Lock in $30 Savings on PRO—Offer Ends Soon! ⏳
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
NWサービスとconfファイルで通信の確認をしていく話 〜地道な学び〜
Search
佐藤零朗
September 28, 2025
Technology
1
100
NWサービスとconfファイルで通信の確認をしていく話 〜地道な学び〜
佐藤零朗
September 28, 2025
Tweet
Share
Other Decks in Technology
See All in Technology
通勤手当申請チェックエージェント開発のリアル
whisaiyo
3
470
Amazon Quick Suite で始める手軽な AI エージェント
shimy
1
1.9k
NIKKEI Tech Talk #41: セキュア・バイ・デザインからクラウド管理を考える
sekido
PRO
0
220
ペアーズにおけるAIエージェント 基盤とText to SQLツールの紹介
hisamouna
2
1.7k
AI駆動開発の実践とその未来
eltociear
2
500
普段使ってるClaude Skillsの紹介(by Notebooklm)
zerebom
8
2.3k
AIBuildersDay_track_A_iidaxs
iidaxs
4
1.4k
[2025-12-12]あの日僕が見た胡蝶の夢 〜人の夢は終わらねェ AIによるパフォーマンスチューニングのすゝめ〜
tosite
0
190
Bedrock AgentCore Evaluationsで学ぶLLM as a judge入門
shichijoyuhi
2
250
Microsoft Agent Frameworkの可観測性
tomokusaba
1
110
テストセンター受験、オンライン受験、どっちなんだい?
yama3133
0
170
Claude Skillsの テスト業務での活用事例
moritamasami
1
110
Featured
See All Featured
Embracing the Ebb and Flow
colly
88
4.9k
The Cost Of JavaScript in 2023
addyosmani
55
9.4k
Impact Scores and Hybrid Strategies: The future of link building
tamaranovitovic
0
180
How Fast Is Fast Enough? [PerfNow 2025]
tammyeverts
3
410
Neural Spatial Audio Processing for Sound Field Analysis and Control
skoyamalab
0
130
State of Search Keynote: SEO is Dead Long Live SEO
ryanjones
0
71
Imperfection Machines: The Place of Print at Facebook
scottboms
269
13k
The Web Performance Landscape in 2024 [PerfNow 2024]
tammyeverts
12
980
Side Projects
sachag
455
43k
Why Our Code Smells
bkeepers
PRO
340
57k
GraphQLとの向き合い方2022年版
quramy
50
14k
BBQ
matthewcrist
89
9.9k
Transcript
NWサービスと confファイルで通信の確 認をしていく話 〜地道な学び〜 JAWS-UG 栃木 オフライン # 4 〜秋だ!
9月だ!栃木だ!〜 佐藤零朗 2025年9⽉27⽇
概要 • 自己紹介 • 言いたいこと • 背景 • 取り組みや学び •
まとめ
⾃⼰紹介 名前:佐藤 零朗(サトウ レオ) 仕事:インフラエンジニア コミュニティ:配信部/千葉支部 趣味:激辛を食べる(翌日腹痛でもやめられない!) AWS歴:10ヶ月程 栃木県での想いで:小さい頃「那須動物王国」で家族
と行った
言いたいこと ドキュメントを読むよりも実施に 触った方が理解が深まる!
背景 インフラ構成やどうやって通信がさ れているかの理解が必須!!!
とはいえ… どうやってやってきたか同僚に 聞いてみることに
正式なドキュメントがあるわけではない から、Apacheのconfファイルや Route53やELBをみて確認したよ〜
マジか!!! しかも、検証環境とはいえ EC2が数十台、 ELB も何個かある、ホストゾーンも沢山 …
チャンスかも!! 正直、今まであまりちゃんとインフラを触っ ていなかった力が付くぞー! 経験も浅いし…
取り組み ① 利用するドメインに応じて Route53のホストゾーン、レコードか ら対応するALBを確認 ②ALBのリスナールールやターゲッ トグループを確認して接続先のイン スタンスを確認 ※現在ALBの確認のみ ③
Apacheのconfファイルをみてど のドメインに接続しているかを確認 ④ ①と②の実施
取り組み ① 利用するドメインに応じて Route53のホストゾーン、レコード から対応する ALBを確認 ②ALBのリスナールールやターゲッ トグループを確認して接続先のイン スタンスを確認 ※現在ALBの確認のみ
③ Apacheのconfファイルをみてど のドメインに接続しているかを確認 ④ ①と②の実施
Amazon Route 53 ドメイン名 タイプ 値 tochigi.test01.com A(エイリアス) oyama-1234567890.ap-northeast-1.elb.amaz onaws.com
ホストゾーン: test01.com これで対象のドメインで ALBに通信がい くのかがわかった!! ALB 名前解決するよ〜
取り組み ① 利用するドメインに応じて Route53のホストゾーン、レコードか ら対応するALBを確認 ② ALBのリスナールールやター ゲットグループを確認して接続先 のインスタンスを確認 ③
Apacheのconfファイルをみてど のドメインに接続しているかを確認 ④ ①と②の実施
ターゲットグループA リスナールール(パスパターン) 学び リスナールール https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/elasticloadbalancing/latest/application/listener-rules.html • リクエストの条件に応じて、アクションを決める仕組み • 条件の種類としてホストヘッダー、パス、送信元 IP、HTTPヘッダー等がある
• アクションは転送、固定レスポンス、リダイレクト等がある • ルールには優先順位が設定され、低 ~高順によって評価 ◦ デフォルトルールが最後に評価 • ALB特有の機能で柔軟なルーティングが可能 ALB
ALB 利用者 ターゲットグループA ターゲットグループB 優先度1 /payment/* 優先度2 /reports/* 学び リスナールール(パスパターン)
同じドメインでも機能ごとにターゲットを分け たい際に利用 503エラー 優先度3 デフォルトルール Route 53
取り組み ① 利用するドメインに応じて Route53のホストゾーン、レコードか ら対応するALBを確認 ②ALBのリスナールールやターゲッ トグループを確認して接続先のイン スタンスを確認 ※現在ALBの確認のみ ③
Apacheのconfファイルをみて どのドメインに接続しているかを確 認 ④ ①と②の実施
学び Apacheのconfファイルの確認( ProxyPass) ProxyPassとは • リクエストを他のサーバに返す仕組み(転送機能) • etc/httpd/conf.d配下のconfファイルに書かれていることが多い • フロントエンドからバックエンドへ転送で利用
• ProxyPassReverseとセットで設定することが多い ◦ ユーザーにレスポンスができない • 公式ドキュメントに詳細あり https://httpd.apache.org/docs/2.4/ja/mod/mod_proxy.html#proxypass
ALB フロント ALB Amazon Route 53 #confファイルの設定 ProxyPass /app/ http://nasu.test03.com/app
ProxyPassReverse /app/ http://nasu.test03.com/app GET /app アクセス バック バック 学び ProxyPassとは nasu.test03.comの 名前解決 ProxyPassのルールにマッチ リスナールールに応じる
まとめ • AWSサービスを一つずつ追うことで、構成の理 解は可能 • 実際に触ることでサービスの理解も深まる ◦ 検証環境とはいえ仕事で初めて触ったのでいい経験 • Apacheに触れるいい機会となった
◦ 今までは、インストールしてwebサーバとして動くことしか してない
終わり ありがとうございました!!