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Apache Kafka on Kubernetes 基礎編 ワークショップ QA 2021...

suzukiry
November 30, 2021

Apache Kafka on Kubernetes 基礎編 ワークショップ QA 2021-11-24 / Apache Kafka Workshop QA 2021-11-24

suzukiry

November 30, 2021
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Transcript

  1. Strimzi • Apache KafkaのクラスタをKubernetes上で管理するOperator ◦ オープンソースプロジェクト( Apache License 2.0) ◦

    Cloud Native Computing Foundation (CNCF) • Strimzi で提供するもの: ◦ Apache Kafka, Connect, Zookeeper, MirrorMaker2 の コンテナイメージ ◦ Apache Kafka clusters, topics and users を管理するKubernetes Operators
  2. QA

  3. Note: 冪等性はありますか? • Kafkaと外部サービス(DBなど)とが接続する場合、冪等性を完全に保つことはでき ません。 ◦ メッセージの重複が発生する可能性があります *。 • Kafka

    StreamsにはExactly Once Semantics (EOS)があります。 ◦ KIP-129: Streams Exactly-Once Semantics • よって、メッセージの重複検知の仕組みが必要。 ◦ ◦ EIPのIdempotent Consumerパターン ◦ Outboxパターン** Q. *O’Reilly, Designing Event-DriveSystems:Chapter 12: Transactions, but Not as We Know Them - What Can’t Transactions Do? **マイクロサービスとメッセージングのなぜ [疑問編]:https://rheb.hatenablog.com/entry/microservices_messaging_2
  4. Kafkaにおける冪等性の関連設定 • Kafka Producer ◦ Kafka内のイベントの重複、順序性 *を保証する設定の追加 ▪ “enable.idempotence=true” ◦

    Producerのゾンビプロセス対策として、ユニークなトランザクション IDを利用 ▪ “transactional.id” (default null) • Kafka Consumer ◦ Commitされたレコードのみを poll ▪ “isolation.level=read_commited” (default read_uncommited) • Kafka Streams ◦ Kafka Streams内のConsumer/Producerにトランザクション処理を行う設定の追加 ▪ “processing.guarantee=exactly_once” (default at_least_once) * Consumerの障害時には順序性は保証されなくなるので注意。
  5. Note: Partition 0 Partition 1 Partition 2 Partition 3 Topic

    T1 Consumer1 Consumer Group Consumer2 Consumer3 Consumer4 Partition 0 Partition 1 Partition 2 Partition 3 Topic T1 Consumer1 Consumer Group Consumer2 Consumer3 Consumer4 リバランシング 図 Consumer 追加変更・障害時のリバランシング • Consumer グループ内のConsumerの設定変更や障害があった場合、該当パー ティションをその他のConsumerが引き継ぎます。 • ConsumerリーダーとGroupCoordinatorの連携によって各Consumerへのパー ティション割り当てを行います。 リバランシングとは? Q.
  6. リバランシングConsumer グループ • Consumer リーダー ◦ Consumer Groupに最初に参加したConsumerはリーダー。 ◦ Consumer

    リーダーは、Group Coordinator(後述)と連携し、各Consumerに パーティションのサブセットを割り当てます。 ◦ 割り当て方には、パーティション割り当てポリシー(PartitionAssignor)が使われ ます。 ▪ Defaultポリシーには、RangeとRoundRobinとStickyAssignorがある。 ▪ 独自の割り当て戦略を実装することも可能。
  7. リバランシングConsumer グループ • GroupCoordinator ◦ 各Consumerグループに対して、Kafka Brokerに一つ存在。 ◦ GroupCoordinatorは、各Consumerとハートビートを行い、死活監視を行う。 ◦

    Consumerの離脱を検知した時、GroupCoordinatorは生きているConsumerの みのリストをConsumerリーダーに受け渡す。その後、Consumerリーダーを任せ れたConsumerが、グループ内のConsumerのアサインメントを決める(次の図)
  8. 新しいコンシューマが参加または離脱すると、パーティションを 再割り当てするリバランシングが行われている(Eager Rebalancing) リバランシング • 動作の流れ 参考:Consumer Group Internals: Rebalancing,

    Rebalancing....  Coordinatorから リーダーを任されている 各Consumerへの アサインメントの決定 メンバーのハートビートが切れるとリバ ランスのステートへ
  9. Note: Eager Rebalancing = Stop-the-world Rebalancing • Stop-the-world Rebalancing ◦

    リバランシングが起きるとパーティションをリリースしないといけない(すべてのグループメンバーを 停止) ◦ 運用や障害時にこのリバランシングではコストが大きい ◦ 例: ▪ スケールアップ・ダウン ▪ Kubernetes プロセスダウン ▪ ローリングアップグレード/アップデート Note: • Incremental Cooperative Rebalancing ◦ 稼働しているプロセスやタスクはそのままに、リバ ランシングを行う。 ◦ まだデフォルト設定になっていないようなので、利 用時の設定方法は要確認。 KIP Applied to Released in KIP-429 Kafka Consumer 2.4.0 KIP-415 Kafka Connect 2.3.0 KIP-441 Kafka Stream 2.6.0 そこで Incremental Cooperative Rebalancing Note:
  10. AMQ Streams • Apache Kafka のエンタープライズ向けディストリビューション ◦ 2018年から Kafka をサポート、Kubernetes

    上でも提供 ◦ Red Hat AMQ Streams としてローンチ • 提供形態 ◦ Red Hat Enterprise Linux ◦ Red Hat OpenShift Container Platform Apache Kafka on Kubernetes 基礎編 ワークショップ: https://redhat-open.connpass.com/   Strimzi/AMQ Streamsをハンズオンをしてみたい