Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
Zennの運営完全に理解した #完全に理解したTalk
Search
Sponsored
·
Ship Features Fearlessly
Turn features on and off without deploys. Used by thousands of Ruby developers.
→
Yusuke Wada
May 28, 2025
Programming
470
1
Share
Zennの運営完全に理解した #完全に理解したTalk
Yusuke Wada
May 28, 2025
More Decks by Yusuke Wada
See All by Yusuke Wada
ZennとCloud Runの歩み - プロダクト開発に全集中できる相棒になるまで
wadayusuke
6
940
Claude Code でアプリ開発をオートパイロットにするためのTips集 Zennの場合 / Claude Code Tips in Zenn
wadayusuke
8
6.7k
ZennにCloudflare WAFを導入してDDoSを防いだ例 / zenn-cloudflare-waf-blocked-ddos
wadayusuke
1
1.1k
Google Cloud でシンプルなブログサイト Xenn をつくろう / xenn-google-cloud-handson
wadayusuke
4
320
Google Cloud で プロダクト開発 事業として成長させるZennの例 / grows-zenn-with-google-cloud
wadayusuke
3
900
ZennにみるCloudRunとBigQueryによるアプリケーション構築 / zenn-cloudrun-bigquery-serverless
wadayusuke
16
7.3k
Zennを支える Google Cloud の技術
wadayusuke
5
1.7k
個人ブログサイトを構築して学ぶGraphQL NestJSとNext.js使うよ! / graphql nestjs nextjs bootcamp
wadayusuke
6
4.3k
Step Functions と Lambda Function で組む Athena によるファイル処理 / serverless lightweight etl
wadayusuke
3
4.3k
Other Decks in Programming
See All in Programming
Oxlintとeslint-plugin-react-hooks 明日から始められそう?
t6adev
0
270
AWS re:Invent 2025の少し振り返り + DevOps AgentとBacklogを連携させてみた
satoshi256kbyte
3
160
ハンズオンで学ぶクラウドネイティブ
tatsukiminami
0
130
UIの境界線をデザインする | React Tokyo #15 メイントーク
sasagar
2
360
(Re)make Regexp in Ruby: Democratizing internals for the JIT
makenowjust
2
180
ふりがな Deep Dive try! Swift Tokyo 2026
watura
0
220
ローカルで稼働するAI エージェントを超えて / beyond-local-ai-agents
gawa
3
280
ハーネスエンジニアリングにどう向き合うか 〜ルールファイルを超えて開発プロセスを設計する〜 / How to approach harness engineering
rkaga
23
13k
Vibe하게 만드는 Flutter GenUI App With ADK , 박제창, BWAI Incheon 2026
itsmedreamwalker
0
550
「話せることがない」を乗り越える 〜日常業務から登壇テーマをつくる思考法〜
shoheimitani
4
810
Xdebug と IDE による デバッグ実行の仕組みを見る / Exploring-How-Debugging-Works-with-Xdebug-and-an-IDE
shin1x1
0
380
SREに優しいTerraform構成 modulesとstateの組み方
hiyanger
2
130
Featured
See All Featured
More Than Pixels: Becoming A User Experience Designer
marktimemedia
3
380
WENDY [Excerpt]
tessaabrams
10
37k
SERP Conf. Vienna - Web Accessibility: Optimizing for Inclusivity and SEO
sarafernandez
2
1.4k
A Soul's Torment
seathinner
6
2.7k
Dominate Local Search Results - an insider guide to GBP, reviews, and Local SEO
greggifford
PRO
0
140
How To Stay Up To Date on Web Technology
chriscoyier
790
250k
Believing is Seeing
oripsolob
1
110
The Psychology of Web Performance [Beyond Tellerrand 2023]
tammyeverts
49
3.4k
A Guide to Academic Writing Using Generative AI - A Workshop
ks91
PRO
1
270
Docker and Python
trallard
47
3.8k
The B2B funnel & how to create a winning content strategy
katarinadahlin
PRO
1
330
Navigating the Design Leadership Dip - Product Design Week Design Leaders+ Conference 2024
apolaine
0
270
Transcript
Zennの運営完全に理解した クラスメソッド株式会社 Zennチーム 和田祐介
Zennの略歴 運営会社がクラスメソッド株式会社に 2020年9月 2021年7月 Publication Pro をリリース 2024年1月 catnose さんが
個人プロジェクトとしてリリース 4人チームで運営中 2025年5月 本格的にZennチームで運用開始 2022年4月
クラメソZennチームで働いている和田です クラスメソッドへ入社 2016年2月 AWS EC2、Scala、Backend API サーバーレス(FaaSベース)アプリ開発 2018年7月 AWS Lambda、Node.js、Backend
API, React SPA Zennをきっかけに Google Cloud へ 2021年7月 Cloud Run、Next.js、Ruby on Rails、Zenn全般 生まれ 大学時代 北九州市 糸島市(九州大学) Google Developer Experts プログラム認定 サーバーレスアプリ開発 / 2024年04月〜
今日お伝えしたいこと 1. Zennの運営を理解する 2. いまの悩みを共有する ※ 今時点での自分の考えのダンプです
大前提
大前提 化け物 化け物
買収に至った経緯 インターネットに公開されている情報がすべて 買収額も聞いていません ZennとClassmethod https://catnose.me/notes/zenn-with-classmethod
2021年7月 Zennチーム(仮)結成 catnoseさん、五十嵐さん(社内異動)、和田(社内異動)
1.Zennの運営を理解する
なにする?最初に考えたこと コアコンセプトを理解する Zennが組織に参加した意味を考える
コアコンセプトを理解する 知見を共有するエンジニアに対価を=著者のために これがすべて いまもあらゆる施策の立ち返る場所・みちしるべ 肌身理解のために: 自分も記事を書いたり有料本を出したりしました
Zennが組織に参加した意味を考える これが難しかった 買収の経緯をみても、上意下達というよりは会社としてはZennの成長 を見守るというスタンス 著者を大事にする = 世の中の知見を増やしたいという方向は一致 => クラスメソッドは DevelopersIO(オウンドメディア)を運営し
ているため
個人開発と組織での開発との違い?
個人開発と組織での開発との違い? 投資できるかどうかが一番違うと思う 1. 安定稼働 2. 人材活用 3. 市場調査
安定稼働 安心してサービスを使い続けられるかどうかはとても大事 いつ重くなるかわからないサービスで記事を書こうとは思わない 例 Cloud SQL の High Availability 化
Vercel から Cloud Run への段階的な移行 お問い合わせ対応・記事チェックなどの定常業務化
人材活用 新規事業において、施策や企画が自分ひとりで完結することはない Zennチームだけで完結することもほぼない 力を借りる必要がある クラスメソッドのスタッフは、「助けてください」といえば助けてく れる 助けてもらったらお礼を言う。スタッフの方々ご自身の評価には直結 しないことも、たくさんやってもらった、やってもらっている
お願いしたことの例 チームビルディングやってもらいました
市場調査 金儲けに走るという意味ではない 逆説的だけど、サービスとそこに貢献してくれる人たちの価値を守る ためには、エコシステムを形成する必要がある(最近の考え) 対企業でマネタイズできるのが組織運営の強み。 例: Publication Pro、ハッカソン
成長の軌跡 2025年5月時点 1,500 万PV/月 PV 14万 登録ユーザー 17万 投稿記事数 4,028
Pull Requests 2021年7月時点 200 万PV/月 3.5万 登録ユーザー 2万 投稿記事数 731 Pull Requests
2. 今の悩みを共有する
挙げだすとキリがない 1. Zennチームにはロールが(ほんわりとしか)存在しない。キャリア の不安があります 2. お金のニオイをさせたくない vs ビジネスを確立して還元したい 3. AIの台頭。「技術記事投稿プラットフォーム」の行く末は誰ぞ知る
チーム・組織でも答えがでないものばかり
チーム・組織でも答えがでないものばかり コミュニティの力を借りる(Zenncafe) コミュニティの力を借りる(Zenncafe)
3. まとめ
Zennの運営完全に理解した - まとめ • コアコンセプト「知見を共有するエンジニアに対価を」を胸に、進 化を続ける • 組織やコミュニティの力を借りながら物事を前に進め、一段落した ら協力してくれた人に「ありがとうございました」と言う •
キャリア的な不安はあれど、事業の成長に少しでも貢献した、と後 から言えるように頑張る
None