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高セキュリティ・高耐障害性・サブシステム化。そして2億円

 高セキュリティ・高耐障害性・サブシステム化。そして2億円

2025年3月7日に開催された「事業成長を加速する技術基盤 5社が語るリプレイス・リアーキテクチャの最前線」 の登壇資料です。
https://timeedev.connpass.com/event/344976/

Tasuku Kudo

March 09, 2025
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  3. 報酬振込周りのサブシステム化 • Timee Backend から Timee SubSystem の RailsAPI をリクエスト

    • Redis に振込を行う Job をエンキューし、一旦 Timee Backend へ HTTP200 を返す
  4. • モジュラーモノリス→マイクロサービス化の先駆けとなる ◦ もし将来的にやるなら、サブシステム化を通して得られた知見 を活かせる • 小さいリポジトリのため技術的な制約を受けにくい ◦ ライブラリバージョンアップや、RBS, Rubocop

    の新機能を試 して、本体APIにFBをすることもできる • サブシステムのコンテナだけをスケールさせることができるので、効 率的なリソース利用ができる 給与支払い周りのサブシステム化 副次的なメリット Ruby, Rails は最 新バージョンです (ドヤ
  5. セキュリティの向上 サブシステム化をして得られたもの • 外部ライブラリ管理 ◦ dependabot を用いた定期更新 ◦ trivy を用いたセキュリティ通知

    • 脆弱性診断 ◦ 外部パートナーによる診断を実施、指摘へ対応済み • ログへの漏洩対策 ◦ 全情報についてのセキュリティレベルと取り扱い方針の決定と、実装 への反映