Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
enebular in education 大学講義での実践を通して
Search
ueponx
December 12, 2023
Programming
0
240
enebular in education 大学講義での実践を通して
ueponx
December 12, 2023
Tweet
Share
More Decks by ueponx
See All by ueponx
Node-REDからreCameraへのファーストタッチ
ueponx
0
90
Pythonでもちょっとリッチな見た目のアプリを設計してみる
ueponx
1
1k
SORACOM UG 東海 #9
ueponx
0
110
PythonとFletで簡単 GUIアプリを作ろう
ueponx
0
900
変化する時代のIBMChampionの新しい挑戦
ueponx
0
200
EduBlocksでPythonのブロックプログラミング体験!
ueponx
0
1.2k
Node-REDからAWS IoT Coreを使用してみる
ueponx
1
1.8k
Springin‘でみんなもクリエイターに!
ueponx
0
580
相性ピッタリ!reTerminalとNode-REDのステキな関係
ueponx
0
900
Other Decks in Programming
See All in Programming
Beyond Portability: Live Migration for Evolving WebAssembly Workloads
chikuwait
0
390
Blazing Fast UI Development with Compose Hot Reload (droidcon New York 2025)
zsmb
1
190
WindowInsetsだってテストしたい
ryunen344
1
190
関数型まつりレポート for JuliaTokai #22
antimon2
0
150
Enterprise Web App. Development (2): Version Control Tool Training Ver. 5.1
knakagawa
1
120
プロダクト志向なエンジニアがもう一歩先の価値を目指すために意識したこと
nealle
0
110
CursorはMCPを使った方が良いぞ
taigakono
1
170
#kanrk08 / 公開版 PicoRubyとマイコンでの自作トレーニング計測装置を用いたワークアウトの理想と現実
bash0c7
1
320
今ならAmazon ECSのサービス間通信をどう選ぶか / Selection of ECS Interservice Communication 2025
tkikuc
18
3.4k
設計やレビューに悩んでいるPHPerに贈る、クリーンなオブジェクト設計の指針たち
panda_program
6
1.3k
Composerが「依存解決」のためにどんな工夫をしているか #phpcon
o0h
PRO
1
210
KotlinConf 2025 現地で感じたServer-Side Kotlin
n_takehata
1
230
Featured
See All Featured
The Straight Up "How To Draw Better" Workshop
denniskardys
233
140k
Six Lessons from altMBA
skipperchong
28
3.8k
Typedesign – Prime Four
hannesfritz
42
2.7k
Why Our Code Smells
bkeepers
PRO
337
57k
Building Adaptive Systems
keathley
43
2.6k
Done Done
chrislema
184
16k
Design and Strategy: How to Deal with People Who Don’t "Get" Design
morganepeng
130
19k
Responsive Adventures: Dirty Tricks From The Dark Corners of Front-End
smashingmag
252
21k
[RailsConf 2023] Rails as a piece of cake
palkan
55
5.6k
RailsConf 2023
tenderlove
30
1.1k
Rebuilding a faster, lazier Slack
samanthasiow
81
9.1k
"I'm Feeling Lucky" - Building Great Search Experiences for Today's Users (#IAC19)
danielanewman
228
22k
Transcript
enebular in education 大学講義での実践を通して 忘年enebular meetup:最近の成果のシェア会 2023.12.12 上田茂雄 ueponx
自己紹介 中京テレビでDX部門で働くかたわら、 名城大学や京都精華大学にて非常勤講師を行う。 ※ 基本はなんでも屋ですが、技術的なことは趣味。 Node-RED UG TokaiやSORACOM UG 東海など技術
系コミュニティの運営。 IBM Champion 2019-2023認定。IT雑誌への寄稿など も行う。 上田 茂雄(Facebook) 、ueponx(X) 中京テレビ放送株式会社 DX戦略部
はじまり 1年程前、とある大学の方からNode-REDの授業 を行ってほしいと依頼がありました。 【概要】 90名程度の学部2回生が対象 情報系学部は必修、それ以外は選択科目 1コマ 90分 を 3回講義
一抹の不安 学生の使用するPCは WindowsとMacの混在… 環境設定の方法を各OSに合わせて作るのは💦 最近はNode-REDを簡単に動作させる環境が無 くなってきている。(以前は…😿)
Node-RED環境構築の旅 KataCoda ・・・ 😿 参考 :https://uepon.hatenadiary.com/entry/2022/06/26/20553 2 さくらインターネットのクラウドシェル ・・・ 🤔 参考 :https://uepon.hatenadiary.com/entry/2023/07/05/22564 5 PaizaCloud … 🤔
参 考:https://uepon.hatenadiary.com/entry/2023/07/05/2256 45
enebularがあるじゃないか! 以前から存在は知っていた、Node-REDで開発が できるという、enebularを使用してみることにし ました。(その他も便利そう🤤) まだ気になる点は • ライセンス的にはOKなのかな? • 一斉アクセス(50人程度)はOKなのだろうか? 念のためenebularのユーザサポートに質問
➡ 問題ねーっす(超意訳)
そう!enebularがあるじゃないか! 存在は知っていたんですが、enebularを使用して みることにしました。(その他機能も便利そう🤤) とはいえ、気になる点は • ライセンス的にはOKなのかな? • 一斉アクセス(50人程度)はOKなのだろうか? 念のためenebularのユーザサポートに質問 ➡ 問題ねーっす(超意訳)
学生に体験してほしかったもの • Node-REDの基本的な使い方 • Node-REDを使用したWebサーバーの構築と クライアントの作成(REST APIの使用) • CSVのデータの取得と地図 ➡ worldmapでの位置情報の可視化
• データベースへの読み込みと書き込み 時間不足とセンサーが使える環境ではなかったの でダッシュボード機能が使えなかった😢
猫の画像を取得するAPIを使用 作業が終わったら、デプロイして実行を行います。 実行ごとに異なる猫の画像が表示されます。 9 9
その他のデータでピンを立てる 10 10
採用して良かったこと • ユーザのPC環境に依存せず、順調に授業を進 めることができた。 • Node-REDに関する制限がほぼなかった。 • 多人数利用でも安定した運用ができていた。 • Webサーバのテスト問題なくできた。
どうしても、授業の場合には一斉に接続をするため 事前に同時接続のテストができなかったのは不安 でしたが、問題なく使用できて安心できました!
ちょっとだけ、困った・教えて😢 データベース使用をSQLiteを考えたが、使えな かった。 ➡ Airtable、Kintoneなど代用。 初見で、デプロイボタンが有効化されずに泣いた ➡ クラウド実行環境の作成が必要なのが 分かりにくかった。 ローカルファイルや環境変数のセット ➡ 教えてください
おわりに 来年も同じ講義を 行うことになりました!
enebular in education 大学講義での実践を通して 忘年enebular meetup:最近の成果のシェア会 2023.12.12 上田茂雄 ueponx