Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
テストを書いた方が良いところ 書かなくても良いところ
Search
ぷらす
March 09, 2019
Technology
2
260
テストを書いた方が良いところ 書かなくても良いところ
CAMPHOR- DAY 2019のLT用資料です。
https://camphor.connpass.com/event/119434/
ぷらす
March 09, 2019
Tweet
Share
More Decks by ぷらす
See All by ぷらす
AWSの認定資格を受けた話
p1ass
1
380
趣味プロジェクトをリードする技術 / Technology to lead hobby projects
p1ass
21
8.8k
vercel/og-imageを使ったブログOGPの簡単自動生成 / Generate OGP easily using vercel og-image
p1ass
2
1.3k
Webアプリケーションにおける並行処理の難しさ / #Gocon_Sendai
p1ass
4
2.5k
RSSフィードをもっと便利に / Make RSS feeds more convenient #camphor_lt
p1ass
1
15k
うじまる君の生活習慣の乱れを可視化したい! / uzimaru birthday LT
p1ass
2
16k
複数サービスを運用しやすい理想のコンテナ環境をVPS上に構築する #camphor_day / Building ideal container environment on VPS
p1ass
1
8.5k
Kubernetesのイメージタグの更新を楽にするツールを作った / p1ass/mikku - make updating Kubernetes image tags easier
p1ass
1
61
ドメインロジックと 永続化処理を分離する設計改善 を行って得られた知見 / Design improvements that separate domain logic and persistence function
p1ass
1
2k
Other Decks in Technology
See All in Technology
今から、 今だからこそ始める Terraform で Azure 管理 / Managing Azure with Terraform: The Perfect Time to Start
nnstt1
0
230
Oracle Base Database Service:サービス概要のご紹介
oracle4engineer
PRO
1
16k
[IBM TechXchange Dojo]Watson Discoveryとwatsonx.aiでRAGを実現!座学①
siyuanzh09
0
110
Cloudflareで実現する AIエージェント ワークフロー基盤
kmd09
0
290
Copilotの力を実感!3ヶ月間の生成AI研修の試行錯誤&成功事例をご紹介。果たして得たものとは・・?
ktc_shiori
0
350
技術に触れたり、顔を出そう
maruto
1
150
あなたの人生も変わるかも?AWS認定2つで始まったウソみたいな話
iwamot
3
850
生成AI × 旅行 LLMを活用した旅行プラン生成・チャットボット
kominet_ava
0
160
Azureの開発で辛いところ
re3turn
0
240
2024AWSで個人的にアツかったアップデート
nagisa53
1
110
CDKのコードレビューを楽にするパッケージcdk-mentorを作ってみた/cdk-mentor
tomoki10
0
210
The future we create with our own MVV
matsukurou
0
2k
Featured
See All Featured
Embracing the Ebb and Flow
colly
84
4.5k
Intergalactic Javascript Robots from Outer Space
tanoku
270
27k
Become a Pro
speakerdeck
PRO
26
5.1k
Large-scale JavaScript Application Architecture
addyosmani
510
110k
The Cost Of JavaScript in 2023
addyosmani
46
7.2k
Put a Button on it: Removing Barriers to Going Fast.
kastner
60
3.6k
Raft: Consensus for Rubyists
vanstee
137
6.7k
Git: the NoSQL Database
bkeepers
PRO
427
64k
Making Projects Easy
brettharned
116
6k
The Power of CSS Pseudo Elements
geoffreycrofte
74
5.4k
The Psychology of Web Performance [Beyond Tellerrand 2023]
tammyeverts
45
2.3k
Build your cross-platform service in a week with App Engine
jlugia
229
18k
Transcript
テストを書いた方が良いところ 書かなくても良いところ 2019/3/9 CAMPHOR- DAY 2019 京都大学 岸 直輝
テストコード書いてますか?
自己紹介 • 岸 直輝 (@plus_kyoto) • 京都大学 工学部 電気電子工学科 2回生
• サーバーサイドの人 (GolangとかPythonとか) • インターンでJava書いてる @ 東京
Q. 何のためにテストを書く?
A. 正しく動作するか確認するため
でもたくさんテストを 書く時間がないよ
どこの部分をテストしたら いいか分からない
大事なこと 動作をきちんと確認したい ところからテストを書いていく
例えば
DBアクセス ☑ CRUDが正しく動作しているか? ☑ 正しいSQLが発行できているか? (JOIN etc.) モックに差し替えられがちで 上のレイヤーのテストでバグが発見されにくい RepositoryとかDAOとか言う部分
認証周り サインインやサインアップ処理 セキュリティチェックは大事! ☑ バリデーションチェックされているか? ☑ 権限に応じたパーミッションが設定されているか?
例外処理 正常系よりも異常系の方が複雑になりがち ☑ 0やnull時の挙動 はチェックしたか?(ヌルポ) ☑ 内部エラーとレスポンスが一致しているか?
逆に書かなくてもいいこともある
ライブラリのラッパー • 有名なOSSなどはしっかりテストが書かれている • 単にライブラリのAPIを呼ぶだけのコードを テストする意味はない テストの重複は時間の無駄
複数から呼ばれる単純な処理 • コード = 仕様 レベルの単純な処理 • バグってても、呼び出し元のテストが 落ちるのでバグ検出可能 ただし、複雑な処理の場合は
原因切り分けのために、テストを書いた方が良さげ
まとめ
まとめ • モック化される部分のテストは書こう • ないがしろにしがちな例外処理はきちんと確認しよう • テストを書かなくてもいい部分があると認識しよう テストを書いてバグにハマらない 快適なコーディング生活を
Thank you Twitter : @plus_kyoto GitHub : naoki-kishi