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Hosted Redash の EOL と移行ツール redash-migrate / You...

Takuya Arita
October 27, 2021

Hosted Redash の EOL と移行ツール redash-migrate / You should know about Hosted Redash EOL and redash-migrate

Redash Meetup v8.0.0 の資料です
https://redash-meetup.connpass.com/event/227407/

Takuya Arita

October 27, 2021
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Transcript

  1. Hosted(SaaS 版) Redash の EOL • 2021/7 に Hosted Redash

    の EOL が発表された • Hosted Redash は 2021/11/30 まで利用可能 • FAQ や Forum で紹介されている移行プラン ◦ Self-hosted Redash(OSS 版)への移行 <- この発表の主題 ◦ Databricks ユーザーであれば Databricks SQL ◦ Redash 以外のツールへの移行
  2. SaaS ゆえの移行のむずかしさ • インスタンスのスナップショットや DB の dump は取得できない • Redash

    そのものの機能として、Redash 上のデータの 一括エクスポート、インポートは存在しない • 使い方にもよるが、使われていればいるほど Redash 上の クエリやダッシュボードは増えるため、手作業での移行は厳しい
  3. redash-migrate とは • Hosted から Self-hosted へ移行が主な用途 • 管理者の API

    キーを使い、移行元からデータを取得し、 移行先に取得したデータを書き込む • 各コマンドには冪等性がある
  4. redash-migrate の全体像 移行元 Redash API redash-migrate 移行先 Redash API JSON

    meta.json 移行済みデータや新旧 Redash の ID 対応付けのためのメタデータファイル 管理者権限の API キーで 移行元からデータを取得 管理者権限の API キーで 移行データを書き込み
  5. redash-migrate の注意点 • 移行先のバージョンは v10.0.0 以降を前提とし、 異なるバージョン間での移行はサポートしない • 移行先の Redash

    は初期設定で 管理者ユーザーがひとりいるだけの状態であることが望ましい • データソースやユーザーの認証情報は移行されないため、 移行後に手動で設定が必要 • 開発中であるため、まだ未対応の機能やバグがある
  6. redash-migrate に対する個人的な見解 • 開発中であり、日々修正や改善が行われているため、 「redash-migrate があれば移行は簡単」という状況ではない • しかし、Hosted Redash から機械的にデータを

    移行する場合に取れる最良の方法ではあると感じている • Hosted Redash ユーザーでまだ移行方針が決めきれていない場合、 redash-migrate を事前検証しておくことをおすすめする
  7. redash-migrate デモ • 前提 ◦ Hosted Redash から、ローカルの Redash v10.0.0

    に移行する ◦ ローカルの Redash はセットアップ済みで、 管理者ユーザーがいるだけ ◦ Hosted Redash、ローカルの Redash それぞれの 管理者ユーザーの API Key が利用可能
  8. redash-migrate デモ • 手順 ◦ redash-toolbelt をインストール ◦ redash-migrate --help

    でコマンドを確認 ◦ redash-migrate init で初期設定 ◦ redash-migrate [command] で移行を実施 ◦ 移行先 の Redash を確認 ◦ (おまけ)