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QAエンジニアの価値とは?
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Jumpei Ito
March 19, 2026
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QAエンジニアの価値とは?
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Jumpei Ito
March 19, 2026
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Transcript
QAエンジニアの 価値とは? Agile Testing Night#27 ~JaSST'26 Tokyo非公式前夜祭~
AGENDA 01 品質と価値とは? ワインバーグ先生の言葉から考える 02 顧客提供価値の言語化 ウイングアーク1stが重視する品質 03 QA組織が必要な理由 「止める判断」こそがブランドを守る
04 品質基準の策定と遵守 JISマーク・MTPによる実践 05 QAエンジニアのマインドセット 技術力・コミュニケーション力
01 品質と価値とは? 「品質は誰かにとっての価値である。」 — Gerald M. Weinberg 「品質」は広義であり、教科書に答えはない 「価値」は自分たちで定義するしかない 言語化し、対話して「自分たちの正解」に辿り着く
02 顧客提供価値の言語化 ウイングアーク1stのポジション BtoB ミドルウェア製品 エンタープライズ企業向け 製造・金融・物流・自治体など多業種 絶対に止められない社会インフラ 月間数億件の大量処理に対応 私たちが定義する顧客提供価値
日本経済を支える 社会インフラとしての安定稼働 各業界の業務課題を解決する 専門ソリューション
02 顧客提供価値 × テスト設計 顧客解像度を高め、具体的なテストに落とし込む — これがQAエンジニアの最大の役目 ① インフラとしての信頼を守る技術力 •
常に性能面のスピードを意識(スピードこそ が正義) • どんな大量処理にも耐えられる非機能テスト 設計 • 基幹システムとの連携 • システムの限界を見極める高度なテスト設計 ② 現場に寄り添うドメイン知識 • ユーザーの業務フローを意識したシナリオ設 計 • 機能的正しさ ≠ 現場での使いやすさ • ユーザーの分身として業務シーンをイメージ • 各業界のユーザー業務システムを熟知
03 なぜQA組織が必要なのか? 「本当に顧客が使える品質になっているか?」 を冷徹に見極める目が必要 判断材料の文書化 リリース可否の「確固たる証拠」を ステークホルダーに提供する 止める勇気 基準未達なら「Noと言える力」 ブランドと顧客ビジネスを守る
GoサインのOwnership 最終判断はSHに委ねつつ 判断材料の責任を持つ
04 品質基準の策定と遵守 STEP 1 品質基準の策定 • JIS X 25051の品質特性 を採用
• 品質目標を「自分たちの 言葉」で再定義 • これだけは絶対に起こし たくない事故の言語化( リスク管理) STEP 2 STEP 3 MTPで戦略を練る • マスターテストプランを 言語化 • 顧客提供価値をベースに リリースごとに戦略へ落 とし込み・重点領域を変 える • 開発・QAで認識を完全に 合わせる → → 段階的な品質確保 • 品質をインクリメンタル に確保する設計 • リリースに対する品質の ポテンシャルを上げる設 計 • 開発・QAで継続的なレビ ュー このプロセスがJISマーク認証で認められた
04 QA技術を活かす土台 QA技術の発揮(テスト設計・自動化・AI活用・プロセス改善) 品質基準の策定・MTPによる戦略 テストへの落とし込み(顧客解像度) 顧客提供価値の言語化(Why / What) 土台(Why/What)なくして技術(How)は活きない
05 求められるQAエンジニアの価値 エンジニアマインド • 開発とQAの違いは「プロダクトコードを書 くか否か」だけ • 不具合はコードの奥深くまで追いかける • 泥臭く技術を磨いて、最高の「エンジニアリ
ング」をしよう コミュニケーション力 • 「気のゆるみバグ」は思考停止から生まれる • ビジネスライティング×コミュニケーション • テストの価値を訴求する力
まとめ 1 品質と価値は自分たちで定義する ― 教科書に答えはない 2 顧客解像度を極限まで高め、テストに具体化することがQAの本質 3 「止める判断」こそが製品ブランドと顧客を守る 4
品質基準→品質戦略→品質計画で客観的に可視化・戦略化する 5 Why/Whatの土台があってはじめてHow(技術)が威力を発揮する