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【Oracle Cloud ウェビナー】基幹システムのクラウド化は可能か?失敗しないための検討...

【Oracle Cloud ウェビナー】基幹システムのクラウド化は可能か?失敗しないための検討ポイントと規模別事例をご紹介

Oracle Cloud ウェビナーシリーズ情報: https://oracle.com/goto/ocws-jp
セッション動画: https://go.oracle.com/ocws-jp-ondemand

oracle4engineer

August 21, 2024
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  1. 75% 25% クラウド オンプレミス お客様のシステム環境では、オンプレミス型システムが未だに主役の状況 情報システムの約60%はオンプレミスとして稼働しており、その⼤部分がミッション・クリティカルなシステム • 多くのミッション・クリティカル・システムは、その構造が 複雑であり、運⽤コストが依然として⾼い状況です 経営・企業変⾰を推進するうえで、スピードを鈍らせる

    要因の⼀つであると多くのお客様が感じています • ミッション・クリティカル・システム(基幹システム)は より厳しい⾮機能要件を満たす必要があります - サービス・レベル - 可⽤性、処理性能、拡張性、管理性 - セキュリティ、コンプライアンス、データ主権 - 各国の法律や規則への対応 ミッション・ クリティカル・ システム 周辺 システム 20% 80% 64% 36% 企業システム 60% システム展開モデル 引⽤ - * IDC, Ovum, Logic Monitor Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 4
  2. クラウド移⾏により実現したIT戦略と⽬標 基幹システムのクラウド移⾏事例 ⼤規模基幹システムをOracle Cloud Infrastructureに全 ⾯移⾏ エディオン様 チケッティング・ビジネスを⽀え る基幹システムのデータベース 環境にOracle

    Cloud Infrastructureを選定 ぴあ様 ⼩売業向け販売管理システム 提供基盤をOracle Cloud Infrastructureで構築し、性 能および信頼性を向上 NECネクサソリューションズ様 カスタマー・リレーション強化の 中核を担うデータ分析基盤を Oracle Cloud Infrastructureで刷新 ファンケル様 スピード経営に対応できる 柔軟性/可⽤性向上、内製化 ビジネス変化に対応できる 柔軟性の獲得 提供するサービスの品質向上と⾃動 化による運⽤コストの低減 顧客リレーション強化に向けたデータ増 ⼤に対応できる柔軟性の獲得 IT戦略や⽬標を達成する⼿段として、 結果的にクラウド移⾏を選択されている Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 9
  3. 増⼤するクラウド⽀出は 今や企業の最重要課題 オンプレミスの⾮効率性をクラウドに移し ただけなのか︖ Read the full report [最新の調査レポート] 今後1年間で、どのような取り組みを進める予定ですか︖

    Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 10 クラウド移⾏を選択する際には、IT戦略や ⽬標を設定した上で、適切なポイントに 基づいて検討を⾏うことが重要
  4. クラウド移⾏プロジェクトの全体像 構想フェーズ 計画・準備フェーズ 実⾏フェーズ 運⽤フェーズ 現⾏テクニカルアーキテクチャ分析 ソリューション PJ管理 組織 要望・課題整理

    ⽅針策定 全体構想策定 技術動向調査 /RFI作成 RFP作成 プロジェクト実⾏計画 実⾏・運⽤体制検討 IT⽅針/統制ルール検討 要件定義 プロジェクト 管理計画 品質管理計画 育成計画/実施 統制モニタリング計画/実施 設計 移⾏計画 テスト計画 プロジェクト管理/推進 切替 稼働後分析 維持保守・改善 システム運⽤ プロジェクト終結 育成/COE(継続) 効果測定/改善計画・実⾏ 次期計画 移⾏戦略策定 次期テクニカルアーキテクチャ策定 フィージビリティ評価 実機検証 構築 テスト 移⾏設計 移⾏テスト 移⾏ リハーサル 運⽤設計 運⽤構築 運⽤テスト 予算計画/調達計画 予算管理/調達管理 COE計画/実施 運⽤体制計画/実施 運⽤移管 運⽤計画 基本設計 本セミナーでは「計画・準備フェーズ」において、アーキテク チャやソリューションを評価・選定する際に参考にしていた だく情報をお伝えします Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 11
  5. オンプレミスの基幹システムでよくある課題 レスポンス が遅い 障害対策が できていない 複雑で管理 が⼤変 セキュリティ 対策ができ ていない

    機械学習など最新技術を取り⼊ れられていない 維持管理にコ ストがかかる Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 12
  6. オンプレミス クラウド (理想) 初期投資と維持コスト 導⼊時に、ピーク時に合わせた調達が必 要=余剰リソースが発⽣ 段階的に拡張が可能 リソース不⾜時の対応 HW, SWの調達が必要

    ⼀度増やしたリソースは減らせない 従量制で増減に対応可能 運⽤管理 IT部⾨が維持管理を⾏う 性能問題への対応には専⾨家が必要 クラウドベンダーが⼀定の維持管理を⾏う 障害・災害対策 様々な障害・災害への対策を導⼊し、管 理していくことが必要 ⾃動的な障害・災害への対策が⾏われる セキュリティ対策 様々なセキュリティ対策を導⼊し、管理し ていくことが必要 ⾃動的なセキュリティ対策が⾏われる 最新ハードウェアへの⼊れ替え ⼤規模な投資を伴う ユーザが意識せず、最新のハードウェアへの ⼊れ替えが⾏われる 最新技術への対応 SWアップグレードや追加ソフトウェアの導⼊ が必要 ⾃動的にSWアップグレードや機能拡張が 随時⾏われる オンプレミスとクラウドの⽐較 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 13 各クラウドやサービス毎に、こうした”理想” が実現できるかは異なるため、適切なポ イントに基づいて検討を⾏うことが重要
  7. ポイント 内容 システムを⼤幅に変更することなく移⾏ができるか • 移⾏に際して、いかにマネージド・サービスを活⽤できるかが重要 • 移⾏コストを踏まえた上で、クラウド移⾏の検討を進めていく 本当に柔軟性があるか • どういう単位で拡張・縮⼩ができるのか、2倍単位(1→2→4→8…)ではない

    か • サービスに影響を与えずにリソースの増減が可能か 運⽤管理は完全に任せられるか • 本当にDBA(データベース管理者)は不要になるのか • 導⼊後、データ量や検索内容の変化に合わせて、チューニングは必要に ならないのか セキュリティ対策は万全か • 暗号化やセキュリティパッチの⾃動適⽤は当たり前 • あらゆるケースに備えて、重要なデータをどのように守る仕組みが実装され ているか 隠れたコストはないか • クラウドならではのデータ転送コストには注意 • 為替変動リスクはないか 基幹システムのクラウド移⾏において、検討するべきポイント Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 14
  8. マネージド・サービス活⽤の重要性 • IaaSへの単純移⾏では、クラウドのメリットは⼗分享 受できない 移⾏コストを考慮する重要性 • 時間・コスト・リスク等の考慮 1. システムを⼤幅に変更することなく移⾏ができるか =システムを効率的かつ確実に移⾏し、最⼤のメリットである柔軟性を獲得できるか

    インフラ 費⽤ オンプレミス クラウド (IaaS) クラウド (マネージド活⽤) SW費⽤ 運⽤費⽤ インフラ 費⽤ SW費⽤ 運⽤費⽤ インフラ 費⽤ SW費⽤ 運⽤費⽤ 維持費⽤ オンプレミス クラウド 維持費⽤ 20%下がる から移⾏しよう Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 15
  9. マネージド・サービス活⽤の重要性 • IaaSへの単純移⾏では、クラウドのメリットは⼗分享 受できない 移⾏コストを考慮する重要性 • 時間・コスト・リスク等の考慮 1. システムを⼤幅に変更することなく移⾏ができるか =システムを効率的かつ確実に移⾏し、最⼤のメリットである柔軟性を獲得できるか

    インフラ 費⽤ オンプレミス クラウド (IaaS) クラウド (マネージド活⽤) SW費⽤ 運⽤費⽤ インフラ 費⽤ SW費⽤ 運⽤費⽤ インフラ 費⽤ SW費⽤ 運⽤費⽤ 維持費⽤ オンプレミス クラウド 維持費⽤ 移⾏コスト Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 16 実際の事例 正確に試算したら、5-6年でようやく 移⾏コストを回収できる…
  10. サーバーの柔軟性(1) • どういう単位で拡張・縮⼩ができるのか、2倍単位 (1→2→4→8…)ではないか サーバーの柔軟性(2) • サービスに影響を与えずにリソースの増減が可能か 2. 本当に柔軟性があるか︓クラウドによって柔軟性のレベルが違う ロードバランサー

    WEBサーバー WEBサーバー データベース サーバー ストレージ 1CPU 2CPU 4CPU 8CPU 4CPU 8CPU リソース増減の度に 再起動が必要︖ 各サービスでどのような柔軟性が提供されるか Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 17 実際の事例 性能問題でクラウド事業者に相談 したら「⼀つ上のサイズに変更してく ださい」と⾔われたが、コストが2倍に なるので、どうしたら….
  11. 3. 運⽤管理は完全に任せられるか=⾼度な管理タスクも⾃動化されるか ⾃動的にスケール ⾃動的に オンラインでパッチ適⽤ ⾃動的に セキュアな構成 ⾃動的に モニタリング ⾃動的にバックアップ

    ⾃動的に障害回避 ⾃動的に パフォーマンス診断 ⾃動的に最適化 ⾃動的に テスト実⾏ ⾃動的に エラーハンドリング ⾃動的に移⾏ 予め最適化 検証済みの構成 ⼀般タスク ⾼度なタスク Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 18
  12. 4. セキュリティ対策は万全か 27001 : 27017 : 27018 Level 1 BSI

    C5 グローバル ⽇本 3省3ガイドライン (⾦融機関) (政府機関) (医療機関) https://www.oracle.com/cloud/cloud-infrastructure-compliance/ 前提として、パブリック・クラウド各社は各種コンプライアンスへの対応を⾏っています OCIのコンプライアンス対応 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 19
  13. 守るべき経営資源(リソース)に焦点をあてセキュリティ対策を実施することが寛容です ネットワーク中⼼型セキュリティモデル データ中⼼型セキュリティモデル 4. セキュリティ対策は万全か ゼロトラスト時代のデータ中⼼のセキュリティ対策 • 境界を突破された攻撃に無防備 • 対応できる脅威が限定的

    • 内部攻撃(標的型攻撃,内部不正)から守れない • ⼀元的なポリシーによるセキュリティ強化 • 新たな脅威に対しても効果的に保護 • 内部犯⾏、特権ID奪取にも対応 セキュリティ ポリシー ID管理 データ アプリ N/W 内部不正 パスワードリスト 型攻撃 管理者 なりすまし攻撃 アプリケーション への不正アクセス Security Enforcement ネットワーク機器 脆弱性への攻撃 Detection & Response Endpoint(端末) ユーザ ネットワーク 内部不正 データ 早期のリカバリ 特権ユーザー管理 アプリケーションへ の不正アクセス 管理者 なりすまし攻撃 パスワードリスト 型攻撃 ネットワーク機器 脆弱性への攻撃 監査証跡 ⾏列アクセス制御 多要素認証 アプリ 暗号化 耐改ざん性 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 20
  14. 移⾏が完了して安⼼していたら… クラウドにかかるコストを⾒積もる際は、クラウド特有のコス トも考慮されているかを注意します クラウド特有のコスト例 • ネットワーク関連 • データ転送コスト • ロードバランサーの流量コスト

    • ストレージ関連 • IOPSコスト • 性能設定コスト 5. 隠れたコストはないか 維持費⽤ オンプレミス クラウド 維持費⽤ ⾒積もりに なかったコス ト Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 21
  15. 基幹システムのクラウド移⾏において、検討するべきポイント ポイント 内容 Oracle Cloud Infrastructure ご検討中のクラウド (記載してみてください) システムを⼤幅に変更することなく 移⾏ができるか

    • 移⾏に際して、いかにマネージド・サービスを 活⽤できるかが重要 • 移⾏コストを踏まえた上で、クラウド移⾏の 検討を進めていく • オンプレミス同等レベルの性能・可⽤性を実 現できるDBサービスをラインナップ • 求める管理レベルに応じてDBサービスを選 択可能 • 多くのお客様が基幹システムの移⾏に際し て、マネージド・サービスを活⽤ 本当に柔軟性があるか • どういう単位で拡張・縮⼩ができるのか、2倍 単位(1→2→4→8…)ではないか • サービスに影響を与えずにリソースの増減が 可能か • フレキシブル・インスタンスは、1 CPU, 1 GB単 位で構成可能 • Autonomous Databaseは、 1 CPU単位+無停⽌+⾃動でスケーリング 運⽤管理は完全に任せられるか • 本当にDBA(データベース管理者)は不要に なるのか • 導⼊後、データ量や検索内容の変化に合 わせて、チューニングは必要にならないのか • AI/機械学習を利⽤した完全⾃動運⽤に より、チューニングをはじめとしたDB運⽤は消 滅 • AI/機械学習を利⽤した最適化を継続的 に実施(例︓⾃動索引作成) セキュリティ対策は万全か • 暗号化やセキュリティパッチの⾃動適⽤は当 たり前 • あらゆるケースに備えて、重要なデータをどの ように守る仕組みが実装されているか • 特権ユーザーの職務分掌にも対応したアク セス制御による内部犯⾏対策 • 継続的かつ⾃動的なセキュリティ管理を実 施 隠れたコストはないか • クラウドならではのデータ転送コストには注意 • 為替変動リスクはないか • データ転送コストやストレージコストを圧倒 的に低減 • ⽇本円での価格設定、⻑期にわたり料⾦ を固定したい場合にも対応可能(Annual Flex) Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 22
  16. Oracle Cloud Infrastructure (PaaS/IaaS) & Oracle Cloud Applications (SaaS) Oracle

    Cloud Oracle Cloud Applications Global Cloud Data Center Infrastructure Commercial and Government Public Cloud Regions | Cloud@Customer | Dedicated Regions | Roving Edge Security | Governance | Compliance アプリケーション開発 DevOps インテグレーション コンテナ 管理・監視 ⾃動化 ネイティプVMware 機械学習 AI コンピュート ストレージ 分析・BI データサイエンス リレーショナル・ データベース その他のデータベース ネットワーク ERP SCM HCM ACX IA Enterprise Resource Planning Supply Chain and Manufacturing Human Capital Management Advertising and Customer Experience Industry Applications Oracle Cloud Infrastructure Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 24
  17. ミッションクリティカル・エンタープライズ・ワークロードのため 0から設計・構築したクラウド基盤 リージョン (東京、⼤阪など) 物理ネットワーク 仮想クラウド・ネットワーク サービス AD1 AD2 AD3

    • 物理コア専有環境 • ⾼速なハードウェアを標準採⽤ • ネットワーク仮想化を分離し、 専⽤のハードウェアで実⾏ • 低遅延/⾼帯域 • フラットなネットワーク • オーバーサブスクリプションなし • 世界中で40リージョン以上展開 • お客様DCへの展開も可能に • マルチクラウドへの拡張 SaaS Applications DWH Big Data AI HPC/Simulation ISVs ミッションクリティカル・システム ⼤規模ワークロード Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 25
  18. 2024年8⽉現在︓50リージョン提供中、さらに7リージョン計画 Oracle Cloud Infrastructure(OCI)のリージョン Copyright © 2024, Oracle and/or its

    affiliates 26 https://www.oracle.com/cloud/public-cloud-regions/ BOGOTA JOHANNESBURG KENYA デュアル・リージョン︓基本的にすべての国/地 域で2つ以上のリージョンを提供し、 お客様の業務継続要件に対応していく (⽇本の場合は東京-⼤阪) 各リージョンはOracle Backboneで接続 サステナビリティ︓2025年までに、全リージョンで 100%再⽣可能エネルギーを使⽤することを表明 (南⽶/欧州は達成済み) 40 Commercial 7 Commercial Planned 8 Government 12 Microsoft Azure Interconnect 2 Sovereign 11 Google Cloud Interconnect SAN JOSE PHOENIX CHICAGO ASHBURN TORONTO MONTREAL MONTERREY QUERETARO NEWPORT AMSTERDAM FRANKFURT ZURICH LONDON STOCKHOLM MILAN PARIS JEDDAH JERUSALEM DUBAI RIYADH ABU DHABI ISRAEL 2 MADRID MARSEILLE SERBIA SAUDI 3 MOROCCO 1 MOROCCO 2 ITALY 2 SPAIN 2 SANTIAGO VINHEDO SAO PAULO VALPARAÍSO SYDNEY MELBOURNE CANBERRA CHUNCHEON SEOUL TOKYO OSAKA MUMBAI HYDERABAD SINGAPORE SINGAPORE 2
  19. Oracle Cloud Infrastructure が採⽤される理由 Copyright © 2024, Oracle and/or its

    affiliates 28 データ活⽤に 最適な環境 堅牢な セキュリティ環境 優れた柔軟性とコスト パフォーマンスによる ROIの充実 1 2 3
  20. ⾼品質と低価格の両⽴を実現 より良いサービスを適切な価格で 性能 価格 コンピュート メモリ ブロック ストレージ 仮想マシン コンピュート

    ブロック ストレージ ネットワーク サポート料⾦込み 性能もSLAで担保 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 29
  21. 利⽤頻度の⾼いサービス3つ全てで低価格を実現 圧倒的なコストパフォーマンス Oracle の強み Oracle 他社クラウド Compute ü 同⼀リソースを低価格で 提供

    ü CPU/メモリを柔軟に選択 可能 (フレキシブル・シェイプ) ¥51.52/時 Compute (VM.Standard.E5; 16vCPU, 64GB, Linux) ¥167.6976/時 仮想マシン (16vCPU, 64GB, Linux) Storage ü 他社標準ストレージ価格 で、⾼性能ストレージを 提供 ü 性能に対するSLAあり ¥5,950/⽉ Block Volume (1TB, 25K IOPS) ¥278,880/⽉ ブロック・ストレージ (1TB, 25K IOPS) Network ü AD間無償 ü 10TB/⽉まで無償 ü 閉域網接続時はデータ 転送無償 ¥22,134/⽉ FastConnect (1Gbps, 100TB) *閉域網接続 ¥603,686/⽉ 接続サービス (1Gbps, 100TB) *閉域網接続 ¥ 69% 低価格 ¥ 98% 低価格 ¥ 96% 低価格 Compute: 同⼀リソースを低価格で提供、⾼い柔軟性 (フレキシブル・シェイプ) Storage/Network: トランザクションやデータ転送量による料⾦変動を低減する料⾦体系 * as of July 2024, Tokyo Region Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 32
  22. Oracle Cloud Infrastructureは圧倒的低価格 ⾒落とされがちな、クラウドから外部へのデータ転送コスト ポイント1︓ 最初の10TBまで無償 (他社では100GBまで) ポイント2︓ 単価が安価 (3.5円/GB)

    (他社の1/3-1/4) ポイント3︓ 閉域網接続では課⾦なし (接続ポート料⾦のみ) 外部へ(アウトバウンド通信)のデータ転送コスト 0 50 100 150 200 250 300 0 2 4 6 8 10 12 14 16 18 20 千円/月 送信データ(TB/月) オラクル 他社 100GBまで 無償 10TBまで無償 ¥12-16/GB ¥3.5/GB クラウド オンプレミス 他リージョン 他クラウド 発⽣ Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 33 * as of July 2024, Tokyo Region
  23. より堅牢なセキュリティの実現〜セキュリティ・ファーストで設計されたクラウド データ中⼼の セキュリティ ⾃動化された セキュリティ 管理 セキュリティ ・バイ・デザイン SECURITY ON

    THE CLOUD SECURITY OF THE CLOUD + 強⼒、完全なテナント分離 強制的な暗号化 (Database/Storage/Network) 階層型権限管理 リスクのある設定を⾃動検知 * WAF: Web Application Firewall 脆弱性スキャン リスクにつながる振る舞いを検知 脅威インテリジェンス情報の集約 Oracle SaaSの利⽤状況の監視 セキュリティポリシーの⾃動有効 特権ユーザーのアクセス制御 ボット対策とWAF*/ 次世代ファイアウォール 多要素認証とリスクベース認証 重要情報の隠蔽 セキュリティ構成 機密データ発⾒ アクティビティ監査 DBセキュリティ対策の⾃動化 脆弱性⾃動修復 ⾃動化されたログ分析 Defense In Depth Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 34
  24. Oracle Cloud Infrastructure: その分野のプロがSaaS基盤として選択するクラウド 世界最⼤のコンピュータネットワーク 機器ベンダー ハードウェアやソフトウェアセンサーからテレメト リー情報を収集し、データを⾼度な機械学習技 術によって分析するSaaS (Cisco

    Tetration) で OCIを採⽤ 数千コア以上の⼤規模アプリケーションを2ヶ⽉ で稼働 インテリジェンス主導型のセキュリティ 企業 なりすまし攻撃、フィッシング、スパムによるEメー ル脅威の対策を提供するSaaSでOCIを採⽤ ⾼度なリアルタイム分析をベアメタル・インスタン スを活⽤することでクラウドで実現 業界をリードするサイバーセキュリティ 企業 脅威の識別、調査、解決を⾏うクラウドベースの SIEMソリューション(McAfee ESM Cloud)で OCIを採⽤ 他社クラウドに⽐べ1/4のコストで実現 60万データソースにおける1秒当たり50万イベン トをサポート Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 35
  25. ⾼性能と⾼可⽤性 • インフラ基盤の卓越した コストパフォーマンス • OCIのみが提供できる 性能要件 (ExaDB & ADB*)

    • オンプレミスと同レベルの ⾼い可⽤性 (MAA*) 運⽤コスト低減と⾃動化 • DB統合によるリソース 最適化と運⽤コストの 低減 • ⾃律型サービスによる 完全⾃動運⽤ ⾼度なセキュリティ • セキュリティ・バイ・デザイ ン (強制的な暗号化を始め、 クラウド基盤として実装) • ⾃動化されたセキュリ ティ管理 (ヒューマンエラーを なくすため、⾃動検知や⾃動 設定を実装) • データ中⼼のセキュリ ティ (DBセキュリティ対策の⾃ 動化や特権ユーザのアクセス 制御の⾼度な機能を提供) 多様な配置 • 柔軟なクラウド活⽤を 可能にするため、様々 なデプロイメント⽅式を 提供 • パブリック・クラウド (世界40以上のハイパース ケール・クラウド・リージョン) • ハイブリッド・クラウド (Oracle Cloud VMware Solution, Cloud@Customer) • ソブリン・クラウド (政府・地域専⽤クラウド, Dedicated Region) • マルチクラウド (Azureをはじめとして多様 なプロバイダーとの連携) 基幹システムで必要な、⾼いシステム要件を満たすOracle Cloud Infrastructure * ExaDB: Exadata Database Service, ADB: Autonomous Database, MAA: Maximum Availability Architecture Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 36
  26. 基幹システムのクラウド移⾏において、検討するべきポイント ポイント 内容 Oracle Cloud Infrastructure ご検討中のクラウド (記載してみてください) システムを⼤幅に変更することなく 移⾏ができるか

    • 移⾏に際して、いかにマネージド・サービスを 活⽤できるかが重要 • 移⾏コストを踏まえた上で、クラウド移⾏の 検討を進めていく • オンプレミス同等レベルの性能・可⽤性を実 現できるDBサービスをラインナップ • 求める管理レベルに応じてDBサービスを選 択可能 • 多くのお客様が基幹システムの移⾏に際し て、マネージド・サービスを活⽤ 本当に柔軟性があるか • どういう単位で拡張・縮⼩ができるのか、2倍 単位(1→2→4→8…)ではないか • サービスに影響を与えずにリソースの増減が 可能か • フレキシブル・インスタンスは、1 CPU, 1 GB単 位で構成可能 • Autonomous Databaseは、 1 CPU単位+無停⽌+⾃動でスケーリング 運⽤管理は完全に任せられるか • 本当にDBAは不要になるのか • 導⼊後、データ量や検索内容の変化に合 わせて、チューニングは必要にならないのか • AI/機械学習を利⽤した完全⾃動運⽤に より、チューニングをはじめとしたDB運⽤は消 滅 • AI/機械学習を利⽤した最適化を継続的 に実施(例︓⾃動索引作成) セキュリティ対策は万全か • 暗号化やセキュリティパッチの⾃動適⽤は当 たり前 • あらゆるケースに備えて、重要なデータをどの ように守る仕組みが実装されているか • 特権ユーザーの職務分掌にも対応したアク セス制御による内部犯⾏対策 • 継続的かつ⾃動的なセキュリティ管理を実 施 隠れたコストはないか • クラウドならではのデータ転送コストには注意 • 為替変動リスクはないか • データ転送コストやストレージコストを圧倒 的に低減 • ⽇本円での価格設定、⻑期にわたり料⾦ を固定したい場合にも対応可能(Annual Flex) Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 37
  27. 基幹システムにおけるクラウド移⾏検討の流れ オンプレミス 基幹システム ü 性能要件が⾼く、クラウド移⾏を断念 ü 性能要件を満たせたとしても、IaaSへの移⾏となり、 クラウド化のメリットが得られない アプリケーション改変せずに クラウド移⾏

    アプリケーションを刷新して クラウド移⾏ クラウド移⾏を断念して オンプレミスのままHW更改 ü PaaS等を活⽤しクラウド化のメリットが期待できる ü ⼀⽅で、アプリケーション刷新には⼤きなコストや時 間、リスクが想定される ü ⼤規模な集中処理が⾏わている ü ⾼度なクラスタ技術により、可⽤性が担保されている ü 専有環境であるため、安定性が担保されている これまではこうした検討を経て オンプレミスのままHW更改を選択されてきました OCIを選択されたお客様はどのように検討されたか を⾒てみましょう OCIの強み(移⾏性) Oracle Cloud Infrastructureの登場により、基幹システムに必要なシ ステム要件のいずれも犠牲にすることなく、クラウド移⾏が選択肢に Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 38
  28. 24時間365⽇稼働する⼤規模基幹システムをOCIに全⾯移⾏ 新規事業や事業拡⼤を加速するスピード経営を⽀えるシステム変⾰ 顧客事例︓エディオン様 Oracle Cloud Infrastructureを活⽤いただき、 ミッションクリティカル・システムを、効率的かつ確実にクラウド移⾏ ビジネス継続性 の向上(DR環境) ITコストの最適化

    柔軟性の向上 検討のきっかけ 次世代システムの⽅針 検討した選択肢 プロジェクトゴール ü 既存データセン ター閉鎖の通知 ü 各種ソフトウェアの 保守切れおよび Exadata⽼朽化 による更新 他社クラウドへ の移⾏は性能 /コスト/実績 ⾯に課題があ ることが判明 コスト削減や安定性を重視 した情報システムから売上 増加とスピード経営、システ ムの柔軟性を重視した情 報システムへの変⾰ 1. オンプレミス継続 2. アーキテクチャを刷 新しクラウド化 3.アーキテクチャを 維持したまま クラウド化 Step1 期間内での安全な移⾏、安⼼の DR環境、⼀定の柔軟性を確保し た基盤を実現 インフラのクラウド移⾏ Step2 クラウド活⽤によるスピードと⼀層の 柔軟性の確保 クラウドネイティブ化 Oracle Cloud Infrastructure エディオンのワークロードに対応できる唯 ⼀のパブリッククラウド システムの開発・運⽤の内製化を⽀える ベンダーコンサルタントの技術⼒ OCIの強み(移⾏性) Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 39
  29. 24時間365⽇稼働する⼤規模基幹システムをOCIに全⾯移⾏ システム概要 • 24時間365⽇稼働する、店舗、本部、在庫、物流業務な どの12の⼤規模基幹システム • 既存データセンター閉鎖の通知、各種ソフトウェアの保守切 れおよびExadata⽼朽化による更新をきっかけにクラウド移 ⾏を検討 導⼊効果

    • 東京・⼤阪リージョンの2拠点で合計200以上のコンピュー ト・インスタンス、2つのExaCSを利⽤し、Oracle Cloud Maximum Availability Architecture(MAA)で推奨され る⾼可⽤性構成を実装することで、基幹システムに不可⽋ な⾼いレベルの可⽤性とデータ保護を実現し、事業継続性 を強化 • 移⾏に際しては、Oracle Real Application Testing、 Oracle GoldenGate、Oracle GoldenGate Veridataを 活⽤し、3時間以内での確実な移⾏に成功 • ⾃社主導でOCIへの移⾏およびDR環境構築を⾏った結果、 システムの開発・運⽤の内製化を加速 顧客事例︓エディオン様 https://www.oracle.com/jp/corporate/pressrelease/jp20210301.html システム構成イメージ 利⽤サービス・製品 • Exadata Cloud Service (ExaCS), Compute, Storage • Oracle Real Application Testing, Oracle GoldenGate, Oracle GoldenGate Veridata • Oracle WebLogic Server • Oracle Consulting Service Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 40
  30. 商業施設運営業務を⽀える⼤規模基幹システムをOracle Cloud Infrastructureへ移⾏ クラウド先進企業である三井不動産が新たにOCIを選択した背景 顧客事例︓三井不動産様 クラウド先進企業 ⼤規模基幹システム プロジェクト⽅針 プロジェクトの流れ ü

    クラウドファーストを合⾔葉 にマルチクラウド対応してお り、適材適所でシステム開 発を進めている ü 業務システムは約94%ま でクラウドに移⾏済み ü 最終的には、データセン ター内の全システムをクラウ ドに移⾏することが⽬標 Oracle Cloud Infrastructure RAC構成およびDRへ対応可能なOCIを 検討。約半年をかけて徹底的に検証を⾏ い、OCIを選定 ü 全国に展開する商業施設 の出店者契約や⼯事、施 設管理などを担っており、 商業施設本部や出店者 を含む3,300⼈の業務 ユーザーが利⽤ ü ⼤量データを⾼速処理す ることが求められ、従来は Oracle Database/RAC を基盤としたシステムをオ ンプレミス環境で構築し、 運⽤ ü 業務にとって不可⽋な基 幹システムであり、ユーザー への影響がないことが最 優先 ü システムは基本的にそのま ま変更せず、インフラだけ をクラウドにシフトする⽅ 針 ü 性能・可⽤性・運⽤品質 を担保してクラウド化 ü これまで利⽤していたクラウドで、 データベースの要件を担保する には、⼤規模な開発が必要で、 時間もコストもかかることが⾒ 込まれた Oracle Cloud Infrastructureを活⽤いただき、 ミッションクリティカル・システムを、効率的かつ確実にクラウド移⾏ 性能・可⽤性・運⽤ 品質の担保 ITコストの最適化 運⽤管理性の向上 OCIの強み(移⾏性) Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 41
  31. ap-tokyo-1 ap-osaka-1 TENANCY システム エグゼ AD1 AD1 Internet Fast Connect

    Fast Connect 顧客⼤阪 DC 顧客東京 DC OMC RPC RPC LPG LPG LPG LPG Object Storage バックアップ データ Public 踏み台 SGW SGW Private Private (管理⽤) Base ExaCS × n Server Private × n Server × n DBCS 開発・検証環境 本番環境 Public 踏み台 IGW IGW Object Storage バックアップ データ Private Private (管理⽤) Base ExaCS × n Server DR環境 Hub Hub Spoke Spoke VCN Transit Routing VCN Transit Routing LB × n LB × n NAT-GW NAT-GW ⾃動 Data Guard TENANCY IDCS IDCS OMC システム概要 • 全国に展開する商業施設の出店者契約や⼯事、施設管理などを 担っており、商業施設本部や出店者を含む3,300⼈の業務ユー ザーが利⽤ • 従来オンプレミス環境の「Oracle Database/Oracle Real Applications Clusters(RAC)」上で稼働 導⼊効果 • ユーザーへの影響がないこと、ストレスフリーの移⾏が最重要 • ⼤規模な改修を⾏うことなく、従来環境と同等以上の性能、可 ⽤性を担保できることが必須要件 • RAC構成およびDRへ対応可能なOCIを検討。約半年をかけて 徹底的に検証を⾏い、OCIを選定 • バッチ処理は、335分から162分と約50%短縮 • 運⽤管理性の向上 • DR環境との切り替えに要する時間が240分から175分へ短縮 • トラブル発⽣時に被疑箇所の特定のためにベンダーに問い合わせ ることなく⾃ら確認できるようになった (Management Cloud) • コスト削減 • オンプレミスで構築した場合と⽐較し、5年間のTCOで約30%(1.7 億円)の削減効果があると⾒込む 商業施設運営業務を⽀える⼤規模基幹システムをOracle Cloud Infrastructureへ移⾏ システム構成イメージ 利⽤サービス・製品 • OCI Compute, Storage, FastConnect • Oracle Exadata Cloud Service, Database Cloud Service • Oracle Management Cloud (Log Analytics, Infrastructure Monitoring) 導⼊パートナー • 株式会社システムエグゼ 顧客事例︓三井不動産様 https://www.oracle.com/jp/news/announcement/mitsui-fudosan-exadata-cloud-service-2022-04-11/ Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 42
  32. 時間・コスト・リスクを低減しながら迅速なクラウド移⾏を実現 基幹システムのクラウド移⾏事例 ⼤規模基幹システムを Oracle Cloud Infrastructureに全⾯移 ⾏ エディオン様 全社デジタル・トランスフォー メーション推進に向け、⼤規模

    基幹システム基盤にOracle Cloud Infrastructureを 採⽤ ⼤⽇本印刷様 政府統計共同利⽤システムを Oracle Cloud Infrastructureへ移⾏、稼 働開始 統計センター様 基幹システムのクラウド移⾏に Oracle Cloud VMware Solutionを導⼊ SBS東芝ロジスティクス様 11ヶ⽉で移⾏ (ExaDB) 8ヶ⽉で移⾏ (OCVS/ExaDB) 6ヶ⽉で移⾏ (ExaDB) 6ヶ⽉で移⾏ (OCVS) OCIを活⽤することでクラウド移⾏を実現されたお 客様は、従来⼀般的であったIaaSへの単純移⾏ ではなく、PaaSの全⾯採⽤により、時間・コスト・リ スクを低減しながらクラウド移⾏を実現し、クラウド 化の最⼤のメリットである柔軟性を獲得されている OCIの強み(移⾏性) Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 43
  33. 時間・コスト・リスクを低減しながら迅速なクラウド移⾏を実現 基幹システムのクラウド移⾏事例 ⼤規模基幹システムを Oracle Cloud Infrastructureに全⾯移 ⾏ エディオン様 全社デジタル・トランスフォー メーション推進に向け、⼤規模

    基幹システム基盤にOracle Cloud Infrastructureを 採⽤ ⼤⽇本印刷様 政府統計共同利⽤システムを Oracle Cloud Infrastructureへ移⾏、稼 働開始 統計センター様 基幹システムのクラウド移⾏に Oracle Cloud VMware Solutionを導⼊ SBS東芝ロジスティクス様 11ヶ⽉で移⾏ (ExaDB) 8ヶ⽉で移⾏ (OCVS/ExaDB) 6ヶ⽉で移⾏ (ExaDB) 6ヶ⽉で移⾏ (OCVS) OCIを活⽤することでクラウド移⾏を実現されたお 客様は、従来⼀般的であったIaaSへの単純移⾏ ではなく、PaaSの全⾯採⽤により、時間・コスト・リ スクを低減しながらクラウド移⾏を実現し、クラウド 化の最⼤のメリットである柔軟性を獲得されている OCIの強み(移⾏性) [移⾏性のポイント] オンプレミス同等の性能と可⽤性 +必要な管理レベルに応じたDBサービス +お客様による完全制御が可能な専有VMwareサービス Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 44
  34. あらゆる性能要件に対応可能 Oracle Cloud Infrastructure データベース・サービス: ラインナップ Base Database Service 数⼗万

    数千万 128 IOPS OCPU Exadata Database Service 4,032 オンプレミスで実 現していたあらゆ る性能要件を満 たせるクラウド ü ⾼性能ストレージ ü 専有環境 ü アプライアンス 等々 オンプレミス 他社データベース・サービス OCIのみ提供 できる性能要件 OCIの強み(移⾏性) Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 45
  35. クラウドの⾃動構成機能を利⽤して、オンプレミス同様の構成が構築可能 • ⾼可⽤性ベストプラクティス (Oracle Maximum Availability Architecture; MAA) • クラウドの⾃動構成機能を利⽤可能

    (⾃動バックアップ設定、RAC/Data Guard構成など) Oracle Cloud上での⾼可⽤性ベストプラクティス https://www.oracle.com/jp/database/technologies/high-availability/oracle-cloud-maa.html DB Backup (Object Storage) DB Backup (Object Storage) BRONZE Single Instance DB Backup (Object Storage) シングル構成で DBバックアップ取得 Primary Region #1 Standby Region #2 GOLD (DR) Data Guard 複製DBでのDR構成 Standby DB Backup (Object Storage) RAC DBサーバー冗⻑構成 もしくは Primary Data Guard Region #1 Region #1 SILVER (HA) SILVER (HA) Primary Standby Region #1 Region #2 DB Backup (Object Storage) DB Backup (Object Storage) 複製DBの複数(ローカル+リモート)構成 Primary Standby DB Backup (Object Storage) DB Backup (Object Storage) Data Guard/ Golden Gate DG/GG Data Guard/ Golden Gate PLATINUM OCIの強み(移⾏性) Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 46
  36. Oracle Cloud Infrastructure: データベース・サービス (Oracle Database) Oracle Database on Virtual

    Machines 1-64 OCPUs (RAC: 4-128 OCPUs) BaseDB (Base Database Service) 1コアからスタート エディション選択可能 RAC対応 ADB (Autonomous Database) Autonomous Data Warehouse Autonomous Transaction Processing AI/機械学習を活⽤した ⾃律型データベース 完全なマネージドサービス ExaDB-D (Exadata Database Service on Dedicated Infrastructure) あらゆるワークロードで ⾼性能を実現する Exadataの専有環境 Oracle Exadata 4-4,032 OCPUs Automated (今までのOracle Databaseを便利に利⽤できる) Full-Managed ExaDB-XS (Exadata Database Service on Exascale Infrastructure) あらゆるワークロードで ⾼性能を実現する Exadataの共有環境 Oracle Exadata 16-2,000 ECPUs (4-500 OCPUs) Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 47 OCIの強み(移⾏性) New
  37. あらゆるワークロードで⾼性能を実現するExadataを、専有環境に⽐べ最⼤95%OFFで利⽤可能に 物理リソースを抽象化した次世代アーキテクチャのExadata Database Service • Exascaleアーキテクチャで構成されたExadata Database Service • 専⽤ハードウェアなしで、ユーザーはCPU数(ECPU)とストレージ容量を指定

    • コンピュート・リソース、Exascaleストレージ、ネットワーク、SSH鍵のプロビジョニング • 効率的なデータベース・クローンを即座に作成 ⼩規模から始めて、ECPUおよびストレージ・リソースをオンラインで拡⼤ • 最⼩構成 • 8 ECPUと22 GBのメモリーを備えた2つのVMのクラスタ、300 GBのデータベース・ストレージ • VMあたり4 ECPU単位で拡張、VMの追加、ギガバイトまたはテラバイトの追加容量でのデータ ベース・ストレージを拡張 データベースに対する強⼒なクラウド⾃動化 • WebおよびAPI主導のプロビジョニング、更新、バックアップおよびDRライフサイクル操作 [新サービス] Exadata Database Service on Exascale Infrastructure(ExaDB-XS) ⼿頃な価格 すべての顧客、あらゆる規模 オラクルとの共同管理 完全な顧客管理コントロール 開発/テストの俊敏性 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 48
  38. DB on IaaS BaseDB/ExaDB Autonomous Database 各サービスの管理範囲の違い データセンター ハードウェア機器 OS

    データベース アプリケーション クラウド 事業者管理 お客様管理 ハイパーバイザー 仮想マシン データセンター ハードウェア機器 OS データベース アプリケーション クラウド 事業者管理 お客様管理 ハイパーバイザー 仮想マシン データセンター ハードウェア機器 OS データベース アプリケーション クラウド 事業者管理 お客様管理 ハイパーバイザー 仮想マシン OS以上は オンプレミス同様の管理 データベースはBYOL OS以上の操作が可能 OS/DBのバージョンや構成が限定される クラウドのメリットを享受(従量課⾦や⾃動化) 最⼩限のDB管理を除き DB以下はすべてクラウド事業者が管理 Automated Full-Managed OCIの強み(移⾏性) Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 49
  39. [参考] Oracle Cloud Infrastructureのデータ管理サービス エンジン/データ・タイプ Oracle Database MySQL PostgreSQL NoSQL

    Blockchain OCI サービス • Base Database • Exadata Database • Autonomous Database • HeatWave MySQL • OCI Database for PostgreSQL • NoSQL Database Service • Blockchain Platform ワークロード トランザクション処理 分析処理 機械学習 トランザクション処理 分析処理 機械学習 トランザクション処理 トランザクション処理 トランザクション処理 活⽤ケース 既存/新規システム 既存/新規システム 既存/新規システム 新規システム 新規システム 提供場所 OCI (パブリック・クラウド) Dedicated Cloud@Customer (専有クラウド@お客様DC) Exadata Cloud@Customer (専有クラウド@お客様DC) Oracle Database@Azure Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 50 (ExaDB/ADB) (ExaDB/ADB)
  40. Oracle Cloud Infrastructureの⾼パフォーマンスなインフラストラクチャ上で、お客様専有VMware環境を提供 Oracle Cloud VMware Solution (OCVS) Oracle Cloud

    Infrastructure ベアメタル・コンピュート vSAN & NSX Virtual Networking & Virtual Storage VM VM VM VM VM VM VM VM VMware vSphere VMware vSphere VMware vSphere 容易なVMware環境の プロビジョニング・拡張 完全にお客様による管理が 可能な専有VMware環境 オンプレミス同様の操作性 完全にお客様による制御が可能で⾼い分離性の、専有VMware環境を 提供。オンプレミスで使⽤している管理⼿法やツールが使⽤でき、パッチや アップグレードもお客様のタイミングで実施可能。 インフラ管理コストの削減 VMware環境は⾃動でデプロイされ拡張もクラウドのポータルから容易に 実⾏可能。デプロイや拡張の時間を⼤幅に短縮でき、インフラ管理コスト も⼤幅に削減。 豊富なクラウド・サービスとのシームレスな連携 VMware環境もお客様の仮想ネットワーク内に配置。⾼速・低遅延なネ ットワークで、Oracle Databaseなどの様々なクラウド・サービスと連携可 能です。 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 51 OCIの強み(移⾏性)
  41. 仮想基盤上の全システムを短期間でOCIへ移⾏し、パフォーマンスやスケーラビリティの⼤幅向上を実現 企業・システム概要 • 医療機器・介護⽤品の販売・レンタルや医療商材の管理などを展開 • 従来はオンプレミスのVMware基盤で稼働(約200VMで構成) • データベースはOracle Database Standard

    Editionを利⽤ 従来の課題 • ⽼朽化に伴うパフォーマンス不⾜と、障害対応の煩雑化 • 仮想基盤の保守切れが迫っており、短期間での移⾏が必要 導⼊効果 • ⾼い移⾏性・保守性 • 管理者権限が提供されるOCVSでは、個別要件への柔軟な対応やオンプレミス同 様の操作が可能(学習コストゼロ) • 移⾏作業は、わずか3名の少⼈数体制、約2カ⽉半という短期間で完了 • パフォーマンスやスケーラビリティの⼤幅向上 • ⾼いストレージ性能を持つOCVSへの移⾏により、全体パフォーマンスが向上 • ETLを使⽤したデータ連携実⾏時間が最⼤80%減 • 販売管理システムの⽉次締処理が約3倍⾼速化(5時間→1時間50分) • 特に⾼性能が求められるシステムのデータベースはBaseDBへ移⾏ • Standard EditionからEnterprise Editionへアップグレードし、豊富な機能を活⽤ • 性能向上︓DB In-Memory, パラレル処理, マテリアライズド・ビュー, データ圧縮 • 運⽤の最適化︓Diagnostics and Tuning Packs (可視化, 予防保守, チューニング) • コスト最適化とBCP対策の実現 • コスト最適化を⾏いながら、OCIの2リージョンを活⽤し、BCP対策も実現 システム構成イメージ 利⽤サービス・製品 • Oracle Cloud VMware Solution (OCVS) • Oracle Base Database Service - Extreme Performance (BaseDB) • Compute, Object Storage, FastConnect • Oracle Observability and Management Platform • Oracle Cloud Lift Services 導⼊パートナー • 株式会社テリロジー 顧客事例︓オルバヘルスケアホールディングス様 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 52
  42. 今までのクラウドが提供できていなかった真の”Flexible” フレキシブル・インスタンス 15 GB 120 GB 16 4 メモリ CPU

    64 768 GB 1 2 8 24 30 GB 60 GB 〜 〜 320 GB 240 GB 実際は 5 CPU 60 GB マシンが欲しい 例えば 5 CPU/60 GB のマシンが必要 4 CPU/60 GB だと⾜りない 8 CPU/120 GB を選択しないと いけない コンピュートのサイジング 2倍の費⽤に OCIの強み(柔軟性) Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 53
  43. 今までのクラウドが提供できていなかった真の”Flexible” フレキシブル・インスタンス 15 GB 120 GB 16 4 メモリ CPU

    64 768 GB 1 2 8 24 30 GB 60 GB 〜 〜 320 GB 240 GB 実際は 5 CPU 60 GB マシンが欲しい 例えば 5 CPU/60 GB のマシンが必要 4 CPU/60 GB だと⾜りない 8 CPU/120 GB を選択しないと いけない コンピュートのサイジング 真の”Flexible”を提供できれば 不要なリソース 2倍の費⽤に OCIの強み(柔軟性) Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 54
  44. 今までのクラウドが提供できていなかった真の”Flexible” フレキシブル・インスタンス 15 GB 120 GB 16 4 メモリ CPU

    64 768 GB 1 2 8 24 30 GB 60 GB 〜 〜 320 GB 240 GB 実際は 5 CPU 60 GB マシンが欲しい 例えば 5 CPU/60 GB のマシンが必要 4 CPU/60 GB だと⾜りない 8 CPU/120 GB を選択しないと いけない コンピュートのサイジング 真の”Flexible”を提供できれば 不要なリソース 2倍の費⽤に OCIの強み(柔軟性) Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 55
  45. 1 CPU単位+無停⽌+⾃動でスケーリング 負荷状況を判断し、⾃動的にリソースの拡張・縮⼩を無停⽌で実施します 1 CPU単位で拡張・縮⼩を⾏い、秒単位で課⾦されます フルマネージドDBサービス(Autonomous Database)の完全な柔軟性 0 4 8

    CPU 6時 12時 18時 24時 翌6時 ⽇中時間帯のスパイクに対応 夜間バッチの⾼負荷に対応 16 実際に利⽤しているリソース Autonomous Database 〜 〜 0 4 8 6時 12時 18時 24時 翌6時 16 実際に利⽤しているリソース 課⾦対象のリソース 他社データベース・サービス 柔軟性が⽋如している ため、クラウドにも関わら ず、ピークに合わせたサイ ジングが必要 〜 〜 シェイプ単位での拡張のみ システム再起動が必要 OCIの強み(柔軟性) Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 56
  46. AI/機械学習を利⽤した完全⾃動運⽤、チューニングをはじめとしたDB運⽤は消滅 Autonomous Database: 完全なマネージドサービス Software Cost Labor Cost Storage Cost

    Server Cost Facilities Cost *Source: Oracle TCO report 2018. 50% savings calculated based on 16 CPU config w/BYOL from on-premises Oracle Database 管理コストを最⼤80%、TCOを3年間で最⼤50%削減 ファシリティ管理 サーバー管理 OSインストール/パッチ適⽤ DBインストール/パッチ適⽤ バックアップ/リストア HA/DR DB最適化/スケール AP最適化 AP管理 ファシリティ管理 サーバー管理 OSインストール/パッチ適⽤ DBインストール/パッチ適⽤ バックアップ/リストア HA/DR DB最適化/スケール AP最適化 AP管理 $877K $431K Autonomous Database お客様管理 お客様管理 オラクル管理 On-Premise OCIの強み(⾃動化) Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 57
  47. 利⽤開始直後からプロのチューニングに匹敵 ユーザがチューニングした既存データウェアハウスとAutonomous Databaseの⽐較 • ユーザ⾃⾝が、パーティション、コンプレッション等を活⽤してチューニング • Autonomous Databaseでの⾃動的なチューニング Autonomous Databaseがもたらす運⽤⾃動化

    Autonomous Databaseは ユーザがチューニングした環境と⽐較して⼀貫して⾼速 Elapsed Time (sec) Customer Tuned 2551 5137 ADW 証券取引所 製造業 Customer Tuned 2835 4051 ADW 銀⾏ Customer Tuned 2265 2831 ADW 導⼊直後に速いのは当然 導⼊後も最適化が⾃動で⾏われるか︖ OCIの強み(⾃動化) Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 58
  48. AI/機械学習を利⽤した最適化の継続(⼀例)︓⾃動索引作成 熟練したエンジニアによる索引チューニングが、24 x 365 休みなく⾏うことと同等の機能 ⾃動索引を作成する⼿順は、これまでのSQLチューニン グのアプローチと同様 • 新たなSQL実⾏計画と索引の特定 •

    本番環境の外で評価/検証 • ⼀度実⾏し確認 • もし遅ければ、元の実⾏計画に戻す ⼀連のプロセスに DBA は介在する必要なく、全⾃動で 実⾏ チューニング内容はレポーティングされる Autonomous Databaseがもたらす運⽤⾃動化 Capture Identify Verify Decide Monitor Autonomous Databaseが登場して すぐにご利⽤開始いただいたお客様(既に3年ほど稼働)からは、 ”⾃動チューニング機能のおかげで、稼働後データ量が増⼤したが、安定し た稼働ができている”というお声をいただいています OCIの強み(⾃動化) Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 59
  49. 多層防御によるデータ中⼼のセキュリティ 外部からの攻撃 » ボットによる攻撃 » 標的型攻撃 » ランサムウェア » DDoS

    内部からの攻撃 » バックドア » 内部不正 » 不正アクセス 特権ユーザー 管理 ネットワーク IDアクセス 管理 インフラ ストラクチャ データベース Web Application Firewall Identity Cloud Service Data Safe 強⼒、完全なテナント分離 / 強制的な暗号化 / 階層型権限管理 データ Observability and Management / Management Cloud 強制的な 暗号化 Autonomous Linux Autonomous Database Vulnerability Scanning Cloud Guard/ Security Zones 監査証跡 ⾏・列レベルの アクセス制御 OCIの強み(セキュリティ) Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 60
  50. より堅牢なセキュリティの実現〜セキュリティ・ファーストで設計されたクラウド データ中⼼の セキュリティ ⾃動化された セキュリティ 管理 セキュリティ ・バイ・デザイン SECURITY ON

    THE CLOUD SECURITY OF THE CLOUD + 強⼒、完全なテナント分離 強制的な暗号化 (Database/Storage/Network) 階層型権限管理 リスクのある設定を⾃動検知 Copyright © 2022, Oracle and/or its affiliates 61 * WAF: Web Application Firewall 脆弱性スキャン リスクにつながる振る舞いを検知 脅威インテリジェンス情報の集約 Oracle SaaSの利⽤状況の監視 セキュリティポリシーの⾃動有効 特権ユーザーのアクセス制御 ボット対策とWAF*/ 次世代ファイアウォール 多要素認証とリスクベース認証 重要情報の隠蔽 セキュリティ構成 機密データ発⾒ アクティビティ監査 DBセキュリティ対策の⾃動化 脆弱性⾃動修復 ⾃動化されたログ分析 Defense In Depth OCIの強み(セキュリティ) Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 61
  51. 利⽤頻度の⾼いサービス3つ全てで低価格を実現 圧倒的なコストパフォーマンス Oracle の強み Oracle 他社クラウド Compute ü 同⼀リソースを低価格で 提供

    ü CPU/メモリを柔軟に選択 可能 (フレキシブル・シェイプ) ¥51.52/時 Compute (VM.Standard.E5; 16vCPU, 64GB, Linux) ¥167.6976/時 仮想マシン (16vCPU, 64GB, Linux) Storage ü 他社標準ストレージ価格 で、⾼性能ストレージを 提供 ü 性能に対するSLAあり ¥5,950/⽉ Block Volume (1TB, 25K IOPS) ¥278,880/⽉ ブロック・ストレージ (1TB, 25K IOPS) Network ü AD間無償 ü 10TB/⽉まで無償 ü 閉域網接続時はデータ 転送無償 ¥22,134/⽉ FastConnect (1Gbps, 100TB) *閉域網接続 ¥603,686/⽉ 接続サービス (1Gbps, 100TB) *閉域網接続 ¥ 69% 低価格 ¥ 98% 低価格 ¥ 96% 低価格 Compute: 同⼀リソースを低価格で提供、⾼い柔軟性 (フレキシブル・シェイプ) Storage/Network: トランザクションやデータ転送量による料⾦変動を低減する料⾦体系 * as of July 2024, Tokyo Region Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 62 OCIの強み(コスト)
  52. Oracle Cloud Infrastructureは圧倒的低価格 ⾒落とされがちな、クラウドから外部へのデータ転送コスト ポイント1︓ 最初の10TBまで無償 (他社では100GBまで) ポイント2︓ 単価が安価 (3.5円/GB)

    (他社の1/3-1/4) ポイント3︓ 閉域網接続では課⾦なし (接続ポート料⾦のみ) 外部へ(アウトバウンド通信)のデータ転送コスト 0 50 100 150 200 250 300 0 2 4 6 8 10 12 14 16 18 20 千円/月 送信データ(TB/月) オラクル 他社 100GBまで 無償 10TBまで無償 ¥12-16/GB ¥3.5/GB クラウド オンプレミス 他リージョン 他クラウド 発⽣ * as of July 2024, Tokyo Region OCIの強み(コスト) Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 63
  53. PaaS (Standard Edition or PostgreSQL, ライセンス込みの従量課⾦) OCIのコストパフォーマンス︓他社クラウドとの⽐較 * ⾚字は価格以外のOCIのメリット •

    仮想マシン (Web) * 2 • データベース・サービス (PaaS) • ブロックストレージ • ロードバランサー ロードバランサー WEBサーバー WEBサーバー データベース サーバー ストレージ * as of July 2024, Tokyo Region データベース・サービスのみならず、 システム全体での⾼いコストパフォマンスを 実現できるのがOCIのメリット OCIの強み(コスト) Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 64 OCI BaseDB 他社クラウド (Oracle Database) 他社クラウド (PostgreSQL) 仮想マシン (Web) 19,165円 VM.Standard.E5 (Linux, 4vCPU, 16GB) 62,384円 仮想マシン(Linux, 4vCPU, 16GB) 62,384円 仮想マシン(Linux, 4vCPU, 16GB) データベース・サー ビス 44,789円 (4vCPU, 32GB) 115,826円 (4vCPU, 32GB) 62,496円 (4vCPU, 32GB) ブロックストレージ 5,950円 Block Volume (1TB, 25,000 IOPS) 13,440円 ブロックストレージ (1TB, 3,000 IOPS) 13,440円 ブロックストレージ (1TB, 3,000 IOPS) ロードバランサー 2,219円 (100Mbps, 処理量課⾦無し) 2,531円 (処理量課⾦が別途 必要) 2,531円 (処理量課⾦が別途 必要) 合計 (⽉額) 72,123円 194,181円 (2.7倍) 140,851円 (1.9倍) サポート 含む 別途必要 別途必要 商⽤Linux 無償 別途必要 別途必要 データ転送料 別途必要 (10TB無償) 別途必要 (100GB無償) 別途必要 (100GB無償)
  54. 基幹システムのクラウド移⾏において、検討するべきポイント ポイント 内容 Oracle Cloud Infrastructure ご検討中のクラウド (記載してみてください) システムを⼤幅に変更することなく 移⾏ができるか

    • 移⾏に際して、いかにマネージド・サービスを 活⽤できるかが重要 • 移⾏コストを踏まえた上で、クラウド移⾏の 検討を進めていく • オンプレミス同等レベルの性能・可⽤性を実 現できるDBサービスをラインナップ • 求める管理レベルに応じてDBサービスを選 択可能 • 多くのお客様が基幹システムの移⾏に際し て、マネージド・サービスを活⽤ 本当に柔軟性があるか • どういう単位で拡張・縮⼩ができるのか、2倍 単位(1→2→4→8…)ではないか • サービスに影響を与えずにリソースの増減が 可能か • フレキシブル・インスタンスは、1 CPU, 1 GB単 位で構成可能 • Autonomous Databaseは、 1 CPU単位+無停⽌+⾃動でスケーリング 運⽤管理は完全に任せられるか • 本当にDBAは不要になるのか • 導⼊後、データ量や検索内容の変化に合 わせて、チューニングは必要にならないのか • AI/機械学習を利⽤した完全⾃動運⽤に より、チューニングをはじめとしたDB運⽤は消 滅 • AI/機械学習を利⽤した最適化を継続的 に実施(例︓⾃動索引作成) セキュリティ対策は万全か • 暗号化やセキュリティパッチの⾃動適⽤は当 たり前 • あらゆるケースに備えて、重要なデータをどの ように守る仕組みが実装されているか • 特権ユーザーの職務分掌にも対応したアク セス制御による内部犯⾏対策 • 継続的かつ⾃動的なセキュリティ管理を実 施 隠れたコストはないか • クラウドならではのデータ転送コストには注意 • 為替変動リスクはないか • データ転送コストやストレージコストを圧倒 的に低減 • ⽇本円での価格設定、⻑期にわたり料⾦ を固定したい場合にも対応可能(Annual Flex) Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 65
  55. まずStep1でクラウド移⾏を実現し、その後アプリケーションを変⾰していく ミッションクリティカル・システムのクラウド移⾏ Oracle Cloud Infrastructure クラウドへ移⾏し、柔軟性を獲得 Oracle Cloud Applications ERP

    SCM Enterprise Resource Planning Supply Chain and Manufacturing HCM ACX Human Capital Management Advertising and Customer Experience IA Industry Applications オンプレミス OCVS ネイティブVMware基盤へ移⾏ OCVS + データベース・サービス ネイティブVMware基盤とPaaSデータベースへ移⾏ コンピュート + データベース・サービス 仮想/ベアメタルマシンとPaaSデータベースへ移⾏ BYOL & Support Rewards [移⾏関連クラウドサービス] Database Migration Oracle Cloud Migration [無償移⾏⽀援サービス] Oracle Lift Services Oracle Cloud Infrastructure マイクロサービス/サーバーレス アーキテクチャーへ刷新 Functions API Gateway Autonomous Database Generative AI 柔軟性の獲得 による効果とは︖ Step1 Step2 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 66 [オプション] Multicloud w/Azure, Google
  56. ミッションクリティカル・システムでのOracle Cloud Infrastructure活⽤の広がり ITコスト構造変⾰に貢献する Oracle Cloud 50% コスト削減 リコー 様

    オンプレミスの既存環境と⽐較して 30億円/年 コスト削減 三井住友銀⾏ 様 ホストの廃⽌やOCI採⽤により 60% CPU削減 ベネッセコーポレーション 様 オンプレミスの既存環境と⽐較して 30% コスト削減 ⼤⽇本印刷 様 オンプレミスの既存環境と⽐較して 30% コスト削減 三井不動産 様 オンプレミスの既存環境と⽐較して 30% コスト削減 京王百貨店 様 他社クラウドと⽐較して 50% コスト削減 マツダ 様 オンプレミスの既存環境と⽐較して 90% コスト削減 アルペン 様 オンプレミスの既存環境と⽐較して プレスリリース他より抜粋、作成 80% コスト削減 マイネット 様 他社クラウドと⽐較して 62% コスト削減 Sky 様 他社クラウドと⽐較して 44% コスト削減 三越伊勢丹 様 オンプレミスの既存環境と⽐較して 95% コスト削減 NTTドコモ 様 オンプレミスの既存環境と⽐較して Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 67
  57. システム概要 • 約2万社の広告を約300万のサイトに24時間365⽇配信 するアフィリエイト・ネットワークサービス「A8.net」のデータベー ス基盤。億単位のレコードを持つテーブルが複数あり、1⽇ 数百万件の処理を⾏う • 従来はAmazon RDS for

    Oracle(Standard Edition)で 稼働していたが、性能や拡張性の⾯で課題があった 導⼊効果 • お客様のコメント︓ 「Autonomous Database=究極のデータベース」 • Exadataを基盤とした、性能、可⽤性、およびセキュリティに 優れたデータベース • サービスを⽌めずにリソースの増減が可能な拡張性があり、インフラ の⼼配は不要に • ⾃動化により、少ないリソースや⼯数での運⽤や監視が可能に • Standard Editionを卒業 • 既存のSEライセンスを持ち込むことでコストを低減しながら、 Exadata/Enterprise Editionの機能を活⽤可能に データを駆使し広告効果を最⼤化するシステム基盤にOracle Autonomous Databaseを採⽤ 顧客事例︓ファンコミュニケーションズ様 https://www.oracle.com/jp/corporate/pressrelease/jp20191023.html システム構成イメージ 利⽤サービス・製品 • Oracle Autonomous Transaction Processing • MySQL Database Service with HeatWave (別システムの分析基盤で利⽤) ⾃社データセンター アプリケーション郡 (管理系) 他社SaaS (顧客管理等) ⾃社拠点 分析ツール AWS A8.net 基幹システム アプリケーション群 OCI A8.net 基幹システム 分析基盤 Autonomous Database MySQL Database Service with HeatWave データ連携 基幹システム︓SE→ADB Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 70
  58. ⼩売業向け販売管理システム提供基盤をOCIで構築し、性能および信頼性を向上 システム概要 • 「storeGATE2」は、専⾨店・⼩売業に適した、全店舗の販 売情報をリアルタイムに把握できるサービスで、約10年で40 社、3,000店舗以上で導⼊ • 従来オンプレミス環境でサービスを提供。ハードウェア更改に 際し、サービス基盤をモダナイズすることを決定 採⽤ポイント

    • ⾃律型データベースにより、データベースのチューニング、ス ケーリング、パッチ適⽤などの運⽤管理を⾃動化し、⾼いレ ベルの性能、セキュリティ、可⽤性が実現できること • 現⾏オンプレミス環境と⽐較し、5倍以上の性能向上 • システムを無停⽌でスケールアップおよびスケールダウンが可能 • 専有環境であるため、⾃社のポリシーに合った頻度でのメン テナンスの設定が可能で、⾃社の管理要件をすべて満たす ことができた • 保有しているStandard EditionライセンスをBYOLすること ができ、コストを低減しながら、Exadata/Enterprise Editionの機能がフル活⽤できる 顧客事例︓NECネクサソリューションズ様 システム構成イメージ 利⽤サービス・製品 • Autonomous Database Dedicated (Autonomous Transaction Processing) • OCI Compute, Storage, FastConnect 基幹システム︓SE→ADB Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 71
  59. 基幹システムのデータベースをOracle Database Cloudに移⾏し、最⼤40倍の性能向上を実現 ファイテン株式会社 • 販売管理システムには仕⼊や在庫、売上等のデータが蓄積され、全 社の様々な部⾨が⽇常的に利⽤しているほか、ECサイト等とも連携 しており、24時間365⽇⽌めることが許されないシステム 従来の課題 •

    ビジネス拡⼤と共にデータが年々増加し、処理性能の低下が課題に。 処理性能向上のため、数年前にハードウェアの増強を⾏ったが、その 後も増⼤するデータ量により⼗分なパフォーマンスが得られない状態 になっていた 採⽤ポイントと導⼊効果 • オンプレミスではOracle Database Standard Editionを利⽤してい たが、今回Enterprise Editionに移⾏。データ圧縮、パーティショニ ング、パラレル処理、チューニングアドバイザ機能等を活⽤し、最⼤ 40倍の性能向上を実現 • 性能向上が容易にできる⾼いコストパフォーマンスを持つストレージや 上位サービスExadata Cloudが利⽤可能であり、将来のさらなる データ増⼤にも対応できること • オンプレミスから閉域網で接続する必要があり、低遅延でのアクセス が可能な⼤阪リージョンが利⽤可能 性能向上の例︓受注データの取り込み 利⽤サービス • Database Cloud (Enterprise Edition High Performance) 導⼊パートナー • 富⼠通株式会社 顧客事例︓ファイテン様 https://www.oracle.com/jp/corporate/pressrelease/jp20201013.html 約15秒 オンプレミス Standard Edition Database Cloud Enterprise Edition 約40倍の性能向上 従量制で利⽤できることから Enterprise Edition(EE)に移⾏ EE機能を活⽤することで⼤幅な性 能向上を実現 約600秒 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 72 基幹システム︓SE→EE
  60. システム概要 • インターネットで「かんたん・安全・便利」にお⽀払いができるサーバー 管理型電⼦マネー「WebMoney」の発⾏・販売及び電⼦決済サー ビスを提供 • 従来はオンプレミス環境で運⽤していたが、ハードウェアの保守期限 切れに伴い、TCO削減を⽬的にパブリック・クラウドへの移⾏を検討 • 決済システム等を提供する基幹システムと決済情報を集計するシス

    テムから構成 採⽤ポイント • ⾼い可⽤性を実現している従来構成(Real Application Clusters 及びActive Data Guard)を維持しながら、TCO50%削減を⾒込む • ⼤規模な利⽤者と加盟店を抱える、ミッションクリティカルな決済関 連システムであり、求められる⾼いレベルのセキュリティと性能要件を OCIが提供可能なこと • 従来構成との親和性やOCIが提供する移⾏ツールの活⽤により、リ スクを低減した移⾏が実現できること 導⼊パートナー • 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社 WebMoneyを⽀える基幹システム基盤にOracle Cloud Infrastructureを採⽤ システム構成イメージ 利⽤サービス・製品 • Oracle Base Database Service • Compute, Storage • OCI GoldenGate • Oracle Enterprise Manager 顧客事例︓auペイメント様 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 74 基幹システム︓EE→BaseDB
  61. チケッティング・ビジネスを⽀える基幹システムのデータベース環境にOracle Cloud Infrastructureを選定 システム概要 • 「チケットぴあ」を⽤いて年間7500万枚を取り扱うチケッティ ング・ビジネス事業を展開 • 本事業では、チケットの在庫管理、興⾏管理、検索情報 管理、取引情報管理、精算管理などを⾏っている

    採⽤ポイント • チケット販売サービスにおけるアクセスピーク時の性能と可⽤ 性・安定性が実現可能なインフラ環境 • Exadata Cloud Service • 数万アクセスのリクエストを処理できる • 繁忙期や閑散期に合わせてリソース使⽤量を調整することでコス ト最適化を図れる • 「Oracle Real Application Clusters」による⾼い可⽤性、安定 性、およびOCIによる⾼度なセキュリティ機能も評価 • Oracle Cloud Infrastructure GoldenGate • 「Oracle GoldenGate」のテクノロジーを従量課⾦制のクラウド・ サービスとして利⽤可能であり、「Oracle Database」との親和性 が⾼く、停⽌時間を極⼩化したデータ移⾏を実現 システム構成イメージ 利⽤サービス・製品 • Oracle Exadata Cloud Service (ExaCS) • Oracle Cloud Infrastructure GoldenGate (OCI GG) • OCI Storage, FastConnect • Oracle Consulting Service 導⼊パートナー • 株式会社インターネットイニシアティブ 顧客事例︓ぴあ様 https://www.oracle.com/jp/news/announcement/pia-selects-oci-2021-12-13/ 基幹システム︓EE→ExaDB Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 75
  62. ap-tokyo-1 ap-osaka-1 TENANCY システム エグゼ AD1 AD1 Internet Fast Connect

    Fast Connect 顧客⼤阪 DC 顧客東京 DC OMC RPC RPC LPG LPG LPG LPG Object Storage バックアップ データ Public 踏み台 SGW SGW Private Private (管理⽤) Base ExaCS × n Server Private × n Server × n DBCS 開発・検証環境 本番環境 Public 踏み台 IGW IGW Object Storage バックアップ データ Private Private (管理⽤) Base ExaCS × n Server DR環境 Hub Hub Spoke Spoke VCN Transit Routing VCN Transit Routing LB × n LB × n NAT-GW NAT-GW ⾃動 Data Guard TENANCY IDCS IDCS OMC システム概要 • 全国に展開する商業施設の出店者契約や⼯事、施設管理などを 担っており、商業施設本部や出店者を含む3,300⼈の業務ユー ザーが利⽤ • 従来オンプレミス環境の「Oracle Database/Oracle Real Applications Clusters(RAC)」上で稼働 導⼊効果 • ユーザーへの影響がないこと、ストレスフリーの移⾏が最重要 • ⼤規模な改修を⾏うことなく、従来環境と同等以上の性能、可 ⽤性を担保できることが必須要件 • RAC構成およびDRへ対応可能なOCIを検討。約半年をかけて 徹底的に検証を⾏い、OCIを選定 • バッチ処理は、335分から162分と約50%短縮 • 運⽤管理性の向上 • DR環境との切り替えに要する時間が240分から175分へ短縮 • トラブル発⽣時に被疑箇所の特定のためにベンダーに問い合わせ ることなく⾃ら確認できるようになった (Management Cloud) • コスト削減 • オンプレミスで構築した場合と⽐較し、5年間のTCOで約30%(1.7 億円)の削減効果があると⾒込む 商業施設運営業務を⽀える⼤規模基幹システムをOracle Cloud Infrastructureへ移⾏ システム構成イメージ 利⽤サービス・製品 • OCI Compute, Storage, FastConnect • Oracle Exadata Cloud Service, Database Cloud Service • Oracle Management Cloud (Log Analytics, Infrastructure Monitoring) 導⼊パートナー • 株式会社システムエグゼ 顧客事例︓三井不動産様 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 76 https://www.oracle.com/jp/news/announcement/mitsui-fudosan-exadata-cloud-service-2022-04-11/ 基幹システム︓EE→ExaDB
  63. 24時間365⽇稼働する⼤規模基幹システムをOCIに全⾯移⾏ システム概要 • 24時間365⽇稼働する、店舗、本部、在庫、物流業務な どの12の⼤規模基幹システム • 既存データセンター閉鎖の通知、各種ソフトウェアの保守切 れおよびExadata⽼朽化による更新をきっかけにクラウド移 ⾏を検討 導⼊効果

    • 東京・⼤阪リージョンの2拠点で合計200以上のコンピュー ト・インスタンス、2つのExaCSを利⽤し、Oracle Cloud Maximum Availability Architecture(MAA)で推奨され る⾼可⽤性構成を実装することで、基幹システムに不可⽋ な⾼いレベルの可⽤性とデータ保護を実現し、事業継続性 を強化 • 移⾏に際しては、Oracle Real Application Testing、 Oracle GoldenGate、Oracle GoldenGate Veridataを 活⽤し、3時間以内での確実な移⾏に成功 • ⾃社主導でOCIへの移⾏およびDR環境構築を⾏った結果、 システムの開発・運⽤の内製化を加速 顧客事例︓エディオン様 https://www.oracle.com/jp/corporate/pressrelease/jp20210301.html システム構成イメージ 利⽤サービス・製品 • Exadata Cloud Service (ExaCS), Compute, Storage • Oracle Real Application Testing, Oracle GoldenGate, Oracle GoldenGate Veridata • Oracle WebLogic Server • Oracle Consulting Service Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 77 基幹システム︓Exadata→ExaDB
  64. パナソニックグループ全社向け社内システムのクラウドデータベース基盤としてOCIを採⽤ システム概要 • 2011年頃より、パナソニックグループ各社で利⽤する数百システムのデータベース基盤と して、Exadataを採⽤し、データベース統合を⾏う • 17台のExadataには、2,000に上るデータベースをマルチテナント・アーキテクチャで集約 し、78,000以上のアプリケーション・スキーマを運⽤ (500TB以上) プロジェクト概要

    • 事業の競争⼒強化に向けて働き⽅・ビジネスのやり⽅含めて変⾰し、経営のスピード アップ⽬指す「Panasonic Transformation」(PX)をグループ全体で推進しており、「IT の変⾰」が⼀つの柱になっている • 適材適所でパブリッククラウドを最⼤限活⽤する「PXベストハイブリッドプラットフォーム」の 構築に取り組んでおり、データベース基盤を利⽤する各システムのクラウド移⾏を順次 進めている • クラウド移⾏によって⾼いコスト低減が期待できるシステムのOCI移⾏を開始 導⼊効果 • Exadataによる⾼性能と⾼可⽤性、⾼集約をパブリック・クラウドでも実現 • ⾼い柔軟性により運⽤コスト低減を実現 • 従来構成と⽐較し、約50%の運⽤コスト低減を⾒込む • クラウドの機能を活⽤し、管理タスクを効率化し、セキュリティ向上も実現 • 2024年4⽉時点で、約30システムの移⾏が完了 • 移⾏対象システムの中でも最⼤クラスの利⽤者18,000⼈、60以上の関連システムと 連携し、30TBのデータを含む国内家電販売に関する情報を⼀元管理する販売統計 分析システムの移⾏が2024年2⽉に完了。OCI移⾏により、従来構成と⽐較し7,000 万円/年のインフラコスト低減を⾒込む システム構成イメージ ü システム毎にパブリッククラウドの活⽤を判断し、移⾏を進めている ü システム要件に応じ遠隔地へのレプリケーションを実施 (オンプレミス/OCIともに) 利⽤サービス・製品 • Exadata Database Service • Compute, Storage, FastConnect • Oracle Consulting Service (OCS) • Oracle APEX (Exadata運⽤効率化のためデータ収集・分析に活⽤) 顧客事例︓パナソニック ホールディングス様 / パナソニック インフォメーションシステムズ様 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 78 https://www.oracle.com/jp/news/announcement/panasonic-information-systems-selects-oracle-cloud-infrastructure-as-cloud-database-platform-for-internal-systems-2024-04-15/ 基幹システム︓Exadata→ExaDB
  65. 約10,000⼈が利⽤する営業情報システムをOCIへ移⾏、運⽤コストを低減しながら、⾼い柔軟性を獲得 システム概要 • 営業部⾨を中⼼に、約10,000⼈が利⽤する営業情報システム • 従来はオンプレミスで稼働し、データベースはExadataを利⽤ 従来の課題 • クラウドの柔軟性を獲得しつつ、⼤規模なユーザー数とデータ量(40TB)に対する 影響を極⼩化した、確実な移⾏が必要だった

    • 5-7年毎にH/W更改、S/Wバージョンアップを同時対応をする⼤規模更改を前 提としており、多額の予算や⼈的リソースを短期間で振り向ける必要があった 導⼊効果 • 移⾏時のユーザー影響の極⼩化と⾼い柔軟性や拡張性の獲得 • OCI GoldenGateを利⽤することでユーザ影響を極⼩化した移⾏を実現 • データ量や利⽤者の拡⼤が⾒込まれる中、柔軟なリソース変動が可能に • 可⽤性/セキュリティ向上と運⽤コスト低減を同時に実現 • 従来構成と同等以上の性能・安定性を実現すると同時に、新たに災害対策/検 証環境を整備 • 検証環境を活⽤しDB/インフラの定期的なバージョンアップを推進、脆弱性に対して リアルタイムで対応 • 従来の⼤規模更改と⽐較し、今後5年間で2億円程度の運⽤コスト低減を⾒込む 将来の⽅針 • 本情報系を⽪切りに、基幹系を含め全社システムのモダナイズに取り組み中 • パブリック/プライベート・クラウドを適材適所で採⽤し、次世代システム基盤を検討 システム構成イメージ 利⽤サービス・製品 • Exadata Database Service • Autonomous Database • Compute, Storage, FastConnect • OCI GoldenGate, Data Transfer Service • Oracle Consulting Service (OCS) 顧客事例︓SMBC⽇興証券様 / ⽇興システムソリューションズ様 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 79 導⼊パートナー • アクセンチュア株式会社 (OCI設計/開発) • 株式会社NTTデータ (セキュリティ対策) https://www.oracle.com/jp/news/announcement/smbc-nikko-securities-builds-sales-information-system-and-dr-site-on-oci-2024-04-02/ 基幹システム︓Exadata→ExaDB
  66. Oracle Cloud Infrastructureの⾼パフォーマンスなインフラストラクチャ上で、お客様専有VMware環境を提供 Oracle Cloud VMware Solution Oracle Cloud Infrastructure

    ベアメタル・コンピュート vSAN & NSX Virtual Networking & Virtual Storage VM VM VM VM VM VM VM VM VMware vSphere VMware vSphere VMware vSphere 容易なVMware環境の プロビジョニング・拡張 完全にお客様による管理が 可能な専有VMware環境 オンプレミス同様の操作性 完全にお客様による制御が可能で⾼い分離性の、専有VMware環境を 提供。オンプレミスで使⽤している管理⼿法やツールが使⽤でき、パッチや アップグレードもお客様のタイミングで実施可能。 インフラ管理コストの削減 VMware環境は⾃動でデプロイされ拡張もクラウドのポータルから容易に 実⾏可能。デプロイや拡張の時間を⼤幅に短縮でき、インフラ管理コスト も⼤幅に削減。 豊富なクラウド・サービスとのシームレスな連携 VMware環境もお客様の仮想ネットワーク内に配置。⾼速・低遅延なネ ットワークで、Oracle Databaseなどの様々なクラウド・サービスと連携可 能です。 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 81
  67. Oracle Cloud VMware Solution • ネットワーク仮想化⽤の外部HWにより、お客様ネットワーク を強固に分離 • OCI上にVLANを実装することで、お客様ネットワーク内への VMware環境のデプロイが可能になり、制限の無いアクセス

    や制御、⾼いセキュリティを実現 • 同じネットワーク内で、様々なクラウド・サービスと安定した 低遅延で接続でき、クラウドのメリットをそのまま享受 Oracle Cloud VMware Solutionのアーキテクチャ VM VM VM VM VM ... 全てのサービスを接続する、安定して低遅延なフラット・ネットワーク VLAN Autonomous Database Exadata Cloud お客様A VM VM VM VM VM ... VLAN Autonomous Database Exadata Cloud お客様B ... VM VM VM VM VM ... お客様A VM VM VM VM VM ... お客様B お客様A サービス サービス サービス お客様B サービス サービス サービス ベンダー管理 他社クラウド・ベンダー • VMware環境は別ネットワークにデプロイ • VMware環境の完全な制御ができず、管理者アクセスも 制限される • クラウド・サービスとのネットワーク連携が必要で、ネットワー ク遅延も発⽣する場合がある ネットワーク仮想化 外部HW ネットワーク仮想化 外部HW Oracle Cloudならではのアーキテクチャで、⾼いセキュリティ、性能、制御性を実現 ... Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 82
  68. • 販売管理、在庫、原価、会計などミッション・クリティカルな⼤ 規模基幹システムをOCIに移⾏ • Oracle Cloud VMware Solutionを活⽤して、700以上の 仮想サーバーをオンプレミス環境と同じアーキテクチャや管理性 を維持しながら、クラウドへ移⾏

    • 統合データベース基盤をOracle Exadata Database Serviceに移⾏し、オンプレミス環境より⾼い性能、可⽤性、 データセキュリティ構成を実現しながら、コスト最適化 • 東京、⼤阪リージョンを活⽤したDR構成を構築することで、よ り低コストで基幹システムに不可⽋な⾼いレベルの可⽤性と データ保護を実現 ⼤⽇本印刷株式会社 様 700以上の仮想サーバーと統合データベースか らなる⼤規模基幹システムをクラウドへ移⾏ Oracle Cloud Infrastructure (⼤阪リージョン) Oracle Cloud Infrastructure (東京リージョン) Private Private Object Storage バックアップ Private Private Exadata Cloud VCN Object Storage バックアップ Exadata Cloud VM VM VM VM VM ... VM VM VM VM VM ... OCVS OCVS VMware VMware DR構成による⾼い可⽤性 VCN SGW SGW DRG DRG https://www.oracle.com/jp/news/announcement/dnp-adopts-oci-for-digital-transformation-2022-05-10/ Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 83
  69. • 販売管理、在庫、原価、会計などミッション・クリティカルな⼤ 規模基幹システムをOCIに移⾏ • Oracle Cloud VMware Solutionを活⽤して、700以上の 仮想サーバーをオンプレミス環境と同じアーキテクチャや管理性 を維持しながら、クラウドへ移⾏

    • 統合データベース基盤をOracle Exadata Database Serviceに移⾏し、オンプレミス環境より⾼い性能、可⽤性、 データセキュリティ構成を実現しながら、コスト最適化 • 東京、⼤阪リージョンを活⽤したDR構成を構築することで、よ り低コストで基幹システムに不可⽋な⾼いレベルの可⽤性と データ保護を実現 ⼤⽇本印刷株式会社 様 700以上の仮想サーバーと統合データベースか らなる⼤規模基幹システムをクラウドへ移⾏ Oracle Cloud Infrastructure (⼤阪リージョン) Oracle Cloud Infrastructure (東京リージョン) Private Private Object Storage バックアップ Private Private Exadata Cloud VCN Object Storage バックアップ Exadata Cloud VM VM VM VM VM ... VM VM VM VM VM ... OCVS OCVS VMware VMware DR構成による⾼い可⽤性 VCN SGW SGW DRG DRG https://www.oracle.com/jp/news/announcement/dnp-adopts-oci-for-digital-transformation-2022-05-10/ プロジェクトが完了し、お客様のインタビューが掲載されました • 社内基幹システムのクラウド移⾏により“攻めのIT”を推進 - ⼤ ⽇本印刷発表 • 情報システム部⾨こそDXをけん引できる - DNPがクラウドリフト の先に⾒据えるエンジニアの新たな価値創造 - ⽇本オラクル • Oracle CloudによるDNPのクラウド移⾏ - 「第3の創業」⽀える DXの基盤に - TECH+ • ⼤⽇本印刷が「新たなビジネスモデル」を模索 その中でOCIを 選択した理由とは - ITmedia エンタープライズ Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 84
  70. Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 85 システム概要 •

    サンドラッグ店舗(1380店)の全店舗の運営を⽀えるスト アコンピューターを仮想統合済 既存システムの課題 • 店舗の増加に従い、リソース増強が追いつかない • クラウドへ移⾏したいが、短期間でアプリの再構築無く実 施したい Oracle Cloud導⼊効果 • Oracle Cloud VMware Solution(OCVS)へ移⾏ • 専有環境で完全な管理権限があるため、オンプレミスの 構成をほぼ変えること無くクラウドへ移⾏ • クラウドに仕様を合わせるための⼯数が削減され、プロ ジェクト期間の短縮、コストの圧縮を実現 • 移⾏時はオンプレミスの拡張としてOCVSを導⼊。クラウド への移⾏を段階的に実施 1380店舗の運営を⽀えるVMware仮想統合 プラットフォームをOracle Cloudに移⾏ 株式会社サンドラッグ様 本部システム 集配信 売上 マスタ VM VM VM 店舗 店舗 店舗 店舗 … VM … Oracle Cloud 本部システム 集配信 売上 マスタ VM VM VM データーセンタ 店舗 店舗 店舗 本部システム 集配信 売上 マスタ VM VM VM データーセンタ 店舗 店舗 店舗 VM Oracle Cloud VM 既存オンプレミス 移⾏途中 (並⾏稼働期間) クラウド移⾏完了時 (2024年予定) L2延伸 https://www.oracle.com/jp/news/announcement/sundrug-selects-oci-for-store-computers-migration-2024-01-29/
  71. システム概要 • 新型コロナ禍以降、需要はこれまで以上に急拡⼤し、ユーザーや加 盟店のユーザビリティを損なわず、⾼いパフォーマンスで安定稼働が 可能なシステム基盤の再構築が急務に • サービスを⽀えるシステム基盤は、オーダーを受けてデリバリーするまで のトランザクションを処理する更新系データベースと、これを同期した 参照系データベースで構成 導⼊効果

    • 更新系にオンプレミスのOracle Exadata、参照系にOracle Exadata Database Serviceを導⼊し、安定したサービス提供に不 可⽋な優れた性能、⾼可⽤性を最適なコストで実現 • サービス負荷に応じた柔軟なリソース調整が可能に • 従来システムで課題となっていた更新系と参照系のデータ同期には、 優れたコスト・パフォーマンスで⼤量の更新差分データをリアルタイムに レプリケーションできるOCI GoldenGateを採⽤ • 更新系データベースのバックアップおよびレプリケーションにはデータ保 護専⽤のエンジニアド・システムであるOracle Database Zero Data Loss Recovery Applianceを導⼊し、徹底的にデータロスを排除す る仕組みを構築 • 従来18時間も必要だったフルバックアップ処理を⼤幅に短縮 オラクルのハイブリッド・クラウド構成でサービス需要の急拡⼤に対応する強⼒なシステム基盤を実現 システム構成イメージ 利⽤サービス・製品 • Oracle Exadata(更新系), Oracle Exadata Database Service(参照系) • OCI GoldenGate • Oracle Database Zero Data Loss Recovery Appliance • Oracle Consulting Service 顧客事例︓出前館様 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 87 https://www.oracle.com/jp/news/announcement/demae-can-powers-service-infrastructure-with-oracle-2023-03-22/
  72. 世界40以上のハイパース ケール・クラウド・リージョン パブリック・クラウド ガバメント・クラウド Azure/Googleのお客様向 けに、OCI データベース・サービ スを提供 Oracle Database

    at Azure & Google マルチクラウド・アーキテクチャ 向け、低遅延・セキュアな専 ⽤線接続 Oracle Interconnect for Azure & Google リモートでネットワーク接続が ない場所でのOCI クラウド機 能を提供 Roving Edge Infrastructure すべてのOCIサービスを、顧 客のデータ・センターで提供 Dedicated Region & Oracle Alloy Exadataのクラウド・サービ スを顧客のデータ・センター で実⾏ Exadata Cloud@Customer ネイティブVMware環境を OCIで提供 Oracle Cloud VMware Solution アプリケーション実⾏のため のOCI クラウド環境を顧客 のデータ・センターで稼働 Compute Cloud@Customer MySQL HeatWave on AWS AWSでMySQL HeatWave を提供 Multicloud Hybrid Cloud Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 88 分散クラウド・ソリューション マルチクラウドおよびハイブリッド・クラウドのポートフォリオ
  73. OCI-Azure Interconnect • OCIとMicrosoft Azure間のセキュアで低遅延なプライベー ト相互接続を提供 • 数⼗分で接続設定が⾏え、クラウドにまたがったシステムを 容易に構築可能 •

    IDやアクセス管理の連携も可能 • OCI上で動作するデータベース・サービスをAzureからシーム レスに利⽤できる「Oracle Database Service for Azure」 も提供 Oracle Database@Azure • Microsoft Azureのデータセンターに導⼊された、OCIから データベース・サービスを直接提供 • シンプルかつレイテンシーを最⼩化し、AzureサービスとOCI データベース・サービスを組み合わせて利⽤可能 • Azure Marketplaceから購⼊可能 • 順次各地域で提供予定 (東京リージョンは今後予定) Oracle Cloud InfrastructureとMicrosoft Azureのマルチクラウド機能 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 89
  74. 三井不動産リアルティ株式会社様は、IT資産の所有から利⽤への考えのもと クラウドの活⽤を進めています。 本システムは、住宅ローン事前審査の申込受付、⾦融機関からの審査回答 を管理するシステムで、Oracle DatabaseとWebアプリケーションで構成されて いました。 クラウド移⾏にあたり、複数のクラウドベンダーを検討されましたが、データベー スを最適に使⽤できるOracle Cloudと、アプリケーションをPaaSで使⽤できる Microsoft

    Azureを選択され、事前接続済みでクラウド間の通信費⽤が無 料のODSAを使⽤したマルチクラウド構成を採⽤されました。 マルチクラウド構成による適材適所のクラウド利⽤により、コストの最適化、パ フォーマンスおよび可⽤性の向上が⾒込め、将来的にユーザーが増えた場合 でも安定した運⽤をすることが可能になりました。 • Oracle DatabaseをOracle Cloudで稼働、アプリケーションをMicrosoft Azureで稼働するマルチクラウド構成 • ODSAにより、マルチクラウド接続の⼿間とコストを削減 • 採⽤にあたって、株式会社システムエグゼにより技術検証を実施し、また 移⾏⽀援も実施 三井不動産リアルティ株式会社様 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 90 Oracle Database Service for Azure(ODSA)を活⽤し たマルチクラウド構成により、コスト最適化を実現 株式会社インテリジェント ウェイブ 第⼆システム本部 第⼀部 部⻑ 徳⽥ 充利⽒ 「当社では、IT資産は所有から利⽤へという考えのもとクラウド活 ⽤を推進しており、ワークロードに最適なクラウド・サービスを選定し ています。今回現⾏システムの更改にあたっては、ユーザーにシス テム変更を感じさせない更改を⽬指した結果、データベースのクラ ウド化にはOCI、アプリケーションの改修、運⽤基盤としてはAzure を選定しました。『Oracle Database Services for Azure』を活 ⽤することで、マルチクラウド運⽤で障壁となりがちなコスト増加と 運⽤管理の複雑化が解消されます。」 三井不動産リアルティ株式会社 DX推進部 ⼭本 紘也 ⽒
  75. MESTEC • 製造業向けのSaaSプロバイダ • Autonomous Transaction Processing(ATP) により、⾼可⽤性かつスケール・アップおよびダウン できる柔軟性のあるデータベースを実現 •

    ATPとAzure Interconnectにより、600%のパ フォーマンス向上を実現 • パッチによるダウンタイムを無くし、同時にインフラお よび⼈的コストの半減を実現 • データ活⽤を促進し、⽣産性を60%向上 Azure InterconnectとAutonomous Databaseによりシステムを最適化 https://www.oracle.com/customers/infrastructure/mestec/ Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 91
  76. 従前システムの性能を維持しながらコストを最適化、Microsoft Azureとのマルチクラウドでサービス全体のレスポンスを向上 システム概要 • 「DXの推進」を2025年までの中期経営計画の中核戦略として位置付けており、 「DX認定事業者」、「DX銘柄2021」にも選出 • コロナ禍における通信教育のニーズ拡⼤により会員数が急増したことや、DX推 進のためのシステム基盤構築施策として「クラウドへの移⾏」が⼤きな要件に •

    WEBフロント系システムを先にMicrosoft Azureで稼働させており、オンプレミス のOracle ExadataとOracle Exadata Cloud@Customerで構築していた基 幹システムの移⾏先について検討 導⼊効果 • 第1フェーズとして、マーケティング分析基盤を移⾏。次に販売管理・新顧客基盤 を含む残りの基幹システムの移⾏を完了し、AzureとOCIでのマルチクラウドでの システム稼働を実現し、サービス全体のレスポンスを向上させることができた • 移⾏後4ヶ⽉経過した現在、ベネッセの新基幹システムはOCI上で提供される Oracle Exadata Database Service上で安定的に稼働し、従前システムに⽐ べ約60%ものCPUを削減しながらも性能を維持 利⽤サービス・製品 • Oracle Exadata Database Service • Oracle Consulting Service (OCS) • Oracle Support Rewards 導⼊パートナー • 株式会社アシスト 顧客事例︓ベネッセコーポレーション様 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 92 https://www.oracle.com/jp/news/announcement/benesse-moves-mission-critical-system-to-oci-2022-12-12/
  77. Oracle CloudとMicrosoft Azureの相互接続によるマルチ・クラウド環境に基幹システムを全⾯移⾏ お客様事例: システムエグゼ 様 採⽤構成 • 顧客情報や営業情報を管理するCRMを Oracle

    Cloud Infrastructureに移⾏ • Active DirectoryおよびWindows Virtual Desktopで Azureを利⽤ • Oracle Cloud InfrastructureとMicrosoft Azure間を 低遅延でセキュアな相互接続で接続 ポイント • 構築期間の短縮: 通常2週間程度かかるクラウド間接続を約半 ⽇で完了し、全体のマルチ・クラウド環境構築も2週間という短期 間で完了。 • 低遅延でセキュアな接続: 「Oracle Cloud Infrastructure」上の データベースとMicrosoft Azure上のアプリケーション間を低遅延 で相互接続 • コストの削減: ⾼い性能、セキュリティ、拡張性を低コストで提供す る「Oracle Cloud Infrastructure」を採⽤、コストを抑えながら⾼ い性能を実現 プレスリリースより抜粋 https://www.oracle.com/jp/corporate/pressrelease/jp20200910.html Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 93
  78. 世界40以上のハイパース ケール・クラウド・リージョン パブリック・クラウド ガバメント・クラウド Azure/Googleのお客様向 けに、OCI データベース・サービ スを提供 Oracle Database

    at Azure & Google マルチクラウド・アーキテクチャ 向け、低遅延・セキュアな専 ⽤線接続 Oracle Interconnect for Azure & Google リモートでネットワーク接続が ない場所でのOCI クラウド機 能を提供 Roving Edge Infrastructure すべてのOCIサービスを、顧 客のデータ・センターで提供 Dedicated Region & Oracle Alloy Exadataのクラウド・サービ スを顧客のデータ・センター で実⾏ Exadata Cloud@Customer ネイティブVMware環境を OCIで提供 Oracle Cloud VMware Solution アプリケーション実⾏のため のOCI クラウド環境を顧客 のデータ・センターで稼働 Compute Cloud@Customer MySQL HeatWave on AWS AWSでMySQL HeatWave を提供 Multicloud Hybrid Cloud Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 94 分散クラウド・ソリューション マルチクラウドおよびハイブリッド・クラウドのポートフォリオ 全OCIサービスを 顧客DCで提供 特定サービスを顧客DCで提供
  79. 世界40以上のハイパース ケール・クラウド・リージョン パブリック・クラウド ガバメント・クラウド Azure/Googleのお客様向 けに、OCI データベース・サービ スを提供 Oracle Database

    at Azure & Google マルチクラウド・アーキテクチャ 向け、低遅延・セキュアな専 ⽤線接続 Oracle Interconnect for Azure & Google リモートでネットワーク接続が ない場所でのOCI クラウド機 能を提供 Roving Edge Infrastructure すべてのOCIサービスを、顧 客のデータ・センターで提供 Dedicated Region & Oracle Alloy Exadataのクラウド・サービ スを顧客のデータ・センター で実⾏ Exadata Cloud@Customer ネイティブVMware環境を OCIで提供 Oracle Cloud VMware Solution アプリケーション実⾏のため のOCI クラウド環境を顧客 のデータ・センターで稼働 Compute Cloud@Customer MySQL HeatWave on AWS AWSでMySQL HeatWave を提供 Multicloud Hybrid Cloud Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 95 分散クラウド・ソリューション マルチクラウドおよびハイブリッド・クラウドのポートフォリオ 野村総合研究所様 リテール証券会社向けバックオフィ ス・システム「THE STAR」をOCIで 稼働 [Oracle Alloy] ⾃社クラウドとしてOCIを提供 野村総合研究所様 (提供中) 富⼠通様 (今後予定) 三井住友銀⾏様 情報系データベースシステムに ExaC@Cを採⽤
  80. 決済ソリューション基盤としてOracle Exadata Cloud@Customerを導⼊し、最⼤20倍の性能向上を実現 システム概要 • 法⼈向けのデジタル決済プラットフォーム「PAYCIERGE」を⽀える共 通SoR基盤向けにExaC@Cを導⼊ • デビッド・プリペイドカード領域を主とする各種決済サービスの拡充に 向け、ExaDB-C@C上にデータベースを集約し、運⽤・セキュリティの

    標準化を実現 採⽤背景 • 将来的なビジネス成⻑・サービス拡⼤に対応できる柔軟性の確保 • 従来の運⽤⼯数・コストを削減し、新サービス・戦略領域へ投資強 化 導⼊効果 • Exadataによるバッチ処理性能の⼤幅向上 • 参照系クエリで約20倍、更新系クエリで2-3倍の速度改善 • 年間数千万におよぶライセンスコストの適正化 • オンデマンドのCPUスケーリングにより、バッチ処理時以外のリソースを節減 • 基盤運⽤にかかる⼈的リソースの低減 • H/W管理やパッチ対応をオラクルにオフロード • ⾃動CPUスケーリング・ツールより、1-2⼈⽉かかる従来作業を⾃動化 • テスト⼯数削減による開発⽣産性の向上 • RAT活⽤により、⾮互換調査・性能テスト期間を当初の8%まで短縮化 • PCI-DSS v4.0 に対応したセキュリティの強化 • TDEによるデータ暗号化やDatabase Vaultによる特権ユーザのアクセス制御 • Oracle Database オプション活⽤による基盤全体の機能性向 • Real Application Testing(RAT), Advanced Security, Database Vault, Advanced Compression など 顧客事例︓TIS様 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 96 ExaC@C X10M 本番機 ExaC@C X10M 開発機 ExaC@C X10M 災対機 お客様データセンター 東京 お客様データセンター ⼤阪 Tokyo リージョン Osaka リージョン 開発環境 VMクラスタ 本番環境 本番環境 ステージング環境 … 災対環境 災対環境 … Data Guard https://www.oracle.com/jp/news/announcement/tis-payment-platform-goes-live-on-oci-2024-04-16/
  81. システム概要 • 2010年にホストコンピュータからオープン化した際よりExadataを活⽤ • 従来、注⽂データが中⼼だったが、物流や⽣産データ等の多種多様 なデータが集約されてきていた • 注⽂に関する明細データが11万店の店舗、販売所から毎⽇オンラインで届く。 1⽇に発⽣する明細データは500万件、⽉に約1億5000万件に達する。過 去のデータなどを含めると約900億件のデータを管理している

    • データ量は6年で倍以上に増加し、今後も増加することが⾒込まれている • 活⽤範囲の拡⼤に伴い、システムの重要性は増しており、停⽌した 場合、事業に直接影響が発⽣するため信頼性の強化が必要だった 採⽤ポイント • DR環境にExaDBを採⽤し、オンプレミスExadataとリアルタイム連携 することで、本番環境から迅速に切り替えて業務継続が可能に • オンプレミスで同等のDR環境を構築する場合に⽐べ、コストを抑制 することが可能 • 新たなデータセンターの確保や運⽤が不要、ExaDBによりDR環境の柔軟な リソース制御が可能 • 今後は、DR環境のさらなる有効活⽤や、各種システムのクラウド移 ⾏により、システムの柔軟性を⾼めていく⽅針 Oracle Cloud Infrastructureを活⽤し、約900億件のデータを管理するデータ活⽤基盤のBCPを強化 システム構成イメージ 利⽤サービス・製品 • Oracle Exadata Database Service (ExaDB) • Compute, Storage, FastConnect • オンプレミス • Oracle Exadata Database Machine (Exadata) • Oracle Zero Data Loss Recovery Appliance (Recovery Appliance) 顧客事例︓⼭崎製パン様 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 98 オンプレミスDC Oracle Cloud Infrastructure AD1 VCN FastConnect DRG Object Storage バックアップ SGW 本番DB Exadata アプリケーション郡 ZDLRA Private Exadata Database Service DR⽤DB 通常時は最⼩リソースで構 成し、コストを低減 * ZDLRA: Zero Data Loss Recovery Appliance バックアップ Data Guard https://www.oracle.com/jp/news/announcement/yamazaki-baking-enhances-business-continuity-on-oracle-cloud-infrasrtucture-2024-08-01/
  82. UQ WiMAX基地局建設業務システムのDR環境を構築、本番環境も今後移⾏予定 UQコミュニケーションズ株式会社 • 基地局建設業務システムは、屋外だけで40,000局にもおよぶ基地 局の建設、運⽤全般から撤去までを⼀元管理できるよう、⾃社で独 ⾃に構築したLinuxベースのシステム 従来の課題 • ハードウェアのメンテナンスや障害対応などの負荷削減、運⽤コスト

    の⾒直しを図るためクラウドへの移⾏を検討 • これまで災害対策のために他社のデータセンター内で遠隔地バック アップ・システムを運⽤していたが、頻繁に発⽣する台⾵や洪⽔など の⾃然災害を想定し、被災基地局の迅速な破損修復など事業継 続性の強化および運⽤効率向上を⽬的に、システム内の必要な データに瞬時にアクセス可能なDR環境の構築も合わせて検討 採⽤ポイントと導⼊効果 • 運⽤効率の向上、災害発⽣時の事業継続性を強化すると同時に、 システム運⽤コストを3分の1まで削減できる⾒込み • ⾼いコストパフォーマンスを持つIaaSサービス • 閉域網接続時のデータ転送費⽤が無償 • RedHat Enterprise LinuxからOracle Linuxへ移⾏し、ライセンスや保守に かかるコストを削減 顧客事例︓UQコミュニケーションズ様 従来︓週次でバックアップ⼿動転送 今回︓⽇次でバックアップ⾃動転送&適⽤ (DR環境でもデータ参照が可能に) https://www.oracle.com/jp/corporate/pressrelease/jp20201002.html システム構成イメージ 利⽤サービス • Compute, Block Storage, Object Storage • Database Cloud 導⼊パートナー • 株式会社アシスト Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 99 本番環境のOCI移⾏も完了し、お客様のインタビューが掲載されました • できるだけ楽になる⽅法を考えたらOracle Cloudに辿りつきました - マル チリージョンで運⽤管理コスト削減を実感 (アシスト)
  83. au経済圏を⽀えるコア・サービスのインフラを刷新、サービスを⽌めない基盤へ完全に移⾏ KDDI株式会社 • 中核事業である通信サービスの強みを⽣かしつつ、⽣活やビジネスの幅広い領 域をデジタルテクノロジーで便利にするサービスを提供。「サテライトグロース戦略」 と銘打ち、DX(デジタルトランスフォーメーション)、⾦融、エネルギー、LX(ライフトラ ンスフォーメーション)、地域共創という5つの注⼒領域を定義。通信サービスとの シナジーで成⻑を⽬指す システム概要 •

    au経済圏を⽀えるコア・サービスである決済サービス「au PAY」と「au Ponta ポ イントプログラム」の基幹システム • ホスト系DBからOracle Databaseに切り替え 導⼊効果 • 決済にかかる重要なデータを、3ノードのクラスタDB構成で構築し、加えてスタン バイDBをデータセンター内に配置。スタンバイDBをDRサイトにも配備(ポイントプ ラグラムは現在構築中)し、サービスを⽌めない⾼可⽤性と⾼度なデータ保護を 実現 • au PAY 基幹システムは決済を処理するスピードが約5倍に向上 • ポイントプログラム基幹システムは開発⽣産性が30%向上し新サービスの投⼊ にかかる時間の短縮を実現した。処理性能も従来⽐で約2倍向上 • COBOLからJavaへのコード切り替え作業(ポイントプログラム)も含め,両基幹シス テムともにデータ移⾏・同期ツール(OGG)、コンサルティング・サービス(OCS)を利 ⽤し移⾏作業を1年余りで完了 システム構成イメージ (au PAY 基幹システム) 利⽤サービス・製品 • Oracle Database • Oracle Real Application Cluster (RAC) • Oracle Active Data Guard (ADG) • Oracle GoldenGate (OGG) • Oracle Consulting Service (OCS) 顧客事例︓KDDI様 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 100 ※ ポイントプログラム基幹システムも同等の構成。DRはOracle Cloud Infrastructureの利⽤を予定 https://www.oracle.com/jp/news/announcement/kddi-makes-mobile-payment-customer-loyalty-program-smarter-with-oracle-2023-02-28/
  84. OCIでは時間・コスト・リスクを低減しながらクラウド移⾏を実現し、DX推進に向けた柔軟性を獲得できます ⼀般的なパブリック・クラウド Oracle Cloud Infrastructure 基幹システムのモダナイゼーション アプリケーションを 改変せずに移⾏ 時間・コスト・リスクを 掛けてクラウド移⾏

    アプリケーションを 改変せずに移⾏ アプリケーションを 改変せずに移⾏ アプリケーションを 刷新して移⾏ IaaSを利⽤してクラ ウド移⾏、柔軟性の 向上が⼩さい 性能要件が⾼く、ク ラウド移⾏を断念 ミッションクリティカル・システムのクラウド移⾏に際しては いずれかの要件を犠牲にしなければならなかった ミッションクリティカル・システムを効率的かつ確実にクラ ウド移⾏し、最⼤のメリットである柔軟性を獲得 ⾼性能・⾼可⽤性 効率的かつ確実に移⾏ 柔軟性を獲得 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 101
  85. 全体コストを低減しながら、確実なクラウド移⾏を実現 オラクルが提案するミッションクリティカル・システムにおけるクラウド移⾏ インフラ 費⽤ DB費⽤ 他社クラウド インフラ 費⽤ OCI DB費⽤

    インフラ費⽤を ⼤幅に低減 DBにOCIと同じコスト を掛けても 要件を満たせるかは 不透明 全体コストを低減しながら、 確実なクラウド移⾏を実現 ︖ BCP環境への投資 Analytics環境への投資 新たな投資へ 仮想基盤のクラウド化 OCI独⾃の DBコスト低減 ü チューニングを始めとした⾼度な管 理業務の⾃動化 ü ⾼度なセキュリティ機能をデフォル トもしくは無償で提供 ü アプリケーションテストを⼤幅に効 率化する機能を提供 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 102
  86. Oracle Cloud Lift Services (OCLS) クラウド移⾏に向けた “フィジビリティスタディ⽀援” 現⾏システムの評価を検証し、クラウド移⾏の課題とロードマップを可視化 クラウド移⾏に向けた “実機検証

    (PoC) の⽀援” PoCを通じて、クラウド移⾏の問題やリスクに対するソリューションを検証 プロジェクト初期フェーズの “早期⽴ち上げ⽀援” クラウドサービスを利⽤して、検証・開発環境の導⼊、⽴ち上げをご⽀援 主なサービス内容 • お客様のクラウド移⾏をご⽀援する無償サービス • 現⾏システムのクラウドへの移⾏検討で妨げとなる課題 に直⾯しているお客様をご⽀援 サービス概要 1. クラウド移⾏に精通したオラクルの専任エンジニアが、 移⾏のご⽀援をいたします 2. OCIのノウハウがないお客様でも、環境を迅速に構築 し、ご利⽤頂くことができます 3. お客様がクラウド環境の準備に伴う初期費⽤や時間 を抑えることができます 4. 併せてお客様プロジェクトメンバーに対して、クラウド環 境の利⽤・運⽤するための知識を持てるよう、スキル トランスファーのご⽀援をさせていただきます お客様のベネフィット 主なワークロード High Performance Computing applications on Cloud Oracle Database On Cloud VMware on Cloud ※その他ワークロードに関しましては、担当営業にご相談ください クラウド移⾏に向けた “ケーススタディ⽀援” クラウドへの移⾏事例を共有し、新たな観点でのクラウドメリットを可視化 Oracle DBを OCI の PaaSに移⾏する VMware環境を OCI の OCVS に移⾏する HPC アプリケーションを OCI の HPC環境に移⾏する • OCI … Oracle Cloud Infrastructure • ExaDB-D … Oracle Exadata Database Service • OCVS … Oracle Cloud VMware Solution Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 103
  87. より詳しく知りたい 資料 • Oracle Cloud Infrastructure 概要資料 • Base Database

    概要資料 • Exadata Database 概要資料 • Autonomous Database 概要資料 試してみたい 資料 • チュートリアル : Oracle Cloud Infrastructure を 使ってみよう 参考情報 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 105
  88. Oracle Cloud サービス概要 • https://www.oracle.com/jp/ Oracle Cloud Free Tier (Always

    Free&無償トライアル) • https://www.oracle.com/cloud/free/ マニュアル • 英語 / ⽇本語 リージョン毎のサービス提供情報 • https://www.oracle.com/cloud/data- regions.html#apac 東京/⼤阪リージョン最新情報 • https://blogs.oracle.com/oracle4engineer/po st/oci-tokyo-osaka サービス・アップデート • https://blogs.oracle.com/oracle4engineer/ 技術情報 • 活⽤資料集 / チュートリアル 活⽤事例 • https://blogs.oracle.com/oracle4engineer/po st/oci-customer-reference セミナー情報 • https://blogs.oracle.com/oracle4engineer/po st/oci-seminar Oracle Cloud Infrastructure: 参考資料 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 106
  89. Oracle Cloudにサインナップいただくと、両⽅が利⽤可能です • https://www.oracle.com/jp/cloud/free/ Oracle Cloud Free Tier: Always Free&無償トライアル

    Always Free 時間制限なく 特定サービスを利⽤可能 Free Trial 30⽇間 300ドル フリー・クレジット + Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 107
  90. OCIの利⽤に対してリワードを獲得し、 それを使⽤してサポートの⽀払いを⾏うことができます Oracle Support Rewards 通常のサポート契約をされているお客様はOCIの利⽤に対 して25%のリワードを獲得 25% Unlimited License

    Agreements (ULA)を契約されてい るお客様はOCIの利⽤に対して33%のリワードを獲得 33% 対象のお客様 • OCIを契約(Annual Flex)いただいた、Tech License サポートを利⽤されているすべてのお客様 リワード獲得 • OCIの利⽤額に基づいて毎⽉獲得 • Overage(利⽤超過)分も対象 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 109
  91. 保有しているOracleソフトウェア・ライセンスの活⽤ プライベート・クラウド 保有するOracleソフトウェア・ライセンス オンプレミス での利⽤ Oracle Cloud PaaSへのBYOL (BYOL to

    PaaS) Cloud@Customer へのBYOL Oracle Cloud IaaSへのBYOL オンプレミス環境 パブリック・クラウド どの環境でも利⽤可能 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 110
  92. 保有ライセンスをクラウドへ持ち込むことで、通常に⽐べて、⼤幅に低いレートでPaaSを利⽤できます • Base Database Service - Enterprise Editionの場合、55%低減できます • ライセンスの保守費⽤は継続して必要です

    BYOL to PaaSのメリット︓ 保有ライセンスを活⽤して安価にクラウドが利⽤可能 Compute + Compute Support Automation License Entitlement + License Support BYOLレート 1CPU 27.09円/時 (BYOLのBaseDB) 1CPU 60.214円/時 (通常のBaseDB EE) 通常のPaaSレート Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 111
  93. 下記のオプションは、Oracle Database Enterprise EditionをBYOLする場合、同時にオプションライセンスを持ち込むこ となく利⽤できます BYOL to PaaSのメリット︓ データベース・オプションの無償利⽤が可能 Diagnostics

    Pack Data Masking and Subsetting Pack Tuning Pack Real Application Testing • DBの監視 • ⾃動診断・アドバイザ • DB移⾏時のテストツール • SQLのパフォーマンス分析等 • テストデータを不可逆な形式でマスキング • チューニング・アドバイザ • SQL監視機能等 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 112
  94. BYOL to PaaSのメリット︓ オンプレミスからの移⾏時における並⾏稼動期間の特例 オンプレミス Oracle Cloud ライセンス BYOL オンプレミス利⽤停⽌

    並⾏稼働期間 最⻑100⽇間 クラウドの利⽤を開始 (BYOL to PaaSのインスタンスを作成) オンプレミスから 環境移⾏する作業期間として、 ライセンスを⼀時的に並⾏利⽤できます Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 113
  95. 必要ライセンス数について 保有ライセンス BYOL to IaaS BYOL to PaaS BaseDB /

    ExaDB BYOL to PaaS Autonomous Database 記載ドキュメント Oracle Processor Core Factor Table Oracle PaaS and IaaS Universal Credits Service Descriptions Oracle PaaS and IaaS Universal Credits Service Descriptions Standard Edition シリーズ 1 Processor = 4 OCPU (8vCPU) 8 OCPU毎に最少10 NUP(もしくは 実際のユーザ数の多い⽅) 1 Processor = 4 OCPU (8vCPU) 10 NUP = 2 OCPU (4vCPU) * SE BYOLはBaseDBのみ * インスタンス当たり最⼤8 OCPUまで 1 Processor = 16 ECPU / 4 OCPU 10 NUP = 4 ECPU / 1 OCPU * インスタンス当たり最⼤32 ECPU / 8 OCPUまで Enterprise Edition 1 Processor = 2 OCPU (4vCPU) 2 OCPU毎に最少25 NUP(もしくは 実際のユーザ数の多い⽅) 1 Processor = 2 OCPU (4vCPU) 25 NUP = 2 OCPU (4vCPU) EEライセンスに加え、利⽤する機能 に応じたオプションライセンスが必要 1 Processor = 8 ECPU / 2 OCPU 25 NUP = 8 ECPU / 2 OCPU EEライセンスに加え、以下の場合は オプション・ライセンスが必要 ‐ 65 ECPU / 17 OCPU以上: Real Application Clusters - Autonomous Data Guard: Active Data Guard * BYOL to IaaS / PaaS Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 114 * スタンバイを読取り専⽤で利⽤する場合にのみActive Data Guardライセンスが必要
  96. 要件に合わせて多様な⽅式に対応しています 詳細はこちらの資料をご覧ください Oracle Databaseの移⾏⽅式と選び⽅ • https://speakerdeck.com/oracle4engineer/oracle- database-upgrade-migration-jp おすすめ⽅式 Oracle Zero

    Downtime Migration • ダウンタイムを最⼩化してクラウドへの移⾏を実現する無償 ツール • https://www.oracle.com/jp/database/zero- downtime-migration/ オンプレミスからOracle Cloud Infrastructureへの移⾏ On-Premise Oracle Cloud Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 115
  97. 質問1 • SaaSの事例案件が多いとお話しをいただいておりますが、弊社では現在12を利⽤しており、OCIにリフトする場合はまだ23を選択す るにはマイグレーションの情報が少なすぎる、という事でIaaSの19をベンダーより提案されています。IaaSで動かし始めた後にSaaSへ 移⾏するパス、その場合のコストを抑えて移⾏するなどの事例があればご紹介いただければ幸いです 回答1 ※SaaSと記載いただいた箇所はPaaSかと思いますので、その前提でご回答させていただきます • Oracle Database

    23aiは、OCI PaaS(Base Database, Exadata Database, Autonomous Database)で利⽤可能です。 IaaSではまだご利⽤いただけません(2024年8⽉現在) • サポート期間はこちらになります(次ページ参照) • Oracle Database 23ai: 2029年4⽉30⽇(Premier Support), 2032年4⽉30⽇(Extended Support) • Oracle Database 19c: 2026年4⽉30⽇(Premier Support), 2027年4⽉30⽇(Extended Support) • 主な移⾏⽅式は以下の資料をご参照ください • https://speakerdeck.com/oracle4engineer/oracle-database-upgrade-migration-jp?slide=23 • 12cから19c(IaaS)へ移⾏される際に、マルチテナント構成へ移⾏することで、IaaS(19c)からPaaS(23ai)への容易な移⾏が可能にな ります • 上記資料のPDB Unplug/Plug, PDB Cloneが該当します セミナー中にいただいたご質問への回答 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 116
  98. Oracle Database: リリース及びサポート・タイムライン * as of August 2024 Release Schedule

    of Current Database Releases (Doc ID 742060.1) Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 117 各サポートレベルでの提供内容 Premier Support : 24x365⽇の技術問い合わせ、不具合修正とパッチ提 供、セキュリティ・アラートおよび修正、OS等の新規認証 Extended Support︓ 24x365⽇の技術問い合わせ、不具合修正とパッチ提 供、セキュリティ・アラートおよび修正 Sustaining Support (PaaSは提供なし)︓ 24x365⽇の技術問い合わせ、作成済のパッチ提供 * 詳細はOracle Software テクニカル・サポート・ポリシー参照 Customer Success Servicesが提供する個別サービス