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Hatena Engineer Seminar #23 「チームとプロダクトを育てる Mack...

Arthur
January 25, 2023

Hatena Engineer Seminar #23 「チームとプロダクトを育てる Mackerel 開発合宿」

Mackerel開発チーム エンジニア id:arthur-1

サーバー監視サービス「Mackerel」の開発チームでは定期的に開発合宿を開催しています。その運営を担当し、また、一参加者でもあった立場から、本取り組みがどのようにエンジニアの技術やチームのコラボレーション力、そしてプロダクトの価値を高めているかをご紹介します。

参考:開発合宿で取り組んだプロジェクトについてのブログ

Lambda 新機能の Telemetry API を利用した mackerel-lambda-extension-agent 試作 - Diary of a Perpetual Student

Arthur

January 25, 2023
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Transcript

  1. Mackerel と dogfooding サーバー監視 SaaS である Mackerel は、元々社 内ツールとして生まれた dogfooding

    により信頼性を高めている ↳ 自社サービスを自分たちで利用する cf.) https://ja.mackerel.io/product/reliability/dogfooding 14
  2. 夢を実現する場 • 普段のスクラム開発 ◦ PBI (Product Backlog Item) という形になったもの を優先度順に取り組む

    • ではない会 ◦ 各自がやりたいことをやる時間 しかし、夢が溜まっていくスピードの方が早い 18
  3. Lambda Telemetry API チーム 2022年12月に行われた合宿で id:arthur-1 のチームは AWS Lambda 新機能の

    Telemetry API の活用を模索 → mackerel-lambda-extension-agent の開発🎉 31
  4. Lambda Telemetry API AWS Lambda の Telemetry API 2022年11月にリリース 元々あった

    Logs API の進化系 cf.) AWS Lambda が Telemetry API を導入したことで Lambda 拡張機 能のモニタリングとオブザーバビリティがさらに向上 33
  5. Telemetry API で取れるもの • Lambda 関数のログ • platform に関するメトリック ◦

    メモリの使用量 ◦ コールドスタートにかかった時間 など…… • OpenTelemetry と情報的な互換 ◦ ログに span や trace の ID が付与されている これらの情報を実行環境ごと取れる = Lambda の中身が見える 34
  6. lambda-extension-agent mackerelio-labs/mackerel-lambda-extension-agent Lambda Extension として動く、 Telemetry API から得た 情報を Mackerel

    に投稿するエージェント • AWS インテグレーションと異なり、実行環境ごとホストと して登録 • Extension API を利用して自動退役にも対応 35
  7. API の購読 ① Extension 登録 Lambda 関数に Layer を追加 し、Extension

    API に所定の リクエストを投げて拡張とし て登録する 38
  8. API の購読 ② Telemetry API 購読 Extension 上で HTTP サーバ

    を立て、Telemetry API に URL を伝える すると、立てたサーバにテレ メトリ情報が送られるように なる 39