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DeepGCNs: Can GCNs Go as Deep as CNNs?

shimacos
November 21, 2019

DeepGCNs: Can GCNs Go as Deep as CNNs?

ICCV'19 で提案された 'DeepGCNs: Can GCNs Go as Deep as CNNs?' についてエルピクセルのLT会で発表しました。

shimacos

November 21, 2019
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Transcript

  1. DeepGCNs: Can GCNs Go as Deep as CNNs? [ICCV 2019,

    Gunhao Li +] #8【画像処理 & 機械学習】論⽂LT会! @エルピクセル株式会社 2019/11/21 Naoto Shimakoshi
  2. 自己紹介 2 • 名前 • 島越 直⼈ (シマコシ ナオト) •

    よくトリゴエと間違えられますがシマコシです。 • Twitter • @nt_4o54 • 経歴 • ⼤学時代は⽣体信号から睡眠段階を判別するシステムをDeepで作ってました。 • 社会⼈になってからは、タクシーの位置情報データを⽤いた機械学習プロジェクト に関わってます。 • Kaggle • @shimacos • 最近、Kaggle Masterになりました。
  3. Graph Convolutional Network (GCN) • Convolutional Neural Networkはnon-Euclidean dataを上⼿く扱えない •

    要するに隣り合うもの同⼠の距離や結合の違いを考慮できない • グラフデータに対する需要の⾼まり • CV領域でも関⼼が⾼まっている • Semantic relations between objects • Human joints for action recognition • 3D point cloud processing 3 Graph に対して畳み込みを⾏うGraph Convolutional Network の登場
  4. DeepGCNs: Can GCNs Go as Deep as CNNs? • Challenges

    • ⼤規模グラフに対してGCNを適⽤した先⾏研究は、3-6層のものが多い • 層を深くしすぎると受容野が広がりすぎて勾配消失が起きやすい • Contributions • CNNで⽤いられている⼿法をGCNに適⽤することで56層 ( ! ) のGCNを提案 • 3次元点群のSegmentation TaskにおいてSoTAを3.7%更新 • 著者によるgithub実装 • Tensorflow : http://github.com/lightaime/deep_gcns • Pytorch : https://github.com/lightaime/deep_gcns_torch 4
  5. GCNの層を深くするにはどうしたらいいか? • CNNの場合は? • ResNet / DenseNet (勾配消失問題を解決) • Dilated

    Convolutional Network • Poolingで失われる空間的情報を削減 6 [1] https://arxiv.org/pdf/1512.03385.pdf [2] https://arxiv.org/pdf/1608.06993.pdf [3] https://arxiv.org/pdf/1511.07122.pdf [1] [2] [3]
  6. CNNの概念をGCNに単純に応用 | Dilated Conv 7 • ⼀般的なGCNの定式化 ( : グラフ,

    : 重み, : レイヤーインデックス) 周辺ノードをどのようにAggregateするか
  7. CNNの概念をGCNに単純に応用 | Dilated Conv 8 • ⼀般的なGCNの定式化 ( : グラフ,

    : 重み, : レイヤーインデックス) Aggregateされた特徴を使って中⼼ノードをどのように更新するか
  8. CNNの概念をGCNに単純に応用 | Dilated Conv 9 • ⼀般的なGCNの定式化 ( : グラフ,

    : 重み, : レイヤーインデックス) • Aggregate Function ( ) = Dilated k-NN function ( : 中⼼ノード, : 近傍ノード) • 近傍ノードを特徴空間上で距離が近い順にd個間隔を空けてk個選択
  9. • ⼀般的なGCNの定式化 ( : グラフ, : 重み, : レイヤーインデックス) •

    Aggregate Function ( ) = Dilated k-NN function ( : 中⼼ノード, : 近傍ノード) • 近傍ノードを特徴空間上で距離が近い順にd個間隔を空けてk個選択 • Update function = MLP • Aggregateされた特徴と中⼼ノードの特徴をconcatさせてMLPに⼊⼒ CNNの概念をGCNに単純に応用 | Dilated Conv 10
  10. • ⼀般的なGCNの定式化 ( : グラフ, : 重み, : レイヤーインデックス) •

    Aggregate Function ( ) = Dilated k-NN function ( : 中⼼ノード, : 近傍ノード) • 近傍ノードを特徴空間上で距離が近い順にd個間隔を空けてk個選択 • Update function = MLP • Aggregateされた特徴と中⼼ノードの特徴をconcatさせてMLPに⼊⼒ CNNの概念をGCNに単純に応用 | Dilated Conv 11 論⽂の誤植!! 正しくは、concatさせてMLPに ⼊⼒した結果のmaxを取る (github実装参照)
  11. Result 13 • S3DISデータセットで実験 • 室内データのセグメンテーションを⾏うデータセット • Ablation studyでは、 ResGCN-28

    > ResDense-28, ResGCN-56 > ResGCN-28 • mIOUでSoTAより3.7%改善 (何故かResGCN-56では⽐較していない) • GPUリソースの問題で詳細には試せなかったが、ResGCN-151まで構築してResGCN-28 と似たような結果が得られたらしい。(Over Smoothingしてる?)
  12. 個人的感想 • 層を深くできたのは、Residual Connectionの寄与も⼤きいかもしれないが、Aggregateに Max poolingを⽤いてるのが⼤きい? • 結局周辺ノードと⾔いつつ1ペアの情報しかAggregateされてなくない? • 周辺ノードの重み付け和などにすると、層を深くするにつれて受容野が広がってしまい、

    勾配消失してしまいそう • 層を深くしても同じパラメータで実験しているっぽいので伸びしろありそう • 3次元点群だけでなく、他の⼤規模グラフに対しても利⽤できそう • エッジが明⽰的に与えられているグラフだとAggregateに⼯夫の余地あり 14
  13. 参考 • Dynamic Graph CNN for Learning on Point Clouds

    • 点群DNN、3D DNN⼊⾨ -3DYOLO, VoxelNet, PointNet, FrustrumPointNetなどなど • 点群×ディープラーニング【⼊⾨】 15