Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
2016-09-07 社内勉強会資料
Search
Hirokazu Nishioka
September 07, 2016
Business
0
1.6k
2016-09-07 社内勉強会資料
Hirokazu Nishioka
September 07, 2016
Tweet
Share
More Decks by Hirokazu Nishioka
See All by Hirokazu Nishioka
全員でRuby/Rails移行を進めてきた話 / Shippai Night 2016
nisshiee
4
1.6k
イエウール立ち上げに込めた想い / Speee Cafe Meetup 04
nisshiee
2
660
Rails × Elasticsearch
nisshiee
0
2k
【16/06 SpeeeKaigi】人工知能
nisshiee
0
1.1k
Speee Introduction
nisshiee
0
1.7k
Ruby初心者チームが「Ruby日本一」を目指して半年の話
nisshiee
4
4.6k
ぼくらがScalaを選ぶ理由〜入門編〜
nisshiee
4
1.9k
「良いコード」とは何か
nisshiee
0
360
Scala vs Ruby
nisshiee
0
340
Other Decks in Business
See All in Business
新卒エンジニア向け会社紹介資料/newgraduates-engineer
nextbeat
2
1.6k
バイセルのものさし(Ver. 1.1)
buyselltechnologies
0
200
20241114_洲崎_レイヤード様LT
suzakiyoshito
0
380
新規投資家向け資料20241114
junkiogawa
0
130
会社案内資料
mkengineering
1
160
株式会社リブセンス 会社説明資料(報道関係者様向け)
livesense
PRO
0
770
Company deck
tricera
0
510
We Are PdE!! 〜高価値なプロダクトを作れるようになるための勉強会〜
leveragestech
1
560
5 Things Every L&D Pro Should Steal From Marketing
trainlikeamarketer
0
420
株式会社Beer and Tech/HitoHana(ひとはな) 採用資料 2024.11
beerandtech_recruiter
1
610
culturebook_WeddingParkShip
weddingpark
0
570
Firework Japan Corporate Deck 2024/11
steven11
0
180
Featured
See All Featured
A designer walks into a library…
pauljervisheath
204
24k
Testing 201, or: Great Expectations
jmmastey
38
7.1k
Typedesign – Prime Four
hannesfritz
40
2.4k
The Cost Of JavaScript in 2023
addyosmani
45
6.8k
Done Done
chrislema
181
16k
Sharpening the Axe: The Primacy of Toolmaking
bcantrill
38
1.8k
Navigating Team Friction
lara
183
14k
Building Your Own Lightsaber
phodgson
103
6.1k
Keith and Marios Guide to Fast Websites
keithpitt
409
22k
Agile that works and the tools we love
rasmusluckow
327
21k
Build The Right Thing And Hit Your Dates
maggiecrowley
33
2.4k
Fight the Zombie Pattern Library - RWD Summit 2016
marcelosomers
232
17k
Transcript
医療事業開発チー ム 2016-09-07 エンジニア全体MTG
の前に、 先週みんなを置き去りに してしまった型クラスの話 2
まず、「 型クラス」 という名前が良くない 英語で「type class」 「class」 は、 オブジェクト指向における「 クラス」 とは
まったく関係がない この発表では、 混乱しないように、 「 型クラス」 のことを 「 型ホゲ」 と呼びます ( 理解が進むとしっくりくるんだけどねw) 3
型ホゲとは何か 定義の話は今回は省略 何のために使うものか 4
型安全 アドホックな「 性質」 の付与 5
Java( 静的型付けオブジェクト指向) interface Walker { void walk(); } class Cat
implements Walker { private int x = 0; public void walk() { x++; } } 6
Ruby( ダックタイピング+ オー プンクラス) class Cat; end class Cat def
walk @x = (@x || 0) + 1 end end 7
レガシー な言語は、 この両立ができない 型安全 アドホックな「 性質」 の付与 8
Swift( 型ホゲ) // 性質 protocol Walker { func walk() }
// デー タ構造 struct Cat {} // 性質の実装 extension Cat: Walker { func walk() { // ... } } 9
型ホゲがあるとどんな設計になっていくか 「 デー タ構造」 の部分はあらゆるメソッドを持たず、 本当にデー タだけを持つ デー タに紐づくあらゆる処理は、 型ホゲとして切り出される
設計の段階で、 その「 性質」 の本質に迫っていく 抽象化 圧倒的な汎用性( 例: モナド) 10
例 trait Semigroup[T] { def append(t1: T, t2: T): T
} trait Monoid[T] extends Semigroup[T] { def zero: T } def double[T: Semigroup](t: T): T = append(t, t) def sum[T: Monoid](l: List[T]): T = l.foldLeft(zero)(append) ※ ほぼScala だけど一部省略した記法になってます 11
型ホゲおもしろい! 12
たぶん1 割ぐらいしか伝えられてないと思うので、 深く踏み込んでみたい方いたら教えてください 13
ここから本題の医療事業チー ムの話 14
開発手法の話 15
圧倒的ディレクション力を中心とした 開発フロー 16
よくあるSpeee の開発チー ム 17
医療事業開発チー ム 18
かわりに 技術と向き合う時間が増えた 19
エンジニアが技術と向き合う 圧倒的スピー ド 「 新規機能追加」 レベルの開発を半日~3 日で回し続ける ディレに「 思ったより早く開発進んでる」 って言わせろ
実現難度の高い要望も成し遂げる 利用経験のない技術でも何でも使って実現する 代替案なんか考えてる暇があったら実現方法を考えろ エンジニアは「 魔法使い」 20
技術的な話 21
Elasticsearch みんなどんどん使えばいいと思う Pros 公式ドキュメント読めば十分な知識手に入る クラスタ増強である程度パフォー マンス維持できる安心感 Cons デー タ設計やクエリ構築に慣れは要る Rails
がサポー トしてくれるわけではないので頑張る必要はある 22
SPA (Single Page Application) 操作感めちゃめちゃ気持ちいい 日本はまだそんな雰囲気ないけど、SPA 当たり前の時代来る いつやるの? 今でしょ、 感
意外とview がボトルネックになりやすいRails の強い味方 ( ただしSprockets、 お前はダメだ) Angular? React? ウチはReact Router でSPA 23
React!!! React Router Simple!! ソー スコー ド読めば分かる Redux Flux フレー
ムワー ク 公式ドキュメントにベストプラクティスまで用意されてる 「Redux にきちんと乗ること」 が、 フロントをスパゲッティにしないコツ 秩序と柔軟性の絶妙なバランス 24