AI と開発生産性 コード生成 AI を使うことで開発生産性が上がるという風潮だが、 コード生成 AI を使った結果、開発生産性は落ちていたというレポートも存在 Measuring the Impact of Early-2025 AI on Experienced Open-Source Developer Productivity https://metr.org/blog/2025-07-10-early-2025-ai-experienced-os-dev-study/ • ここで言う開発生産性は与えられたタスクを完了するのに必要だった実装時間の合計 • 開発者はAIによって24%の速度向上を期待していた • 実際は 19 % の遅延をしていた • 開発者は遅延を経験したあとでも AI が 20 % の効率化をもたらしたと信じていた 定性的な結果だけでは効果は測れないため、定量的な効果測定が必要
AI に影響する AI をいかにうまく使えるかが今後の個人や組織の開発生産性に関わってくる AI時代のソフトウェア開発を考える( 2025/07版) https://speakerdeck.com/twada/agentic-software-engineering-findy-2025-07-edition?slide=35
が個人と組織の活動を増幅する 2025 年 DORA レポートでも「AI は偉大な増幅器」 との記述 https://cloud.google.com/blog/ja/products/ai-machine-learning/announcing-the-2025-dora-report/ • ソフトウェアデリバリースループットとプロダクトパフォーマンスの両方で、 AI の導入と正の相関関係が認められた • AI の導入は、引き続きソフトウェアデリバリーの安定性と負の相関関係にある • AI がソフトウェア開発を加速するものの、その加速によって下流で弱点が露呈する可能性を示唆 ◦ フィードバックループが高速な疎結合アーキテクチャで作業するチームは成果を上げる ◦ 密結合システムと遅いプロセスに制約されるチームはほとんど、またはまったくメリットがない AI をうまく利用できる個人・組織が高い開発生産性を実現する