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聞き手の目線で考えるプロポーザル
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Takepepe
April 14, 2026
Technology
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聞き手の目線で考えるプロポーザル
伝わるプロポーザルの書き方 〜採択側・人気登壇者が明かすCfPの構造〜
https://findy.connpass.com/event/388162/
Takepepe
April 14, 2026
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Transcript
聞き手の目線で考えるプロポーザル 伝わるプロポーザルの書き方/ 2026.04.16 @Takepepe
自己紹介 吉井 健文 / @Takepepe 株式会社 REUNION SOFTWARE 代表取締役 /
Software Engineer 2025年3月 までフロントエンドリードとして、 数々のプロジェクトをNext.js アプリケーションにリプレース。 「フロントエンド開発のためのテスト入門(翔泳社)」など、 3冊のフロントエンド関連書籍を執筆。 2024年10月株式会社 REUNION SOFTWARE 創立。
なぜエンジニアはアウトプットするのか?
アウトプットの目的 • キャリア形成の一環として • 節目のまとめてとして • 知識を言語化する練習として 目的はひとそれぞれ
アウトプット成功の定義 • プロポーザルが採択されること? • SNSでバズること? • 熱中した事を共有すること? 成功の定義もひとそれぞれ
何かに熱中することは素晴らしい • 「何かを成し遂げた」という達成感が得られる • 時間を注いだなにかが評価できる • 明日の仕事へのモチベーションに繋がる
熱量のあるアウトプットは魅力的だが… • 「何かを成し遂げた」という達成感が得られる • 時間を注いだなにかが評価できる • 明日の仕事へのモチベーションに繋がる 熱量だけでプロポーザルは通るのか …?
選考委員は何をみているのか?
プロポーザルはカンファレンスに適しているか? • 聴衆は、最新の技術動向をキャッチアップしたい • 聴衆は、コミュニティの繋がりを求めている • 聴衆は、共通の議題を中心に、議論する時間を求めている つまり「トレンド & 公益性」を重視
熱量が高いもの = 惹きつけるとは限らない • 主題は、少し古いものではないか? • 主題は、最新動向のキャッチアップに繋がるか? • 主題は、特定の文脈でしか活用できない話題ではないか? •
主題は、公益性を評価できるか? 客観的視点を欠いてはいけない
何のための発表なのか? • スライドは「あなたの作品」である • 登壇は「表現の場」である • マーケットが求める物を提供すれば良いという話ではない • 熱量のない発表は、あなたでなくても発表できる 主観があることで、魅力ある発表となる
必要なのは「成果物が設計されていること」 • 結論に新規性があり、意外性をもちあわせていること • より多くの聴衆の、興味関心を捉えていること • 公式ドキュメントに書かれていない、気づきが表現されていること • 何を伝えたかったのか、主題が一貫していること では、どのように伝えるべき
…?
どのように設計するのか?
まず、カンファレンスに適した内容か? • 例えば TSKaigi の先行では、TypeScript「ならでは」を重視していた • 「ならでは」感がいまいち伝わらない • 「何を重視しているのか」を公式がオープンにしている場合、必ず確認
つぎに、話題のトピックか? • 話題が古いと、刺さる層が限定される • 「少なくとも2年以内に注目された技術」など • 特定のロールに限定した話題も、聴衆母数が限定される マーケターとしての視点をもつ
もちろん採択基準はこれが全てではないが… • 大半のプロポーザルは、ここを抑えていたようにみている • 「トレンド & 公益性」を重視すべき、というのはこの観点 選考委員の「目を引く」設計がなされている
どのようにアレンジするのか?
主題はオリジナリティに溢れているか? • トレンド、公益性だけならば、公式ドキュメントを読めばよい話 • 最近ではAIに聞いてしまえば十分ともみられる • 競合するプロポーザルも当然多い 少し主観が入っていた方が「目を引く」
実体験にもとづく知見は価値がある • 話題のあの技術が気になるところであるが… • 「実際のところどうなの?」が、皆一番気なっている • 実体験にもとづく知見は、熱量をのせやすい • さらに考察が深ければ、より価値が高まる 話題の発表は、概ねこの観点を達成している
より魅力的なプロポーザルのために
1.タイトルは重要である • 👎「{話題の〇〇}動向を見逃すな!」 • オリジナリティが見えづらく、既出の公開資料で十分 • 👎「{固有プロダクト名}で得た教訓と今後」 • 公益性が見づらく、固有プロダクト宣伝のように見える 選考の足切りは、タイトルだけで実施される
1.タイトルは重要である • 👍「{話題の〇〇}で{課題〇〇}を解決した話」 • 具体性があり、同時にキャッチアップができるように見える • 👍「{固有プロダクト名}に{話題の〇〇}を採用した奮闘記」 • トレンドを捉えつつ、オリジナリティがあるように見える 「トレンド
& 公益性 & オリジナリティ」が伺える
2.概要はタイトルを深掘るものであるべき • 👎「自社サは〜なサービスである。〜は今話題のソリューションである。これを導 入した苦労話をします」 • 繰り返しであり、タイトルの説明になっている。 • 👎「巷では〜を採用しているが、弊社ではこれを採用してみた」 • ただの逆張りをしているだけで、内容が深そうに見えない。
概要で「この発表は深い考察があるか?」を推しはかられる
2.概要はタイトルを深掘るものであるべき • 👍「自社サには〜な課題あり〇〇に期待。実際は期待値と異なる点があったが、 〜な工夫を施した」 • 「実際と期待値と差分は?」「どんな工夫だったの?」 • 👍「自社サには〜な課題あり〇〇に期待。導入後半年間はうまくいったが、最終 的には剥がす決断をした」 •
「どのようにうまくいっていたの?」「なぜ最終的には剥がしたの?」 「聞いてみたい!」と選考委員が思うかどうか
3. 最後は「運」 • どれだけ良いプロポーザルだとしても… • 競合が多い場合は普通に落ちる • 採択はカンファレンス全体のバランスが考慮されている • 「採択されなかった
= 良くなかった」とは限らない
3. 最後は「運」 • 「採択されなかった = 良くなかった」ではない • あなたが、取り組みを共有しようとした活動は糧になる • CFPだけにとどめるのは勿体無い
• 採択されたつもりで、ブログ記事などにまとめることはできる • 少しアレンジすれば、別CFPにも応募はできる 頑張っていきましょう 💪
ご清聴ありがとうございました