オンプレミス上のロードバランサー製品と比較すると… ◦ ロードバランサー製品の知識がなくても利用できる ▪ 製品の場合、各メーカーごと設定方法などが異なり、それぞれの知識が必要 ▪ 数年おきに必要な製品の入替えやバージョンアップからの開放 • Load Balancer as a Service として、よく提供される機能としては… ◦ アクセスに応じてサーバーやコンテナを自動的に追加できる (Auto-Scaling) ◦ 冗長構成 (HA) を意識しなくても可用性の高い運用ができる ▪ 自動でロードバランサーやネットワークを冗長化しておいてくれる ◦ 他の as a Service と連携するなどして地理的負荷分散 (GSLB) を簡単に利用できる ▪ アクセスを複数のリージョン (地理的に離れたデータセンター) に振り分けてくれる ◦ ※ これらはオンプレミス上でも実現できるが、LBaaS なら Web 上でポチポチするだけ Load Balancer as a Service とは? 7
Web GUI / API Web GUI / API 設定 Web GUI / API コンソール 監視 / 故障復旧 プロバイダが実施 ユーザーが実施 バージョンアップ 自動 手動 Managed Service = プロバイダ側の責任範囲が大きい インスタンスのライフサイクルをなるべくシンプルに管理したい 11
データモデル Load Balancer current Policy current Listener current Health Monitor current Target Group current インスタンス 現用 Load Balancer current staged Policy current staged Listener current staged Health Monitor current staged Target Group current staged インスタンス 現用 API / データモデル Load Balancer current staged Policy current staged Listener current staged Health Monitor current staged Target Group current staged インスタンス 新規 現用 設定変更前 • 各リソースの Current Config と現用インス タンスの設定は一致する Update Staged Configurations • コントローラ上で各種リソースの Staged Config が作成される ◦ Staged Config の更新 / 取消も可能 ◦ name / description / tags など、設定 と関係のない Attribute に対する変更 は API 上で即時反映される Action Load Balancer (apply-configurations) • 現用インスタンスの横に新規インスタンス を作成し、変更後の設定を投入する ◦ Persistence / Session を同期の上、現 用インスタンスは削除 • 各リソースの Staged Config が Current Config となる 16