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変化に強くなる!ソフトウェア定義型生産ラインの道標

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 変化に強くなる!ソフトウェア定義型生産ラインの道標

2026.07.31 フィジカルAI開発Conference 2026
登壇資料

AIエージェントによるフィジカルシステムのCI/CDについてお話ししました。

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小野佑大

July 31, 2026

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Transcript

  1. 自己紹介 小野 佑大 𝕏 @pinkink_yudai 元通信キャリア SDN/NFV等の技術戦略 2021年〜 Red Hat

    OpenShift のプリセールス Edge Computing / Software Defined 推し エッジデバイス Kubernetes 出版:インプレス出版「Knative 実践ガイド」 2 Copyright © Red Hat K.K. All Rights Reserved.
  2. 会社紹介 Red Hat ってどんな会社? 100万以上の OSSコミュニティへの貢献で培った技術と開発プロセスのノウハウで お客様の「ソフトウェア変革」をご支援する 「OS(リソース抽象化)」の会社です。 JBoss Cloud

    OpenShift Automation Ansible vLLM JavaアプリのOS マルチクラウドの OS ITインフラ運用の OS AI推論のOS OS Middleware 企業向けLinux OS RHEL IT 専用機 ⇨ 汎用機 サーバLinux 市場シェア 約 80% AI 通信 専用機 ⇨ SDN/NFV 製造業など 専用機 ⇨ SDX 80% が採用 車、 PLC/DCS、保護リレー…など 主要キャリアの約 得意なこと:「柔軟性を確保」する仕組み & プロセスの「標準化」 ビジネスアジリティの向上 ・ハードウェアとソフトウェアを分離する仕組み ・速さと品質を両立するCI/CDのプロセス 3 Copyright © Red Hat K.K. All Rights Reserved. 属人的な対応の解消 ・様々な機器の運用方法を共通化する仕組み ・異種混在環境をサイロ化させない運用プロセス
  3. 会社紹介 Red Hat の価値 Industry 4.0関連 OSSへ先行投資/顧客要望を早期に製品へ取り込んできた実績 ミッションクリティカルなシステムでも OSSのベストプラクティスを実践できる! 産業現場に対応した製品の強化

    • • • • 様々な標準化への貢献 軽量化や導入方法の多様化 HW連携による性能の最適化 オフライン環境へのインストール 世界のリーダー企業との実績による裏付け セキュリティとライフサイクル 4 • • • • アップストリームファーストの開発ポリシー OSSと異なる “製品としてのライフサイクル” 日本における大規模・堅牢なサポート体制 NIST/FIPSやIEC、ISO26262等の様々な産業認証の取得 Copyright © Red Hat K.K. All Rights Reserved.
  4. Red Hat の実現する世界観 ソフトウェア定義型生産ライン オープンソース技術とグローバルのベストプラクティスの実践 OTとITを融合する “ソフトウェア変革 ” Edge Computing

    Platform Edge App Store 様々な機能 OSSを生産ラインでも安全にフル活用 Edge Data Bus 産業設備と連携する機能を 迅速に配備できる 機能間を疎結合に繋げる基盤 OT Gateway 産業設備とアプリを連携する基盤 工場の成功ノウハウを 組織の中で迅速に広められる 5 Copyright © Red Hat K.K. All Rights Reserved.
  5. 業界の動向 ものづくりの市場環境の激化 初期要件から変化しないモノづくり➡要件変更へ柔軟に対応できるモノづくり スピード競争の激化 顧客ニーズの多様化 海外は数ヶ月で生産準備完了 多品種少量生産・品番追加の対応 Speed is the

    new currency of business 開発の属人化 開発が特定の人材やメーカに依存 「スピードはビジネスにおける新たな通貨である」- Salesforce CEO マーク・ベニオフ 6 Copyright © Red Hat K.K. All Rights Reserved.
  6. 業界の動向 ソフトウェアファースト戦略 ハードウェア中心 ・ソフトがハードの仕様に大きく依存 ・ハード&ソフトの更新サイクルが同じ ≒ 導入後は固定 8 Copyright ©

    Red Hat K.K. All Rights Reserved. ソフトウェア中心 ・OS がハードとソフトを分離 ・柔軟に新たなソフトを追加・更新 ≒ 導入後も成長
  7. 業界の動向 グローバルの FA製品のビジネスモデルの変化 IoT Gateway を汎用機化して “ソフトウェア戦略 ” へ転換 App

    Store IoT Gateway 製品 9 Copyright © Red Hat K.K. All Rights Reserved. SaaS と接続 例)予知保全アプリ (月額) 電力監視アプリ (従量課金 )
  8. 業界の動向 Virtual PLC IoT Gateway のプラットフォームで PLCを「再配布可能なアプリ (コンテナ )」で提供 従来のPLCの姿

    CPU Virtual PLC 機能拡張 機能拡張 “アプリ” ※PLC: Programmable Logic Controller: 工場や設備(エレベーター、生産ライン等)の動作を 事前に組まれたプログラムに従って自動制御する産業用コンピュータ 10 Copyright © Red Hat K.K. All Rights Reserved.
  9. 業界の動向 プラットフォームの標準化 - Margo Margo とは? • • Linux Foundation

    配下のプロジェクト 産業用組み込み製品のメーカーが主導 (Rockwell / SIEMENS / Schneider / ABB 等) 解決する課題 “非競争領域 ” の車輪の再発明を防ぐ ”産業エッジ” の相互運用性の欠如 • • ベンダー毎にプラットフォーム製品がサイロ化 非差別化技術の乱立がイノベーションを阻害 主な成果物 標準仕様・参照実装・認定テストツール 11 Copyright © Red Hat K.K. All Rights Reserved. Ref. https://margo.org
  10. 業界の動向 Industrial DevOps LLMやVirtual PLC の登場、 Margo 等の標準化を背景に ITのDevOps の原則を生産設備へ応用するエコシステムが活発化

    セキュアな リモートアクセス IDE as a Service Ref: https://www.softwaredefinedautomation.io バージョニング Ref: https://copia.io 12 Vibe Coding や仮想試運転 Copyright © Red Hat K.K. All Rights Reserved. Dev Ops Virtual PLC の ライフサイクル 管理の自動化 バックアップ自動化 Ref. https://amzn.asia/d/0h21Lbkn
  11. ここでゲストをご紹介! 株式会社 MAZIN 様 をゲストに迎え Industrial DevOps を深堀ります! 株式会社 MAZIN

    代表取締役社長 角屋 貴則 様 13 Copyright © Red Hat K.K. All Rights Reserved.
  12. 設備制御の開発・運用プロセス Industrial DevOps の詳細 制御の開発・運用プロセスへ AIやCI/CD を取り入れ、スピードと品質を両立 Code Build Deploy

    仕様確定 ➡ テストケース確定 ➡ 実装 テスト ➡ 再配布可能なバイナリ構築 カタログ公開 ➡ UI操作 ➡ 展開 品質・セキュリティチェックの ガードレールの役割 AI Agent 指示 設計 開発 Build 監視 Test Sign コード Version管理 14 Copyright © Red Hat K.K. All Rights Reserved. CVE scan ・・・ SBOM 制御 他 コンテナイメージ CIをパスした 安全なアプリ のみ公開 Version管理 v1 v2 v3 展開 App Store GUI操作
  13. 設備制御の開発・運用プロセス AS IS の開発プロセス 現地で動く実機ができるまで、ソフトの妥当性を確認できない 構想 仕様・調達 設計 製作 社内トライ

    (ビッグバン統合 ) 立上げ 量産・改善 検証開始 企画・ 生産準備 投資実績・ 原価管理 投資計画・工法構想 設計 製作・調達 現地 機械設計 仕様書 電気/制御 設計 部品加工・ 組立・配線 実装/デバッグ@現地 単体確認・ 精度出し 不具合集中 デバッグ 設計起因の不具合を差し戻し 15 Copyright © Red Hat K.K. All Rights Reserved. 保全・改善
  14. 設備制御の開発・運用プロセス TO BE の開発プロセス (Shift Left ) テストや検証のタイミングを上流へ寄せ、後工程のリスクを減らす 構想 仕様・調達

    設計 検証開始 ソフト シミュレー ションで 工法検討 モデルから ハード要件 を確定 制御設計/ テスト確定 調達・手配 機械・電気 設計 製作 Shift Left 実装/ 単体テスト/ 改修 分離 ハード 社内トライ 立上げ 量産・改善 検証済みの ソフト展開 量産・保全 検証開始 結合テスト (仮想試運 転) 部品加工・ 組立・配線 成果物を単一リポジトリで版管理( Single Source of Truth ) 稼働実績・不具合をモデルや標準ライブラリへ FB 16 Copyright © Red Hat K.K. All Rights Reserved.
  15. 設備制御の開発・運用プロセス CIをAIに任せる - ガードレール設計 AIが「確実・安全」に「決められた順序」で「自律的に」仕事を進められる様にする AIの暴走や破綻を防ぐ上で “ガードレール ”の設計が大切です ヨシ! 承認!

    品質ゲート 仕様 策定 テスト コード アプリ 実装 プロンプトに沿って対応 CI/CDパイプライン 静的 解析 単体 テスト 結合 テスト ロジック検証 HW連携 Code Code Logic Logic I/O I/O 成果物の網羅性や品質を確認 18 Copyright © Red Hat K.K. All Rights Reserved. リリースゲート 擬似I/O 実I/O CVE 検査 SBOM 署名 展開 品質保証&コンテナイメージのビルド v1 v2 v3
  16. ミニチュア工場デモ 【展示】ソフトウェア製造工場 あなたの望みを叶える高品質なソフトウェアを高性能で生産し続ける工場 Dev Ops 対話型でレールに沿って実装 push OpenShift DevSpaces push

    pull pull v1 v2 v3 push Application OpenShift Pipelines 実行結果 を見て修正判断 要件 設計 実装 署名検証済みアプリのみ展開可 PLCで動作するミニチュア工場 Web HMI テスト ビルド 展開 Software Catalog GUI/API IPC 推論 など Gate Way 起動 PLC I/O Agent IPC アプリを選択 パネルを操作 19 Copyright © Red Hat K.K. All Rights Reserved. https://gitlab.com/yono1/openplc-miniature-factory
  17. ソフトウェア定義型生産ラインの道標 Industrial DevOps で成果を出すために これまでの成功体験やリスク回避の考え方による、 3つの壁が存在する 壁1 壁2 壁3 責任と権限の壁

    品質保証の壁 正当化の壁 失敗が許されず、「人が入 念に一発本番のテストをす る」人依存のやり方が前提 のプロセス 万が一のライン停止・ 事故リスクが大きすぎて 「触らないことが最善」 という組織の考え方 外部ベンダ依存や重い承 認フローで、チーム自身 が「変更判断」を行えない プロセス • CI/CDの導入 ≠ 自動化ツールの導入 • 求められる品質へスピーディに対応する「働き方のアップデート」 • 技術で解決できないものは、「プロセス」で対応 20 Copyright © Red Hat K.K. All Rights Reserved.
  18. ソフトウェア定義型生産ラインの道標 Industrial DevOps で成果を出すために プラットフォームが 仕組みとプロセスを標準化 し、段階的な組織変革の土台となる 壁1 壁2 壁3

    責任と権限の壁 品質保証の壁 正当化の壁 仕 組 み コンテナで作業リスクを軽減 ・変更影響の範囲を局所化 ・切り戻し手順の簡素化 GitOpsで段階保証 ・開発➡ステージング➡本番 ・高度なデプロイ戦略 プラットフォームの段階刷新 ・Re-Platform ・既存との疎結合な連携 プ ロ セ ス ・作業承認プロセスの軽量化 ・ベンダ協業でコンテナ納品 ・テスト➡昇格プロセス ・Git Mergeでリリース承認 ・既存影響のない領域から 組織定着➡段階的な拡大 仕組みとプロセスを回す「標準の土台」を育てていく 21 Copyright © Red Hat K.K. All Rights Reserved.
  19. ソフトウェア定義型生産ラインの道標 段階的なプラットフォームへの移行と成長 ①既存と疎結合に連携 ②既存の一部へ適用 ③制御領域へ適用 既存と分離された環境で 新たなプロセスを “確立” 既存の一部を移行し 新たなプロセスを

    “拡大” PLCを移行し 新たなプロセスが “浸透” Platform CI/CD 既存 IoT/AI MES SCAD A Data Bus Platform Platform CI/CD CI/CD 既存 IoT/AI 既存 IoT/AI MES MES MES MES SCAD A SCAD A SCAD A SCAD A PLC Data Bus PLC PLC PLC I/O I/O I/O 22 Copyright © Red Hat K.K. All Rights Reserved. Data Bus
  20. ソフトウェア定義型生産ラインの道標 ソフトウェア定義型生産ライン PoCパッケージ 展示 Initial Advisory Professional Services リスクなく開始し、課題とゴールを明確化 Red

    Hat及びパートナー様との体制の元、 PoCで価値を体感 STEP 1 STEP 2 STEP 3 STEP 4 ミニチュア工場 ワークショップ ディスカバリ ワークショップ ハンズオン MVPの実装 2 時間 + 懇親会 3-4時間 x 4-6回 半日 3ヶ月 〜 海外ベスプラの紹介 &実機体験を通じて 最初の一歩目を整理 業務プロセス分析を お手伝いし、PoCの評 価項目やKPIを策定 最低限知っておきたい技 術に触れて、その メリットを体験 Red Hat推奨環境で プロト実装し、本番の課 題(要件)を整理 23 Copyright © Red Hat K.K. All Rights Reserved.
  21. Thank you Red Hat is the world’s leading provider of

    enterprise open source software solutions. Award-winning support, training, and consulting services make Red Hat a trusted adviser to the Fortune 500. linkedin.com/company/red-hat youtube.com/user/RedHatVideos facebook.com/redhatinc twitter.com/RedHat Copyright@2025, Red Hat K.K.