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開発インパクトを最大化!エンジニアが主導する組織づくりの実例

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 開発インパクトを最大化!エンジニアが主導する組織づくりの実例

Tech Challenge Party 2026のセッションです
https://f2ff.jp/introduction/11748?event_id=20260204

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Shin'ya Ueoka

February 04, 2026
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Transcript

  1. 事業・組織の拡大と組織の生産性最大化を目指して、何度も組織アップデートを実施。 2026年現在の開発組織は300+人、kintoneプラットフォーム事業も200名近い。 サイボウズの開発組織の歴史 8 サイボウズという会社 エンジニア主導の 組織構造の実現 2024年 職能マネージャーの復活 職能ラインと製品別のマ

    トリクス型組織 2022年 2019年 地域・職能ごとの部。 職能型と製品チームの マトリクス型組織。 アラインメント強 化と開発インパク ト向上ための学習 地域・職能ごとの部。 職能型と製品チームの マトリクス型組織。 2025年8月 本日話す内容
  2. 「職能ライン × 価値創造ライン」のマトリクス型組織。 • 職能ライン: ソフトウェアエンジニア、QA、デザイナー、プロダクトマネージャーなど、専門性が軸。 職能ごとにマネージャー(部長)を配置して、人材マネジメント、投資マネジメントなどを管理。 • 価値創造ライン: 製品、連携サービス、技術支援などのチーム。

    サイボウズの開発組織(〜2023) これまでの組織構造 kintone Garoon 認証サービス ... 価値創造ライン 職能ライン(マネジメントライン) ... フロントエンド エンジニア バックエンド エンジニア QAエンジニア デザイナー 部長 部長 部長 部長
  3. • 意思決定がプロダクトマネージャー(PdM)に集中 • 開発時にエンジニアから「△△のリスクがありますがどうし たらいいですか」「仕様を考えて下さい」などの相談および 意思決定が委ねられる。 • SREチームや販売など、開発チーム外からの相談窓口。 • 職能マネージャーの関わり方が限定的

    • 人材マネジメント中心で、開発への関わり方が限定的。 • 開発を前に進める上で、不確実性の高い課題の取り組みや、 他部署とのコミュニケーションなど、マネージャーの役割を 果たしにくい。 サイボウズの組織が抱えていた課題意識 (1/2) 11 これまでの組織構造 開発チーム プロダクト マネージャー 開発チーム 開発チーム 事業戦略 販売 採用 育成 配置 職能マネージャー SRE
  4. 16

  5. それぞれのチームおよび各部署に 「エンジニアリングマネージャー(EM)」を任命。 • 事業、製品、チーム状況を理解して、業務の優先順位を決めて説明責任を負う。 • 開発を進めるうえで、意思決定に不足する情報を収集する(スプリントレビュー、マネージャー相談、 PdM/デザイン相談など)。 • チームの代表者として、チームメンバーからの相談や、チーム外と接続できるように。 エンジニアリング責任者の明確化

    17 エンジニアが主導する組織づくり エンジニア エンジニア エンジニア EM マネジャー PdM 販売 チームの成果最大化のために以下を実行 ・優先度の決定や選択の取捨選択 ・PdM/デザインとコミュニケーション ・他チームEMやマネージャーと相談 ・メンバーとの1on1 ・情報のインプット ...
  6. EMを軸としたコミュニケーション機会を作りアラインメントを強化 • チームのやろうとしてることの計画、マネージャーからの活動フィードバック • EM間(上下および左右)の会議体の実施 • 重要テーマの軌道修正や優先度決定のためのレポーティング EMを軸としたアラインメント強化 18 エンジニアが主導する組織づくり

    部長がEMを担うケースもあれば、部長からEMと しての権限を委譲されるケースもある。 • 部長: エンジニアリング以外の最終責任者。 • EM: マネージャーから技術や成果物の説明責任 や権限が委譲。 EM EM EM EM EM EM EM 開発チーム 開発チーム 開発チーム 開発チーム