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チームでロジカルシンキングに改めて向き合っている話 〜学習環境と実践⽅法〜

チームでロジカルシンキングに改めて向き合っている話 〜学習環境と実践⽅法〜

■イベント
プロダクトマネージャーLT Night 〜PMの育成・目標設定・評価どうしてる?〜
https://pmhub-findy.connpass.com/event/314178/

■発表者
Sansan事業部 プロダクト室
川瀬 圭亮

■おすすめの書籍
・完全無欠の問題解決―――不確実性を乗り越える7ステップアプローチ
https://www.diamond.co.jp/book/9784478112243.html
・入門 考える技術・書く技術――日本人のロジカルシンキング実践法
https://www.diamond.co.jp/book/9784478014585.html

■プロダクトマネジャー 採用情報
https://media.sansan-engineering.com/pdm

SansanTech

April 23, 2024
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Transcript

  1. 2 © Sansan, Inc. 川瀬 圭亮(Kawase Keisuke) Sansan事業部 プロダクト室 PdM

    LINEやグーグル合同会社、MNTSQ株式会社などで、toB/toC 国内外問わず、プロダクトマネジャー・プロジェクトマネジャ ーとして、様々なプロダクトを担当してきた。 Sansan株式会社には2023年8⽉に⼊社。 営業DXサービス「Sansan」のプロダクトマネジャーとして 活動している。
  2. 3 © Sansan, Inc. - Sansanの紹介 > 会社概要 > 営業DXサービス「Sansan」

    - なぜロジカルシンキング? - 学習環境と実践⽅法 アジェンダ
  3. 5 © Sansan, Inc. 会社概要 - 2007年設⽴ - 社員数1,519 名(2024年2⽉29⽇時点)

    営業DXサービス インボイス管理サービス 契約データベース 名刺アプリ
  4. 6 © Sansan, Inc. - 名刺管理サービスとしてスタートし、2022年4⽉から「営 業DXサービス」としてサービス提供を⾏ってる。 - ⽇本最⼤級のBtoBサービスとして、 業界・業種・企業規模問わず9000社以上の企業で使われ

    ている。 - 営業・CS・マーケティング・エンジニア・デザイナー など数百名以上のメンバーが携わっている。 営業DXサービス「Sansan」 Sansanのプロダクトマネジャーは⼤規模なチームで、 ⽇本最⼤級のBtoBサービスについて課題を発⾒し、 仮説検証を⾏い、プロダクトを改善・進化を推進するこ とが求められる。
  5. 8 © Sansan, Inc. なぜロジカルシンキング? 知識や経験、業務内容が異なる多くのメンバーと認識を 揃えながら、できる限り正確/迅速に課題解決を⾏うため - ⼈は忘れるし勝⼿に補完する -

    なので、明⽂化する - ⼈は⻑い⽂章を読まない - なので、簡潔に書く - プロジェクトは前に進みにくい - なぜなら、メンバーの興味関⼼は異なるから - なので、ロジカルに整理する
  6. 10 © Sansan, Inc. - チームで学ぶ時間の確保 - 皆で同じ課題に対するプロダクト改善企画 をそれぞれ考え、ロジカルシンキングやジ ョブ理論の観点でディスカッションを⾏う。

    - 定期的に平⽇の1⽇をインプットとディスカ ッションに当てる。 - 学習リソース - Udemy Businessにより、動画学習を⾏うこ とができる。 - おすすめの書籍をチームで共有しあう。書 籍購⼊補助もある。 - (New)オンライン研修 - VPoPがロジカルシンキングのオンライン研 修を⾏う。 学習環境
  7. 13 © Sansan, Inc. - 作業より整理を先に⾏う - 特にステークホルダーの多いプロジェクトや⼤きな規模の企画において、最初から実作業を 始めるのではなく、まず整理を⾏う。そして常に整理が⾏われている状況にする。 -

    具体的には以下のような実践がある。 - とにかくケースを洗い出す。 - 縦軸と横軸を決めて表で状況をまとめる。 - ロジックツリーを書く。 - PRDのレビューを受ける - 書いたPRDがロジカルになっているかという観点で他PdMからレビューを受ける。 - 会議のアジェンダを書く - 論点整理と⽐較検討を⾏ったうえで会議に臨むと、会議の効率が⾮常に上がる。 - ⽇報を書く - ロジックライティングの実践ができる。また、情報共有としても有⽤である。 - 単純に⾏ったことを書くのではなく、学びや疑問点なども書くことで、学習の場としても活 ⽤できる。 実践⽅法