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Androidアプリエンジニアの基礎知識

 Androidアプリエンジニアの基礎知識

Cookpad.apk #2 登壇資料
https://cookpad.connpass.com/event/117054/

こやまカニ大好き

February 18, 2019
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  1. • 完全に事実 ◦ 2013年リリースのOSがシェア8%もある • 古いOSにもある程度はバックポート可能 • 新OSで急に挙動が変更されないような仕組みがある ◦ targetSdkVersion

    を上げなければある程度大丈夫 • OSごとの挙動の違いは公式ページに詳しく書いてある ◦ https://developer.android.com/about/versions/pie/ → Lollipop (2014〜)くらいまでなら大きな苦労なくサポート可能 古いOSがいつまでも現役 8
  2. • 問題の切り分けが重要(端末なのか、OSなのか) • 本当に端末ごとの挙動が大きく異なる部分は限られている ◦ Bluetooth、カメラなどのハードウェア周り ◦ WebView(Android 4.4未満) •

    WebViewに関しては Android 5.0 から挙動が揃うようになった • クックパッドアプリでは minSdkVersion 21 化して以降 特定の端末のみに依存する問題は激減した 端末によって挙動が異なる 10
  3. • Material Components を利用するとある程度までは導入できる • 完全にマテリアルデザインを再現しようとすると死ぬ ◦ ライブラリがドキュメントの挙動を完全には再現してくれない • マテリアルデザインが導入されたのは

    API level 21 から ◦ それ以前のバージョンへのバックポートは完璧ではない。 • Material Theming は一度触っておいたほうが良い ◦ マテリアルデザインっぽいカスタムテーマを作れるデザインツール (公式) マテリアルデザイン大変そう 11
  4. • 公式ページに月次のシェア が公開されている(が昨年から止まっている…) • 公式が発表しているOSのバージョンシェアよりもアプリのシェアを見たほうが正 確(Playコンソールで見られる) • 「開発のしやすさ」は速度の根拠になります • 大部分ではAPI

    21 が大きな転換点になっている ◦ マテリアルデザイン導入 (によるView属性拡張) ◦ TLS関連(OkHttp も 5.0 未満はサポートを切った ) ◦ VectorDrawable や RippleDrawable など便利系 サポートすべきOSバージョン 20
  5. 実はほとんど公式ページに書いてあるので最大限活用する • 公式ページにそのまま Best practices という項目がある • Jetpackを活用することでドキュメント作業を簡略化できる ◦ Jetpackに含まれているもの一覧を知っているだけでも役に立つ

    ◦ Google Samples に大量のサンプルがある ◦ アーキテクチャに関しても非常に詳しく書いてある • Codelabs を活用することで新しい技術を簡単に学べる ◦ 新しいサービスや機能を実際の挙動を試しながら学べるのでとても効率が良い 開発効率化のためのベストプラクティス 24
  6. Googleが教えてくれないこと • 具体的なデザインリソース運用方法など ◦ 皆悩んでいるので他社事例を参考にすると良い ◦ 弊社テックブログでも何度か記事にしました 記事1 記事2 ◦

    Kyashさんの技術ブログが非常に詳しくて参考になります • BLEとかカメラとかTVとかで端末依存問題があるんですが… ◦ DroidKaigi とかで辛い話知見が聞けます ◦ いつもありがとうございます 開発効率化のためのベストプラクティス 26