Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
バクラクにおける可観測性向上の取り組み
Search
yuu26
October 30, 2024
Technology
2.4k
5
Share
Embed
Copy iframe code
Copy JS code
Copy link
Start on current slide
バクラクにおける可観測性向上の取り組み
SRE NEXT 2024をふりかえって 〜学びをもとにした取り組み事例紹介〜
https://layerx.connpass.com/event/328643/
yuu26
October 30, 2024
More Decks by yuu26
See All by yuu26
プロダクト成長を支える開発基盤とスケールに伴う課題
yuu26
4
1.6k
LLM 機能を支える Langfuse / ClickHouse のサーバレス化
yuu26
9
6k
Datadog 関数クイズ (初級編)
yuu26
0
170
AWS アーキテクチャクイズ
yuu26
3
1.6k
EMになって半年でやったこと
yuu26
1
3.2k
ローカル開発環境をAWSへ移行して爆速にした
yuu26
15
11k
AWS Systems Manager で実現する SSH レスでセキュアなクラウド運用
yuu26
2
5k
Other Decks in Technology
See All in Technology
インフラと開発の垣根を超えていき!〜元AWSインフラエンジニアがAWS開発で奮闘している話〜
hatahata021
2
180
CDKで書くECSのベストプラクティス、 改めて考え直す2026 #cdkconf2026
makies
0
120
SRE Lounge Hiroshimaへの招待
grimoh
0
640
「早く出す」より「事業に効く」 ── 顧客の業務サイクルから逆算するAI時代の二重ループ開発と「変化の設計者」 / devsumi2026
rakus_dev
1
240
技術イベント終了後、運営の 事後タスクは丁寧に (心がけています)/ #tamagawadev
nishiuma
1
100
事業価値を⽣み出すSREへ SREが担うべき意思決定の5層
kenta_hi
2
3.6k
KiCAD講習会②
tutcreators
0
110
個人開発で育てる「大規模設計の苗床」 - AI時代の1人開発から始める業務への知識接続 / The Seedbed for Large-Scale Design - From AI-Era Solo Projects to Professional Knowledge
bitkey
PRO
0
180
ソニー銀行におけるビジネスアジリティ向上のためのクラウドシフト戦略
srenext
0
210
貴方はどのエンジニアリングを磨くのか
hatyibei
0
130
関数型の考えを TypeScript に持ち込んで、テストしやすい純粋関数を増やす / Pure at the Core, Effects at the Edge: Bringing Functional Thinking into TypeScript
kaminashi
1
110
cccccc
moznion
0
1.9k
Featured
See All Featured
The Mindset for Success: Future Career Progression
greggifford
PRO
0
410
Building Better People: How to give real-time feedback that sticks.
wjessup
370
20k
Deep Space Network (abreviated)
tonyrice
0
220
A Guide to Academic Writing Using Generative AI - A Workshop
ks91
PRO
1
350
Utilizing Notion as your number one productivity tool
mfonobong
4
380
Helping Users Find Their Own Way: Creating Modern Search Experiences
danielanewman
31
3.2k
Side Projects
sachag
455
43k
16th Malabo Montpellier Forum Presentation
akademiya2063
PRO
0
200
Marketing Yourself as an Engineer | Alaka | Gurzu
gurzu
0
260
Building a Scalable Design System with Sketch
lauravandoore
463
34k
The Spectacular Lies of Maps
axbom
PRO
1
850
Designing Powerful Visuals for Engaging Learning
tmiket
1
450
Transcript
© LayerX Inc. バクラクにおける可観測性向上の取り組み 2024/10/30 SRE NEXT 2024をふりかえって 〜学びをもとにした取り組み事例紹介〜
© LayerX Inc. 2 株式会社LayerX バクラク事業部 Platform Engineering 部 DevOps
グループ m_on_yu yuu26jp 職歴 SIer インフラエンジニア Web サービス SRE x 3社 LayerX アカウント 上原 佑介 ⾃⼰紹介
3 © LayerX Inc. 「すべての経済活動を、デジタル化する。」をミッションに掲げ、 法⼈⽀出管理サービス「バクラク」や企業内業務のデジタル化を⽀援するサービスを提供しています。 事業紹介 バクラク事業 企業活動のインフラとなる法⼈⽀ 出管理(BSM)SaaSを開発‧提供
Fintech事業 ソフトウェアを駆使したアセットマネジ メント‧証券事業を合弁会社にて展開 AI‧LLM事業 ⽂書処理を中⼼とした、LLMの活⽤によ るプロセスのリデザイン
⽬次 Agenda • バクラクが抱えていた可観測性の課題 • SRE NEXT 2024 で得られたこと •
取り組んだこと • Datadog を⽤いた運⽤改善 • 今後の取り組み
© LayerX Inc. 5 • ⽇々開発が進むプロダクトが多数あり、プロダクトの負荷傾向も常に変化している • 個別のインフラ監視等はできているが、最終的なユーザー影響度を把握しづらい • 積み上げてきたモニターの総量が多く、ノイズとなっているアラートがある
これらの状況を改善するため、 DevOps として「サービスインフラの可観測性を⾼め、改善する」という⽬標を⽴てた 解決策のヒントを得るために SRE NEXT 2024 へ参加 バクラクが抱えていた可観測性の課題
© LayerX Inc. 6 可観測性や運⽤改善に関するセッションで印象に残った部分 • SLOの理解を深めて、ユーザーエクスペリエンスを向上する⽅法 https://sre-next.dev/2024/schedule/#sp008 ◦ すべての値がいい
SLI になるわけではない ◦ いい SLI とはユーザー体験に紐づいているもの (レスポンス成功率やレイテンシ等) • Enabling Client-side SLO https://sre-next.dev/2024/schedule/#jp005 ◦ 現場のエンジニアに寄り添ったアラートチューニング ◦ ⽂化醸成のためにダッシュボードを作成して定期的に確認する場を設けた これらのセッションから得たヒントを元に運⽤改善へ SRE NEXT 2024 で得られたこと
© LayerX Inc. 7 • 取得できている情報の棚卸し ◦ プロダクトごとに開発時期やアーキテクチャが異なり、取得できている情報がバラバラ ◦ 情報が取れているように⾒えても、計測範囲や単位
(秒やミリ秒) が揃っていない • プラットフォームの改善 ◦ Enabling チームによるログフォーマットの統⼀ ▪ レスポンスコードや処理時間を全プロダクト同じ基準で収集可能になった ▪ 今後プロダクトが増えても同じ基準で収集できる ◦ アプリケーション調査⽤の Datadog APM や Profiler を全プロダクトへ展開 ◦ Datadog 監視コスト増を抑えるための設定⾒直し 取り組んだこと
© LayerX Inc. 8 全プロダクト横断ダッシュボードを整備 • 統⼀された評価軸で1ページに集約 • リクエスト成功率を仮指標として設定 •
本番環境の変更時は必ず⾒る運⽤とした 得られた効果 • 本番変更後の異常検知が早まった • 複数プロダクトに影響する異常を検知し やすくなった Datadog を⽤いた運⽤改善
© LayerX Inc. 9 • プロダクトごとにより適切な SLI を模索する ◦ 重視したい体験を軸に、開発チームや
PdM と詳細を詰める ◦ 守るべき指標を定めることでより効率的な監視ができる • ユーザー体験への影響度に合わせた監視の整備 ◦ レイテンシやエラー率など体験に直結する値を重視 ◦ 数⽇以内の対応でよいものなどは、通知⽅法を⾒直して割り込みを減らす • パフォーマンス関連 ◦ 性能問題が発⽣した場合の調査材料を増やす (APM / Profiler の活⽤等) ◦ ⼤規模テナントや特定のユースケース単位での可視化の⼟台作り 今後の取り組み
© LayerX Inc. 10 30分のカジュアル⾯談をどなたでも申し込めます LayerX や DevOps について気になることがあればお気軽に! https://jobs.layerx.co.jp/0cc0b754363d428eaca0f2d9922c941c
LayerX Open Door やってます!
Thank you!