Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Sign up for free
Menu
Search
Features
All features
Private URLs
Password Protection
Custom URLS
Scheduled publishing
Remove Branding
Restrict embedding
Deck Collections
Notes
Features
All features
Private URLs
Password Protection
Custom URLS
Scheduled publishing
Remove Branding
Restrict embedding
Deck Collections
Notes
Explore
Featured decks
Featured speakers
Programming
Technology
Storyboards
Explore
Featured decks
Featured speakers
Programming
Technology
Storyboards
Pricing
Search
Sign in
Sign up for free
API基盤をAPI Gateway+LambdaからECSに移行した舞台裏
Search
Sponsored
·
Your Podcast. Everywhere. Effortlessly.
Share. Educate. Inspire. Entertain. You do you. We'll handle the rest.
→
Kuniaki Moriya
September 02, 2025
Technology
110
0
Share
Embed
Copy iframe code
Copy JS code
Copy link
Start on current slide
API基盤をAPI Gateway+LambdaからECSに移行した舞台裏
2025.09.02
AWS Unicorn Day Tokyo LT&懇親イベント
Kuniaki Moriya
September 02, 2025
More Decks by Kuniaki Moriya
See All by Kuniaki Moriya
SREが向き合う大規模リアーキテクチャ 〜信頼性とアジリティの両立〜
zepprix
0
700
開発組織全体で意識するSLI/SLOを実装している話
zepprix
1
1.8k
20241218_今年はSLI/SLOの導入を頑張ってました!
zepprix
0
650
AWSインフラ一大刷新〜幸せな運用を目指して〜
zepprix
0
150
sre_techmeetup_moriya.pdf
zepprix
0
1.1k
Docker & ECS で構築するゲームアプリサーバーの話
zepprix
0
2.9k
Other Decks in Technology
See All in Technology
Multica × 長期記憶:40個のミニプロジェクト管理
eiei114
1
240
【視聴者参加型!】AWSセキュリティアンチパターンクイズ
syoshie
1
490
AIオーケストレーションを活用した 開発ワークフローの設計と実践
bqnq
0
130
リージョンの壁を越える、 ちょっと変わったAWSサービスの話
falken
PRO
1
300
プロダクト思考 × 基盤思考を AIで実現する Compound Engineering
tkc66buzz
1
310
Oracle Cloud Infrastructure IaaS 新機能アップデート 2026/6 - 2026/8
oracle4engineer
PRO
0
150
Amazon S3 Tablesに全部任せてみた結果——コンパクション/スナップショット管理は本当に手放せるか
shigeruoda
1
460
2026_devsumi_ozono.pdf
o3
2
340
HRC_Frontend_Conference_Fukuoka_2026.pdf
ts020
0
410
作り直せるコードは迅速に 作り直せないDBは慎重に - AI時代のプロダクトエンジニアが「判断の不可逆性」で開発速度を変える話
kinosuke01
0
300
Claude in Chrome 入門 / Introduction to Claude in Chrome
cielo1985
0
160
2026-09-11 【Snowflake World Tour Tokyo 2026】Snowflakeを起点に、AI Agentが自律稼働し続ける未来へ / Driving AI Agents with Snowflake
civitaspo
0
300
Featured
See All Featured
Technical Leadership for Architectural Decision Making
baasie
3
560
Leading Effective Engineering Teams in the AI Era
addyosmani
9
2.6k
The browser strikes back
jonoalderson
0
1.7k
Building a A Zero-Code AI SEO Workflow
portentint
PRO
0
710
KATA
mclloyd
PRO
35
15k
Between Models and Reality
mayunak
4
450
Build your cross-platform service in a week with App Engine
jlugia
234
19k
ラッコキーワード サービス紹介資料
rakko
1
4.8M
Optimising Largest Contentful Paint
csswizardry
37
3.9k
Stop Working from a Prison Cell
hatefulcrawdad
274
21k
Imperfection Machines: The Place of Print at Facebook
scottboms
270
14k
Evolving SEO for Evolving Search Engines
ryanjones
0
280
Transcript
API基盤をAPI Gateway+LambdaからECSに移行した舞台裏 2025.09.02 AWS Unicorn Day Tokyo LT&懇親イベント
シンプルフォーム株式会社 自己紹介 2 守屋邦昭(@Zepprix) 経歴 ソシャゲのサーバーエンジニア ↓ 不動産テックの SRE ↓
2024年2月にシンプルフォーム株式会社に入社 金融機関などで「法人の審査」に利用できる SaaS の開発・運用 シンプルフォーム株式会社の一人目の SRE プロダクト開発チームに所属 年内に SRE チームを立ち上げる予定!
シンプルフォーム株式会社 3 全ての法人が フェアに繋がれる世界 私達は、法人情報の非対称性を解消します。 そして、無名でも、小さくても、コネがなくても、 全ての法人がフェアに評価され、取引できる世界を実現します。 目指す世 界
シンプルフォーム株式会社 プロダクト紹介 4 収集した独自データに基づき、法人の公正な審査やリスク情報変化の検知を実現
シンプルフォーム株式会社 本日お話すること 5 API 基盤を API Gateway + Lambda から
ECS に移行した経緯 ❏ 既存システムの構成と課題 ❏ 移行の流れや工夫した点
シンプルフォーム株式会社 背景 6 ❏ 調査したい法人の情報を入力すると当社が独自に収集したリスク情報データを元にレポートを作成して 提供する Web サービス ❏ Web
UI がメインだが、顧客内の審査ワークフローに組み込み易いように API も提供 ❏ 参照する DB は同じだがソースコードを管理するリポジトリは Web UI と API で別々 SimpleCheckのシステム構成
シンプルフォーム株式会社 既存のシステム構成の課題 7 ❏ API 利用顧客が増えるにつれて機能改修が増加 ❏ Web UI で実装した機能を
API 側でも使いたいケースが増えてきたが、リポジトリが別なので二度手間 ❏ API Key が API Gateway と DB の二重管理になっており、新規発行や更新に手間がかかる Web UIと別管理であることによる運用のし辛さ
シンプルフォーム株式会社 移行後のシステム構成 8 API用のCloudFrontから既存のFargateに接続
シンプルフォーム株式会社 移行に向けたアプリケーションレイヤーの改修 9 ❏ Rails で API レスポンス生成処理を Web UI
用、外部 API 用で一つのクラスで共通化するために、 JSON レスポンス生成を担当する serializer 層を導入 ❏ JSON シリアライザーの Gem である Alba でレスポンスを整形 ❏ パラメータをクラスに渡すことで、Web UI のみに返したいキーの条件分岐など柔軟に対応できる Web UI用のAPIと処理を共通化 Serializerクラスでレスポンスを定義 controllerからSerializerを呼び出す
シンプルフォーム株式会社 移行に向けたアプリケーションレイヤーの改修 10 ❏ 移行に際して API 全体で一貫性のなかったエラーハンドリングの共通化などアプリケーションレイヤー でのリファクタリングもやりたかった ❏ 顧客目線だと特に新機能が追加されるわけではなく、リスクだけ発生する変更という印象を与える
❏ CS メンバーが「顧客目線でのメリット」も強調しつつ、顧客の理解を獲得してくれた! ❏ 技術的負債を解消することで今後の不具合や障害発生リスクを低減 ❏ 脆弱性が見つかったライブラリの更新などもやり易くなる ❏ エラーハンドリングが共通化されることで API の信頼性が上がる ❏ ハンドリングが不十分で特定条件で 5xx エラーが発生するケースもあった CSチームと連携して顧客調整
シンプルフォーム株式会社 顧客影響を最小限に抑えるための工夫 11 ❏ 顧客毎に利用している API が異なるため、移行のタイミングを API パス毎に調整する必要がある ❏
第一段階では API Gateway を残して、移行する API パスだけバックエンドを Lambda から ALB に順 次切り替えていく ❏ 異常発生時は転送先を Lambda を戻して迅速にロールバックすることが可能 ❏ 全ての切り替えが完了したら Route53 で API 用ドメインの向き先を CloudFront に変更して完了 段階的な移行
シンプルフォーム株式会社 ご清聴ありがとうございました! 最後に 12 ❏ API 基盤を Web UI の基盤に統合し、開発生産性や信頼性が向上
❏ CS と連携して適切に顧客調整をした上で、API パス毎に段階的に移行することで顧客影響を低減 ❏ シンプルフォームではビジネス・CS と開発チームの距離感が近く、日頃からの信頼関係が今回の大規模な 移行を成功させる原動力となった! ❏ 一方で、まだまだリアーキテクチャの余地が随所にあると同時に、新規プロダクトの開発も進行中 ❏ 「攻め」と「守り」のどちらも経験したいソフトウェアエンジニア、SRE、積極募集中です!