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EventSourcingの理想と現実

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October 27, 2024

 EventSourcingの理想と現実

JJUG CCC 2024 Fall用のスライドです!

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H.Naka

October 27, 2024
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Transcript

  1. • 名前:なかやまひろ@せち • 都内のシステム開発会社に勤務 ◦ フリーランスと会社員を行ったりきたり • 最近のお仕事は社内の何でも屋! ◦ AWSからFEまでやってます

    ◦ Javaやりたい・・・ • 趣味は自転車乗ったりゲームしたり ◦ スライド作りとかで乗れてないのがつらい • JJUGはオフラインでは初めて • 猫可愛いので覚えて帰って 自己紹介 JJUG Tシャツを バリバリした直後の犯 猫
  2. Event Sourcingの恩恵は受けれたと思います。 • CommandとQueryの構成による関心ごとの分離 • 参照データに変更が必要な場合、EventListenerとViewmodelを追加 するというアプローチが取れる ◦ REST APIにおけるV2が作りやすい

    ◦ 変更しやすいことで、Query周りの設計のコスト削減ができる ▪ テーブル含めたリファクタリングがやりやすい この構成で解決できたこと
  3. もちろん、いいことだらけではないです。 • Event Sourcingの課題である設計の難しさ ◦ 普通にCRUD作るより難しい ◦ 開発のコストがかかる • システム全体の正しさの担保が難しい

    ◦ 特に1つのユースケースでイベントが複数発生する場合 ◦ よくわからないけど動いてる、コワイ!なところはたまにある • オーバーエンジニアリング感 一方で課題も・・・