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OCI 運用監視サービス 概要

OCI 運用監視サービス 概要

OCIの運用監視サービスの全体像と各サービスの概要を説明した資料です。

oracle4engineer

November 18, 2024
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  1. クラウドでの運用管理におけるポイント 2 Cloudへの最適化 構築が容易 運用にかかわるオペレーショ ンコストの低減 • クラウド環境で発生する監視作業を 前提にしたツール設計 •

    リソースの全体把握 • 有休リソースの可視化 • 問題の自動発見 • 環境の準備や構成にかかる工数 を削減 • データベースやアプリケーションも 対象にした事前構築済み監視 サービス • 導入作業とセットアップが容易で すぐ使い始められる • 少ない人員での運用 •機械学習を活用した異常検知やア ラート発報で、業務を自動化 •統合された監視ダッシュボードで担 当者を集約。管理下のリソースが増え ても監視の労力は同じ クラウドで必要のない運用を省略しクラウドで必要な管理に注力 Oracle Cloud Infrastructureはクラウドに最適化された運用監視サービスを備え 少ない人員で効率的に運用することが可能です Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates
  2. Oracle Cloud Observability and Management (O&M) 3 ◼ OCIに最適化された運用管理プラット・フォーム すべての監視データを可視化し、シームレスに連携

    リソースの稼働状況やアクセスログは常時モニタリングし 異常を素早く検知するフレームワーク アプリケーションやデータベースのパフォーマンス改善を 様々なインフラスタックの観点からアドバイス リモートワークに最適な接続の容易性と厳格な認証 マルチクラウド、オンプレミスのリソース監視へ拡張可能 ◼ 最先端のテクノロジー 機械学習を用いたログ分析、将来必要となるリソースの 需要予測どのイノベーティブな機能を提供 ◼ オープン・スタンダート クラウド・ネイティブに準拠し、OpenTracingやFluentd等の オープンな技術を採用、既存ツールとの相互運用性を向上 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates Logging Logging Analytics Application Performance Monitoring Monitoring Stack Monitoring Database Management Ops Insights Connector Hub Notifications OS Management Hub Observability and Management
  3. Logging Logging Analytics Application Performance Monitoring Database Management Ops Insights

    Connector Hub 監査ログやネットワーク、ストレージ・ログ などのOCIサービス利用時に発生する ログの出力管理 LoggingのログやOS上で発生する様々 な種類のログに集約し、機械学習を用 いた高度な分析とビジュアライズ Loggingのログやmonitoringのメトリッ ク値を異なるサービスに転送するサービス 連携基盤 WEBアプリケーションやマイクロサービスの パフォーマンスを監視し、問題の根本原 因を分析・迅速に診断 オンプレミス・クラウド上にて稼働する Oracle Databaseのリソース使用率や パフォーマンスの可視化・チューニング ホスト及びデータベースのリソース使用率 を最大25か月分の過去データから分析 した需要予測やSQLトレンドを提供 Monitoring Notifications OS Management Hub コンピュート、ネットワーク、ストレージ等の OCIの各サービスの状態や性能を表す メトリックを収集・監視 メール、SMS、Slack等のアラート メッセージを発信 OCIインスタンスのパッチ適用の管理と 監視を一元的に可視化するハブ O&Mを構成するサービス群 Oracle Cloud Observability and Management Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 4 Stack Monitoring アプリケーションを構成する各スタックの リソースを横断的に監視 (※APMの一機能として提供)
  4. システムの運用監視要件に対応するOCIサービス 5 監視項目 要件 要件の主要なポイント 必須サービス 検討サービス 死活・稼働状況 監視 システムを構成する各機器の健全性を

    確認し、問題が発生した場合に早期に 検知し対応できる仕組みを確立する • CPU、メモリ、ディスクなどのハードウェアやネットワーク ストレージなどのシステムの各リソースの稼働状況を監視 • エラーや障害、異常な動作などを検出する • 検出された異常値を自動的に通知、アラートの生成 • ユーザー独自の監視項目を追加できる Monitoring Notifications Stack Monitoring Database Management APM 性能監視 システムの性能要件が維持されていること を確認し、業務特性やピーク時の特性を 踏まえて性能監視・チューニングを行う • レスポンス時間や処理速度を監視する • ディスク容量やネットワーク・トラフィックを監視する • ボトルネックを特定し、パフォーマンスの最適化を行う • リソースを予測し、性能不足を未然に防止する Monitoring Database Management APM Ops Insights ログ管理 システムの正常動作、およびエラーや障害 などのログを日常的に取得・管理することで 問題発生時のトラブルシューティングや 法規制に対応する • システムを構成するハードウェアやネットワーク、ストレージ などの各機器からログを収集する • 問題を特定するための分析手法を確立する • 多様なログフォーマットに対応できること • ログの長期保管と不適切なアクセスや削除を防止する • エラーや異常なログを検出し、アラートの生成 Logging Logging Analytics N/A ※上記は、システム運用という点にフォーカスしており、運用におけるセキュリティ要件は別途OCI Securityの資料を参照 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates
  5. Monitoring, Logging, Logging Analytics, Notifications 必須となる基本の運用監視サービス 6 Notifications Tokyo Region

    Compartment / VCN Public Subnet Load Balancer Internet Gateway Customers Private Subnet Virtual Machine Virtual Machine Web/App Tier Private Subnet Database Compartment / VCN ログ出力管理 VCNやロードバランサーなど 様々なサービスログの出力管理 認証ログ Load Balancer Object Storage Functions Network Firewall等 VCN Flow Logs 権限管理 ログ 操作 アクセスログ Audit サービス・ログ Logging OS関連 Management Agent for LA コンピュート内のログ Logging Analytics コンピュート内のログを アップロードするエージェンド ログ分析基盤 各種ログを一元的に集約し 横断的な分析と長期保管 リソースのメトリック監視 様々なサービスの稼働状況や 性能を表すメトリックを提供 アラート・通知に 必要なサービス Monitoring Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates
  6. Stack Monitoring, Ops Insights 追加検討サービス① - コンピュートの運用監視を強化するサービス - 7 Tokyo

    Region Compartment / VCN Public Subnet Load Balancer Internet Gateway Customers Private Subnet Virtual Machine Virtual Machine Web/App Tier Private Subnet Database Compartment / VCN 認証ログ Load Balancer Object Storage Functions Network Firewall等 VCN Flow Logs 権限管理 ログ 操作 アクセスログ Audit サービス・ログ Logging Management Agent for LA Logging Analytics OS関連 コンピュート内のログ Monitoring モニタリングの強化 監視リソースの追加やメトリック 拡張、異常値検知の強化 Stack Monitoring Ops Insights リソースのトレンド分析 長期データに基づいた需要 予測やOSリソース分析 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates
  7. Database Management, Stack Monitoring, Ops Insights 追加検討サービス② - Oracle Databaseの運用監視を強化するサービス

    - 8 Tokyo Region Compartment / VCN Public Subnet Load Balancer Internet Gateway Customers Private Subnet Virtual Machine Virtual Machine Web/App Tier Private Subnet Database Compartment / VCN 認証ログ Load Balancer Object Storage Functions Network Firewall等 VCN Flow Logs 権限管理 ログ 操作 アクセスログ Audit サービス・ログ Logging OS関連 Database 関連 Management Agent for LA コンピュート内のログ Logging Analytics Database Management データベースの性能監視 データベースのリソース監視や パフォーマンス・チューニング アラートや監査ログ等の データベース・ログを追加 Monitoring Ops Insights リソースのトレンド分析 長期データに基づいた需要 予測やSQL分析 モニタリングの強化 監視リソースの追加やメトリック 拡張、異常値検知の強化 Stack Monitoring Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates
  8. Application Performance Monitoring, Stack Monitoring, Ops Insights 追加検討サービス③ - アプリケーションの運用監視を強化するサービス

    - 9 Tokyo Region Compartment / VCN Public Subnet Load Balancer Internet Gateway Customers Private Subnet Virtual Machine Virtual Machine Web/App Tier Private Subnet Database Compartment / VCN 認証ログ Load Balancer Object Storage Functions Network Firewall等 VCN Flow Logs 権限管理 ログ 操作 アクセスログ Audit サービス・ログ Logging OS関連 アプリ関連 Management Agent for LA コンピュート内のログ Logging Analytics アプリケーションの性能監視 サーバー、ユーザー、両方の 視点からパフォーマンスを監視 アプリケーションや実行 環境のログを追加 Monitoring Ops Insights リソースのトレンド分析 長期データに基づいた需要 予測やOSリソース分析 モニタリングの強化 監視リソースの追加やメトリック 拡張、異常値検知の強化 Stack Monitoring Application Performance Monitoring Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates
  9. 各サービスの価格 10 サービス 機能 無償枠 価格 (※詳しくは各サービス価格にて) Monitoring リソースのメトリック監視 基本無償

    カスタムメトリックまたはデータ連携の場合は 有償になるケースあり Notifications メールやSMSなどのメッセージ配信 100万配信/月まで無償 1000メール/月まで無償 100万配信あたり ¥93/月 1000メール ¥3/月 Logging ログ出力管理 10GB/月まで無償 1GBあたり¥8/月 Logging Analytics ログ分析基盤 10GB/月まで無償 300GB単位で¥57,660/月 Stack Monitoring モニタリングの強化 N/A 10リソースあたり ¥12/時間 (Standard) 10リソースあたり ¥59/時間(Enterprise) Database Management データベースの性能監視 ADB, BaseDB(CDBのみ), ExaDB-D(CDB のみ)は無償 1 OCPUあたり¥8/時間 Application Performance Monitoring アプリケーションの性能監視 1000イベント/時間まで無償 100,000イベントあたり ¥101/時間 10モニターあたり ¥3/時間 Ops Insights リソースのトレンド分析 ADBは無償 1 DBとOSあたり¥2/時間 基 本 追 加 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates
  10. OCIの各サービスの性能や状態を表すメトリックを収集・監視 - コンピュート・インスタンスのCPU, メモリ, ネットワーク送受信 - ロードバランサーのインバウンドリクエスト, 帯域幅 - ブロック・ボリュームのI/Oスループットなど

    主要なメトリックは、コンソールにメトリック・チャートとして表示 メトリック・エクスプローラーによる詳細なメトリック分析 ユーザー自身によるカスタム・メトリックの作成 Prometheus形式でのメトリックデータ収集連携 メトリックの保持期間は90日間 - 90日を超える保存には、Object StorageやLogging Analyticsと連携 することで対応可能 メトリックに対してアラームを作成可能 Monitoring 12 METRICS ALARMS CPU: 80 CPU: 90 CPU: 40 CPU: 50 Customer Applications, Services, Resources Oracle Cloud Infrastructure Console Customer Monitoring Tool Monitoring Alarms Notifications Alarms Oracle Cloud Infrastructure Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates
  11. メトリック メトリックとは、各リソースのヘルス状態、キャパシティ、性能についての測定値 多くのOCIサービスには、それぞれのサービスに対応したメトリックを用意 例) oci_computeagent メトリック コンピュートインスタンスの稼働状況とスループットの監視 - CPU使用率,負荷平均 -

    ディスクの読み取り/書き込みバイト及びI/O - メモリー使用率, メモリー割り当てのストール - ネットワーク受信/送信バイト コンピュートの場合は、クラウドエージェントの起動が必要 各サービスでは、主要なメトリックを表示するメトリック・チャートを提供 チャートにないメトリック、メトリック値のフィルタやグルーピングなど 問い合わせ内容をカスタマイズする場合は、メトリック・エクスプローラー を用いる Monitoring 13 メトリック・チャート Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates
  12. カスタム・メトリック OCIで用意されている以外のメトリックを監視したい場合、ユーザー独自のメトリックとして Monitoringに追加し監視することが可能 - REST API, SDK, CLI等で作成したカスタム・メトリック値を定期的にMonitoringにPost (最小頻度: 1秒、最小集計間隔:

    1分) Monitoring <略> #OCIへの接続情報 . for proc in psutil.process_iter(): try: if "vmstat" in proc.exe(): existvalue = 1 except psutil.AccessDenied: pass dt_now = datetime.datetime.now(timezone('UTC’)) . <略> #OCIテナンシ情報 post_metric_data_response = monitoring_client.post_metric_data( post_metric_data_details=oci.monitoring.models.PostMetricDataDetails( metric_data=[ oci.monitoring.models.MetricDataDetails( namespace="osprocess", compartment_id="ocid1.compartment.oc1..aaaaaaaa6itxxxxxxxxxxx", name="process001", dimensions={ 'serverid': 'testsrv001’}, datapoints=[ oci.monitoring.models.Datapoint( timestamp=datetime.datetime.strftime( dt_now,"%Y-%m-%dT%H:%M:%S.%fZ"), value=existvalue)] )] ... ) Python SDKを使用したサンプルコード 稼働するプロセスやサービス を OS コ マ ン ド で 取 り 出 し メトリック値とする Monitoringを実施する コンパートメント名や、 作成するメトリック名、 ディメンションなどを指定 15 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates ※Stack Monitoringの新機能 拡張メトリックでも作成可能
  13. アラーム Monitoring 16 リソースのメトリック値にトリガールール(しきい値)を設定することで 管理者に通知、もしくは特定のアクションを自動実行させる 通知には、 Notificationsサービスを使用する 選択可能なサブスクリプション - 電子メール,

    SMS, Slack - HTTPS(カスタムURL), PagerDuty - Functionの実行 CPUのしきい値 60%を超える 場合にアラームを発生させる Notifications 例)VMインスタンスのCPU使用率が60%超過した場合、 - Notificationsと連携し、Eメールにて通知 -(応用編) Notificationsと連携し、Functionsを 呼出し、VMインスタンスのシェイプを変更 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates
  14. 通知サービス Notifications Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 18

    • 通知サービスとは • マネージドのメッセージングサービス • モニタリング・アラームなどのメッセージを大規模なサブスクリプション・ エンドポイントにプッシュ • セキュアで低レイテンシー、耐久性に優れたメッセージ配信 • 通知先から確認応答がされない(通知が上手く行かない)場合、 サブスクリプションの再試行期間中(最大120分)、指数バックオフを 含む再試行を行う • サブスクリプションのタイプ • Email • ファンクション • HTTPS (Custom URL) • PagerDuty • Slack • SMS イベント・サービス × 通知サービス の連携 イベント・サービスでリソースの変化を検知して通知
  15. サービス価格 19 Ingestion: “カスタム・メトリック”のデータポイント(※1)にのみ課金され る。OCIの各サービスが提供するメトリックは含まれない。 Retrieval: アナライズされたデータポイント(※2)を取得する際に課金 される。コンソールのメトリック・エクスプローラーなどでグラ フ表示やリロードした際にカウントされる。 ※1)

    データ・ポイント • メトリックストリーム内でのタイムスタンプ付きの単一の値 ※2) 分析されたデータ・ポイント • メトリック取得クエリー実行時のメトリックストリームごとの 1分あたりのデータポイント • 1分間に複数のデータポイントがある場合は要約された値 になる。 OCI サービス Metric Alerm Notifications CPU: 80 CPU: 90 CPU: 40 CPU: 50 Customer Applications, Services, Resources OCIコンソール Customer Monitoring Tool Monitoring CPU: 85 CPU: 45 集計データ 生データポイント トリガー・ルール Monitoring - Ingestion Monitoring - Retrieval Streaming 【Monitoring】 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates
  16. サービス価格 20 Oracle Cloud Infrastructure Monitoring – Ingestion サービス 価格

    メトリック 最初 5億データ・ポイント Free 100万データ・ポイント 以降 5億データ・ポイント ¥0.39 100万データ・ポイント サービス 価格 メトリック 最初 10億データ・ポイント Free 100万データ・ポイント 以降 10億データ・ポイント ¥0.23 100万データ・ポイント 【Monitoring】 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates Oracle Cloud Infrastructure Monitoring – Retrieval サービス 価格 メトリック Heath Checks - Basic (30秒または60秒あたり 最大500個のエンドポイント) ¥46.5 1か月あたりのエンドポイント数 Health Checks - Premium (10秒あたり最大 500個のエンドポイント) ¥201.5 1か月あたりのエンドポイント数 【Health Checks】
  17. Monitoringサービスでは監視できないアプリケーションを構成する 各スタックのリソースを一元的に監視 主な機能 - 各スタックの特性に応じたメトリックを提供 - メトリック・エクスプローラーやアラームはMonitoring同様に可能 - メトリックのベースラインを機械学習し、異常値を検出 ※EE

    - 自動実行可能な拡張メトリック ※EE - カスタム・リソースにより監視範囲の拡張 ※EE Standard EditionとEnterprise Editionの機能別ライセンス 動作には管理エージェントが必要 (※OCIの場合はCloud Agentのプラグイン) 監視可能なリソース (※2024年2月時点, 順次拡張) - ホスト: Oracle Linux, RHEL, Solaris, Windows Server - アプリケーションサーバー: WebLogic, Apache Tomcat, HTTP Server (Apache/Oracle) - データベース: Oracle Database, SQL Server - アプリケーション: OAM,OIM, MFT, SOA, Oracle EBS, PeopleSoft等 Application Performance Monitoringの機能として提供される Stack Monitoring 22 Application Stack Monitoring Application Server Database OS Oracle Cloud On-premises Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates
  18. パフォーマンス・チャート オンプレミスのLinuxのメトリック・データ ほぼMonitoringで監視するコンピュートOSのメトリックと同等 Stack Monitoring 24 Apache Tomcatのメトリック・データ JVM、HTTPリクエスト、ガベージコレクション等のメトリック ※Stack

    Monitoringのメトリックは、Monitoringのoracle_appmgmtのメトリックに格納される Oracle Databaseの場合のみoracle_oci_database Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates ベースラインから逸脱した 異常値の検出 ※EEのみ
  19. 拡張メトリック ユーザー独自のメトリックを追加することが可能 - プロセスの起動監視 - ディスク・スペースの詳細な容量 - アプリケーションやネットワークのレイテンシー等 OSコマンド、SQL、JMXをサポートしており、実行結果を メトリックとしてOCIにアップロードする

    複雑なロジックが必要な場合は、シェルスクリプトとして OSで作成・準備しておいて実行させる メトリックは数値データのみ 作成~テスト~デプロイまでOCIのガイドに従いGUIで 作成することが可能 収集間隔は最小5分~ Monitoringのメトリックネームスペースは、 oracle_metric_extension_appmgmt Stack Monitoring Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 25 Enterprise Edition
  20. カスタム・リソースによる監視範囲の拡張 ホストで実行されている未サポートのリソースをプロセス・ ベースで監視 - Nginx, GlassFish, MongoDBなどのミドルウェアのプロセス - ユーザーアプリケーションの実行プロセス -

    常駐バックグラウンドプロセス等 プロセスから取得するメトリック - 可用性 - CPU、メモリー使用率 - 使用済みメモリ (物理/仮想) - プロセス合計数 コマンド名または正規表現によってプロセスを特定 Monitoringのメトリックネームスペースは、 oracle_appmgmtのcustom_resourceグループ Stack Monitoring Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 26 Enterprise Edition
  21. ライセンス Stack Monitoring 27 Enterprise Editionの機能を使用する場合は 明示的に対象リソースをEnterpriseに指定する Standard Edition -

    ¥10.5 / 10 Monitor Resource Enterprise Edition - ¥53.2 / 10 Monitor Resource Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates
  22. サービス価格 28 【Application Performance Monitoring】 サービス 価格 メトリック 月額概算 Stack

    Monitoring – Standard Edition - ¥11.6 10モニター・リソース/時間 ¥8,630 Stack Monitoring – Enterprise Edition - ¥58.9 10モニター・リソース/時間 ¥43,821 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates
  23. OCI内のログ出力を管理し、ログの簡易的な分析と連携管理を提供 3種類のログに対応 監査ログ - デフォルトで有効化されているOCIコンソールやAPIの操作ログ サービス・ログ - 各OCIサービスを利用時に発生するログ - VCN

    Flow Logs, Load Balancers, Object Storage, Functionsなど カスタム・ログ - OSやミドルウェア、データベースなどのOSシステム内で管理されるログ - コンピュートにインストールされているCloud Agentがログを収集し転送 監査ログは最大365日、サービス/カスタムログは最大6カ月保持 Logging AnalyticsやObject Storageにログデータを移動することで 永続的な保管が可能 ログの分析やレポーティングは、操作性が高いLogging Analytics に集約して使用するのが効果的 Logging 30 Logging Auditing Object Storage VCN Flow Logs 監査ログ サービス・ログ カスタム・ログ Compute Instance Cloud Agent 経由 etc Service Connector Hub Logging Analytics Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates
  24. 監査ログ OCIの全てのアクティビティログを記録するサービス • コンソール、CLI、SDKを含む すべてのAPIコール を自動的に記録 • 一部の例外を除く全サービスが対応 • コンソール、APIから閲覧・検索可能

    • テナンシー単位で365日分保持 • 利用料は無料 • SR申請によりオブジェクト・ストレージに一括エクスポート設定も可能 • ロギング・サービスとの連携 • ロギング・サービスの仕組みを使って監査ログを検索、管理することも可能 • サービス・コネクタ・ハブを利用してログデータを他のサービスに連携 Logging 31 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates
  25. ログ検索 コンソールからのログを検索することが可能 - ロググループごとのデータ参照 - 値フィルタリング、フィールド・フィルタリング、テキスト検索 - 拡張モードでのカスタム・クエリー - テーブル形式もしくはチャート・ビューで検索結果を表示

    - 検索結果はJSON形式でエクスポート可能 円グラフ、棒グラフ、ドーナツグラフ、線グラフによる ビジュアル化 JSON形式のデータ参照 - 前後のログの表示 Logging 32 JSON形式のデータ参照 前後のログの表示 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates
  26. Loggingのログ、Streamingのメッセージ、Monitoringのメトリック値を サービス間で連携させるサービス・バス・プラットフォーム GUIベースで簡単にSource/Target間のデータ移動を定義可能 フィルタによる転送データの制御 典型的なデータ連携の例 - ログ・データをオブジェクトストレージにアーカイブする - ログ・データをMonitoringと連携し、しきい値によるアラーム発報 -

    ログ・データをFunctionsと連携し、データベースに格納 - ログ・データをLogging Analyticsと連携し、高度な分析とビジュアライズ - ストリーミング・メッセージを起点にしたイベント駆動型アプリケーション 他社サービス連携 - OCI Logging Addonを利用したSplunk連携 - Functionsを利用したDATADOG連携 無料 Service Connector Hub 33 Logging Service Connector Hub Monitoring Logging Analytics Notifications Function Streaming Source Object Storage Streaming Target Monitoring Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates
  27. 機械学習のテクノロジーを活用した高度なログ分析・サービス基盤 - 200種類以上のログに対応した事前定義済みパーサー - OCIやオンプレミスにある様々なOSやミドルウェアのログに対応 - 未サポートのログにはガイド付きカスタムパーサーで簡単作成 直感的な操作で分析可能できるログ・エクスプローラー 大量のログを高速にビジュアライズするクラスタ分析 ログ・データの値に応じた自動ラベリング

    様々な分析軸を保存したダッシュボード ラベルやログ・データに応じたアラート通知 アーカイブ機能によりTBを超えるログ保存のコストを削減 Loggingサービスとの連携しログ分析基盤として活用 インストールした管理エージェントが、自動的にアップロード Logging Analytics 36 Logging Analytics Logging Compute Instance Service Connector Hub 管理エージェント 連携 Syslog、セキュアログ Windowイベントログ ミドルウェア、アプリケーションログ ネットワーク、データベースログ etc.. Database System 他社クラウド 管理エージェント 連携 管理エージェント 連携 サービス連携 オンプレミス Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates
  28. ログ・エクスプローラ ドラッグ&ドロップ、クリックなどの直感的な操作でログを検索、分析 Logging Analytics 37 検索クエリー GUI操作に連動して自動生成 直接コマンド編集も可能 フィールド ログパーサーによって解析され

    たフィールドと関連付いた値 フィールドを用いたフィルタ 処理や検索、複数のフィード を組み合わせたグループ化 など柔軟な分析ができる ビジュアライゼーション 分析結果を様々な形式でグラフ化 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates
  29. 機械学習を用いたログ分析 「無視してよい大量のログ」「大切な一行のログ」を効率的に探索 類似したパターンを持つログを自動的に認識しグルーピング 膨大な量のログイベントを少量のパターン情報 (クラスタ)へと集約 - 例外的パターンや断続的に発生するイベントを素早く検知することで 迅速なトラブルシューティングや、異常の検出を可能に Logging Analytics

    38 クラスター: ログ・レコードのパターンを識別し、類似した パターンを持つログをグループ化 潜在的な問題: Error, Fatal(致命的), Exception(例外) などのキーワードを含むログ・レコードのクラスタ 外れ値: 特定の期間中に一度のみ発生し、クラスタに 含まれなかったログ・レコード トレンド: クラスタのトレンド。類似した傾向を持つクラスタ同士 をトレンドとして表示 Aug 18 11:00:57 Unable to create file ABC.txt for user root Aug 18 23:07:26 Unable to create file DEF.txt for user larry Aug 18 23:08:30 Unable to create file XYZ.ppt for user moe 上記ログエントリを、1つのパターンおよび1つの例外に集約 ID パターン 件数 1 <Date> Unable to create file <File> for user <User> 1000 2 Aug 18 23:08:01 Succeeded authorizing right 'system.priv.admin' 1 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates
  30. ラベル Logging Analytics 40 ラベル機能 • 特定の値を持つログエントリに「ラベル」=「わかりやすいキーワード」を付与 • 人間にわかりやすい言葉でログを検索することが可能 事前定義済ラベル

    • ラベルとラベル付与ルールを事前定義済で提供 • ユーザー自身がカスタムで作成することも可能 Tue Feb 14 22:24:23 2017 … Errors in file … (PDBNAME=CDB$ROOT): ORA-04031: unable to allocate 512 bytes of shared memory Exception in thread "Thread-4" java.lang.OutOfMemoryError: Java heap space at org.apache….. 「メモリエラー」 Oracle Database アラートログ WebLogic Server サーバーログ ラベル ラベルの付与 ラベルによる検索 「メモリエラー」に関する ログを教えて! Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates
  31. 事前定義済みのログ・パーサー 200を超える事前定義済みのログ・パーサーを提供 例:Windowsイベント, Linux/Solaris等のOS関連ログ Oracle Database, MySQL, SQL Server等のDB関連ログ WebLogic

    Server, Tomcat, JBoss, IIS等のAP関連ログ Palo Alto, Bluecoat,F5等のネットワーク機器関連ログ OCI Audit, VPN Flow Logなどクラウドサービス関連ログ テキスト、XML、JSON、データベース表のログにも対応 SaaSログをREST APIで直接取得可能 マルチライン対応 事前定義済みのパーサーにない未対応のミドルウェアや アプリケーションのログには、ガイド付きパーサー・ビルダーで 簡単に正規表現のパーサー作成が可能 Logging Analytics 41 フィールド分割の作業や場所の指定なしで すぐに分析に取りかかることが可能 ログ・パーサー ログレコードの解析定義(正規表現) ログ・ソース ログの場所やログに対する前処理の設定 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates
  32. ログのアーカイブ・パージ Logging Analyticsの2つのストレージ領域 - アクティブ・ストレージ (デフォルト) - アーカイブ・ストレージ アクティブに参照する必要のないログは、アーカイブ ストレージに移動し、ストレージコストを抑えることが可能

    アーカイブは、アクティブストレージに30日以上経過し、 1TBを超えるデータが対象となる リコールにてデータをアーカイブからアクティブストレージに いつでも呼び戻すことも可能 古いログは、パージによってログを削除 パージ・ポリシーを設定することで、1カ月以上前のログや 特定のシステムのログだけを削除するなど、定期的なログ 削除のジョブを実行 Logging Analytics 43 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates
  33. 検出ルールとアラート 2種類の検出ルール - 検出したいログの検索クエリーをスケジュール化して定期的に 実行(最小5分間隔)、結果をメトリックとして更新 - ログ取り込み時にラベルの有無をチェックし、結果をメトリック として更新 メトリックは、モニタリングの独自メトリックとして定義される メトリックには、しきい値を設定したアラートの実行

    - モニタリングのアラート機能を使用 アラートの通知先には、通知サービスを使用した メール, Slack, SMS, Webhook, Functionsと連携した コードの自動実行など、しきい値を検知した際の アクションの設定が可能 OCI上のリソースが削除された内容のログを検索する 検索クエリーを定期的に実行し、1件でも一致するログがあれば アラームを受け取る Logging Analytics 44 OCI上のリソースが削除された ログを検索する検索クエリーを 5分毎に実行 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates
  34. 脅威インテリジェンスと連携し高リスクのIPアドレスを検出 OCIの脅威インテリジェンス・サービスと連携し ログ内に含まれているIPアドレスを評価しリスクを検出 脅威データベースに該当する場合は、Threat IPの フィールドとして出力される 脅威となるIPアドレスの主なタイプ -Bruteforce, Criminal, Botnets,

    Sqlinjectionattack Mobilemalware, Banking, Targetedcrimewareなど IPアドレスは、脅威タイプと信頼度が定義されており 常に最新の動向を反映したリストに保たれる Logging Analyticsには、IPアドレスからジオロケーション を抽出する機能があるが、その設定の一部として チェックするだけ有効になるので設定も簡単 機能を有効化した後のログからチェックが開始され 既に格納されているログは対象外 Logging Analytics 45 Threat Intelligence Logging Analytics ログに含まれるIPアドレスを 分析しThreat IPとして評価 最新の脅威情報 を同期 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates
  35. ダッシュボード ログ・エクスプローラーで検索した条件を保存し、一目で ユーザーの参照したい画面をダッシュボードにして作成 日付に応じた画面のリフレッシュ OCI AuditやVNC Flow Logsなどのビルドインされた ダッシュボードの提供 ログ・エクスプローラーの画面に遷移し、さらに詳細な

    分析を行うことも可能 ダッシュボードをクローンすることで、事前定義済み ダッシュボードのカスタマイズ ダッシュボードの定義をエクスポートし、別のテナントに インポート可能 Logging Analytics 46 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates
  36. サービス価格 47 【Logging Analytics】 サービス 価格 メトリック Logging Analytics: Active

    Storage (最初の35Unitまで)※ ¥57,660 1Unit/月 Logging Analytics: Active Storage (36~103Unitまで) ¥40,362 1Unit/月 Logging Analytics: Active Storage (104Unit以降) ¥34,596 1Unit/月 Logging Analytics: Archive Storage ¥3.1 1Unit/時間 ※Logging, Logging Analyticsは、最初の10GBまで無償 LAは、11~300GBが1unit、以降 300GB単位で1Unit換算 【Logging】 サービス 価格 メトリック Logging ※1 ¥7.6 1GB / 月 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates
  37. オンプレミスやクラウド上にあるOracle Databaseの稼働状況を 一元的に管理する統合ビュー CPU、メモリ、I/O、表領域などのリソース使用率 多角的なパフォーマンス分析 - リアルタイムSQLモニタリング - ASH分析、実行計画、ブロッキングセッション検出 -

    チューニング・アドバイザによるSQLパフォーマンス改善 AWRエクスプローラーによるパフォーマンスデータの視覚化 ユーザー、データベース・パラメータ、表領域の監視 SQLジョブのスケジュール実行管理 監視可能データベース: - BaseDB, ExaDB-D, Autonomous DB, Oracle DB on IaaS - オンプレミスの Oracle DB, Exadata 対象のDBバージョン: - Oracle Database 11.2.0.4以上 (SEの場合は一部機能制限あり) Database Management 49 Cloud@Customer Public Cloud On-Premises Database Management Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates
  38. Monitoringのメトリック Database Managementを有効化すると Monitoringの監視メトリックが使用可能に データベースの監視に必要な20種類を超える メトリックデータが定義されている - 現在のログオン - DB時間

    - CPU使用率 - SQL実行数 - トランザクション数 - 表領域ごとの使用済ストレージ領域 - 生成済REDO - 論理読取り数 - IOPS - IOスループットなど Database Management 50 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates
  39. Active Session History分析 グラフによるセッション情報の可視化、セッション情報から DBで発生している問題を特定 • Active Session History(ASH)は、データベースへの アクティブなセッション情報を毎秒サンプリング

    • 特定のジョブまたはセッションが応答しないがインスタンス の他の部分は通常どおりに動作している場合など、 発生期間が短い一時的なパフォーマンスの問題を解決 • AWRの上位には出てこない短時間で完了するSQLの 検索が可能 • 時間、セッション、モジュール、アクション、SQL IDなど 様々なディメンションによる分析 • 対象のデータベースはEE 12.2以上が必要 Database Management 52 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates
  40. SQLチューニング・アドバイザ パフォーマンスが最適ではないSQLを特定し 改善方法を明確な根拠に基づいてアドバイス アドバイスされた内容の実装を判断するために必要な 実行計画やコスト、ベネフィット率が明示化される 推奨事項として提供される項目 - オブジェクト統計の収集 - 索引の作成

    - SQL文のリライト - SQLプロファイルの作成 - SQL計画ベースラインの作成 ASHからチューニング対象のSQLを選択し実行 データベースの自動メンテナンス・タスクを有効化すれば 夜間のメンテナンス・ウィンドウ期間にSQLチューニング アドバイザが自動実行 対象のデータベースはEE 12.2以上が必要 Database Management 54 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates
  41. AWRエクスプローラ SQL文を直接実行せずに、画面UI上からAWRレポート 情報を取得し、表に可視化 • ターゲットのDatabaseのAWRを直接参照し ロード・プロファイルや待機イベントといったインスタンス 全体の実行統計をビジュアライズ • スナップショットの時間軸やチャートの追加など 表示したいAWRの情報をカスタマイズ

    • AWR、SQLヘルスチェック、ASHレポートの出力 • 管理エージェントが直接ターゲットDBのAWRを参照 しているので、表示可能なAWRの情報はAWRの リテンションの設定に依存 Database Management 55 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates
  42. 2つの管理オプション • 対象機能 - フリートサマリー(DB Managementの専用コンソール)上で 複数のデータベースに対して以下の監視や管理機能を提供 - Basicのパフォーマンス・ハブ ※1

    、モニタリングのメトリック監視 - アラート・ログ、AWRエクスプローラー ※1 - SQLチューニング・アドバイザー、オプティマイザ統計 ※1 - 表領域やデータベース・パラメータの監視 - ジョブの実行 • 対象データベース - BaseDB(CDB/PDB) , ExaDB-D(CDB/PDB) - オンプレミスのOracle DB、Exadata、DB on OCI/他社クラウド - Autonomous DBの場合、フリートサマリのみが使用可 ※1は、Oracle DB Enterprise Edition 12.2以上が必要 • 有料 • 対象機能 - パフォーマンス・ハブ(ASH分析、SQLモニタリング) - モニタリングのメトリック監視 - CPU Utilization - Storage Utilization - Execute Count…(20種類以上) ※上記機能は、ADBやBaseDB等の詳細コンソール内の一部として 提供される。フリートサマリーには表示されない • 対象データベース - Autonomous DB - BaseDB(CDBのみ) , ExaDB-D(CDBのみ) ※PDBは、稼働するCDBをFull Managementにする必要がある パフォーマンス・ハブは、 BaseDB EE以上 • 無料 Database Management 57 Full Management Basic Management Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates
  43. サービス価格 58 サービス 価格 メトリック 月額概算 Database Management for Cloud

    Databases ¥7.6 CPU/時間 ※1 ¥5,654 Database Management for External Database ¥7.6 CPU/時間 ¥5,654 Database Management for External Database -BYOL ¥3.9 CPU/時間 ¥2,901 【Database Management】 ※1 CDBとPDBそれぞれではなく、ホストCPU(OCPU)数 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates
  44. WEBアプリケーションのパフォーマンスをサーバーおよびユーザー・サイドの 両面からビジュアライズし、問題の根本原因を分析・迅速に診断 分散トレーシング - アプリケーション内のそれぞれの処理は、トレース・データとして トランザクション時間やエラー比率など様々な情報が自動的に計測 - ユーザー自身で計測するトレース範囲を指定することも可能 - 用途に応じた様々実装方式

    リアルユーザー・モニタリング - コード内に追記するJavaスクリプトにより、実際にユーザーが操作する ブラウザのページ・ロードやパフォーマンスを記録 アプリケーション・サーバー・モニタリング - WEBアプリケーション実行基盤のパフォーマンスに関連する情報を記録 合成モニタリング - バンテージ・ポイントから定期的にアプリケーションの稼働状況を調査 Application Performance Monitoring 60 Application Performance Monitoring リアルユーザー モニタリング アプリケーション サーバー モニタリング 分散トレーシング 合成モニタリング Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates
  45. 分散トレーシングで計測されたアプリケーションの処理は、 スパンとトレースの要素から構成される スパンは、あるアクションやリクエストの開始から終了までの時間的な 情報やエラー情報などを記録する作業単位 トレースは、複数のスパンの集合体で特定のアクションやリクエストに 関しての完全なプロセスを表す 自動計測されるトレース/スパンは、使用するライブラリや フレームワーク、アプリケーションサーバーによって様々な種類がある - 低速のトランザクション、エラーのあるトランザクション等

    - ページの読み込み、Ajaxコール、サービスリクエスト、JDBC、応答時間等 コードに直接スパンの範囲を記述し、手動計測することも可能 主なAPMの実装方式 - APM Java/.NET Agent: エージェントをAPサーバーにインストール - APM Java Tracer: Maven,Helidon等のフレームワークに APM Tracerを組み込んで再ビルド - Open-Source Tracer: アプリケーションにOpenTelemetry等を を 組み込んで再ビルド Application Performance Monitoring 61 ※スパン:ひとつのサービス内の処理 ※トレース:リクエストの開始から終了までの全てのスパン 分散トレーシング Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates
  46. 対応するデータソース及び実装イメージ Application Performance Monitoring 62 OpenTelemetry Jaeger/Zipkin Tracer Spans Open-Source

    Tracingを 組み込んだアプリケーション APM Java Tracer Tracer Spans OpenTracingを 組み込んだアプリケーション APM Java Agent APM .NET Agent Tracer Spans アプリケーションサーバー (Java/.NET) Probe APM Collector Browser Agent Automatic Instrumentation Automatic/Manual Instrumentation Automatic/Manual Instrumentation Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates
  47. トラブルの原因究明と、問題のあるトレース/スパンを迅速に特定 • 全てのトレースはAutonomous Data Warehouseに長期保存 • 画面UI上で検索クエリを使用してトレースの検索が可能 - サービス名、場所、ページ名、ホスト名などに基づいた検索 -

    スパンの最大値、中央値、数など - フィールド値によるグループ化 例) • 過去一か月間、バックエンド層でエラー数が最も多かった 10つのサービスを検索 • 各ページでユーザーによる最も多いアクションを調査 • 各サービスの返答時間をヒストグラムで表示 • 実行時間によりトレースをグループ化し、異常値を確認 Application Performance Monitoring 63 例) Show (spans) ServiceName as ServiceName, OperationName as OperationName, SpanDuration as SpanDuration order by SpanDuration desc first 10 rows 分散トレーシング:検索と分析 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates
  48. エンドユーザー監視 エンドユーザーのリアルな反応を可視化し リアルなエンドユーザー・エクスペリエンスの提供を実現 Javascriptのブラウザーエージェントによる監視 - アプリケーションのソースコードにJavaScriptを直接埋め込む 各ユーザーセッションをEnd to Endで追跡 Webアプリケーション、およびユーザー・エクスペリエンスの

    パフォーマンスを把握 - Apdexスコア - レスポンス時間 - スクリプト・エラー - Ajaxコールとエラー Webアプリケーションの速度とパフォーマンスを測定することで ユーザー・エクスペリエンスを向上させるための問題点の顕在化と 修正処理の方向性を策定できる Application Performance Monitoring 64 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates
  49. アプリケーション・サーバー監視 アプリケーション・サーバーのヒープおよびCPUメトリックに 関する情報を収集 メトリックはAPMダッシュボードおよびMonitoringサービス からも確認可能 - 平均ページ読み込み時間とApdex - リクエストサービス毎にグループ化された平均レスポンス時間 -

    ロケーションごとのページグループ単位のリクエストレート - サードパーティサービスの呼出しのカウントと最大応答時間 Monitoringサービス同様、カスタムメトリックの作成も可能 APM Java/.NET エージェントが必要 以下のアプリケーション・サーバーをサポート - WebLogic 10.3.6, 12.x, 14.x, Tomcat 6-10, TomEE 1.7, 7-9 - Springboot 1.x, 3.x, JBOSS EAP 6.1-8x - Wildfly9.x- 28.x, Jetty 7-11 - .NET Framework 4.6.2または6以上 Application Performance Monitoring 65 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates
  50. 合成モニタリング WEBアプリケーションのリアル・パフォーマンスを定常的に測定 Health Checkよりも詳細にかつ様々な監視方式の指定が可能 - スクリプト・ブラウザー・モニター(Selenium) - ブラウザー・モニター - スクリプト・RESTモニター(Postman)

    - RESTモニター 最小5分間隔 Vantage Pointは、OCIのすべてのリージョンに配置 モニターの詳細な実行結果は、メトリックとして監視可能 - 可用性, 実行時間, リクエスト数/失敗数/平均バイト - 4xxリクエスト/5xxリクエスト失敗数, SSLハンドシェイク時間 - ホストへの接続時間/接続数, ネットワーク・レイテンシーなど17項目 Monitoringのメトリック・エクスプローラー、アラームが使用可能 Synthetic Monitoring 66 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates
  51. サービス価格 67 【Application Performance Monitoring】 サービス 価格 メトリック 月額概算 Application

    Performance Monitoring: Always Free (Tracing Data) ※ ¥0 1,000 Events/時間 - Application Performance Monitoring: Tracing Data ¥100.7 100,000 Events/時間 ¥75,144 Synthetic Monitoring ¥3.1 10モニター/時間 ¥2,306 ※ Always Freeのトレース・データは31日間分のみ保存 ※ イベントとは、Span内でコールされるサーブレット,API,DBアクセスなどの処理の単位 WEBアプリを構成する内部処理なので、正確に見積もることは難しい かなり粗いイベント数の概算見積もり方法として WEBページ数 × イベント数(5~10) × 1時間当たりのユーザセッション数 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates
  52. ホスト及びデータベースのリソース使用率を最大25カ月間保存し 長期データから包括的なインサイトを提供 過去のトレンドに基づいてリソースの将来需要を予測 データベース全体のSQLパフォーマンス・トレンドを集約し分析 俯瞰的にリソース稼働率を把握し、ITコストのプラニングに活用 主な機能: - キャパシティ・プランニング - SQL

    Insights - Exadata Insights - AWRハブ 対象となるターゲット - ホスト (Linux, Windows, Solaris, AIX) ※管理エージェントまたはEM13cR5が必要 - Autonomous Database, BaseDB, ExaDB-D(19c~) - オンプレミスのOracle Database(11.2.04~) - Exadata (19c~) Ops Insights 69 メトリック 情報収集 Ops Insights Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates
  53. キャパシティ・プランニング 蓄積した過去のデータを用いて、OSとOracle Databaseの リソース使用率をトレンド分析・需要予測 - CPU, ストレージ, メモリー, I/O 指定したトレーニング期間(最大365日)に基づた機械学習と

    線形の未来値予測 従来のメトリック値では分からない、リソース使用量の変化率を分析 多数のリソースを集約し分析したダッシュボード 十分に活用されていないサーバーを識別し、リソースの適切な 割り当てにより運用コストの削減を支援 Ops Insights 70 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates
  54. SQL Insights 最大25か月の長期保存されたSQLのパフォーマンス・データを 分析する専用ダッシュボード V$SQLSTATSなど様々なDBディクショナリビューから情報を30分毎に 収集し、以下3つの観点でインサイトを提供 データベース全体を俯瞰するフリート分析 - 稼働率の高いアクティブな上位データベース -

    それぞれのDBの実行SQLのトレンドや性能を比較 時間経過に伴うワークロードを解析するデータベース分析 - コマンドおよびモジュール別のSQLアクティビティの内訳 - 実行SQLをパフォーマンス観点で解析し下記のカテゴリに識別 • 低下,変動,非効率,計画変更,向上するSQL SQLパフォーマンス統計に基づいた詳細なSQL分析 - 実行SQLに占めるリソース待機時間やDisk I/O時間 - 実行計画の違いによるSQLパフォーマンス比較 Ops Insights 71 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates
  55. AWRハブ AWRのデータをクラウドベースのウェアハウスに長期保存 (最大25カ月) 複数のデータベースのAWRのデータを一元管理 本番データベースのパフォーマンスに影響を与えることなく オフラインでAWRのデータを分析 長期に蓄積されたAWRデータからAWRレポートを生成 - データベースの過去と現在のパフォーマンスの比較 -

    1つのデータベース内でワークロードのSQL計画変更の 追跡および分析 - 複数のデータベースのワークロードに対するSQL計画変更の 追跡および分析 サポートされるOracle Database - Autonomous Database - OCIの外部Oracle Database (12.1~) Ops Insights 73 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates
  56. サービス価格 74 【Ops Insights】 サービス 価格 メトリック 月額概算 Ops Insights

    for External Oracle Databases and Host ¥2.3 CPU/時間 ¥1,711 Ops Insights For Cloud Databases ¥2.3 CPU/時間 ¥1,711 Ops Insights for Oracle Autonomous Databases 無償 vCPU Ops Insights for Warehouse - Extract ¥310 GB/月 Ops Insights for Warehouse - Instance ※1 ¥83.3 OCPU/時間 ¥61,975 ※1 Warehouse - Instanceとは、AWRハブを使用する際 にAWRのデータを保存するWarehouseのことを指す Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates
  57. クラウドエージェントは、コンピュート・インスタンスで実行さ れるプラグインを管理する軽量プロセス OCIのプラットフォームイメージから作成された コンピュート・インスタンスにインストールされる 対応するプラットフォーム・イメージ • Oracle Linux, CentOS, Ubuntu,

    Windows Server カスタム・イメージの場合は、上記のプラットフォーム イメージに基づいて作成されたインスタンスのみ使用可 Monitoringサービスの利用には必須 Logging Analytics, Database Management Operation Insightsは管理エージェントが必要 - Cloud Agentのプラグインで有効化 - クラウド・エージェントが使用できないインスタンスや オンプレミスのサーバーには手動インストールが可能 クラウド・エージェント 76 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates
  58. 管理エージェントは、Logging Analytics、 Database Management、 Operation Insights等のサービスを 使用するための軽量Javaプログラム Cloud Agentからのプラグインの有効化、または、 管理エージェント・サービスからダウンロードしてインストール

    提供されている管理エージェント - Windows版, Linux版, Solaris版, Gateway for Linux 管理エージェントがインストールされるホストは、 O&Mの各サービスに対してインターネットもしくはVPN、 FastConnectによるアウトバンド通信が必要 ゲートウェイを使用したプロキシ構成のサポート 管理エージェント 77 管理エージェントがインストールされて いるホストの一覧 管理エージェント・サービス Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates
  59. 管理エージェント/ゲートウェイとO&M各サービスの通信 78 Gateway (Optional) HTTP/HTTPS プロキシ (Optional) お客様環境 (オンプレミス/クラウド) 管理

    エージェント 管理 エージェント 管理エージェント ログの収集やリソース情報等の収集 ゲートウェイ (Optional) 管理エージェントのプロキシ 管理エージェントが直接通信できない 場合のアップロード処理を一元化 管理エージェントから 直接通信も可能 Agent/GatewayとO&M各サービスの 通信はすべてHTTPSで暗号化されている 通信に必要なポート 443 管理エージェントへのインバウンド通信はない Ops Insights Logging Analytics Database Management Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates