
前職を退職後
無職期間1.5ヶ月
やったこと
None
None
(技術的に)やったこと
https://book.impress.co.jp/books/1122101087
『インタプリタの作り方』 著: Robert Nystrom / 訳: 吉川邦夫 出版: インプレス /
2023年9月 ・インタプリタ自作 をやっていく本 ・Loxという著者オリジナル言語 ・手書きパーサ派 (lexerも自作) ・Java / C言語を用いて、 2つのインタプリタを つくる
出典: インタプリタの作り方( Robert Nystrom, 2023: p.14)
2つのインタプリタ
第1のインタプリタ: jlox
・jlox: JavaによるLoxのインタプリタ ・ツリーウォーク型のインタプリタ ・ASTを再帰関数でたどる (まさにツリーをウォーク する!) ・おそい
第2のインタプリタ: clox
・clox: C言語によるLoxのインタプリタ ・バイトコード式の仮想マシン ・Loxのコードをコンパイル し、 バイトコードを生成 →VMで実行する ・はやい
???
ツリーウォーク型インタプリタ: jlox → 1.8以前のCRuby と同じ バイトコード式の仮想マシン: clox → 1.9(YARV)以降のCRubyと同じ
つまり……
ツリーウォーク型インタプリタ: jlox → Matzになれる!!! バイトコード式の仮想マシン: clox → ko1さんになれる!!!
と言っても 過言ではない!!!(過言)
None
所感
・単に、いちプログラマとしての幅が広がった ・言語処理系の知識がざっくり身についた → 用語としては知っていた各解析やバイトコード、 スタックマシン型VMなどをつくることを通して理解。 ・これまで触れなかった言語に触れたいと思うようになった → 言語の設計についてのコラムで、
他の言語を例に出したり、設計アイデアを拝借したり。 LuaやSmalltalk、そしてLISPを触ってみたくなった。
・RubyKaigiの議論を理解 するのに役立った ・パーサ系トーク →「手書きパーサ」「パーサジェネレータ」の比較。 本で手書きパーサを書いたおかげで、 それぞれのメリデメなどをなんとなく理解できる。 ・VM系トーク → LoxのバイトコードはYARVとは違うが基本は一緒。 スタックマシンという意味では一緒なので爆わかり。
・一方で…… ・Rebuild EP153 rui314さん回の話を思い出す。 → ruiさんがCコンパイラをスクラッチで書いた話。 「自作言語を作るのも楽しいけど、既存言語もいい。 既存の言語でセルフホスティングも目指す となると
全部やる(手抜き NG)ので勉強に なる。」(要約) ・これは実際そうだなーと思った。 → 書籍でも自分でも、簡略化のために省いたもの多し。 https://rebuild.fm/153/#t=01:01:45
None
おわりに
・無職期間をやる前に、 → 「普段は絶対やらないようなことやろう」 と決めた。 Webアプリやツール開発は仕事終わりに勝手にやるので。 ・せっかくならCSっぽいことや低レイヤっぽいこと やろう! →
“プログラミング”にちゃんと向き合いたいし、 言語でも作るか、で『インタプリタの作り方』に出会う。
・インタプリタの作り方は、 たぶんSmartHRでの仕事にはあんまり役に立たない…… ・けど、 RubyKaigiでRubyをつくる人たちを見てシビれたように ・『インタプリタの作り方』を読んで Matzやko1さんに近づいたつもりになってみるのもアリ!?
Let's enjoy crafting interpreters!