論文が研究成果を測る主要な指標だから(学問で飯を食うため) 実験計画書としての側面: ◼ 自分が研究で迷わないようにするため 【事前執筆型のススメ】 事前執筆して実際に文章におこしてみると、気づいてい なかった穴にも事前に察知できる 読もう:スタンフォードで学んだ研究の生産性を上げる4つの方法 https://note.mu/ryosuzuki/n/ndae1d84d6103 “It’s not an idea until you write it down.”—Ivan Sutherland 21/63
• 国際会議のproceedings • dblp (フルの情報をとってきやすい https://dblp.uni-trier.de/) bibtexでも、ページ数など情報が一部抜けていたり、書式が統一さ れていないことがあるので注意 紙面の都合で短縮することも可能だが、揃えることに注意する P. Isola, J.-Y. Zhu, T. Zhou, and A. A. Efros, “Image-to-image translation with conditional adversarial networks,” in IEEE Conference on Computer Vision and Pattern Recognition (CVPR), pp. 5967–5976, IEEE, 2017. P. Isola et. al., “Image-to-image translation with conditional adversarial networks,” in Proc. CVPR, pp. 5967–5976, IEEE, 2017. 31/63
go into detail in abstract”(特に手法・実験についての説明) “アブストには詳細を書かない。…読者がアブストに期待しているのは「その 論文によって何ができるようになったのか(What)」を知ることであって、「ど のようにしたのか(How)」ではない。” 我々は~~という問題に取り組んだ 我々は~~という手法でこの問題を解決する (想定している)利点は(収束が速い・小さいデー タサイズでも動く、ノイズ耐性があるetc.)である ~~という(タスク・データセット)実験によって提 案法が有効であることを示す 33/63
単数/複数は見分けられない(らしい) ◼ 多義性のある単語(take, make)を避けて一意性のある単語を選ぶ ◼ 個人の主観が入る、程度を表す副詞を避ける(extremelyとか) ◼ やたらthat節やwhich節を使わない(同じ意味なら短い文ほど良い) • We call the system that has a strong constraint … • We call the system with a strong constraint … ◼ 受動態は冗長なので避ける(トピックの主題を優先して敢えて受動 態を使うケースはある) ◼ 弱弱しい表現を避ける(It is important thatとか、推量(might)とか) 本:英文校正会社が教える 英語論文のミス100 本:なぜあなたは論文が書けないのか? Web: Graham先生 論文執筆スタイルガイド: http://www.phontron.com/paper-guide.php 36/63