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東京大学放射線医学教室医局説明会資料_2024年度入局者向け.pdf

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August 02, 2023

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  1. 東大放射線科内の専門領域 放射線診断部門 放射線治療部門 IVR 核 (RI) 診断 (CT・MRI・ 他) 垣根なく持ち回り

    密な交流関係 専門研修ローテーション 中川恵一 特任教授 高度な放射線治療 EBMに基づく治療方針決定 緩和ケア部門との連携 新たな治療技術の応用
  2. 連絡先 • 入局・見学相談全般の相談   放射線診断医、IVR医、研究者、大学院生、専攻医、etc. の話が 聞きたい – ’23医局長  柴田英介

    [email protected] • 放射線治療の話が聞きたい – 放射線治療部准教授    山下英臣 [email protected] (直接連絡可) • 事務手続き等、誰に相談すればよいかわからない時 – 医局 [email protected]
  3. 専門研修プログラム採用日程 2023年度 ‘23/4 ’24年度の入局表明受付開始 (4/1~7/31) ‘23/4-7 医局説明会(HPから予約) ‘23/6末 入局と同時の大学院入学希望者の調査 ’23/8/19

    入局試験(今年はWeb廃止) 書類・筆記・面談 専門的知識は問わない 配属希望調査 合否発表、入局許可 ‘23/8-10 全医局員の医局人事調整(新入医局員は仮決め) ‘23/10-12 東京都シーリング定員・プログラム定員最終確定 ‘23/12 専門医機構1次登録 以降 (2次募集)
  4. 東大受け入れ可能人数 • 東京都全体の放射線科専攻医採用可能数(シーリング) – 2020 38人→ 2021 36人 (+7名 地域連携枠) → 2022 36人 (+7名 地域連携枠)

      → 2023 36 人 (+7名 地域連携枠, +0名 特別地域連携枠)→ 2024 ??人 • 東大放射線科の専攻医採用可能数(’21年度, ’22年度, ’23年度, ’24年度)    東大プログラム(通常枠) (’21 = 7名, ’22 = 7名, ’23 = 5名, ’24 =?名 )   東大(0.5~1年)・関連病院(2~2.5年。うち1年は東京都・神奈川県以外の施設に所属(※))    東大プログラム(地域連携枠)              (’21 = 2名(神奈川) , ’22 = 1名(神奈川) , ’23 = 1名(神奈川以外) , ’24 =?名) 東大(0.5~1年)・指定された県の関連病院(1.5年)・関連病院(0.5~1年) †診断・治療の合計値 *途中入局・転科も受け入れており、経歴による区別はない (※) ’22年度以降の東大プログラム(通常枠)では、東京都・神奈川県以外の施設で1 年間ローテを必須とする(埼玉医大、国際医療福祉大成田、自治医大、順天浦安、順天静岡など)
  5. 専攻医が所属する専門研修プログラム • 東京大学放射線科専門研修プログラム 通常枠 埼玉県(埼玉医大), 千葉県(国際医療福祉大成田、順天堂浦安), 栃木県(自治医大), 静岡県(順天堂 静岡)で1年間の研修を課す。 地域連携枠

    神奈川県(関東労災、北里大、帝京溝口), 埼玉県(埼玉医大), 千葉県(国際医療福祉大成田、 順天堂浦安), 栃木県(自治医大)のいずれかで1.5年間の研修が専門医機構の指示で必須。研修する県は機構側 から指示される。 (特別地域連携枠 足下充足率0.7以下の都道府県、かつ医師少数地域(の二次医療圏)に位置する施 設との連携プログラム。東大プログラムは適用要件を満たさず。)     専門研修プログラムの枠配分においては、 地域貢献率が指標とされるため、東京大学放射線科専門研修 プログラムの通常枠に所属する専攻医は、 1年間を東京都・神奈川県以外の病院 (埼玉県, 千葉県, 栃木県, 静岡県)で研修することを必須とした( 2022年度専攻医から運用開始) ※ 地域貢献率   3年間のうち、全員が1年間を東京都・神奈川県以外の病院で研修を送った場合、   12か月/36か月=33%となる。  (20%以上(=8か月)が求められているが、現実的に 8か月ローテは難しく、 12か月となる)
  6. 専攻医がローテートする関連病院 • メイン(順不同)   NTT東日本関東病院   公立昭和病院   東京警察病院放射線科   東京都立墨東病院   虎の門病院   練馬光が丘病院   東京逓信病院

      東京北医療センター   東部地域病院   東京都健康長寿医療センター   順天堂大学医学部付属順天堂医院   帝京大学医学部附属病院   国際医療福祉大学三田病院   東邦大学医療センター大森病院   北里大学病院   帝京大学医学部附属溝口病院   関東労災病院   川崎幸病院放射線治療センター   埼玉医科大学国際医療センター   自治医科大学附属病院   順天堂大学医学部附属静岡病院   国際医療福祉大学成田病院   順天堂大学医学部附属浦安病院 • 国内留学扱い(順不同)   国立がん研究センター中央病院   国立精神・神経医療研究センター病院   日赤医療センター   がん研究会有明病院   
  7. キャリアパス 研修医(1-2年目) 専攻医(3-5年目) 放射線診断専門医 or 放射線治療専門医(8年目) 放射線科専門医(6年目) 大学病院教員 関連大学・関連病院 基本ルート

    留学(海外・国内) ・自由意思 ・1ヶ月~数年間 ・紹介実績多数 大学院 (4年間) ・診断は自由意思 ・治療は原則入学 ・東大 or 関連病院在籍 しつつ、社会人大学生と して臨床と平行 ・3-4年生は東大病院 オプション 入局 関連病院 部長・医長 その他
  8. 放射線科専門医必要症例数(/3年) 診断・治療どちらに進むにせよ必要 モダリティ手技(診断) 目標症例数 X線単純撮影 400例 消化管X線検査 60例 超音波検査 120例

    CT 600例 MRI 300例 核医学検査 50例 治療法 経験症例数 内訳 IVR(診断) 30例 血管系 10例以上 非血管系 5例以上 放射線治療 30例 脳頭頸部 4例以上 胸部乳腺 4例以上 腹部骨盤 4例以上 骨軟部 4例以上
  9. 基本領域専門研修・サブスペシャルティ領域研修 研修医(1-2年目) 専攻医(3-5年目) 2023-25年度 放射線診断サブスぺ研修 (6-7年目) 2026-27年度 放射線科専門医試験 (6年目) 2026年8月

    放射線診断専門医試験 (8年目) 2028年8月 2023年4月入局 放射線治療サブスペ研修 (6-7年目) 2026-27年度 放射線治療専門医試験 (8年目) 2028年8月 • サブスペ研修も研修修了要件が設定される 放射線カテーテル 治療サブスぺ研修 (7年目以降) 2027 年度以降
  10. 取れる資格 日本専門医機構認定 放射線科 専門医 必修 日本専門医機構認定 放射線診断専門医 選択必修 日本専門医機構認定 放射線治療専門医

    選択必修 日本専門医機構認定 放射線カテーテル治療専門医 選択必修 日本医学放射線学会認定 研修指導者 必修 厚生労働省 臨床研修指導医    推奨(任意) 第一種放射線取扱主任者 日本核医学学会認定 ①PET核医学認定医 ②核医学専門医 日本肺がんCT検診学会認定 肺がんCT検診 認定医 日本乳癌学会 乳腺専門医 日本乳がん検診精度管理中央機構認定 ①検診マンモグラフィ読影認定医 ② 乳房超音波読影認定医 日本消化器がん検診精度管理評価機構 胃がんX線検診読影認定資 日本人間ドック学会 人間ドック健診 ①専門医 ②認定医 日本超音波医学会 ①認定医 ②専門医 日本消化器がん検診学会 総合認定医 日本がん検診診断学会 認定医 他、多数 取 得 支 援
  11. 大学院入学コース • 東大大学院医学系研究科のHPをよくお読みください • 放射線科は、東京大学大学院医学系研究科 医学博士課 程 生体物理医学専攻の中の下記3つが該当します – 放射線診断学(ほとんどの画像診断・IVR志望)

    – 放射線治療学(全ての治療志望) – 核医学(核医学をやりたい診断志望) • 関連病院では、社会人大学院生としてフルタイム勤務が できる • 東大病院では、専攻医(職員)枠に制限はあるが、大学院 生(病院診療医)枠に上限はない – 東大病院に籍を置いて研修・研究したい希望を叶えやすい
  12. 早期大学院入学コース • 専門研修プログラムと同時並行で、早期から研究の素養を 身に着ける • 入局と同時に大学院に入学可能 – 大学院出願日程(7月)は、専門研修プログラム申込み(10月) よりもかなり早いため、他の入局者に先んじて、面談、入局合否 確定、進路相談を行う

    • 研究の盛んな大学病院(東大/関連大)を多めにローテー トするのは、研究キャリア・コネクション・研究推進にプラス – 市中病院所属中は、研究機関に通いながら、研究を進める形 態が多い • 東大以外で行った研究を、博士論文として、東大の博士 (医)を取得可能 • 受験を考えている・悩んでいる人は早めにご相談ください
  13. 大学院 博士課程のシステムは? • 診断は任意進学(時期自由)、治療は原則進学。一般病院 医長以上、大学講師以上になりたい人は、学位があった方 が有利 • 医師3-5年目に入学する人が多い(専門医と同時期に博士 取得)、入局と同時入学可(早めにご相談を) •

    4年間、社会人大学生として在籍 • 入学コースは放射線診断学、放射線治療学、核医学の3 コースある • 1-2年(希望により~3年)は東大/関連病院で、臨床医を しつつ、研究テーマや症例を探し、発表を行う • 少なくとも4年生は東大で卒論完成に専念 • マウスを使った動物実験も可能ではあるが、ほとんどの人 は臨床画像・治療結果を、臨床のついでや合間に分析し て、研究を完成している(素材がデジタルで管理が楽)
  14. 大学院博士課程採用日程 2023年度 ‘23/5 大学院生入試要項発表・願書配布 ‘23/5  生体物理医学専攻セミナー(兼 入学説明会;今年は開催せず) ‘23/5末 入局と同時の大学院受験希望者の調査開始 ’23/7

    上記希望者に繰上げ入局試験、入局許可 書類・筆記・面談 専門的知識は問わない ’23/7  大学院願書受付締切 TOEFLの外部英語試験必須 ‘23/10 大学院入試 ※ 東京大学大学院医学系研究科HPも参照ください。
  15. どんな研究をしてますか? (HPの研究ページ参照) 【診断】 東京大学医学部放射線医学教室 【治療】 東大放射線治療 【画像解析/AI】 東大放射線科ICAL 【分子イメージング】 東大医科研 放射線科 【その他】 関連大学(順天・脳画像解析など)

    全身の臓器で多種多様なことを行っており、気になる 分野がきっと見つかります 特定の研究室配属を命じられることはありません 途中での研究ジャンル変更も自由にできます
  16. 海外留学 • 行くも行かないも自由(昇進に必須でもありません) • 行く場合、数ヶ月~2年くらいが多いです • 行きたい人は留学先紹介が可能です。行った人の話も聞けます • 実際に行った場所 –

    University of Michigan (US) – David Geffen School of Medicine at UCLA (US) – Brigham and Women’s Hospital (US) – University of Kuopio (Finland) – UKE, University of Hamburg (Hamburg, Germany) – UKSH, University Medical Center Schleswig Holstein (キール大学病院, Germany) – DKH(Agaplesion Diakonieklinikum Hamburg (Hamburg, Germany) – Pitié-Salpêtrière Hospital (Affiliated hospital of Université de Paris-VI; Université Pierre et Marie Curie (Paris, France) – Institute for Biomedical Image Analysis/UMIT (Tyrol, Austria) – University of Washington (US) – University of Pittsburgh (US) – University of California, San Francisco (US) – MD Anderson Cancer Center (US) – Massachusetts General Hospital (US) – Beth Israel Deaconess Medical Center (Boston, US) – Denmark Royal PET Center (Denmark) – CHU de la Timone (Marseille, France) – Montreal Neurological Institute (Canada)
  17. 勤務先はどのように決まりますか? • 医局長が本人・施設等と相談の上、決めます • 医局長は、大学スタッフ以外による投票で選出し、リコール可能です(票 の大部分が研修医~大学院生等の若手) • 医局長が毎年夏に中堅以下の医局員全員、全関連施設に対し希望調査 • 夏~冬頃までかけて、本人や施設の希望を基に各方面調整して配属を

    確定します • 過年度、医局人事に協力した人の希望は優先 • 専門研修の間は、半年~1年は東大、残りは東京都を中心とする関東の 関連病院(1~3病院)に配属の組み合わせ – 大学病院と市中病院をの症例を満遍なく経験) • その後、二次専門医までは、やはり同じ様に、都内+近郊の病院に配属 – 学びたい内容や生活なども考慮
  18. 出産育児通院等への支援体制は? • 配属先は、住居、配偶者の勤務先、通院先、通園 先等を考慮 (生活を無視した転勤指示なし、説明責任は負う) • 産育休は配属先の病院規定に準じて取得 – 大学院は休学 or 学年のみ進行か選択可能

    – 外勤交代は医局が調整 – 勤務先の欠員補充は医局が調整 • 当直、アンギオ・オンコール等は状況を勘案し減免 • 男性も育休取得、育児休学しています • キャリア維持のための支援体制は、年々強化中
  19. 入局後の収入源は? • 主たる勤務先の給与は、病院により様々。 • 東大の大学院生は月数万。格差はバイト(外勤)で調整 • 勤務先によるが週3.5~5日勤務。残り2~3.5日+夜間がフリー タイムで、バイトをしてもよい時間 • 若手医局員用にバイトを確保。希望者に分配。自分で探しても

    良い。やらずに自由時間にしても良い • 専攻医向けバイトは、主にCT/MRI問診・注射、検診問診、検診 判定など。 • 診断の場合、成長に応じ、医師5-6年目からCT/MRIの読影バイ トを紹介。自宅や大学近場の読影室での遠隔画像診断も普及 • 治療の場合、外来や放射線治療計画作成のアルバイトあり
  20. 東大内専門研修ローテーション例 月 月 4 診断(CT・MRI・IVR) 10 治療 5 診断(核医学) 11

    診断(CTガイド下生検・CT読影) 6 診断(核医学) 12 診断(CT・MRI・IVR) 7 診断(CT・MRI・IVR) 1 診断(超音波・マンモグラフィ、週2日@ハイメ ディック東大病院; 他はCT・MRI@東大) 8 診断(CT・MRI・IVR) 2 診断(CT・MRI・IVR) 9 治療 3 診断(CT・MRI・IVR) • 診断志望A君の場合 • 治療志望の場合、治療ローテが増える場合あり • 残りの2年は、希望に応じ診断または治療
  21. 東大科内カンファ・勉強会 診断 Neuro (脳神経・脊椎) 診断が確定した教育的症例を供覧 Body (体幹部四肢) 核医学 IVR 術前・術後症例を確認

    読影検討会 専攻医~大学院生対象の症例検討 レジデントセミナー 研修医対象の通年の講義 リサーチカンファ 研究課題を洗練 治療 放射線治療 治療方針・結果をディスカッション 合同 教室カンファ 診断・治療合同の研究成果発表 • 診断カンファは食事をしながら参加可能。 • 治療カンファは木曜 18:00-19:00 • リサーチカンファ・教室カンファは2ヶ月に1回 18:00-19:00 
  22. 東大診断での一週間・一日(実例) 金曜(詳細) 9:00-12:00 MRI読影 12:15-12:45 核医学カンファ 13:00-17:00 IVR術者(肝動脈塞栓 術・CVポート留置) 17:30

    帰宅 • 常勤は週4勤務、大学院生は週3.5日(内2日業務)(目安) • 残りの平日はフリー(バイト、家事、etc)、夜間・土日はフリー • 月1-2回、18-19時に研究系カンファ or キャンサーボード or 勉強会 • 月1-2回、当直(医師4年目以降、東大以外では概ね当直なし) • 都内は院外の勉強会が豊富にあります(自由参加) 午前 ランチ + 午後 月 問診バイト (都内) 休憩 問診バイト (都内) 火 CT レジデントセミナー MRI 水 MRI IVRカンファ CT 木 CT Body or Neuroカンファ MRI 金 MRI 核カンファ IVR
  23. 医局員の学術関連の習熟目標 • 専門医取得に、筆頭著者としての学会発表 1 編、および、 共同著者としての査読付き論文発表 1 編がそれぞれ必要 • 研究アレルギーの先生でも、専門医取得できるよう、あの

    手この手でサポートしています 入局年目 診断 治療 1年目 地方会で症例報告 秋のJASTROで発表 2年目 放射線関連学会で発表 日医放総会で研究発表 発表したものは原則英 文論文にする 3年目 日医放総会で研究発表 英文原著論文 4年目 海外学会で発表
  24. 放射線科治療部門 ✔多彩な治療 •汎用直線加速器(ELEKA Agility) 2台 •IMRT専用機(Helical TomoTherapy) •ガンマナイフ(Icon) •高線量率小線源治療 •放射性ヨウ素内用療法

    ✔多くの経験 •新患症例数:800例/年 •耳鼻咽喉科,脳神経外科,女性外科など,大学病院ならではの多彩な症例 入局後2年で”一人前”になれる教育体制 熱心な学会発表・論文指導 子育てとの両立,男女共に働きやすい職場 ✔豊富な関連病院 帝京大学医学部附属病院,帝京大学医学部附属溝口病院,東邦大学医療センター大森病院, 国立がん研究センター中央病院,放射線医学総合研究所病院, 虎の門病院,NTT東日本関東病院,東京逓信病院,東京警察病院,三井記念病院,川崎幸病院, 東名厚木病院,宇都宮セントラルクリニックなど 見学は随時 [email protected](准教授 山下英臣)まで遠慮なくお問合せ下さい