第9回インターネットと運用技術シンポジウム(IOTS2016)での招待講演スライド。
ITシステムの高度化に伴い、サーバモニタリングの需要が高まっている。
その背景には、システムの大規模化およびサーバ仮想化技術の普及によるサーバ台数の増加など運用技術のパラダイムの変遷がある。
その結果、サーバモニタリングを支える基盤となる時系列データベースには、大量のメトリックの書き込みと高精度かつ長期間のデータ保存が求められている。
しかし、これらの要件を満たしつつ、 運用しやすい既存の時系列データベースがないという課題がある。
そこで、サーバ監視サービスMackerelでは、これらの問題を解決するための時系列データベースを開発している。
本講演では、低コストで、24時間365日稼働し、スケールする時系列データベースの実現に向けた講演者の探究を紹介する。