Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
エンジニアのためのコーチング体験型勉強会 Vol.1
Search
たにさん
July 25, 2019
Programming
1
2.4k
エンジニアのためのコーチング体験型勉強会 Vol.1
エンジニアのためのコーチング体験型勉強会Vol.1 「1on1に動きをもたらすコーチングのスキル」の実践
https://coaching.connpass.com/event/138647/
たにさん
July 25, 2019
Tweet
Share
More Decks by たにさん
See All by たにさん
再演!1on1で使える コーチングスキルの活かし方 / How to make use of 1on1 coaching skills 2019-09-10
tany3
1
5k
1on1で使えるコーチングスキルの活かし方
tany3
5
4.6k
Other Decks in Programming
See All in Programming
Flutterと Vibe Coding で個人開発!
hyshu
1
250
AIのメモリー
watany
13
1.4k
エンジニアのための”最低限いい感じ”デザイン入門
shunshobon
0
110
オホーツクでコミュニティを立ち上げた理由―地方出身プログラマの挑戦 / TechRAMEN 2025 Conference
lemonade_37
2
470
ゲームの物理
fadis
5
1.1k
実践 Dev Containers × Claude Code
touyu
1
190
画像コンペでのベースラインモデルの育て方
tattaka
3
1.7k
TROCCO×dbtで実現する人にもAIにもやさしいデータ基盤
nealle
0
100
Langfuseと歩む生成AI活用推進
licux
3
130
Constant integer division faster than compiler-generated code
herumi
2
630
Amazon Q CLI開発で学んだAIコーディングツールの使い方
licux
3
180
CEDEC 2025 『ゲームにおけるリアルタイム通信への QUIC導入事例の紹介』
segadevtech
3
870
Featured
See All Featured
Docker and Python
trallard
45
3.5k
I Don’t Have Time: Getting Over the Fear to Launch Your Podcast
jcasabona
33
2.4k
Site-Speed That Sticks
csswizardry
10
770
Building Better People: How to give real-time feedback that sticks.
wjessup
367
19k
Visualization
eitanlees
146
16k
Distributed Sagas: A Protocol for Coordinating Microservices
caitiem20
333
22k
JavaScript: Past, Present, and Future - NDC Porto 2020
reverentgeek
50
5.5k
Creating an realtime collaboration tool: Agile Flush - .NET Oxford
marcduiker
31
2.2k
It's Worth the Effort
3n
186
28k
How to Think Like a Performance Engineer
csswizardry
25
1.8k
ピンチをチャンスに:未来をつくるプロダクトロードマップ #pmconf2020
aki_iinuma
126
53k
Optimizing for Happiness
mojombo
379
70k
Transcript
1on1に動きをもたらす コーチングのスキルの実践 2019/07/25 エンジニアのためのコーチング体験型勉強会Vol.1
自己紹介
@tany3_ 谷内 真裕 (たにさん) Masahiro Taniuchi いまやっていること やってきたこと チームリーダー・エンジニアリングマネージャー
プロダクトマネージャー 受託開発・研究開発・金融システム・名刺管理サービス 開発部門内人事 (育成・評価・採用・組織戦略) Co-Active® Coaching のトレーニング中 趣味はアプリづくり
本日の流れ
本日の流れ • チェックイン(5分) • グランドルール(5分) • ワークセッションの説明(10分) • ワークの実践(~40分) •
ワークのふりかえり(10分) • チェックアウト(5分)
チェックイン
チェックイン • 自己紹介 • いま、どんな気持ちですか? • いま、どんな状態ですか?
グランドルール
実験の場 守秘義務 正しい人・誤っている人はいない
Pixabay by RENE RAUSCHENBERGER
ワークセッションの説明
1on1に動きをもたらす
『動き』って何だっけ? 状態・情勢・内容などが変わること。 変動。変化。 動き(ウゴキ)とは - コトバンク
• ティーチングの真逆 • 相手の内側から変化を起こす ◦ より深い洞察、気づき、学びを得る • よい問いは持続性がある ◦ コーチングの場から離れたところでも考える
◦ 行動と学習のきっかけになる 問いで動きをもたらす
練習・実験しよう!
ワークで鍛えるポイント 拡大質問 認知 好奇心 傾聴 直感 自己管理 資質: スキル:
• 3人1組 - コーチ・クライアント・オブザーバー ◦ 6分:コーチングセッション ◦ 1分:コーチから一言 ◦ 2分:オブザーバーからフィードバック
◦ 2分:クライアントからフィードバック • 役割を交代する ワークの流れ
1. コーチは好奇心を持って拡大質問をする a. クライアントは自身を探求しにいく b. コーチは探求している様子を傾聴する 2. クライアントは拡大質問に答える a. コーチは拡大質問の答えを傾聴する
3. コーチはクライアントを認知する a. 信じて直感を使う セッションの流れ
ワークで鍛えるポイント 拡大質問 認知 好奇心 傾聴 直感 自己管理 資質: スキル:
好奇心と拡大質問 • 相手が持っているすべてのリソースに好奇心を寄せる • はい・いいえで答えられない、開かれた質問をする • 相手が持っている・秘めているものを知る質問をする ◦ 「〜さんがいま、本当に望んでいるものは、何ですか?」 ◦
「〜さんにとって、それはどんなところが重要なのですか?」 • 勇気をもって、無邪気に質問する ◦ 「〜さんにとって、仕事とは何ですか?」 ◦ 「〜さんにとって、いまここにいる理由はなんですか?」
認知 • 相手の鏡になる ◦ 言われてはじめて気づくもの • 相手の本来ある姿 〜 「特性」や「在り方」を伝える ◦
「〜さんは、粘り強いですね」 ◦ 「〜さんは、リスクを取る勇気を持っているんですね」 • コーチが感じた/知った相手の深いところを伝える ◦ 「〜さんは、〜という価値観を持っているんですね」 ◦ 「〜さんは、後輩の成長を願っているんですね」
当てにいかなくていい
承認と認知 • 承認には価値判断がある ◦ 正当であると認める ▪ 〜という考えを持っていて素晴らしいですね • 認知には価値判断がない ◦
認めるのみ ▪ 〜という考えを持っているんですね
• グランドルールを思い出す • 「より良くなること」を伝える ◦ 実験のフィードバックです ◦ 「正しい・誤っている」ではないもの ◦ 断定でない「〜と見えました」を伝える
フィードバック
人はもともと創造力と才知に溢れ、 欠けるところのない存在である (NCRW) people are Naturally Creative, Resourceful and Whole.
ワークセッションの実践
1. コーチは好奇心を持って拡大質問をする a. クライアントは自身を探求しにいく b. コーチは探求している様子を傾聴する 2. クライアントは拡大質問に答える a. コーチは拡大質問の答えを傾聴する
3. コーチはクライアントを認知する a. 信じて直感を使う デモコーチング(3分)
• 好奇心を持って拡大質問して認知する • 3人1組 - コーチ・クライアント・オブザーバー ◦ 6分:コーチングセッション ◦ 1分:コーチから一言
◦ 2分:オブザーバーからフィードバック ◦ 2分:クライアントからフィードバック • 役割を交代する ワークの流れ
❏ 好奇心 ❏ 拡大質問 ❏ 認知 ❏ 良かった点 ❏ より良くなるとしたら、どんなことが挙げられますか?
オブザーバーチェックシート
ワークのふりかえり
ふりかえり • グループでどんな気づきの発見がありましたか? • どんなことに気づきましたか? • 明日から使えそうなものは何ですか? • どんなことが1on1に動きをもたらすでしょうか?
チェックアウト
チェックアウト • いま、どんな気持ちですか? • いま、どんな状態ですか?
おつかれさまでした!