昨年、情報システム・セキュリティ関連で最も聞かれた言葉に「脆弱性(ぜいじゃくせい)」があります。
オープンソースのバージョンがどうだとか、サイバー攻撃の対象になるだとか、ベンダーのパッチをあてろだとか、ものものしい文脈で語られるこの言葉。
案外、対策・対応とセットでクリアに整理し、理解することに追いついていないのではないでしょうか。一口に対応すると言っても、いつもいつも「ベンダーパッチのアップデート」だけなのでしょうか。
本講演は、米国大統領令で示された「SBOM」など、この「脆弱性」対応にまつわる情勢に注意を向けつつ、実際の取り組みに役立つ視点と実践に移すことのできるプラクティスを紹介します。