Upgrade to Pro — share decks privately, control downloads, hide ads and more …

あらためて、最近の kintoneは難しくなったのか

Shotaro Matsuda
December 10, 2022

あらためて、最近の kintoneは難しくなったのか

2022/12/09に開催された、kintone Café 広島 Vol.21でお話したスライドです。

Shotaro Matsuda

December 10, 2022
Tweet

More Decks by Shotaro Matsuda

Other Decks in Business

Transcript

  1. 3 © 2022 Project Asunote ここ数年の⼤きな変化〜関数関連 • 2020年1⽉ IF, AND,

    OR, NOT関数の追加 • 2020年1⽉ 計算式でドロップダウン/ラジオボタンの値を利⽤可能 • 2020年2⽉ ROUND, ROUNDUP, ROUNDDOWN関数の追加 • 2020年2⽉ 計算式⼊⼒欄の改善(エリア拡⼤、複数⾏・改⾏対応) • 2020年2⽉ YEN関数とDATE_FORMAT関数が計算式内でも利⽤可能 • 2020年6⽉ 計算式を⼊⼒するときに関数名を⼩⽂字で⼊⼒可能 • 2020年8⽉ フィールドコードを変更すると、計算式にも⾃動反映 • 2020年12⽉ CONTAINS関数の追加 • 2021年3⽉ 全⾓記号を⼊⼒した際に注意を促すメッセージを表⽰ • 2021年7⽉ DATE_FORMAT関数で1970年以前の⽇付/⽇時を利⽤可能に
  2. 6 © 2022 Project Asunote IF関数の条件式 「条件式」︓これは、ある条件が成⽴するかどうか、 すなわちTrue/Falseで表されるもの全部 1. ⽐較演算⼦を⽤いた式

    左右の値を⽐較する演算式(=、<、>等) 値に使えるもの︓フィールドコード、数値、⽂字列、計算式 2. 結果がtrue/falseとなるkintone関数 AND、OR、NOT関数、CONTAINS関数
  3. 9 © 2022 Project Asunote kintoneの関数を使い倒すためのポイント ポイントを押さえたアプリは • あとから⾒たときに理解しやすい •

    ⾃分以外の⼈が⾒たときにも理解しやすい • 計算式のメンテナンスや修正がやりやすい じゃぁ使うな︖ではなく、『ちゃんと使えるようになろう』提案 属⼈化やブラックボックス化を防ぐためのポイントがあります
  4. 10 © 2022 Project Asunote 複雑な計算式を使いこなす4つのポイント 1. ⻑い計算式を書くときは、改⾏・スペース・インデントを 活⽤して、分かりやすく書く 2.

    計算の途中段階を別フィールドに分割することで、計算式 のチェックや修正がしやすくなる 3. 計算式の内容や考え⽅、⽬的などの解説をラベルフィール ドに書いておく 4. 中間フィールドや解説ラベルが通常運⽤時に邪魔になる場 合は、グループフィールドに格納する
  5. 16 © 2022 Project Asunote ここ数年の⼤きな変化〜スペース関連 • 2021年10⽉ アプリ⼀覧に所属スペースを表⽰されるように •

    2021年11⽉ アプリの所属スペースを変更可能に • 2021年11⽉ アプリを作成可能な場所を制限できる機能を追加 • 【スペースごとの設定】スペース内アプリを作成できるユーザーを「スペース管理者の み」に限定する設定 • 【kintone全体の設定】スペースに所属しないアプリの作成を禁⽌する設定 ΞϓϦͷҾͬӽࣗ͠༝Խʂ
  6. 19 © 2022 Project Asunote ͜Ε·ͰͰ͖ͳ͔ͬͨ͜ͱ͕ Ͱ͖ΔΑ͏ʹͳͬͨ アプリの所属スペース変更による変化 1. スペースの活⽤がより柔軟に⾏えるようになる

    2. アプリの利⽤状況の変化によって、スペースを引っ越すという、 新しい運⽤の考え⽅ができるようになった
  7. 20 © 2022 Project Asunote 今回の教訓( kintone SIGNPOST) アプリは作ったら終わりではなく、 使い始めが、業務改善のスタート

    毎⽉の kintoneアップデート情報 はひと通り確認しましょう︕ それにより、運⽤が改善されるこ ともあります。