2026年5月26日、マネーフォワード主催「経理とAIで描く、未来への第一歩。 -CONNECT with AI-」Day2での講演スライドです。
WEFの「雇用の未来レポート2025」では、経理・記帳・給与担当者は2030年までに約20%減少すると予測されています。ただ、「AIに経理の仕事は奪われるのか」という問い自体が、経理の仕事の表層しか見ていないと感じています。
前半では、経理の仕事を「表層」(仕訳入力・転記・集計など)と「本質」(証憑の判断、業務フローの設計・維持、税務・会計処理の判断)に分けて考えました。判断の5類型(ダンカン)にも触れながら、AIが支援できるのは材料の整理までで、最終判断と説明責任は人間が持つという話をしています。
後半では、AIに業務を渡すには適切な粒度への「分解」が必要なこと、そして経理が業務プロセスの最下流にいる構造を変えなければAI導入の効果は限定的であることを、「シフトレフト」の考え方を交えてお話ししました。
実践パートでは、「業務定義シート」(個別業務のA4一枚での言語化)と「業務の地図」(部門横断の業務フローの可視化)を、請求書処理を例に紹介しています。