Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
(きっとたぶん)人材育成や教育のような何かの話
Search
Sponsored
·
Ship Features Fearlessly
Turn features on and off without deploys. Used by thousands of Ruby developers.
→
Takanori Sejima
May 12, 2026
Technology
1k
0
Share
Embed
Copy iframe code
Copy JS code
Copy link
Start on current slide
(きっとたぶん)人材育成や教育のような何かの話
(きっとたぶん)人材育成や教育のような何かの話です
Takanori Sejima
May 12, 2026
More Decks by Takanori Sejima
See All by Takanori Sejima
互換性のある(らしい)DBへの移行など考えるにあたってたいへんざっくり
sejima
1
3.9k
NAND Flash から InnoDB にかけての話(仮)
sejima
0
34
InnoDBのすゝめ(仮)
sejima
0
39
さいきんのMySQLに関する取り組み(仮)
sejima
0
30
sysloadや監視などの話(仮)
sejima
0
29
さいきんの InnoDB Adaptive Flushing (仮)
sejima
0
32
TIME_WAITに関する話
sejima
0
41
MySQLやSSDとかの話 その後
sejima
0
32
binary log と 2PC と Group Commit
sejima
0
26
Other Decks in Technology
See All in Technology
Invisible to AI? Making TYPO3 Sites Quotable by AI Search Systems
wolfgangwagner
0
170
認知負荷をGemini で溶かす — GKE 基盤「Orbit」における AI エージェントの実践
sansantech
PRO
1
270
事業価値と Engineering 2026年度版
recruitengineers
PRO
44
22k
AWS ネットワーク構築でハマった(ハマりかけた) 5選とそこから得た教訓
nagisa53
4
200
MIRU 2026 チュートリアル
keisuke198619
0
870
攻撃と防御で学ぶAI時代のプロダクトセキュリティ演習
recruitengineers
PRO
7
2.2k
新しい SLO が良い感じにハマっている話
z63d
5
2.1k
GitHub CopilotのFinOps- AI CreditのObservabilityと価値を生むためのエージェント設計
yuriemori
0
140
『三匹の子ぶた』から学ぶネットワークセキュリティの昔と今 / Network Security: Then and Now Through the Lens of The Three Little Pigs
nttcom
1
1.8k
Sansan Engineering Unit 紹介資料
sansan33
PRO
1
4.9k
ガバメント AI 源内を地方自治体は活用できるのか可能性と課題、期待について
takeda_h
1
370
FPGAが実現する遠方宇宙の高空間分解能天体撮影 -大型地上望遠鏡の視力を補正する「補償光学」とは?-
komei_mt
0
190
Featured
See All Featured
The Director’s Chair: Orchestrating AI for Truly Effective Learning
tmiket
1
260
Dealing with People You Can't Stand - Big Design 2015
cassininazir
367
27k
エンジニアに許された特別な時間の終わり
watany
108
250k
Gemini Prompt Engineering: Practical Techniques for Tangible AI Outcomes
mfonobong
2
480
Code Reviewing Like a Champion
maltzj
528
40k
Deep Space Network (abreviated)
tonyrice
0
250
We Have a Design System, Now What?
morganepeng
55
8.3k
How GitHub (no longer) Works
holman
316
150k
Everyday Curiosity
cassininazir
0
270
The Art of Delivering Value - GDevCon NA Keynote
reverentgeek
16
2.1k
Keith and Marios Guide to Fast Websites
keithpitt
413
23k
The Art of Programming - Codeland 2020
erikaheidi
57
14k
Transcript
(きっとたぶん) 人材育成や教育のような 何かの話 sejima
免責事項 - 本資料において示される見解は、私自身の見 解であって、私が所属する組織の見解を必ずし も反映したものではありません。ご了承くださ い。 2
はじめに - こないだ知人と集まって話をしたとき、私がむか しから意識してやってきた(つもり)の話をしたと ころ、「こういった話こそblogに書いたら良いの では」といわれたので書いてみました。 - ざっくりいうと、自分が人材育成とか教育などの 観点で意識していることの話です。 3
補足 - 私はBtoCの業界で技術者として20年以上働い てきたので、そういった背景による何かしらの偏 りはあるかもしれません。 - ただ、技術者に限らず「はたらくひと」を対象とし て幅広い人に向けて書いたつもりです。 4
アジェンダのようなもの - 仕事の中での、自分の時間の配分 - まずは60点を目指してもらう - 例えば具体的にやってもらうこと - 数世代先を見る -
私見というかおまけ 5
仕事の中での、 自分の時間の配分 6
60%の仕事を代わりにやってもらう - 若い人たちや新しい人たちに教育などする場 合、自分にできる仕事の60%を、代わりにやっ てもらえる様になることを目標とする。 7
100 - 40 - 40 = 20 - 自分が仕事に使える時間の100%のうち、40% を若い人たちの教育に充てる。
- 若い人たちが60%の仕事を代わりにやってくれ るなら、自分にできる仕事の40%は自分でや る。 - 自分の時間の残り20%は、将来のための投資 に充てる。 8
自分がやるべき 40%の仕事 - 若い人や新しい人たちは知識や経験が不足し ていることがある。 - 例えば私の場合、データベースの分野で20年以上の経 験や知識があるので、若い人たちが一朝一夕で学べな いものはどうしてもある。 -
知識や経験の差をどうやって効率よくキャッチ アップしてもらうかという課題はありつつも、当 面は自分でやる。 9
将来のための投資など - 他の人に手伝ってもらってできた20%の時間 は、将来につながる改善や、より高度な取り組 みのために使っていく。 - 他の人に教えて手伝ってもらうことで、自分の専 門性を高めるための時間を作れるようにする。 10
まずは60点を 目指してもらう 11
他の人にやってもらう仕事 - すべての仕事が、常に80点以上の成果を求め られるとは限らない。 - 知識や経験が不足している人たちでは、どう頑 張っても80点以上の成果を出せないことはあ る。 - 60点以上の成果でも良い仕事を、代わりにやっ
てもらう。 12
60点の内訳 - 知識や経験が不足しているなら、自力では20点 くらいしか取れないこともあり得る。 - +20点は仕組みづくりで上乗せする。 - 例えばドキュメントやツールなどを整備する。 - 丁寧に指導したり教育したりすることで、残り
+20点の底上げをする。 - ゆくゆくは自力で60点を目指してもらう。 13
80点以上はのちのち考える - 特定の分野で90点以上の成果を出せるように なるのは、かなり難しい。80点でも厳しいことは ある。 - 知識や経験だけでなく、適性なども必要になることがあ る。 - 若い人たちには、まずは安定して60点以上出
せるようになることを目指してもらう。 14
80点以上出せる分野は人それぞれ - 若い人たちには、まずは安定して60点とれる社 会人になることを目指してもらう。 - 80点以上取れる分野は、その人の適性や関 心、経験などによって変わってくる。 - 必ずしも、教える側の自分と同じ分野で80点以上取れる ようになるとは限らない。
15
教える側にも不得手な分野がある - 教える側の自分にも、80点取れない分野はあ る。しかし、教える相手はそういった分野にこそ 適正がある場合もある。そういった分野につい て、自分が教えられることには限界がある。 - 自分が教えられる分野について、60点取っても らえるよう先ずは教える。 16
例えば 具体的に やってもらうこと 17
一次受けや説明を通じて学んでもらう - 例えば、若い人や新しい人たちには、社内から (自分が所属している)チームへの問い合わせ の一次受けをやってもらう。 - 問い合わせの回答を考えたり、そのために調査 したりする中で気づいたり学んだりすることは数 多くある。 18
説明することによって学ぶ - 若い人が自分のために調べたり調査して学ぶこ ともある。 - しかし、他人のために調べたり調査して説明す るとなると、普段よりも深く調査して理解しなけ れば、適切に説明できないことがある。 - 他の人からの問い合わせだと、普段とは異なる観点で
課題や問題と向き合うこともある。 19
身近なところから受け付けて学ぶ - いずれ、他社さんからの問い合わせを受け付け て回答するような日が来るかもしれないが、いき なりそのようなタスクは責任が重いと感じること もある。 - 可能であれば組織内での問い合わせから始め ることで、「説明する」という仕事になれていって もらう。
20
先入観を捨てて一緒に考える - 急ぎの問い合わせでなければ、若い人に回答 内容を考えてもらう。できれば、その思考過程を 説明してもらう。 - どのような視点で問題を捉えたのか、解決策を 考えたのか示してもらう。不足している観点があ れば指摘することで、教える側と教えられる側 の相互理解が進む。
21
若い人たちの視点からの学び - 問い合わせをした人や、問い合わせを受けた若 い人たちの視点を聞くことで、教える側の自分 たちとのギャップに気づくことがある。 - 何かしらの仕組みづくりで改善できるものもあれば、「す でに仕組みはあるのに、その仕組みが認知されていな い」というようなこともある。新たな問題に気づくこともあ る。
22
数世代先を見る 23
自分が教えた人たちが、教えること - 自分が教えた人たちが、次の世代にどんなこと を教えたのかを見る。 - 次の世代に引き継げなかったことがあるなら ば、それは再現性のない、自分ならではの専門 性なのかもしれない。 - 自分が教えた人たちを見ることで、自分の強み
に気づけることもある。 24
私見というかおまけ 25
あくまで私見ですが - BtoCの場合、エンドユーザの嫌がることばかり やっていると、客足は遠のいてしまう。 - 従業員の嫌がることばかりやっていると、組織 は弱体化していってしまう。 26
- 私見ですが、BtoCである限り、エンドユーザに せよ従業員にせよ、「人と向き合うこと」は避け られないんじゃないかなと思います。 - そうであるならば、他人を尊重しつつちゃんと向 き合っていきたいものです。 27
おわり 28