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Dassimen
December 23, 2020
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December 23, 2020
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Transcript
設計のための対話 Dec 23, 2020 | #modelinglt 良い設計は毎日のコミュニケーションから 脱脂綿 ( @anchor_cable
)
#modelinglt 2 About Me 脱脂綿 ( @anchor_cable ) 東京都内に住む脱脂綿(=Twitter名)系エンジニア •
株式会社ゆめみ ◦ サーバーサイドエンジニア ◦ アーキテクト見習い ◦ リードエンジニア見習い • DDD、Clean Architecture、TDDが好き
3 今日話すこと ごめんなさい、技術の話からちょっとずれます • 設計の実践的な話ではない • 働き方、社内政治の話 • チーム作りの話 #modelinglt
4 アジェンダ 共に働くための対話 設計のための対話 やりたい設計やれない理由 1 2 3 #modelinglt
やりたい設計やれない理由 1
6 やりたい設計やれない理由 裁量があるか? チームメンバーは協力してくれるか? • 上司は理解しているか ◦ あるいは学ぶ意思があるか • 信頼して任せてくれているか •
本質的な目標を共有できているか ◦ デザインパターンの共有だけに留まっていない? • レビューが煙たがられていないか #modelinglt
7 やりたい設計やれない理由 チームの協力関係を作る必要がある どうする? • 誰にも負けないカリスマを手に入れる ◦ しんどい • 協力しやすい関係性を作る
◦ 今日するのはこちらの話 #modelinglt
共に働くための対話 2
9 共に働くための対話 メンバーの間には溝がある 今よりもう少し上手く 協力できないかな... 今よりもう少し上手く 協力できないかな... 今よりもう少し上手く 協力できないかな... #modelinglt
10 「溝に橋を架ける」 「他者と働く」という本の中で紹介されているプロセス 1. 「準備」溝に気づく 2. 「観察」溝の向こうを眺める 3. 「解釈」溝を渡り橋を設計する 4.
「介入」溝に橋を架ける 共に働くための対話 #modelinglt
11 「溝に橋を架ける」 「他者と働く」という本の中で紹介されているプロセス 1. 「準備」溝に気づく 2. 「観察」溝の向こうを眺める 3. 「解釈」溝を渡り橋を設計する 4.
「介入」溝に橋を架ける 共に働くための対話 #modelinglt
12 共に働くための対話 溝の向こうを観察してみる アーキテクト 「私が真剣に検討した結果のアーキテクチャを、 新入りが置き換えようと提案してきた......」 PM 「納期が迫っているのに、 またアーキテクチャの話をしている」 #modelinglt
13 共に働くための対話 観察・介入の方法:社内勉強会が最適 案件から一旦切り離す 「新しい事を学ぶ」マインドにする 沢山の人を巻き込んで、導入のハードルを多角的に検討可能 まず「良いものである」ことの共通見解を持つ #modelinglt
14 共に働くための対話 対話により沢山の事がわかる 「良いと思うけど、実践は難しいよね」というようなコメント なぜ難しいと考えるのか、過去の経験を聞くチャンス 勉強会の場であれば、 溝に橋を架けるプロセスが案件の場より楽にできる #modelinglt
設計のための対話 3
16 設計のための対話 チームメンバーを越えるべき障害にしない 溝に橋を架けずに新しい事を推し進めると、 チームメンバーが障害になってしまう ドメインエキスパートと共通言語を持ちたいといっても、 技術チームの中で言語がバラバラであれば始められない #modelinglt
17 設計はチームの対話から 進めたい設計思想をチームとして納得することによるメリット • レビューが設計レベルで行われる ◦ 全員が「設計を守る」意思を持つ • メンバーが「自分の作ったプロダクトである」という感情を持つ #modelinglt
設計のための対話
18 まとめ • やりたい設計のためには協力してくれるチームを作る必要がある • チームの溝に橋を架けていく必要がある ◦ 溝の向こうを「観察」しよう • 対話の機会を作ろう
◦ 社内勉強会はいいぞ #modelinglt