Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Sign up for free
Menu
Search
Features
All features
Private URLs
Password Protection
Custom URLS
Scheduled publishing
Remove Branding
Restrict embedding
Deck Collections
Notes
Features
All features
Private URLs
Password Protection
Custom URLS
Scheduled publishing
Remove Branding
Restrict embedding
Deck Collections
Notes
Explore
Featured decks
Featured speakers
Programming
Technology
Storyboards
Explore
Featured decks
Featured speakers
Programming
Technology
Storyboards
Pricing
Search
Sign in
Sign up for free
組織的なクラウド統制のはじめの一歩_20240529
Search
yhana
May 28, 2024
Technology
1.2k
0
Share
Embed
Copy iframe code
Copy JS code
Copy link
Start on current slide
組織的なクラウド統制のはじめの一歩_20240529
yhana
May 28, 2024
More Decks by yhana
See All by yhana
20260929_AmazonGuardDutyの検出通知メールにAWS DevOpsAgentの調査結果を追加する
yhana
1
560
AWS Organizations 経験者向けAzure ガバナンス速習
yhana
0
77
20250903_1つのAWSアカウントに複数システムがある環境におけるアクセス制御をABACで実現.pdf
yhana
3
1.6k
AWS Organizations 新機能!マルチパーティ承認の紹介
yhana
1
1.7k
AWS re:Invent 2024 ふりかえり勉強会
yhana
0
1.3k
AWS IAM Identity Center を使わないマルチアカウントのユーザー管理
yhana
2
5k
Guard を利用した AWS Config ルール
yhana
0
1.3k
Azureの基本的な権限管理の勉強会
yhana
1
7k
組織的なクラウド統制のはじめの一歩
yhana
0
2.5k
Other Decks in Technology
See All in Technology
会社紹介資料 / Sansan Company Profile
sansan33
PRO
31
430k
Active Record Connection Adaptersにおける長年の課題に再び取り組む
yahonda
0
320
Optunaの最新リリースv5.0について
pfn
PRO
0
120
[JAWS-UG彩の国埼玉#12]そろそろ準備する?re:Invent2026をやさしく解説 / reinvent2026-sainokuni
sh_fk2
1
360
Persisting Massive Data with Rails ~Designing for 60 billion rows, and fighting the bottlenecks~ Railsで挑む大量データ永続化 〜600億件を永続化するための設計とボトルネックとの戦い〜
occhi
0
750
Code for Security プロジェクト紹介 2026年10月
yu23ki14
0
110
エンタメ企業のM&Aを支えるデータ基盤 ― 統合から店舗のリアルタイム分析まで / Data Engineering Summit 2026
genda
0
210
古い指輪から広がった JAVA コミュニティ とのつながり
yamad
0
130
AI駆動で「他アプリの音を加工できる」アプリを作った
satomasahiro2005
0
180
コンテナ運用におけるネットワーク・コンテナコストの削減方法/How to Reduce Network and Container Costs in Container Operations
masakiokuda
2
320
CloudWatch Logsのコスト最適化:どこまでAIに任せてどこから人間が承認すべきか
yama3133
0
120
sue445's proposals 2026
sue445
0
120
Featured
See All Featured
SEOcharity - Dark patterns in SEO and UX: How to avoid them and build a more ethical web
sarafernandez
0
300
Understanding Cognitive Biases in Performance Measurement
bluesmoon
32
3.1k
Noah Learner - AI + Me: how we built a GSC Bulk Export data pipeline
techseoconnect
PRO
0
460
Marketing Yourself as an Engineer | Alaka | Gurzu
gurzu
0
330
Visualizing Your Data: Incorporating Mongo into Loggly Infrastructure
mongodb
50
10k
Lightning talk: Run Django tests with GitHub Actions
sabderemane
0
300
Getting science done with accelerated Python computing platforms
jacobtomlinson
2
540
Navigating the Design Leadership Dip - Product Design Week Design Leaders+ Conference 2024
apolaine
2
480
Into the Great Unknown - MozCon
thekraken
41
2.8k
Groundhog Day: Seeking Process in Gaming for Health
codingconduct
0
430
Amusing Abliteration
ianozsvald
1
350
Mind Mapping
helmedeiros
1
400
Transcript
組織的なクラウド統制のはじめの⼀歩 2024.5.29 AWS事業本部 コンサルティング部 yhana 1 セキュリティ成熟度モデルと AWS アカウントベースライン設定
• AWS のセキュリティ対策をどの程度実現できているかを測るフレームワーク 「AWS セキュリティ成熟度モデル」の紹介 • AWS の組織的な統制として実施する AWS アカウントのベースライン設定例
の紹介 2 発表内容
3 AWS セキュリティ成熟度モデルとは
4 AWS セキュリティ成熟度モデル AWS 内のセキュリティ専⾨のチームによって作成された、模範的なガイダンス として「AWS セキュリティ成熟度モデル」がある(ただし、公式ドキュメント扱いではない) https://maturitymodel.security.aws.dev/en/model/
5 AWS セキュリティ成熟度モデル AWS のセキュリティ対策における現在の状況を可視化した活⽤例 強化するポイントが 分かりやすい
6 AWS セキュリティ成熟度モデル 「クイックウィン」〜「最適化」まで、4 段階のフェーズ分けがされており、 はじめに⽬指す指針としてはフェーズ 2 の「基礎」がおすすめ クイックウィン 基礎
効率化 最適化 フェーズ 1 フェーズ 2 フェーズ 3 フェーズ 4 はじめの⽬標
7 AWS セキュリティ成熟度モデル 各項⽬は 9 つのカテゴリに分類されている セキュリティ ガバナンス セキュリティ保証 アイデンティティと
アクセス管理 脅威検出 脆弱性管理 インフラ保護 データ保護 アプリケーション セキュリティ インシデント対応
CAF カテゴリ 項⽬ セキュリティガバナンス セキュリティインシデントの連絡先を最新化 利⽤しないリージョンを無効化 セキュリティ保証 AWS Security Hub
によるベストプラクティスの⾃動化 アイデンティティとアクセス管理 多要素認証 ルートユーザーを利⽤せず、さらに監査する IAM Access Analyzer によるアクセスとロールの分析 脅威検出 Amazon GuardDuty による脅威検出 AWS CloudTrail による API 呼び出しの監査 AWS Trusted Advisor で発⾒した Security findings の修復 異常検出のための課⾦アラーム 脆弱性管理 - インフラ保護 セキュリティグループによるアクセス制限 データ保護 Amazon S3 のパブリックアクセスのブロック Amazon Macie によるデータセキュリティの分析 アプリケーションのセキュリティ AWS WAF のマネージドルール インシデント対応 Amazon GuardDuty の検出に対応 8 フェーズ 1︓クイックウィン
CAF カテゴリ 項⽬ セキュリティガバナンス セキュリティおよび規制要件を特定 Cloud Security のトレーニングプラン セキュリティ保証 AWS
Config による構成管理 アイデンティティとアクセス管理 ユーザーリポジトリの⼀元管理 組織ポリシーとしての SCP 脅威検出 Amazon GuardDuty の Findings を調査 脆弱性管理 インフラストラクチャの脆弱性を管理し、ペネトレーションテストを実施 アプリケーションの脆弱性を管理 インフラ保護 Fleet Manager によるインスタンス管理 VPC 内の Public/Private ネットワーク分離 AWS Control Tower によるマルチアカウント管理 データ保護 AWS KMSによる暗号化 データバックアップ Amazon Macie による機密データの発⾒ アプリケーションのセキュリティ 開発時にセキュリティチームも参画する AWS Secrets Manager を利⽤し、コードにシークレットを含めない インシデント対応 インシデント対応⼿順を⽤意 Multi-AZ による冗⻑構成 9 フェーズ 2︓基礎
10 AWS セキュリティ成熟度モデルの参考資料 より詳細な内容は下記ブログを参照ください https://dev.classmethod.jp/articles/improve-security-with-aws-security-maturity-model/
11 AWS アカウントのベースライン設定
12 アカウント発⾏プロセスとベースライン設定 組織的に AWS を管理するアカウント発⾏プロセス(フロー)を整備して、 AWS セキュリティ成熟度モデルを満たすベースライン設定を実施する アカウント発⾏フローの整備 組織内で満たすべき設定項⽬を最初に設定
13 組織的にアカウントを管理しない場合の課題 AWS アカウントを管理していない場合、全組織で共通的な設定を実現したいと きに各アカウントの担当者を調査して依頼する⼿間が発⽣する AWS 社 リセラー A社 リセラー
B社 AWS アカウント AWS アカウント AWS アカウント すべての AWS アカウントの管理 者に設定を依頼 全ての担当者を探して依頼する⼿間と時間がかかる、漏れがある可能性もある プロジェクト担当者
14 インシデントの再発防⽌策を実施した際に、新しく発⾏されたアカウントでは再 発防⽌策の反映が漏れる場合もある AWS 社 リセラー A社 リセラー B社 AWS
アカウント AWS アカウント AWS アカウント インシデント発⽣ 再発防⽌策の対策依頼 AWS アカウント 対応後に発⾏したアカウントにおいて 再発防⽌策の反映が漏れる可能性あり プロジェクト担当者 組織的にアカウントを管理しない場合の課題
15 AWS アカウントベースライン設定 AWS セキュリティ成熟度モデルのフェーズ 2 である「基礎」までの項⽬を参考 にベースライン設定として採⽤する内容の例を次スライド以降に⽰す クイックウィン 基礎
効率化 最適化 フェーズ 1 フェーズ 2 フェーズ 3 フェーズ 4 組織的な統制を実現するための ベースライン設定の候補
CAF カテゴリ 項⽬ ベースライン設定 セキュリティガバナンス セキュリティの連絡先を最新化 ◯ 利⽤しないリージョンを無効化 ◯ セキュリティ保証
AWS Security Hub によるベストプラクティスの⾃動化 ◯ アイデンティティとアクセス管理 多要素認証 ◯ ルートユーザーを利⽤せず、さらに監査する ◯ IAM Access Analyzer によるアクセスとロールの分析 ◯ 脅威検出 Amazon GuardDuty による脅威検出 ◯ AWS CloudTrail による API 呼び出しの監査 ◯ AWS Trusted Advisor で発⾒した Security findings の修復 - 異常検出のための課⾦アラーム - 脆弱性管理 - - インフラ保護 セキュリティグループによるアクセス制限 - データ保護 Amazon S3 のパブリックアクセスのブロック ◯ Amazon Macie によるデータセキュリティの分析 - アプリケーションのセキュリティ AWS WAF のマネージドルール - インシデント対応 Amazon GuardDuty の検出に対応 ◯(有効化) 16 AWS アカウントベースライン設定 フェーズ 1 でベースラインとして設定する⼀例(項⽬によっては有効化のみ等の⼀部のみ実施) 後半で紹介 後半で紹介 後半で紹介 後半で紹介 後半で紹介 後半で紹介
CAF カテゴリ 項⽬ ベースライン設定 セキュリティガバナンス セキュリティおよび規制要件を特定 - Cloud Security のトレーニングプラン
- セキュリティ保証 AWS Config による構成管理 ◯ アイデンティティとアクセス管理 ユーザーリポジトリの⼀元管理 ◯ 組織ポリシーとしての SCP ◯ 脅威検出 Amazon GuardDuty の Findings を調査 - 脆弱性管理 インフラストラクチャの脆弱性を管理し、ペネトレーションテストを実施 - アプリケーションの脆弱性を管理 - インフラ保護 Fleet Manager によるインスタンス管理 - VPC 内の Public/Private ネットワーク分離 - AWS Control Tower によるマルチアカウント管理 ◯ データ保護 AWS KMSによる暗号化 - データバックアップ - Amazon Macie による機密データの発⾒ - アプリケーションのセキュリティ 開発時にセキュリティチームも参画する - AWS Secrets Manager を利⽤し、コードにシークレットを含めない - インシデント対応 インシデント対応⼿順を⽤意 - Multi-AZ による冗⻑構成 - 17 AWS アカウントベースライン設定 フェーズ 2 でベースラインとして設定する⼀例(項⽬によっては有効化のみ等の⼀部のみ実施) 後半で紹介 後半で紹介 後半で紹介 後半で紹介
18 ベースライン設定以外の⽅法 VPC のサブネット設計⽅針など、利⽤者に強制が難しい内容や事前の設定が難 しい内容は「AWS 利⽤ガイドライン」を策定するアプローチもある
19 AWS 利⽤ガイドライン 「AWS 利⽤ガイドライン」の記載内容の例を⽰す ガイドラインの章 記載内容の例 AWS アカウント管理 AWS
アカウントの⼀元管理⽅法、アカウント発⾏/廃⽌フロー ユーザー管理 ユーザーの⼀元管理、ユーザー利⽤/削除申請フロー セキュリティ対策 AWS のセキュリティ対策(予防的・発⾒的統制)、組織内の共通/推奨サービス・製品 ログ管理 取得ログや保管期間などのルール コスト管理 組織内の AWS 利⽤料⾦の精算ルール、料⾦の監視⽅法、コスト最適化 共通ネットワーク・サービス ネットワーク共通化(プロキシやファイアウォール等を含む)、共通の社内向けサービス リソース作成ルール・推奨構成 共通/推奨のアーキテクチャ、リソース作成のルール 運⽤ 共通/推奨のシステム監視⽅法、バックアップ・リストア⽅法 監査 組織内のポリシーやルールが守られているかのチェック⽅法
20