$30 off During Our Annual Pro Sale. View Details »
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
2025年 AIに助けられたこと
Search
Mutz
December 13, 2025
Technology
0
65
2025年 AIに助けられたこと
Mutz
December 13, 2025
Tweet
Share
More Decks by Mutz
See All by Mutz
あなたに水耕栽培を愛していないとは言わせない
mutsumix
1
140
地域コミュニティを活かす市民開発の可能性
mutsumix
0
79
社員のスキルチェックのためにスマホアプリを作った話
mutsumix
0
57
軽率に資料をスライド化しよう
mutsumix
0
55
AI コードレビューが面倒すぎるのでテスト駆動開発で解決しようとして読んだら、根本的に俺の勘違いだった
mutsumix
0
600
地味に効く、ドキュメント作成の AI 活用術
mutsumix
0
93
人間コーチとつくる大人の学習習慣
mutsumix
0
64
技術書典18結果報告
mutsumix
2
230
水耕栽培に全部賭けろ
mutsumix
1
650
Other Decks in Technology
See All in Technology
Edge AI Performance on Zephyr Pico vs. Pico 2
iotengineer22
0
140
ブロックテーマとこれからの WordPress サイト制作 / Toyama WordPress Meetup Vol.81
torounit
0
570
生成AIでテスト設計はどこまでできる? 「テスト粒度」を操るテーラリング術
shota_kusaba
0
710
「Managed Instances」と「durable functions」で広がるAWS Lambdaのユースケース
lamaglama39
0
310
初めてのDatabricks AI/BI Genie
taka_aki
0
120
AI駆動開発における設計思想 認知負荷を下げるフロントエンドアーキテクチャ/ 20251211 Teppei Hanai
shift_evolve
PRO
2
360
LLM-Readyなデータ基盤を高速に構築するためのアジャイルデータモデリングの実例
kashira
0
240
Ruby で作る大規模イベントネットワーク構築・運用支援システム TTDB
taketo1113
1
280
技術以外の世界に『越境』しエンジニアとして進化を遂げる 〜Kotlinへの愛とDevHRとしての挑戦を添えて〜
subroh0508
1
440
生成AI時代におけるグローバル戦略思考
taka_aki
0
160
ChatGPTで論⽂は読めるのか
spatial_ai_network
8
27k
[デモです] NotebookLM で作ったスライドの例
kongmingstrap
0
140
Featured
See All Featured
Building Adaptive Systems
keathley
44
2.9k
Scaling GitHub
holman
464
140k
Refactoring Trust on Your Teams (GOTO; Chicago 2020)
rmw
35
3.3k
No one is an island. Learnings from fostering a developers community.
thoeni
21
3.5k
Creating an realtime collaboration tool: Agile Flush - .NET Oxford
marcduiker
35
2.3k
Performance Is Good for Brains [We Love Speed 2024]
tammyeverts
12
1.3k
Six Lessons from altMBA
skipperchong
29
4.1k
4 Signs Your Business is Dying
shpigford
186
22k
Music & Morning Musume
bryan
46
7k
We Have a Design System, Now What?
morganepeng
54
7.9k
Designing Dashboards & Data Visualisations in Web Apps
destraynor
231
54k
Navigating Team Friction
lara
191
16k
Transcript
None
梶原 睦 / かじはら むつみ 株式会社 シスマック DX ソリューション事業部 部長
Twitter(現 X): @Mutsumix_dev 技術イベント運営: イケブクロ電脳組 技術書典: 自宅水耕栽培で毎日サラダ生活 データ菜園入門 最近は受託開発の提案やったり営業やったり研修講師やったり総務やったり オフィスが浦添の西洲にもあるので沖縄には月一ペースで来てます 自己紹介
AI Agentの話の前に AIチャットの利用状況 AIチャットの利用状況
2025年(相当)の利用状況 Claude: 815回 ChatGPT: 748回 合計: 1,563回 月平均: 130回/月 日平均:
約4.3回/日 2025年 AIとのチャット履歴
契約書レビューから過去のメール検索、冷蔵庫の余り物を使ったレ シピ案まで様々 SaaSやWeb検索が担っていた役割がどんどんAIとのチャットに置 き換わっている ググらないといけないことってあとはなんだろうか...? AIチャットに置き換わったこと
プログラミング以外で AIで作ったもの AIで作ったもの
技術イベントの画像、スライドのトップ画像 ChatGPTでアイディア出し、midjourneyで仕上げ、Canvaで文字入れ 今後は nanobanana だけでいいかも AIで作ったもの(プログラミング以外)
概要図・フローチャート(モデルはClaude系が明確に得意) AIで作ったもの(プログラミング以外)
4コマ漫画 AIで作ったもの(プログラミング以外)
Web飲み会用トークテーマルーレットのような用途が非常に限定的なアプリ 同人誌即売会用販売管理アプリ 実際の旅行のノベルゲーム(Python:Ren'Pyで作成) AIで作ったもの
AI Agentの活用 AI Agentの活用
Cursor Claude Code 使っているAI Agent
Cursor 小規模プログラミング ドキュメント作成メイン(技術同人誌、スライド) リアルタイムにマークダウンプレビューして欲しいので正直GUIが助かる Claude Code 中規模以上の開発 200Kトークンのコンテキストで全体を見通した修正をしてくれる プロジェクト特有のスラッシュコマンドを整備するメリットがある AI
Agent の使い分け
技術書執筆や発表スライドの作成 紹介するコード、概要図も作ってくれる 文章の補完がありがたい(同じ文末表現が続いてたら直すか...みたいなのに時間がか かったりするので) 集中力を切らさないで書くことに集中できる コンテキストを切り替えずエディタ内で作成できる ちなみにモデルは指定せず「Auto」で使っている 日々変わる各モデル間の能力差更新キャッチアップに脳のリソースを使わない どうしても出力されたものの質がイマイチな時に、モデルを指定する Cursorの活用
スライド作成にも スライド関係のスラッシュコマンドを作ってます Cursorの活用
業務のC#(ASP.NET)プロジェクト 比較的規模が大きい 開発期間が長期に及んでいる Visual Studioだから GitHub Copilotの方が相性いいかと思いきや、全体の構造を 理解した上での修正提案はClaude Codeの方が断然優秀だった フレームワーク側で作成するデザイナーファイルまで作ってくれるしビルドもできる
Claude Codeの活用例
Cursor 小規模プログラミング ドキュメント作成メイン(技術同人誌、スライド) リアルタイムにマークダウンプレビューして欲しいので正直GUIが助かる Claude Code 中規模以上の開発 200Kトークンのコンテキストで全体を見通した修正をしてくれる プロジェクト特有のスラッシュコマンドを整備するメリットがある AI
Agent の使い分け(再)
2026年に向けて 2026年に向けて
仕事・プライベート両方で「何かを作る」機会を持ち続ける 新機能を試すきっかけを増やすために 知的好奇心を失わないために キャリアのために 単純なプログラミングそのものの価値が下がっていく 既存のものを組み合わせて新しい価値を生み出す発想力が大切 人間関係を作り出していくことの価値が相対的に上がっていく気がする 技術書やブログのアウトプット活動、技術コミュニティの開催を続ける 何かを作る機会を持ち続ける
後でやろうと思って触っていない機能も色々 Claude Code Skills CursorのAgent機能 最近発表された Cursorのブラウザのプレビュー?ビジュアルエディタ機能 AIのこの機能を知ってる/知らない、がより大きな差として現れてきそうで怖い 未活用機能への挑戦
AI Agentの活用方法、たくさん教えて欲しいです! 皆さんの活用方法を教えてください
おまけ(時間があれば) おまけ(時間があれば)
自分の開発能力が伸びる気がしない 今から何か新しい技術を努力して習得する気が起きない 自分で作ったカスタムスラッシュコマンドを忘れる AIに気軽に暴言を吐けるようになっている(いつか復讐されるかもしれない) 悩み
「ある満月の夜、空を見上げると、月のすぐそばに火星が見えた。 その時、地球と火星の距離は遠いのか近いのかどちらだと思います か?」 正解は「近い」 Claude、ChatGPT、Gemini 全て正解 去年はChatGPTのみ正解だった 「1, 2, 3,
4, 5の数字を一回ずつ使って2025を作って」 正解は3^4×5^2×1=2025 ChatGPT、Geminiは正解 Claudeは何回やっても無理だった AIを試す質問①
「綿菓子の高さは8センチ、レンガの高さは7センチ。綿菓子の上 にレンガを置くと、高さは何センチ?」 正解は7センチ(綿菓子がつぶれるから) Claude、ChatGPT、Gemini 全て正解 単純な算数の質問を答えさせた後に質問するとChatGPT(GPT-5.2)は間違え た。最初の質問によって内部処理を切り替えている? AIを試す質問②
None
ありがとうございました ありがとうございました