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kintoneカスタマイズはじめの一歩 のその前に
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Shotaro Matsuda
July 13, 2018
Business
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kintoneカスタマイズはじめの一歩 のその前に
kintone Café 広島 Vol.10 @福山 2018/07/13
2018/11/15改訂:kintoneアップデートによりモバイルで使用できるイベントが追加されました。
Shotaro Matsuda
July 13, 2018
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Transcript
プロジェクト・アスノート kintoneカスタマイズ はじめの一歩 のその前に 松田正太郎 2018/7/13 kintone Café 広島 Vol.10
@福山 2018/11/15 改訂
自己紹介 松田 正太郎(まつだしょうたろう) プロジェクト・アスノート代表 かりんこラボ(プラグイン開発):プロデューサー 某総合化学メーカー所属 kintone 認定アプリデザインスペシャリスト(2017) 元技術屋、今噺家 「業務改善職」という新たな職種をこの世に作り出すことを
ライフワークとし、kintone業務改善の支援や業務改善人材を 世の中に増やすため、プロジェクト・アスノートを複業(個 人事業)として主催。 これまでに作ったkintoneアプリは、のべ1500以上。 Shotaro Matsuda https://pj.asunote.jp Twitter: @Shokun1108 Facebook: shokun1108 これまでの講演・LTなど: 2015/9/4 kintone Café 東京 Vol.4 https://www.joyzo.co.jp/corp_blog/archives/246 2015/10/15 kintone hive vol.2(事例講演) https://kintone.cybozu.com/jp/event/hive2015/10/report/ 2016/6/1 Cloud Day九州(基調講演) https://kintone-blog.cybozu.co.jp/event/000211.html 2017/11/10 kintone Café JAPAN 2017 http://ascii.jp/elem/000/001/592/1592069/
kintoneカスタマイズ はじめの一歩 の その前に 正しい
歴史から見えてくるkintoneの開発思想 https://kintone.cybozu.co.jp/jp/feature/ whatsnew.html ★リリースからの全歴史がここに! • 2011年11月 kintoneリリース • 2012年3月 ルックアップ機能追加
• 2012年12月 モバイルビュー • 2013年7月 JavaScriptカスタマイズ • 2013年11月 アプリアクション • 2014年7月 フィールドの複製 • 2015年1月 サードパーティ製プラグイン • 2017年2月 新デザイン統一 kintone アップデート情報
歴史から見えてくるkintoneの開発思想 機能をなるべくシンプルに 標準機能は必要最小限 汎用性の高い機能に絞っている。 (相当強い意志で取捨選択している ように思う) でも実はよく考えられていて、
組み合わせと工夫でかなりの事 が実現可能 機能拡張はカスタマイズ カスタマイズによる機能補充を 大前提とした、各種APIの充実 イベントの拡充 REST APIの拡充 Promise対応の拡充 でも、 モバイル版を なんとか
kintoneの活用には カスタマイズを知ることは必須
いやいやそんなこと言われても… JavaScript API
でも勘違いしないで
目的はプログラマーになることじゃない カスタマイズでできること/できないことを知り どんなカスタマイズをすれば、 業務改善効果がいちばん大きくなるかを判断し、 基礎的なカスタマイズを作成できる。 (kintoneカスタマイズをプロデュース)
正しいkintoneカスタマイズ はじめの一歩のその前に 非エンジニア が目指す
正しくないカスタマイズ
正しくないカスタマイズってどんなの? カスタマイズは節度と使いどころ ユーザー言いなり型 言われたことをなん でも実現しようとす る(主に情シス系に 多く存在する) 実は標準機能ででき
ることだった ほとんど趣味型 ほとんど趣味 縦か横かの違い 何も良くならない (効果が小さい) 過剰こだわり型 見た目にこだわり過ぎ Excelと同じじゃなきゃ 今までと同じじゃなきゃ (もはやkintoneではない じゃないか・・・)
正しいカスタマイズとは kintoneの良さを活かし、増大させる 標準機能ではできない 業務プロセスがシンプ ルになる kintone の良さを高める 改善効果が大きい
カスタマイズによる恩恵 が大きい(業務の品質が 向上) 効率アップ(◦◦がなく なる/短くなる) (効果×人数×頻度) 利用者利便性向上 いろいろな層の利用者 に受け入れてもらう 間違いを防ぐ パソコンが苦手な人に も使ってもらう ネガティブな感情を抑 える
kintoneカスタマイズに必要なもの カスタマイズができるようになるまで カスタマイズ API JavaScript REST-API Promise kintoneを知る 標準機能を 理解し、何
ができるか、 何ができな いかを知る
①超キホン ②応用する ②限界を知る • ヘルプサイト • 便利に使おう ガイドブック Kintone用語を覚え アプリ開発の基本
を身につける 標準機能の組 み合わせでさ まざまな機能 の実現にチャ レンジ 経験を積み重 ねることで、 標準機能の制 約や限界を知 る kintoneを知る 標準機能を理解し、何ができないかを知る
kintoneを知るための参考情報① https://jp.cybozu.help/ja/k/index.html ★特出しコンテンツ 1. kintone用語集 https://jp.cybozu.help/ja/k/glossary/ 2. 制限値一覧 https://jp.cybozu.help/ja/k/admin/limit 3.
ガイドブック 機能別 便利に使おうガイドブック 一部整理されていない情報や分かりにくいと ころがあるが、機能についてはほぼ網羅され ている。 困ったらヘルプ熟読! 試験に出る! kintone ヘルプサイト
kintoneを知るための参考情報② https://cybozu.co.jp/kintone-certification/ 発売中! kintone認定 アソシエイト試験
kintoneを知るための参考情報③ https://pj.asunote.jp ★特出しコンテンツ 1. kintone業務改善道場 標準機能の実践的活用あれこれ https://pj.asunote.jp/ 2. kintoneでワークフロー ~プロセス管理を極める!~
プロセス管理+通知+アクセス権 を 徹底的に解説します(順次追加中) https://pj.asunote.jp/workflow/ 基本的なことから、かなりマニアックなこと まで。あなたのkintone思考力を鍛えます 宣伝! プロジェクト・アスノート
いやいやそれでもまだ…
kintoneカスタマイズに必要なもの カスタマイズが難しいのはなぜか kintoneを知る 標準機能を 理解し、何 ができるか、 何ができな いかを知る カスタマイズ API
JavaScript REST-API Promise この部分が無いから 難しく感じる
kintoneを深く知る kintoneが動く仕組みの超基本を理解する 1. cybozu developer network 2. kintone APIドキュメント 3.
イベント 4. フィールド形式 5. REST API一覧 6. JavaScript API一覧 カスタマイズが動く仕組み
キーワード: タイミング+できること (いつ+取得+処理+反映)
kintoneを深く知るための参考情報 https://developer.cybozu.io/hc/ja developer networkにはkintoneカスタマイズ に必要な情報が網羅されているが、 まずは、その中から基本だけを押さえておけ ば充分^^ 試験に出る! cybozu developer
networkと仲良くなる
developer networkと仲良くなる(1) https://developer.cybozu.io/hc/ja/articles/201941754 試験に出る! kintone APIドキュメント
developer networkと仲良くなる(2) JavaScript API一覧 試験に出る! kintoneカスタマイズの 処理(カスタマインの処 理)を動かすことができ るタイミング。 PCとモバイルの違いに
ついても把握しておく
developer networkと仲良くなる(3) イベント 試験に出る! kintoneカスタマイズの処理 を動かすことができるタイミ ング。 各イベントで実行できること について、ざっと把握してお くことが大事
レコード詳細画面 表示 削除前 プロセス管理のアクション実行 レコード追加画面 表示 フィールド値変更 保存実行前 保存成功後 レコード編集画面
表示 フィールド値変更 保存実行前 保存成功後 レコード印刷画面 表示 レコード一覧画面 表示 インライン編集開始 インライン編集のフィールド値変更 インライン編集の保存実行前 インライン編集の保存成功後 レコード削除前 グラフ画面 表示 kintoneイベント(PC) 各イベントによって、取得できる情報、 できることが違う
レコード詳細画面 表示 削除前 プロセス管理のアクション実行 レコード追加画面 表示 フィールド値変更 保存実行前 保存成功後 レコード編集画面
表示 フィールド値変更 保存実行前 保存成功後 レコード印刷画面 表示 レコード一覧画面 表示 インライン編集開始 インライン編集のフィールド値変更 インライン編集の保存実行前 インライン編集の保存成功後 レコード削除前 グラフ画面 表示 kintoneイベント モバイルで使用できるイベント モバイルでの利用を前提とするときは、 これを考慮する必要がある ※2018/11のアップデートで、プロセス管理のアクション実 行時、保存成功後イベントが使えるようになりました。
①レコード編集画面が表示されたときに 1. JavaScript API ① いつ、どのタイミングで (イベントの理解) ② どんなデータが取れるか (eventオブジェクト)
③ 処理(JavaScript) ④ 何ができるか (フィールド値の書き換え等) 学習の進め方 まずはJavaScript API でできること 2. REST API ① 取得と更新 (作動タイミングは上記のイベント) ②Aフィールドの値を取得して ③必要に応じて何らかの処理を行い ④Bフィールドの値にセットし更新する このような視点でAPIドキュメントや、 チュートリアルを解釈するとわかりやすい こんなカスタマイズ ができるようになる
kintoneカスタマイズに必要なもの カスタマイズができるようになるまで kintoneを知る 標準機能を 理解し、何 ができるか、 何ができな いかを知る 仕組みを知る
kintoneカスタ マイズの仕組 みを知る タイミング +できること カスタマイズ API JavaScript REST-API Promise
kintoneカスタマイズに必要なもの カスタマイズができるようになるまで kintoneを知る 標準機能を 理解し、何 ができるか、 何ができな いかを知る 仕組みを知る
kintoneカスタ マイズの仕組 みを知る タイミング +できること 業務改善スキル 業務知識 業務改善の知 識と経験 何をカスタマ イズすべきか カスタマイズ API JavaScript REST-API Promise
業務改善スキル 順序立てて結果を導き出す考え方+経験 01. 02. 03. 04. やりたいこと 業務要件・目的 どの業務のどこを どのように改善するか
どうやって定着させるか 切り分け 標準機能の組み合わせ、 工夫でどこまで可能か カスタマイズするべき かどうか? 何をどうするか カスタマイズ内容 目的を実現するための ロジックを組み立てる 思考力 経験と学び コミュニティー力 検索力 そのための共通語 (kintone用語)
正しいkintoneカスタマイズを行う ・・・のその前に必要な4つ kintoneを知る kintoneをより深く知る ギョウムカイゼン 学びと成長 正しいkintoneの基礎知識 標準機能で何ができないか kintoneの仕組みをもう少し理解 カスタマイズでできること・できな
いこと 業務知識・経験 ギョウムカイゼンのスキル どうやって実践的スキルを身につ け向上させるか カスタマイズ
業務改善は楽しい
これだから業務改善はやめられません ありがとう ございました
1. kintoneを知る リンク集 kintoneヘルプ https://jp.cybozu.help/ja/k/index.html kintone用語集 https://jp.cybozu.help/ja/k/glossary/
制限値一覧 https://jp.cybozu.help/ja/k/admin/limit kintone認定アソシエイト試験 https://cybozu.co.jp/kintone-certification/ 2. kintoneを深く知る developer network https://developer.cybozu.io/hc/ja kintone APIドキュメント https://developer.cybozu.io/hc/ja/articles/201941754 JavaScript API一覧 https://developer.cybozu.io/hc/ja/articles/360000361686 REST API一覧 https://developer.cybozu.io/hc/ja/articles/360000313406 フィールド形式 https://developer.cybozu.io/hc/ja/articles/202166330 3. 経験を積む kintone開発環境 https://developer.cybozu.io/hc/ja/articles/20092954 0#step3 プロジェクト・アスノート https://pj.asunote.jp かりんこラボ https://caryncolabo.com 本日の資料(PDF)