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ログラスが面白いと思う理由をマネージャーがエモく語ってみる / 20240829 vs LT

ログラスが面白いと思う理由をマネージャーがエモく語ってみる / 20240829 vs LT

Yoshiki Iida

August 29, 2024
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Transcript

  1. © 2024 Loglass Inc. 飯田 意己 株式会社ログラス 開発本部 プロダクト開発部 部長

    シニアエンジニアリングマネージャー Profile 2015年に株式会社クラウドワークスに入社。エンジニア、スクラムマス ター、プロダクトオーナーを経て、2019年から執行役員として開発部門 の統括を行う。現在は株式会社ログラスにてソフトウェアエンジニアとし てプロダクト開発に携わったのち、1人目のエンジニアリングマネージャー として事業と組織の成長にコミットしている。 X: @ysk_118 Yoshiki Iida
  2. © 2024 Loglass Inc. ログラスの話 スクラムからFASTへ 「カンバン」や「OST」のアイデアをベースとした非常に 軽量なスケーリングフレームワーク • Collectiveという単位で構成される

    • Value Cycleと呼ばれる継続的かつ流動的な サイクルで活動を推進 ◦ 2,3日の短いサイクル ◦ タイムボックスはなく、都度必要な期間を 定める • 同期はFAST Meetingという仕組みで実施 ◦ 毎回マーケットプレイスでやるべきこと に自律的に人が集まる 一言で言うと、「全員でやるべきことを考えて自律的 に流動性高くいいかんじにやる」 引用元:FaST Guide - Version 3.0 © 2024 - Quinton Ronald Quartel, https://www.fastagile.io/
  3. © 2024 Loglass Inc. ログラスの話 マネージャー視点でのFASTの良さ • 事業課題・組織課題に全員で向き合いたい • スクラムでも原理的にはできるが、実際にはスクラムチーム間の調整はマネージャー

    が担うことが多かった • 組織が大きくなって、マネージャーが間に入って課題を捌いていたら アジリティは上がらない • 現場でチームを超えた大きな意思決定ができるようにしたい • チームの枠を流動的に扱い、事業目標に全員で向かうFASTは理想ではある
  4. © 2024 Loglass Inc. ログラスの話 現場でのFASTの状況 • 経営管理全体で取り組みはじめて、Value Cycle複数回を回したところ ◦

    もちろん課題はたくさんある ▪ アジャイルとは何か?を鋭利に突きつけられている ▪ スウォーミングなど、スクラムでも同じ考えはあるが、 できてなくてもプロセスの中でなんとなく回せてしまうものが表出 ◦ しかし、毎回改善を積み重ねられてもいる
  5. © 2024 Loglass Inc. ログラスの話 界隈の反応 2024-07-19 FaST agileとは, tuneの日記

    https://tune.hatenadiary.jp/entry/2024/07/19/162107 人類には早すぎる可能性あり
  6. © 2024 Loglass Inc. 大事だと思っていること • ポジティブに困難なチャレンジに向き合える状態を維持すること • 困難な課題に直面したとき、ちょっとした組織の空気感の違いでも 「大変だな、つらいな」と感じてしまう状況は発生しうる

    • 「大変だけど、やってやるか」となるためには、そういう環境を作るために 本気で向き合い続けなければいけない このチャレンジをやり切りたい!(終わらない闘い)