Upgrade to Pro — share decks privately, control downloads, hide ads and more …

[続・営業向け 誰でも話せるOCI セールストーク] AWSよりOCIの優位性が分からない編(...

[続・営業向け 誰でも話せるOCI セールストーク] AWSよりOCIの優位性が分からない編(2025年11月21日開催)

本セミナーは、OCIの特長やメリットを単に説明するのではなく、お客様の関心や課題にどう結びつけて伝えるかに焦点を当てた、営業向けの実践トレーニングです。
クラウド化検討初期のお客様に対して、興味を引き、具体的な検討に進める“関心喚起型トーク”を軸に、Oracleが現場で行なっているトークの仕方や提案事例を交えてご紹介します。
さらに、他のLearning Pathとの関連性も踏まえながら、どのようにOCIビジネスを立ち上げていけるかの全体像もつかめます。
「OCIをどう話せばよいか分からない」「提案の糸口が見つからない」と感じている営業担当者の皆様に、**明日から使えるストーリーとトークの「型」** をお届けします。

Avatar for oracle4engineer

oracle4engineer PRO

November 25, 2025
Tweet

More Decks by oracle4engineer

Other Decks in Technology

Transcript

  1. Agenda 2 1. Partner Learning Pathの全体感ご紹介 2. OCI 最新トレンドご紹介 3.

    セールストーク実践編 4. 事例紹介 Copyright © 2025 Oracle and/or its affiliates
  2. Oracle Training for Partner Learning Path - FY26 使える! 公開ドキュメント

    600以上の 技術解説スライド 技術資料の ポータル&リンク集 OCI の事例は ここで探せます OCI を触って学べる ハンズオンチュートリアル 開発者のためのポータル 毎週更新 OCI 版の ベストプラクティス 600以上の リファレンスアーキテクチャー 営業/Mrktg 販促/主幹 プリセールス ソリューションSE アカウントSE 構築 SE OCI Expert DB Expert 資格取得者 職種/ロール Foundations Associate Professional 対象 オプション 招待制 凡例 ハンズオン テキスト 技術資料 (活⽤資料集) Speaker Deck 開発者向け セミナー& コミュニティー 事例 リンク集 Well- Architected Framework アーキテク チャーセンター Learning Subscription (無償) Live Class (有償) Self-Paced Subscription (有償) 概要 ⼊⾨解説 スタート アップ セールス トーク ⾒積り Industry Day 売り⽅ 説明の仕⽅ ⾒積り ツール使い⽅ 業種ごとの シナリオ Breakout Session Deep Dive Success Journey Skill Mapping Win Story OCS* ⽅式設計 FY26 注⼒シナリオ 注⼒製品 深堀り 顧客事例 深堀り 他社クラウド 経験者向け 招待制 ワークショップ コンサル 有償メニュー Oracle University 資格 初級 中級 上級 *OCS = Oracle Consulting Service パートナー様向けセミナーのお申し込み・過去のセミナー資料はこちらから!→ https://go.oracle.com/OPN-seminar 4 Copyright © 2025 Oracle and/or its affiliates
  3. Training Path 各コース概要 (1) OCI スタートアップ 形式 : Webinar ⻑さ

    : 1時間 頻度 : Monthly 対象者 : すべての初学者 OCI を初めて学ぶ⽅向けに 1時 間で OCI の特徴と概要をお伝え します。OCI の名前くらいしか知ら ない⽅にお勧めのセミナーです。 OCI ⾒積り 形式 : Webinar ⻑さ : 1時間 頻度 : Monthly 対象者 : すべての初学者 OCI の⾒積もり⽅法を学びます。 OCI の⾒積もりツールの使い⽅、 基礎的なコンポーネントの⾒積もり ⽅法を習得できます。 また、⾒積もりに必要な係数の算 出⽅法・サイジング⽅法・ヒアリング 観点についても解説します。 誰でも話せる OCI セールストー ク 形式 : Webinar ⻑さ : 1時間 頻度 : Monthly 対象者 : 営業、プリセールス OCI の特徴やメリットを顧客に伝 える⽅法を学びます。 また、OCI1stコールのデモ・お客 様の課題をどう聞き出し案件化す るのか︖という点をオラクル営業⽬ 線で解説します。 営業ロール向けにフォーカスしたセミ ナーです。 Industry Day 形式 : Webinar ⻑さ : 1時間 頻度 : Monthly 対象者 : 営業、プリセールス、構築SE それぞれの業界向けに、 OCI (⼀ 部 Oracle SaaS) を業界の業務 に適⽤した場合のシナリオや売り⽅ を学ぶセミナーです。通信、⾦融、 製造が⽤意されています。随時業 界を追加いたします。 初級 5 Copyright © 2025 Oracle and/or its affiliates
  4. Training Path 各コース概要 (2) Breakout Session 形式 : Webinar ⻑さ

    : 1Day 頻度 : 年2回 対象者 : 営業、プリセールス、構築SE OCI のソリューションを各技術領域 に分けて、分かりやすくお伝えしま す。OCI 全体の理解、売り⽅、 OCI のソリューションを理解できる ようになります。 1⽇かけて複数の セッションで構成されています。 Deep Dive 形式 : Webinar ⻑さ : 1Day 頻度 : 年1回 対象者 プリセールス、構築SE OCI を各技術分野ごとに、製品の 概要、仕様、最新情報などプリ セールスの⽅、構築SEの⽅に知っ ておいていただきたい技術情報を 提供します。 今期は製品情報に留まらずユース ケース・訴求ポイントまで深掘ります。 そのままOCIの提案に使っていただ ける内容をお届けするセッションで す。1⽇かけて複数のセッションで構 成されています。 OCI Success Journey 形式 : Webinar ⻑さ : 1h 頻度 :Bi - Monthly 対象者 プリセールス、構築SE OCIの事例を解説するケーススタ ディ型のセミナーです。 OCIの注⽬事例のピックアップ・利 ⽤されているソリューションとベストプ ラクティスへの抽象化を⾏い・提案 ⽅法をお伝えするセッションとなりま す。 主にプリセールス業務にかかわる⽅ 向けに提案ノウハウを伝授いたしま す。 中級 初級 OCI Skill Mapping 形式 : Webinar ⻑さ : 1h 頻度 : Bi - Monthly 対象者 プリセールス、構築SE オンプレミスや他クラウド (AWS/Azure/GCP)に精通し た技術者が、既存の知識をベース にOCIのスキルを効率よく習得でき るよう、サービスや設計思想の対応 関係を整理・⽐較する学習セッショ ンです。 6 Copyright © 2025 Oracle and/or its affiliates
  5. FY26 Learning Path 年間スケジュール 6 7 8 9 10 11

    12 1 2 3 4 5 CY2025 CY2026 Partner Kick Off 7/10 Breakout Session 7/23 Deep Dive 8/5 OCW Las Vegas 10/13-16 OCWT 4 スタート アップ 6/20 スタート アップ セールス トーク ⾒積り Industry Day Success Journey Skill Mapping Win Story スタート アップ 7/17 ⼊⾨ ⾒積り 6/25 スタート アップ 8/22 スタート アップ 9/18 スタート アップ 10/16 スタート アップ 11/14 スタート アップ 12/9 スタート アップ 1/15 スタート アップ 2/13 スタート アップ 3/13 スタート アップ 4/16 スタート アップ 5/22 応⽤ ⾒積り 7/29 ⼊⾨ ⾒積り 8/28 応⽤ ⾒積り 9/24 ⼊⾨ ⾒積り 10/24 応⽤ ⾒積り 11/27 ⼊⾨ ⾒積り 12/23 応⽤ ⾒積り 1/29 ⼊⾨ ⾒積り 2/27 応⽤ ⾒積り 3/24 ⼊⾨ ⾒積り 4/28 応⽤ ⾒積り 5/26 セールス トーク 7/16 セールス トーク 9/19 セールス トーク 10/17 セールス トーク 11/21 セールス トーク 12/19 セールス トーク 1/16 セールス トーク 2/20 セールス トーク 3/19 セールス トーク 4/17 セールス トーク 5/15 ⾦融 9 Apps 共催 11 消費財 1 製造 3 公共 5 Success Journey 9/10 Success Journey 11/12 Success Journey 1/14 Success Journey 3/11 Success Journey 5/13 AWS 8/20 Skill Mapping 10/8 Skill Mapping 12/10 Skill Mapping 2/4 Skill Mapping 4/8 Win Story 6/24 Win Story 9/9 Win Story 12/2 Win Story 3/10 OPN限定 招待制 凡例 Open 7 Copyright © 2025 Oracle and/or its affiliates
  6. OPN限定 FY25 (2024年6⽉ - 2025年5⽉) ORACLE Partner Training for Partner

    セミナー 過去動画リスト 誰でもわかるセールストーク 実施⽇ 資料ダウンロード 動画 5/16 資料 動画 4/18 資料 動画 3/14 資料 動画 2/21 資料 動画 1/24 資料 動画 12/20 資料 動画 11/15 資料 動画 10/17 資料 動画 9/20 資料 動画 8/23 資料 動画 OCI Success Journey 実施⽇ 資料ダウンロード 動画 5/27 資料 動画 4/22 資料 動画 3/25 資料 動画 2/27 資料 動画 1/28 資料 動画 12/19 資料 動画 11/26 資料 動画 10/22 資料 動画 9/25 資料 動画 8/27 資料 動画 Industry Day 実施⽇ 資料ダウンロード 動画 5/26 資料 動画 4/8 資料 動画 3/11 資料 (1)(2)(3) 動画 11/20 資料 動画 10/9 資料 動画 9/10 資料 動画 ⾒積り・⼊⾨シリーズ 実施⽇ タイトル 資料ダウンロード 5/21 ⾒積り 資料 5/9 ⼊⾨ 資料 4/16 ⾒積り 資料 4/4 ⼊⾨ 資料 3/19 ⾒積り 資料/動画 3/7 ⼊⾨ 資料/動画 2/20 ⾒積り 資料 2/7 ⼊⾨ 資料 1/10 OCI⼊⾨/⾒積り ⼊⾨/⾒積り 12/6 OCI⼊⾨/⾒積り ⼊⾨/⾒積り 11/1 OCI⼊⾨/⾒積り ⼊⾨/⾒積り 10/4 OCI⼊⾨/⾒積り ⼊⾨/⾒積り 9/6 ⾒積り 資料 8/2 ⾒積り 資料 イベント 実施⽇ タイトル 資料ダウンロード 動画 10/29 Deep Dive OCVS AI クラウドネイティブ 認証基盤 セキュリティ データベース Autonomous Analytics OCVS AI クラウドネイティブ 認証基盤 セキュリティ データベース Autonomous Analytics 7/26 Breakout Session 全体 クラウドマイグレーション 分散/OCVS/AI データベースモダナイゼーション アナリティクス セキュリティ App/OSS ⾼可⽤性 お知らせ 動画 AM PM 7/5 FY25 OPN Japan Partner Kickoff 資料 (1) (2) (3) (4) (5) 動画 (1) (2) (3) (4) (5) どなたでもダウンロード、視聴できます。 8 Copyright © 2025 Oracle and/or its affiliates
  7. オラクルクラウドの進化 〜多様性と独⾃性の追求〜 3 専⽤クラウド 2 ミッション クリティカル 5 アプリケーション (SaaS)

    4 マルチクラウド 1 AI 業界をリードする Superclusterから 専⽤AIエージェント を備えたアプリまで 包括的なAIを提供 ⻑年の経験を踏ま え、インフラからアプ リまで包括的なミッ ションクリティカル環 境を提供 コンパクトなクラウド 設計により、どこに でも配置でき、⽇ 本のソブリン要件を 満たす仕組 コスト効率性が⾼く、 業界をリードする データベースが様々 なハイパースケーラ で利⽤可能に ミッションクリティカル で、業務毎の専⽤ AIエージェントも組 み込まれたアプリ ケーションスイート 10 Copyright © 2025 Oracle and/or its affiliates
  8. ⽇本における 専⽤クラウドの提供 世界最⾼性能のGPU スーパーコンピュータ提供 世界最⾼性能のGPUスーパーコ ンピュータ、OCI SuperCluster ・世界⼀のFrontierスーパーコン ピュータの3倍、他のハイパースケー ラの6倍

    ・最⼤131,072基のNVIDIA Blackwell GPU、 2.4ゼタFLOPS のピーク性能 名だたるAI企業がOCIを採⽤ Stargate Project 発表 ・ソフトバンク・OpenAI・Oracleが 新会社を設⽴し、⽶国でAIに 5000億ドル(約78兆円)投資 を発表 ⽇本のためのクラウドを提供、お客様のためのAIを推進 マルチクラウドの展開 データ主権、運⽤主権を⽇本 企業が持つクラウド、ソブリン AIを、⽇本パートナー様と提 供 ・野村総合研究所 様 ・富⼠通 様 ・NTTデータ 様 2024年から10年間で、⽇本 のクラウド・コンピューティング とAIに計80億ドル (約1.2兆 円) 超を投資 Japan Operation Centerの開設 お客様の選択肢を広げる、多種 多様な提供体系 ・Oracle Database@Azure ・Oracle Database@Google ・Oracle Database@AWS 全ての展開・運⽤モデルで、同 じデータベーステクノロジーを提 供 ミッションクリティカル におけるOCI採⽤の加速 ミッションクリティカル・システムに 求められる要件をクラウドで実現 ・スケールアウト&アップのシステム 拡張 ・ミッションクリティカルに要する⾼い 耐障害性を実現 ・圧倒的なコストパフォーマンス ・堅牢なセキュリティ機能を 無償/ 低コストで提供 他社クラウドデータベースと⽐較し、 圧倒的なコストパフォーマンス ⽣成AI活⽤の課題を解決する、 マルチモーダルデータプラット フォーム 数百の⽣成AI機能を SaaSに組み込み提供 100以上の⽣成AI機能を組み 込み 50以上のロール毎の専⽤AI エージェントを提供 追加料⾦なしで、AI機能を提供 四半期毎の⾃動アップデートで ⽣成AI機能など最新機能を提 供、ビジネス環境変化に追従 DRサイトやインフラ拡張・増強も 標準価格内で提供 オラクルクラウドの進化 〜多様性と独⾃性の追求〜 11 Copyright © 2025 Oracle and/or its affiliates
  9. マルチクラウドの展開状況 Microsoft Azure Google Cloud AWS Interconnect (相互接続) •東京リージョンで提供中 •東京リージョンで提供中

    •未定 Oracle Database @Azure/Google Cloud/AWS •13リージョンで提供中 •東⽇本リージョンで提供中 •⻄⽇本リージョンで提供予定 (2026年2⽉までを⽬処に 提供予定) •4リージョンで提供中 •東京/⼤阪リージョンで提供 予定(2026年1⽉までを⽬ 処に提供予定) •米国東部提供開始 12 Copyright © 2025 Oracle and/or its affiliates
  10. Oracle Vision and Strategy 「AIを使う企業を⽀援する企業」としてオラクルの⽴ち位置を再定義 AIインフラに対する投資・構想 - テキサス州アビリーン(Abilene)において、45万台以上のNVIDIA GPU を

    備えた巨⼤な AI データセンターを建設中 - 電⼒消費やスケール感を例に出し、「⼈間の脳は約20ワットで動くが、AIクラスタは 何⼗億ワットにもなる」 AIのフェーズ論と今後の⽅向性 - 今は「AI モデルを訓練する時代(Training フェーズ)」だが、これからは 「企業が⾃社データで AI に推論・価値創出させる時代(Reasoning フェーズ)」に - ただ単に⼤きなモデルを作ることよりも、現実世界の課題に応⽤することがこれからの勝負AIと データベース・データプラットフォームの統合 - 新たに Oracle AI Database 26ai を発表。 Oracle Database 23ai と互換性を保ちつつ、 • データをベクトル化してインデックス化する機能(RAG対応) • データベース運⽤管理・アプリケーション開発・分析など各層への AI 機能の統合 - 「Oracle AI Data Platform」では、顧客のプライベートデータを外部に出すことなく、 AI モデルに学習・推論をさせられるようにする構想も⽰す 業界応⽤とユースケース - 医療分野︓Cerner のコードベース再構築、患者モニタリング、⾃動化といった応⽤例 - 農業、環境管理など、産業を跨いだエコシステム全体への AI の適⽤可能性 - セキュリティ、⽣体認証、継続モニタリングなど未来のアプリケーションも⾔及 13 Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 13
  11. お客様との想定問答(例) No 課題 説明 1 クラウド化の動機がない・現状に満⾜している 既存オンプレで問題なく、移⾏の必要性を感じていない 2 Oracle Cloudが選択肢に⼊っていない

    AWS/Azureが前提、OracleはDB専⽤と⾒なされがち 3 クラウド化の判断が社内で進まない 事業部と情シスの利害不⼀致、または経営判断の保留 4 予算が未確保・先送り 試算や検討は進んでいても、予算化されていない 5 セキュリティ・ガバナンスに不安がある ISMAP、ログ保持、運⽤体制への懸念など 6 ⾃社での運⽤体制がない・構築が難しい 専任担当が不在、クラウドに不慣れな組織⽂化 7 他社クラウドにすでに満⾜している 他社クラウド上での実績や連携資産が多い 8 OCIをどう使えるか営業が分かっていない IaaSとしての全体像・訴求ポイントが曖昧 9 顧客課題を深掘りできない ヒアリング⼒不⾜で課題の⾔語化ができない 10 OCI技術者・体制が不⾜している Azure/GCP中⼼でOCI構成・運⽤に不慣れ 11 ⾒積や構成に時間がかかる/定型がない 構成テンプレ・PoCのたたき台がなく、対応に⼿間 12 OCIの成功体験・実績が社内にない 導⼊実績がなく、顧客へ安⼼感を与えられない 13 商流・主担当が明確でない 営業/技術/コンサルなど、誰が主導か曖昧 14 構成検討に時間がかかり商機を逸する 技術⾯の遅れで競合に負ける・失注する 15 TCOやROIの優位性が伝わらない クラウドの費⽤対効果を⽰す根拠が不⾜している 16 移⾏リスクへの懸念で導⼊を躊躇される ダウンタイム、性能低下、依存サービスの影響など 前回実施 16 Copyright © 2025 Oracle and/or its affiliates
  12. 登場⼈物 状況設定 17 ▪あなたのお⽴場 ・IT企業 B社に勤める営業 佐藤さん。勤続年数5年 ・A社は今年4⽉から担当し、⽥中部⻑とは先⽇初めてご挨拶を⾏った程度。今回は2回⽬の 訪問となる ・A社との取引は過去少し実績あり

    ・前回のご挨拶時に、基幹システム(⽣産、在庫、販売など)はオンプレミスで運⽤しており、⼈ 事(Workday)・給与システム(国産パッケージ on AWS)はクラウド化していることをヒアリン グしている ▪お客様企業情報 ・某製造業 A社 売上規模約5,000億円 ▪ご⾯会者 ・IT部⾨ 部⻑ ⽥中さん ・IT部⾨は4つの課があり、100名所属 ・頭の中では、競合他社が⾃社システムをクラウド化が進んでいるのは気になっている Copyright © 2025 Oracle and/or its affiliates
  13. その1︓「技術的な内容でも分かりやすくお伝えする」 早速ですが、前回ご⽤命頂きました概算⾒積もりを お持ちしました。 弊社試算ですが、OCIにクラウドリフトすることにより、 現⾏システムより40%ほどのコスト削減効果が⾒込 めます。 確かにこれだけ⾒ても、OCIにするとコストが下がるよ うですね。 ただ、他社クラウドでも同じくらい下がるのなら、特に OCIにするメリットも感じないのは正直なところです

    ね。 AWSさんやAzureと⽐べても、OCIの⽅がコストが掛 からないのは事例としてもたくさんありますし、AWSか ら移⾏してコスト削減した事例もあります。 なぜ他社と⽐べて安いのですか︖ 簡単にご説明しますと・・・・。 AWSよりOCIの優位性が分からない 20 Copyright © 2025 Oracle and/or its affiliates
  14. フレキシブルな価格体系 1 4 8 2 16 32 4GB 8GB 16GB

    32GB 64GB メモリ コア 4,032 44TB ExaDB-Dの最⼤容量 (126コア x 32 Database Server) ⼀般的な パブリッククラウド OCI 1コア 単位 1GB 単位 • 実際に必要な分のリソースを1コア/1GB単位で指定可能 • コンピュート: • 1 - 64コア(AMD)/1-32コア(Intel)、 • 1 - 1024GB(AMD)/512GB(Intel)メモリ • 再起動なしでブロックI/O性能を変更 (オートスケールも可能) • ExaDB-D: 4,032コア x 44TBまでスケールアップ • 動的なリソース増減、オートスケールも可能 真のElasticity (伸縮⾃在性)と業界随⼀の拡張性 AWS の インスタンス タイプ 低価格かつ無駄のない⽀出 必要なスペックだけ契約でき る価格体系 21 Copyright © 2025 Oracle and/or its affiliates
  15. データセンター・アーキテクチャ 〜⼤は⼩を兼ねない〜 ⾼効率・⾼密度なコンパクト・データセンター 少ない種類の汎⽤的なリソース・プールで構成 同⼀リソース・プールからより多くのサービスを提供 コンピュート プール ストレージ プール Exadata

    プール 例) E4(AMD)コンピュート・ラックから提供されるサービスの例 • ベアメタル・サーバー • 仮想マシン(IaaS) • VMwareソリューション (OCVS) • Base DB (Oracle DBaaS) • Heatwave MySQL (DBaaS) • コンテナ・インスタンス • Kubernetes Engine … コントロール プレーン 低遅延・ノンブロッキング フラット・ネットワーク コントール・ プレーンも コンパクト E4 コンパクトなデータセンター • リージョン展開の期間を短縮できる • 新規サービスのグローバル同時展開 • 待機リソースの最⼩化および電⼒消費量低減 • 結果、低価格でサービスを提供 お客様/パートナー のデータセンター 専⽤リージョンの実現 • Dedicated Region Cloud@Customer (DRCC) • 最低12ラックでリージョン展開を実現 • OCIのフル・サービスを提供 • パブリック・リージョンと同じ価格・サブスクリプションで利⽤可能 • オラクルがリモート運⽤管理 • Oracle Alloy • パートナーと共同で運⽤ DRCC/ Oracle Alloy コンパクトなデータセンターでク ラウドを提供しているのがOCI の低価格の理由です 22 Copyright © 2025 Oracle and/or its affiliates
  16. 他に類をみないコストパフォーマンス Oracle の強み Oracle 他社クラウド ü 同⼀リソースを低価格 で提供 ü CPU/メモリを柔軟に選

    択可能 (フレキシブル・ シェイプ) ¥57.04/時 Compute (VM.Standard.E5; 16vCPU, 64GB, Linux) ¥173.6868/時 仮想マシン (16vCPU, 64GB, Linux) ü 他社標準ストレージ価 格で、⾼性能ストレー ジを提供 ü 性能に対するSLAあり ¥6,588/⽉ Block Volume (1TB, 25K IOPS) ¥288,840/⽉ ブロック・ストレージ (1TB, 25K IOPS) ü AD間無償 ü 10TB/⽉まで無償 ü 閉域網接続時はデータ 転送無償 ¥24,506/⽉ FastConnect (1Gbps, 100TB) *閉域網接続 ¥625,246/⽉ 接続サービス (1Gbps, 100TB) *閉域網接続 Compute Storage Network ¥ 67% 低価格 ¥ 98% 低価格 ¥ 96% 低価格 Compute: 同⼀リソースを低価格で提供、⾼い柔軟性 (フレキシブル・シェイプ) Storage/Network: トランザクションやデータ転送量による料⾦変動を低減する料⾦体系 * as of September 2024, Tokyo Region, 他社クラウドは1$=145円で計算 利⽤頻度の⾼いサービス3つ全てで低価格を実現 23 Copyright © 2025 Oracle and/or its affiliates
  17. 0 50 100 150 200 250 300 0 2 4

    6 8 10 12 14 16 18 20 千円/月 送信データ(TB/月) Oracle 他社 オラクルは圧倒的低価格 ⾒落とされがちな、クラウドから外部へのデータ転送コスト ポイント1︓ 毎⽉最初の10TBまで無償 (他社では100GBまで) ポイント2︓ 単価が安価 (3円/GB) (他社の1/3-1/4) ポイント3︓ 閉域網接続では課⾦なし (接続ポート料⾦のみ) 100GBまで無償 10TBまで無償 ¥10-14/GB ¥3/GB 外部へ(アウトバウンド通信)のデータ転送コスト Network 他社クラウドでは⽉々の請求 が⾼額になるケースも。 コスト予測がしやすいのはOCI の特徴。 24 Copyright © 2025 Oracle and/or its affiliates
  18. パブリック・クラウド アーキテクチャ: Generation 2 の設計ポリシー 27 第⼀世代型パブリック・クラウド • スケールアウト型の新規アプリケーションの構築に最適 化

    (弾⼒性、柔軟性、従量課⾦) • 従来型アプリケーションは再構築やアーキテクチャの変 更が必要 • 2010年代の技術で構築されている • パフォーマンス、セキュリティ、移⾏オプションは後付け 第⼆世代型パブリック・クラウド • クラウド・ネイティブの新規アプリケーションの構築による メリットを提供 • スケールアップ型のミッション・クリティカルなワークロード でもクラウドのメリットを享受 • 最新の技術に基づいて構築 • パフォーマンス、セキュリティ、可⽤性はデフォルト • データ主権、地政学的リスクを考慮した展開 • 分散クラウド、マルチ・クラウド環境 2006 2008 2010 2014 2021 2019 2018 2011 2016 2014 Tokyo Tokyo/Osaka Tokyo Osaka (Local) Osaka Osaka ハイパースケーラー各社の ⽇本市場でのリージョン展開年表 Generation 1 Generation 2 2016 2019 2020 Osaka Tokyo ミッション・クリティカル・ワークロードに対応すべく、弊社はクラウド基盤を⼀から作り直しました Copyright © 2025 Oracle and/or its affiliates
  19. 28 ⾼パフォーマンスを実現するデータセンタ内部構造 階層型と Leaf & Spine型のデータセンタアーキテクチャの違い ・利⽤するサービスが稼働するハードウェアどうしの 物理的距離に伴い、ネットワーク遅延が発⽣ ・ハードウェアのロケーションは指定できないため、 ユーザによっては必要以上のインスタンスを作成し、

    相互にpingを打ち合い、⼀番早かった組合せのみ 残すという運⽤を実施 ・ノイジーネイバー問題が発⽣(ボトルネック) ・ハードウェアどうしの物理的距離に依存せず パフォーマンスを発揮するフラット・ネットワーク (インスタンス間を全て2Hopで接続) ・「オンプレミスの基幹システムでOracle DBを 利⽤しているユーザが、パフォーマンスを落とさず 移⾏できるクラウド」としてIaaS全体を設計 ・ノイジーネイバー問題発⽣なし OCIは低遅延なネットワーク 構造を採⽤しているので、 処理性能が⾼いです Copyright © 2025 Oracle and/or its affiliates
  20. 驚異的なパフォーマンスを実現するRemote Direct Memory Access (RDMA) RDMA • OSやCPUを関与させずに、直接リモートのコンピュータのメモリーへのアクセスを可能にする技術 • ネットワーク・カードは、追加のコピーやバッファリングなしに⾮常に短い待機時間でメモリーに直接読み書き

    RDMAはExadataに不可⽋な要素 • ⼤規模なデータ転送のための⾼スループットおよび低CPU使⽤率 • 独⾃のDirect-to-Wireプロトコルにより、ノード間OLTPクラスタ・メッセージングが3倍⾼速化 • ノード間のトランザクションを調整するための独⾃のRDMAプロトコル Exadata Storage Server RDMA Exadata Database Server RDMA Exadata Database Server RDMA 29 ⼤容量で低レイテンシのランダムI/O⽤にチューニングされた、⾰新的で最新のテクノロジ • 100 Gb/s RDMA over Converged Ethernet (RoCE) ネットワーク・ファブリック ⾼可⽤性に必要なRACを 実現できるのはOCIのみ Copyright © 2025 Oracle and/or its affiliates
  21. ヒアリングのポイント 30 ▪全ての質問を持ち帰るのではなく、その場で対応できる準備をする お客様訪問の場では様々な質問が来ますが、なるべくその場で対応する・回答するということは、お客様の⼼象 も良くなると考えます。「この営業さん、よく勉強している」、「この営業さん、信⽤できそう」などトークのテクニックとは違 いますが、商談の場では重要な要素だと考えます。 そのため、製品や技術的な知識というものも、営業さんが把握しておくのもベターでしょう。 特に「OCIの何が良いの︖」「他社との違いは︖」という質問は⼀般的によくなされます。 「Real Application

    Clustersを使っているユーザであれば、OCI⼀択」 「他のハイパースケールへライセンスをBYOLする場合、同⼀スペックでライセンスが倍必要」 「AWSよりOCIの⽅がディザスタリカバリ構成を簡単に構築できる」 など、分かりやすいポイントは前提知識として押さえておきましょう。 ただ余り異なった回答はしてはいけないため、困った時・分からない時は「持ち帰らせて下さい」と、正直にお伝え することも⼤事です。 AWSよりOCIの優位性が分からない Copyright © 2025 Oracle and/or its affiliates
  22. その3︓「⾃社✖OCIの強みをアピールする」 Oracle Databaseは30年の実績があります。クラウ ドはAWSも出がけていますが、 ここ数年はOCIビジ ネスも⼒を⼊れていて、弊社が出しているOCI事例も あります。 ところで御社はOCIの取り扱い実績はどうですか︖ OCIに特化した構築サービスメニューも揃えてます。 分かりました。第⼀候補としてOCIでの導⼊検討を⾏い

    ますので、ご提案をお願いします。 あと、念の為AWSでのコスト⽐較もお願いします。 はい、弊社がオラクル社に替わって⼀次サポート出来 るようにサポートセンター専任組織もあり、運⽤のご ⽀援も致します。 AWSよりOCIの優位性が分からない 運⽤やサポート体制はどうですか︖ 31 Copyright © 2025 Oracle and/or its affiliates
  23. ヒアリングのポイント 32 ▪⾃社✖OCIの強みをアピールする ・OCIやOracle製品の取り扱い実績・年数 ・実案件/プロジェクトの事例紹介 ・エンジニアの⼈数/資格保有者数 ・Top Partner Engineersの表彰 ・構築サービスメニュー

    ・運⽤サービスメニュー ・費⽤感 など プロジェクトの開始からカットオーバー、その後の運⽤保守までもサポート出来るCapabilityがあれば、 お客様の安⼼感につながるのでお伝えしましょう。 AWSよりOCIの優位性が分からない Copyright © 2025 Oracle and/or its affiliates
  24. 広がる Oracle Cloud Infrastructure(OCI)の採⽤ レガシーモダナイゼーションによる基幹システムのレジリエンス向上 OCIで基幹システムの ⼤規模モダナイゼーション を推進 KDDI 様

    学校向け事業を⽀援する システム群のクラウド移⾏ においてOCIを採⽤ ベネッセ 様 中古⾞オークション業務 基幹システムをOCIに集約 トヨタユーゼック 様 PAYCIERGEのプリペイド・ カード、デビッド・カードの 決済ソリューション基盤として Oracle Exadata Cloud@Customerを導⼊ TIS 様 パナソニックグループ全社 向け社内システムのクラウ ドデータベース基盤として OCIを採⽤ パナソニック インフォメーション システムズ 様 社内6,000名が活⽤する 営業⽀援システム基盤を OCIで刷新 第⼀三共 様 全国1,400店舗の運営業 務を担うストア・コンピュー ター基盤にOCIを採⽤ サンドラッグ 様 全社員約10,000⼈が利⽤ する営業情報システムに Oracle Exadata Database Serviceを採⽤ SMBC⽇興証券 様 全社的なデータ利活⽤基盤 をOracle Autonomous Databaseで刷新 ⼤阪ガス 様 ⼤和証券のグローバルマー ケット部⾨向け受発注分析 基盤をOracle Autonomous Data Warehouseで刷新 ⼤和総研 様 全社デジタル・トランス フォーメーションを⽀援する ⼤規模基幹システム基盤 をOCIで刷新 ⽇⽴建機 様 OCIでデータドリブンな 営業活動を推進 伊藤園 様 34 Copyright © 2025 Oracle and/or its affiliates
  25. ミッションクリティカル・システム領域におけるコスト構造の変⾰へ貢献 ミッションクリティカル・システム領域で進む、OCIの採⽤ 35 50% コスト削減 リコー 様 オンプレミスの既存環境と⽐較して 30億円/年 コスト削減

    三井住友銀⾏ 様 ホストの廃⽌やOCI採⽤により 60% CPU削減 ベネッセコーポレーション 様 オンプレミスの既存環境と⽐較して 30% コスト削減 ⼤⽇本印刷 様 オンプレミスの既存環境と⽐較して 30% コスト削減 三井不動産 様 オンプレミスの既存環境と⽐較して 30% コスト削減 京王百貨店 様 他社クラウドと⽐較して 50% コスト削減 マツダ 様 オンプレミスの既存環境と⽐較して 90% コスト削減 アルペン 様 オンプレミスの既存環境と⽐較して プレスリリース他より抜粋、作成 80% コスト削減 マイネット 様 他社クラウドと⽐較して 44% コスト削減 三越伊勢丹 様 オンプレミスの既存環境と⽐較して 95% コスト削減 NTTドコモ 様 オンプレミスの既存環境と⽐較して Copyright © 2025 Oracle and/or its affiliates
  26. • チケット販売サービスにおけるアクセスピーク時の性能と可⽤ 性・安定性が実現可能なインフラ環境 • Exadata Cloud Service • 数万アクセスのリクエストを処理できる •

    繁忙期や閑散期に合わせてリソース使⽤量を調整することでコスト 最適化を図れる • 「Oracle Real Application Clusters」による⾼い可⽤性、安定 性、およびOCIによる⾼度なセキュリティ機能も評価 • Oracle Cloud Infrastructure GoldenGate • 「Oracle GoldenGate」のテクノロジーを従量課⾦制のクラウド・ サービスとして利⽤可能であり、「Oracle Database」との親和性が ⾼く、停⽌時間を極⼩化したデータ移⾏を実現 ぴあ 様 36 チケッティング・ビジネスを⽀える 基幹システムのデータベース環境に Oracle Cloud Infrastructureを選定 Copyright © 2025 Oracle and/or its affiliates
  27. OCI-Tokyo OCI導⼊経緯 • 2018年にクラウド化を検討するも、他社クラウ ドでは要件を満たせずデータベース基盤だけは オンプレミスを継続 • データベース基盤のEOL対応を契機に2021 年からOCIを検討 主な構成ポイント

    • ExaDB-D (ExaCS)による性能、可⽤性 (RAC) • Active&Standby構成による可⽤性 • Active Data Guardによるデータ保護 • OCIによるセキュリティ マルチクラウド構成の検討ポイント • ネットワーク遅延にセンシティブなワークロード はExaDB-Dに近接させるためにOCIに展開 導⼊効果 • データベース・サーバーのキャパシティ計画が ピーク性能に基づくサイジングから、負荷に応じ たオートスケールになりコストを最適化 顧客事例︓ぴあ株式会社様 Active Data Guard コアDB (本番Stanby) Object Storage バックアップ OCI-Osaka レプリケーション On-Premise AWS Azure バッチサーバ コアDB (本番Active) Object Storage バックアップ FastConnect Web/フロントAP バックエンドAP Web/フロントAP • 顧客情報 • 精算情報 • 興⾏情報 • 分析情報 バックエンドAP ExaDB-D Oracle Database 19c フロント・エンド業務 • チケット ぴあ • 販売フロント • ポイント バック・エンド業務 • 興⾏管理 • 発売管理 • 申込管理 • Cloak • コンビニ フロント • 社内連携 • 在庫管理 • 会場管理 • ⼊⾦管理 OCI Golden Gateによる移⾏ Oracle Database 12c (RAC) RAC: Real Application Clusters • 他社クラウドでは移⾏が困難なDBシステムをOCIにリフト • マルチクラウドによる適材適所のシステム配置 • 負荷に応じたオートスケールによるコストの最適化 37 Copyright © 2025 Oracle and/or its affiliates
  28. システム概要 • 約2万社の広告を約300万のサイトに24時間365⽇配信 するアフィリエイト・ネットワークサービス「A8.net」のデータベー ス基盤。億単位のレコードを持つテーブルが複数あり、1⽇ 数百万件の処理を⾏う • 従来はAmazon RDS for

    Oracle(Standard Edition)で 稼働していたが、性能や拡張性の⾯で課題があった 導⼊効果 • お客様のコメント︓ 「Autonomous Database=究極のデータベース」 • Exadataを基盤とした、性能、可⽤性、およびセキュリティに 優れたデータベース • サービスを⽌めずにリソースの増減が可能な拡張性があり、インフラ の⼼配は不要に • ⾃動化により、少ないリソースや⼯数での運⽤や監視が可能に • Standard Editionを卒業 • 既存のSEライセンスを持ち込むことでコストを低減しながら、 Exadata/Enterprise Editionの機能を活⽤可能に データを駆使し広告効果を最⼤化するシステム基盤にOracle Autonomous Databaseを採⽤ 顧客事例︓ファンコミュニケーションズ様 https://www.oracle.com/jp/corporate/pressrelease/jp20191023.html システム構成イメージ 利⽤サービス・製品 • Oracle Autonomous Transaction Processing • HeatWave MySQL (別システムの分析基盤で利⽤) HeatWave MySQL 38 Copyright © 2025 Oracle and/or its affiliates
  29. オンラインゲーム「刻のイシュタリア」運営基盤に採⽤ 株式会社マイネット • オンラインゲームの運営に特化したゲームサービス事業を主 ⼒事業とし、36ゲームタイトルを運営 • ゲームタイトルごとの特性を⾒極め、それぞれのタイトルが必 要とする機能や性能を備えたクラウド・インフラの選定を⾏う 従来の課題 •

    「刻のイシュタリア」の特性として、最⼤20対20でプレイヤー 同⼠が戦うギルドバトルと呼ばれるシステムがあり、バトル中 には各ユーザーが持つデータが極めて短い間隔で書き換えら れることになるため、⾼いI/O性能がインフラに求められてい た 導⼊効果 • 安定稼働を維持しつつ、移管前に利⽤していたパブリックク ラウドと⽐較して65%のコスト削減を実現 • 処理性能においては、従来は約1時間を要していたバッチ処 理が約10分間で完了 システム構成イメージ 利⽤サービス • Compute, Block Storage, Object Storage, Load Balancing 顧客事例︓マイネット様 https://www.oracle.com/jp/corporate/pressrelease/jp20191205.html 39 Copyright © 2025 Oracle and/or its affiliates
  30. PaaS (DB Standard Edition, ライセンス込みの従量課⾦) OCI 他社クラウド 仮想マシン (Web) 15,416円

    VM.Standard.E4 (Linux, 4vCPU, 16GB) 46,497円 仮想マシン(Linux, 4vCPU, 16GB) データベース・サービス 44,789円 (4vCPU, 32GB) 115,826円 (4vCPU, 32GB) ブロックストレージ 5,950円 Block Volume (1TB, 25,000 IOPS) 13,440円 ブロックストレージ (1TB, 3,000 IOPS) ロードバランサー 2,219円 (100Mbps, 処理量課⾦無し) 2,531円 (処理量課⾦が別途必 要) 合計 (⽉額) 68,374円 (-62%) 178,294円 サポート 含む 別途必要 商⽤Linux 無償 別途必要 データ転送料 別途必要 (10TB無償) 別途必要 (100GB無償) OCIのコストパフォーマンス︓他社クラウドとの⽐較 * ⾚字は価格以外のOCIのメリット • 仮想マシン (Web) * 2 • データベース・サービス (PaaS) • ブロックストレージ • ロードバランサー 40 Copyright © 2025 Oracle and/or its affiliates
  31. データ・ドリブンの実現に向け⾃然⾔語によるデータ抽出業務の効率化を検証。ユーザー部⾨による業務利⽤を⽬指す。 会社概要 • SOMPOグループの戦略的IT企業としてグループ全体のIT戦略を担い、 保険業 務の多岐にわたるシステムの開発・運⽤・保守を最先端のITソリューションで実 現。 「⾃然⾔語によるデータ検索」検証の背景 • ⾦融機関を取り巻く環境の変化から、データ活⽤の重要性がこれまで以上に経

    営課題となっていた。⼀⽅でユーザー部⾨はデータ活⽤のために「SQL作成〜 データ取得」をSOMPOシステムズに依頼しており、そのためのコストと時間がか かっている点が課題認識されていた。 • ⾃然⾔語によりデータ検索によって、ユーザー部⾨の「データの⺠主化」が促進さ れ、業務効率化と意思決定のスピードアップを図ることが⽬的であった。 • OCIには情報系システムとして顧客・保険契約情報が保管されており、OCIの技 術を使って容易なデータアクセスとユーザーによるデータ活⽤が求められた。 評価結果 1.Select AIによる構造化データの検索・集計を効率化 • 「⽀払額が多い代理店上位10社を教えて」など業務ユースケースとして想定される 問合せに、SQLスキルが無くても容易にデータアクセスが可能になることを評価。 • 回答精度を⾼める⽅法として、AIがデータの意味を正しく理解するためにメタデー タ(データカタログ)整備が重要。 2.AI Vector Searchによる⾮構造化データの回答作成を効率化 • 契約内容の問合せなど、過去に照会のあった問合せを基にRAG実装したベクトル 化データを活⽤。データ⾃体の整備(Excelデータの場合は不要な改⾏の削除など) を⾏うことで精度が⾼まり、正しい結果を得られることを確認した。 システム構成イメージ 利⽤サービス・製品 • Oracle Autonomous Database • Select AI機能 • AI Vector Search機能 • Oracle APEX (UI開発) 顧客事例︓SOMPOシステムズ 様 Oracle APEX Autonomous Database ⾮構造データ (PDF、Wordなどのマニュアル) - SQLの⽣成 - ⽂書のベクトル化 問いのベクトル化 ⽣成AIモデル 基幹システム等 (契約情報など) ⽇本語問合せ 結果 SQL⽣成 41 Copyright © 2025 Oracle and/or its affiliates | Authorized OPN Partner Only
  32. 本⽇のサマリ 42 ▪ Partner Learning Pathの全体感ご紹介 - 職種ごとスキルレベルに応じたセミナーを整備 ▪ OCI

    最新トレンドご紹介 - ミッションクリティカルシステムにおけるOCI採⽤の加速 - マルチクラウド戦略 - 包括的なAI ▪セールストーク実践編 - 技術的な内容でも分かりやすくお伝えする - 全ての質問を持ち帰るのではなく、その場で対応できる準備をする - ⾃社✖OCIの強みをアピールする ▪事例紹介 - コスト構造の変⾰・コストオーバーランしないOCIの仕組み - オンプレミスを安全に短期間でクラウドリフト - ミッションクリティカルシステムが求める性能要件に寄与(特にDatabase) Copyright © 2025 Oracle and/or its affiliates
  33. ミッション・クリティカル・システムの Cloud Lift によるコスト削減イメージ HW 保守コスト SW 保守コスト アプリ 機能追加・改修

    コスト データセンター コスト 運⽤コスト SW 保守コスト アプリ 機能追加・改修 コスト Cloud (IaaS + PaaS) コスト 運⽤コスト SW 保守コスト アプリ 機能追加・改修 コスト Cloud (IaaS + PaaS) コスト 運⽤コスト オンプレミス クラウド化に伴う 改修コスト クラウド化に伴う 改修コスト 他社クラウド OCI Cloud Lift OCI への Cloud Lift の特⻑ • Cloud コスト削減が可能 - サービス単価が低価格 - 必要なリソースのみ利⽤可能 - ネットワーク・アウトバウンド費⽤が無償(低価格) - セキュリティなど標準(追加コストなし)機能が豊富 • Cloud へのスイッチング・コストが少ない - ミッション・クリティカル特性のクラウド・リフトを考慮し たアーキテクチャのため、アーキテクチャ変更・それに 伴うプログラム改修コスト・テスト⼯数にかかるコス トが安価 - アーキテクチャ変更に伴うリスク(コスト、品質、スケ ジュール)も少ない 47 Copyright © 2025 Oracle and/or its affiliates
  34. OCIの利⽤に対してリワードを獲得し、 それを使⽤してサポートの⽀払いを⾏うことができます 対象のお客様 • 新たにOCIを契約(Annual Flex)いただいた、Tech License サポートを利⽤されているすべてのお客様 リワード獲得 •

    OCIの利⽤額に基づいて毎⽉獲得 • Overage(利⽤超過)分も対象 リワード率 • ULA契約のお客様︓33% • 通常サポート契約のお客様︓25% ご参考)Oracle Support Rewards 通常のサポート契約をされているお客様はOCIの利⽤に対 して25%のリワードを獲得 25% Unlimited License Agreements (ULA)を契約されてい るお客様はOCIの利⽤に対して33%のリワードを獲得 33% 48 Copyright © 2025 Oracle and/or its affiliates
  35. OCI活⽤によるオラクル関連コストの低減例 1.OCI活⽤による運⽤コスト削減 + 2.OSR適⽤ による既存保守コスト削減 49 ! " # $

    関 連 ' ( ) ! " # $ % PaaS 化 ︵ OCI ( ) * + , ︶ ⽣産管理システムの クラウド化による低減 . / 0 1 継 続 OCI 利 ⽤ # $ % 保 守 低 減 購買管理システムの クラウド化による低減 ⼀般会計システムの クラウド化による低減 OC 利 ⽤ # $ % 保 守 低 減 OC 利 ⽤ # $ % 保 守 低 減 BI ツール 新規領域での OCI利⽤ Cloud システム OnP システム ⽣産管理 購買 管理 ⼀般 会計 MES 特許管理 ⼈事管理 ⽣産管理 購買 管理 ⼀般 会計 MES 特許管理 ⼈事管理 ⽣産管理 購買 管理 ⼀般 会計 MES 特許管理 ⼈事管理 ⽣産管理 購買 管理 ⼀般会計 MES 特許管理 ⼈事管理 ⽣産管理 購買 管理 ⼀般会計 MES 特許管理 ⼈事管理 設備 管理 新規領域での OCI利⽤ OCI利⽤に よる保守低減 OCI利⽤に よる保守低減 1. OCI活⽤による運⽤ コスト削減効果 2. OCI利⽤による 既存保守コスト削減効果 =Oracle Support Rewards (OSR) ! " # $ 関 連 ' ( ) 例︓OCIを2億円ご利⽤の場合、 5,000万円の保守コスト低減が可能に 25 % 25 % 25 % 25 % 25 % Copyright © 2025 Oracle and/or its affiliates