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BASE株式会社 BASE Dept Product Dev Division 紹介資料

BASE, Inc.
August 01, 2024

BASE株式会社 BASE Dept Product Dev Division 紹介資料

ネットショップ作成サービス「BASE」の開発を担う、BASE株式会社 Product Dev Divisionの採用候補者向け紹介資料です。

BASE, Inc.

August 01, 2024
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  1. © 2012-2024 BASE, Inc. 1 BASE株式会社 BASE Dept / Product

    Dev Division紹介資料 2024年11月18日更新
  2. © 2012-2024 BASE, Inc. 2 BASEグループについて ネットショップ作成サービス「BASE」 Product Dev Divisionについて

    採用背景と募集ポジションについて 技術・開発プロセスについて 私たちのイシュー チーム/カルチャーについて 目標制度 評価制度について 選考について ご参考資料 P3 P10 P17 P21 P27 P38 P43 P52 P57 P61 目次
  3. © 2012-2024 BASE, Inc. 4 BASEグループについて Mission 果たす役割 Payment to

    the People, Power to the People. わたしたちBASEは、個人やスモールチームが 「もっと自分らしく、もっと自由に生きられる社会」を目指しています。 ひとりひとりの持つ、想い・感性・才能を世界中の人々に届け、 そこから生まれる、作品・アイデア・活動が正当な対価を受け取れるように。 世界のすべての人に、自分の力を自由に価値へと変えて生きていけるチャンスを。 そのために、未だかつてない新しい「経済の仕組み」を提供し続けます。
  4. © 2012-2024 BASE, Inc. 6 BASEグループについて BASEグループの強みは、国内最大級のマーチャント および 購入者双方のユーザー基盤を保有している点です。 国内のストアフロント型ECサービスでは唯一、ツーサイドプラットフォームを展開しています。

    多くのマーチャント・購入者アセットを持つ ツーサイドプラットフォーム 個人やスモールチームの マーチャント 220万+ ショップ数 購入者 1,500万+ ID数 スタートアップの マーチャント 2,700+ 加盟店数
  5. © 2012-2024 BASE, Inc. 8 BASEグループについて 「Payment to the People,

    Power to the People.」のMissionのもと、次の10年では 「People=GMV」の拡大と「Payment=テイクレート」の拡大を両軸にし、事業展開を進めていきます。 次の10年で目指す価値創造は「Power = People × Payment」 Payment (テイクレート) People (GMV)
  6. © 2012-2024 BASE, Inc. 9 BASEグループについて 以下の記事にて、Mission、Foundation、事業ドメインについてより詳しく説明しています。 より深く知りたい方へ 創業10周年を迎えたBASEが新たに 「Foundation」を策定

    BASEグループが取り組むミッションとは -決済・金融の簡易化を通じて目指す世界- 強いECプラットフォームになる為に マーチャントとカスタマーで ブランドを分ける事にした BASEグループ公式note https://note.com/base_group/n/n932c872d08b8 BASEグループ公式note https://note.com/base_group/n/n7d9c3daecae5 鶴岡さんのnote https://internet.jp/n/n3dfb3a1f323a
  7. © 2012-2024 BASE, Inc. 14 ネットショップ作成サービス「BASE」について あらゆるショップで利用する基本機能は全ての加盟店へ提供し、加盟店によってニーズの異なる機能は 拡張機能の「BASE Apps」として必要な時にインストールする形となっており、 提供する機能が増えても、簡単なユーザビリティを保てるような仕組みとなっています。

    基本機能と拡張機能「BASE Apps」 基本機能 「BASE Apps」 商品管理 / 注文管理 / ショップデザイン / 顧客管理 / お金管理 / 販促管理 / データ / ショップ設定 / アカウント設定 など 販売期間設定 予約販売 商品オプション 配送日設定 送料詳細設定 カテゴリ管理 Blog 商品検索 メッセージ ページ追加 セール メールマガジン クーポン 納品書ダウンロード ショップロゴ作成
  8. © 2012-2024 BASE, Inc. 18 Product Dev Divisionについて BASEプロダクトの新機能開発、運用保守を一手に担うプロダクト開発組織です。 以下は組織として担っている主な業務です。

    • ビジネスチーム、プロダクトマネージャー、デザイナーと協業する新機能の開発 ◦ 顧客に直接的に価値を提供する手段として最重要であるのが、フィーチャーをデリバリーすることです。 ◦ ビジネスチーム、プロダクトマネージャー、デザイナーと協業し新機能の開発を担います。 • 既存機能の運用・保守 ◦ すでに提供されている機能やシステムを維持していくことも役割の一つです。 ◦ また顧客からお寄せいただいた問い合わせについても必要に応じて調査を行い解決します(一次受けはCSチームになります)。 • 技術課題への対応 ◦ 将来の事業リスクになりえる技術課題を常にストックし中期的な目線で対応していきます。 ◦ パフォーマンス改善や品質改善、セキュリティ対応などが存在します。 Product Dev Divisionとは
  9. © 2012-2024 BASE, Inc. 19 Product Dev Divisionについて Product Dev

    Divisionのビジョンとコンセプト ユーザ価値を最優先に考え、越境力と機動力を駆使することで ハイスループットなプロダクト開発組織を目指します 私たちが置かれている環境は目まぐるしく変わり常に安定することはありません。事業も組織も技術も全てが刻一刻と変化していきます。同じよ うにショップオーナー様も刻一刻と変わる環境の中でチャレンジをしています。そのチャレンジを最大化するために私たちができることは、ユー ザ価値を最優先に考え、越境力を駆使し、変化・カオスに臨機応変に対応できる機動力を高めていくことです。そして私たち自身が挑戦者とな り、ハイスループットなプロダクト開発組織になること。それが私たちの目指す姿です。 意思を持った開発がなされている状態を理想とし、ルールや役割に縛られない柔軟なアプローチを推進します。 机上に正解はないという前提を持ち、限られた時間の中で仮説検証をより多く実行できる手法を常に模索し、 ”打席に立つ回数”の最大化を目指します。 組織とプロダクトの持続性を確保するため、中期的な視点で計画を立て機能開発、技術課題、組織課題に対応していきます。 短期的な効率のみに囚われず、個人が成長できる仕組みを整備します。 ビジョン(3年後目指す姿) コンセプト 01 意思を持った開発 02 打席に立つ回数の最大化 03 持続的で成長可能であること
  10. © 2012-2024 BASE, Inc. 20 Product Dev Divisionについて Product Dev

    Divisionの組織図と各グループのミッション Product Dev Feature Dev1 Feature Dev2 Feature Dev3 Feature Dev4 Cart Feature Dev5 Module development 各グループのミッション • Feature Dev ◦ その名の通り、フィーチャーを開発し顧客にデリバリーするチームです ◦ 基本的に固定された開発領域はなく、多種多様な開発PJを担当します。 • Cart ◦ カート機能を専門的に開発するチームです。 ◦ カート機能の開発、運用、グロースに責任を持っています。 • Module development ◦ モジュラーモノリスアーキテクチャを推進していく上で、専門的にモ ジュール開発をするチームです。 ◦ Feature Devがモジュールを触る時には協業し設計することもあります。 • 正社員、業務委託をあわせて数十人のエンジニアが在籍しています • 1グループにつき1名マネージャーが所属しチームをマネジメントしています • プロダクトマネージャー、デザイナーはProduct Devとは組織的には別組織にあり、PJを組み共同でプロダクト開発をしています
  11. © 2012-2024 BASE, Inc. 22 採用背景について 私たちがなぜ採用をするか(これまでとこれからのストーリー) これまで10年の時間をかけてBASEはプロダクトを磨いてきました。しかしまだ完成したわけではありません。スモールチームのエンパ ワーメントの為、これからもプロダクト作りは続きます。未来に向けてまだまだやるべきことと課題があり、それらを解決していくため には多くの仲間が必要です。

    2012年~2019年 事業確立フェーズ・機能追加フェーズ 2020年~2023年 インフラ増強・リアーキテクチャ・プロセス平準化 2024年 未来 次の10年フェーズ ショップ開設数 100万ショップ突破 GMV1000億円 突破 2019年上場 カートリニューアル PHPリライト、Next.js採用 リアーキテクチャー モジュラーモノリス化 React採用 CakePHP アップデート サービスレベル運用 セキュリティ対応 スケーラビリティ向上 システム基盤の刷新 高可用性の維持 開発体験の向上 既存機能強化 経済圏拡大 コミュニティ形成 ショップ運営業務 低コスト化 Frontendチーム組成 BE/FE混合チーム化 EM登用 テックリード登用 負荷対策(コロナ期) モニタリング強化 (NewRelic導入等) スクラム導入 DDD導入 ラダーアップデート 開発力可視化 生産性向上 領域別かつBE/FE別チーム 領域性の解消 次世代管理画面構築 (Vue化) 次世代管理画面構築 育成基盤構築 適切なプライシング設定 テストコード実装 AI活用 ショップ開設数 200万ショップ突破 ハイスループット組織 組織的育成 リード層の拡大 Module Dev組成 パフォーマンス改善 ショップ開設数 220万ショップ突破 GMV1300億円 突破 越境力・機動力 強化 採用ブランディング強化 プロセスアップデート Cartチーム組成
  12. © 2012-2024 BASE, Inc. 23 募集ポジション プロダクト開発のどまん中でハイスループットなデリバリーを実現! • 開発PJにおける設計からリリースに至る一連の開発業務 •

    よりよいプロダクトにするために、PdM、デザイナーと協業し要 件、仕様についてディスカッションする • ユーザからのFBを得て、機能を改善する、顧客の課題を解消する • サービスのモニタリングをしエラーを解消する • パフォーマンス改善等、技術課題を対応する • 開発チームの課題を発見し、よりよいチーム環境にする このポジションを採用する理由 • プロダクト成長のため、今後も多くの機能を開発・デリバリー してプロダクトを進化させていかなければなりません • 日々増えるトラフィックを適切に受け止め、決済を無事に完了 させていくことも同時に求められます • プロダクトと組織をスケールさせていくために、まだまだ多く の仲間が必要です お任せしたいこと こんな方にマッチ! • どんどん機能開発してとにかくユーザーに価値を届けたい方 • 技術領域を問わず設計力や実装力といった技術力を磨きたい方 • 別職能メンバーとも協業して開発を推進していきたい方 • ユーザの声に耳を傾け、ユーザの困り事を解決したい方 ①Webアプリケーションエンジニア
  13. © 2012-2024 BASE, Inc. 24 募集ポジション 開発PJを牽引することでチームのアウトプットの最大化に貢献! • 開発PJをリードしプロジェクトをマネジメントする •

    メンバーの技術的な育成をする • ステークホルダーの窓口、調整をする • 開発プロセスの改善をする • PJの状況をステークホルダーへ共有する このポジションを採用する理由 • 開発PJを成功させるには、PJやチームをリードするロールが必 要です • また、プロセスを洗練させたり、チームメンバーのスキルアッ プもPJの成功には欠かせません • それらを担い開発PJをさらに質の高いものとさせるためにシニ アエンジニアが必要です お任せしたいこと こんな方にマッチ! • リーダーシップ、プロジェクトマネジメント力を発揮したい方 • ドメイン知識を獲得し、プロダクトに貢献したい方 • 育成に関わりたい方 • プロセスをよりよくしたい方 • 開発PJにおけるアウトプットの最大化をしたい方 ②Webアプリケーションエンジニア(シニアエンジニア候補)
  14. © 2012-2024 BASE, Inc. 25 募集ポジション 組織・人の面からチームのアウトプットとパフォーマンスの最大化にコミット! • メンタリング(1on1)を通して、メンバーの育成、キャリアの 設計をする

    • スカウト活動を含めた採用活動を推進する • 組織課題の発見と課題解決のためのアクション • プロジェクトのマネジメント(シニアエンジニアがチームに不在の場合) • チームビルディング • メンバーの評価・査定 このポジションを採用する理由 • プロダクトの成長の為には、組織で活躍できる人材を育成し、 組織(チーム)の未来を描き、アクションしていく必要がありま す • 組織と人の面からプロダクト成長にコミットするためのロール としてエンジニアリングマネージャーは必要です • 2024年現在はEMが複数チームを兼務している状態もあり兼務 解消も急務となっております お任せしたいこと こんな方にマッチ! • 組織と人の面から、プロダクトに貢献したい方 • 採用活動を通し、自身の手で優秀なエンジニアを獲得されたい方 • 組織開発をしたい方 • よりよいチーム作りをされたい方 • より広い影響力を発揮されたい方 ③エンジニアリングマネージャー(候補)
  15. © 2012-2024 BASE, Inc. 26 募集ポジション 難易度の高い技術課題をリードし、技術の面から事業成長に貢献! • 技術的課題を発見、定義し解決をリードする •

    難易度の高いPJ、複雑性の高いPJの設計をリードする • 技術投資の意思決定をする • テックリード間での技術連携をする • 組織の技術力の向上、生産性の向上をリードする • 外部発信を行い技術ブランディングをする このポジションを採用する理由 • プロダクトの1年後、2年後という将来を見据えた時に解決し なければならない技術的な課題は多くあり、一朝一夕には解決 することができません • 難易度の高い技術的課題を解決するため、開発組織の技術力の トップラインを伸ばすため、テックリードが必要です お任せしたいこと こんな方にマッチ! • 特定分野における高い技術力を持ちそれをプロダクト成長のために発揮されたい方 • 組織の技術力の底上げに貢献されたい方 • 技術選定、技術投資の意思決定をされたい方 ④テックリード(候補)
  16. © 2012-2024 BASE, Inc. 28 言語/フレームワーク 開発ツール ※カート機能で利用 インフラ・運用関連 技術/開発プロセス/PJ事例

    サーバサイドはPHP/CakePHP 2&5系、フロントエンドはTypeScript/Vue.js/Reactをメインで使用しています。 使用言語/技術/ツール ※ 希望者に ライセンスを発行
  17. © 2012-2024 BASE, Inc. 29 技術/開発プロセス/PJ事例 サーバサイドについては、現時点では引き続きPHPを使用していく方針です。 なぜPHPを使い続けていくのかについての理由や詳細は、開発担当役員の藤川のブログをご覧ください。 「事業継続のためにPHPを使ったサービスを継続的に進化させていくこと」 https://devblog.thebase.in/entry/leverage_php

    フロントエンドについては、TS+Vue.jsをメインとしつつ、現在ではNext.js(React)による 機能開発にも取り組んでおり、両者のエッセンスの違いを理解して どちらも書ける状態を目指しています。 詳細は、Web Frontendエンジニアリングマネージャの松原のブログをご覧ください。 「BASEにおけるVue.jsのこれまでとこれから」 https://devblog.thebase.in/entry/2020/09/17/110000 今後の技術選定について
  18. © 2012-2024 BASE, Inc. 30 技術/開発プロセス/PJ事例 デザイナー プロダクトマネージャー エンジニア •

    組織図は職能ごとに分かれていますが、プロジェクトを遂行するプロダクト開発体制としてはプロダクトマネージャー、デザイナー、エ ンジニアが一つのチームとなって活動することが多いです。 • 基本的にはプロダクト開発チーム内で完結しながら動ける体制であり、必要に応じて他チームや深い技術的知見・ドメイン知識を持った ロールのメンバーなどともコミュニケーションをとって開発を進めていきます。 • エンジニアチームのマネージャーがPJ推進をサポートします(ただしチームの成熟度などによって関わり方の程度は変わります)。 • エンジニアには各々強みとする技術領域がありますが、フロントエンドやバックエンドといった形で領域を限定せず、アプリケーション エンジニアとしてその垣根を越えて開発することを推奨しています。 プロダクト開発チーム 基盤 連携するチーム/ロールの例 Data Strategy Platform Process Engineering SRE CSE EM CTO エンジニアチーム PJ推進体制 BASE BANK Pay ID
  19. © 2012-2024 BASE, Inc. 31 技術/開発プロセス/PJ事例 入社 1週間 2週間 1ヶ月

    2ヶ月 オンボーディングのイメージ 開 発 ・ 業 務 組 織 早期に会社生活と開発環境に慣れ戦力となっていただけるように、オンボーディングに力を入れています。 PCセッティング、 ローカル開発環境構築を進めます。 専用オンボーディングチャンネルに て所属チームメンバー全員でフォ ローします。 オンボーディングタスクが用意され 1〜2週間程度でリリース体験ができ るようにします。 開発PJに参画し、スクラムイベントへの参 加や開発タスクの対応を通じて業務ペース を掴んでいきます。 開発PJを主戦場とし、チームメンバーと協 力しながら少しずつ自身の責任範囲を広げ ていきます。 通称cs_qと呼ばれる、お問い合わせ起因で 発生するエンジニアへの調査依頼業務にも 取り組みます(後述)。 チーム単位での週次定例、勉強会といった PJ以外のチーム活動を実施するようなケー スもあります。 入社初日にはチームメンバーとの顔合わ せ、懇親ランチを実施します。 全社共通の研修、CXO/VPらによるオリエン テーションを受講します。 全社横断の総会(All Hands)や開発組織全 体での総会があり、事業状況やプロジェク トの進捗・リリース情報等が共有されま す。LT等もあり。 クラブ活動も活発なので、ぜひ興味 のあるクラブに参加してみましょ う。 メンターランチはオンボーディング 期間中に最大8回まで開催できるの で、色々なメンバーと関係を構築し ましょう。 毎月チームやPJ単位で懇親会をする ことが多いです(1人5,000 円!)。 メンターとのデイリー、マネー ジャーとの1on1を通じて困りごとを すぐに解消できる体制を用意しま す。 マネージャーとの1on1は短期的なケアか ら、キャリア形成といったより中長期的な 話に軸足を移していきます。
  20. © 2012-2024 BASE, Inc. 32 技術/開発プロセス/PJ事例 OKRとスプリント 四半期OKR スプリント (1〜2週間)

    四半期OKR 開発プロセス • 全社の目標をブレークダウンしたOKRが大方針であり、その実現のために各種機能開発に取り組んでいきます。 • スクラム開発をベースにスプリントを繰り返す形で開発を進行するケースが多いですが、スクラム開発を採用するかどうかも含めて、各 プロダクト開発チームに裁量が与えられています。 • 企画はプロダクトマネージャー、UI/UX設計およびデザインデータ作成はデザイナーといった基本的な役割分担はありますが、スプリン トの中で一緒に議論しながら開発を進めていける環境です。 働き方 • 朝会(デイリースクラム)は、コアタイムの始まりである12時前後に実施するチームが多いです。 • オフィス出社頻度についてもプロダクト開発チームないしエンジニアチームで決定することが多く、毎週◦曜日や隔週で1日といった 形、あるいは懇親会や会社の締め会に合わせてスポットで出社するなど、チームに合った運用がなされています。 • 全社でのワークスタイルについては、BASEグループのワークスタイルとその策定プロセスを公開します を併せてご参照ください。
  21. © 2012-2024 BASE, Inc. 33 技術/開発プロセス/PJ事例 cs_q(ユーザーからのお問い合わせ対応) • お問い合わせ対応のうち、技術的な観点が要求されるものはエン ジニアに対して調査依頼がきます。

    • BASE では特定の部署が対応する形ではなく、開発組織横断で対応 にあたっています。 • お問い合わせをいくつかのカテゴリ(プロダクト領域)に分割 し、それを各チームにアサインして対応する運用になっていま す。 <参考記事> • お問い合わせ対応の輪番制による運用をやめるに至った意思とそ こからの学び • Webサービスの開発チームが担うべき攻めと守りという2つの役 割 ①Notionに起票@CSチーム ②Slackに通知 ③調査@エンジニア ④Notionに回答 @エンジニア
  22. © 2012-2024 BASE, Inc. 35 技術/開発プロセス/PJ事例 実際のプロジェクト事例(新規機能開発、アップデート開発) 「送料詳細設定 App」リニューアルプロジェクト (PJ期間:2021年12月~2023年12月)

     商品をまとめて購入する時や割れ物や冷凍便の混合時などで適切な送料を自動計算し、その他配送周りの大規模な改善  梱包サイズごとの細かい送料の自動算出や、配送不可地域の設定、様々な配送方法をテンプレートからの入力が可能に。 「メンバーシップ App」開発プロジェクト (PJ期間:2022年9月~2024年4月)  ショップオリジナルのメンバーシップを開設できる機能を開発。メンバーシップ会員限定でショップ独自のポイントを貯  められたり、ショップから会員向けの特別なお知らせやクーポンを配信することができるようになった。Pay ID連携や、  既存の顧客管理基盤に新たに会員登録とポイント機能を追加する、ECならではのチャレンジングな開発プロジェクト。 「予約販売App 長期化」開発プロジェクト (PJ期間:2023年2月~2024年11月)  ⻑期の予約販売期間設定により受注⽣産のために制作期間が必要な商品や⼀定の⼊荷期間が必要なものなど幅広い商品の  販売が可能に。参考記事:https://devblog.thebase.in/entry/2023/11/27/110000 「Square連携」開発プロジェクト (PJ期間:2024年2月~開発中)   「BASE」と 「Square」のシステムを連携し、これまで 別々に 行っていた ネットショップと 実店舗の 在庫などの データ管理  が 同時にできるように。 参考記事:https://squareup.com/jp/ja/press/square-partners-with-base
  23. © 2012-2024 BASE, Inc. 36 技術/開発プロセス/PJ事例 実際のプロジェクト事例(新規機能開発、アップデート開発) 「オプション機能利用料」開発プロジェクト (PJ期間:2024年1月~5月)  特定の1注文あたりに手数料を数%上乗せして手数料をいただく機能の基盤開発。機能としてはシンプルなものだが今後  

    様々な価値提供に対して対価をいただくための重要な機能で、ステークホルダーも多い中スピーディな開発を実現した。 「BASE AIアシスタント」開発プロジェクト (PJ期間:2023年3月~4月、9月~12月)  第一弾は有志が余剰時間で開発を進め企画から1ヶ月かからずリリースした。第二弾はオーナー様のクリエイティブタイム  をさらに創出すべく3施策同時にリリースした。エンジニアがプロンプトやUXについてもこだわり抜いて開発した。 「販売パートナー App」開発プロジェクト (PJ期間:2023年4月~2024年9月)  「BASE」を利用するショップ間での委託販売連携を可能にし、それぞれのショップの強みを活かしたネットショップ運営  ができるようになる機能。これまでの決済・注文まわりのデータ構造を拡張することが要求され、影響範囲も多岐に渡る  ため実現難易度の高いPJとなった。 「かんたん発送 App クール便・PUDO対応」開発プロジェクト (PJ期間:2024年2月~5月)  ヤマト運輸と連携し、二次元コードを専用端末で読み込むことで面倒な発送業務が簡略化されるかんたん発送機能をさら  に進化。受け取り場所にPUDOボックスを選択できるようになり、クール便にも対応。
  24. © 2012-2024 BASE, Inc. 37 技術/開発プロセス/PJ事例 実際のプロジェクト事例(アーキテクチャ、リファクタリング等) CIテスト高速化 プロジェクト (PJ期間:2024年1月〜2024年3月)

     プロダクトの成長に伴って肥大化していたCIのテスト実行時間を短縮するプロジェクト。  テストの並列化や不要なテストケース削除、ビルド処理の最適化等を行い、実行時間を半分以下に圧縮することを実現。 フロントエンド Vue3アップデート プロジェクト (PJ期間:2022年5月~2024年1月)  Vue3アップデートに関連してフロントエンド改善を横断的に行うプロジェクト。  クラスコンポーネントの廃止、ライブラリアップデート、古いライブラリの入れ替えなど、開発全体を巻き込み実施。 パフォーマンス改善プロジェクト (PJ期間:2023年10月〜2024年2月)  顧客に提供している機能においてパフォーマンスが劣化している箇所が散見されており、そのパフォーマンス改善対応。  ボトルネックの特定、UI/UXの再定義、対策の検討・開発を実行。 技術的に大きなチャレンジのあるプロジェクトや、技術改善をテーマとしたプロジェクトです。
  25. © 2012-2024 BASE, Inc. 39 私たちのイシュー 「BASE」がリリースされて10年以上になりますが、プロダクトの急成長に伴い、まだまだ課題は山積みです。 スピーディなサービス開発以外に、今後注力して取り組むテーマは下記です。 • フレームワーク(CakePHP

    2系)移行 • パフォーマンス改善 • エラー監視強化・頻出エラー解消 • セキュリティ対策 • テスト自動化 • AI活用開発 • 継続的リファクタリング • DX(Developer Experience)改善・生産性向上 • コスト最適化 詳細は2021/12/25に公開されたCTO川口のブログをご覧ください。 https://devblog.thebase.in/entry/base-todo 技術的な課題
  26. © 2012-2024 BASE, Inc. 40 私たちのイシュー 技術的な課題 サービスレベル管理 セキュリティ対応 スケーラビリティの向上

    提供機能の複雑・高度化や利用者数や データ量の増加により、LatencyやError 率の上昇などの課題が増えてきていま す。問題を早期に捉え、対応の優先度を 見定め取捨選択しながらサービスレベル をマネジメントしていくさらなる知見を 求めています。 ユーザへ安心安全なプラットフォームを 提供するために、セキュリティ対応は最 重要事項です。脆弱性診断等を定期的に 実行していますが設計、実装段階でセ キュリティを考慮した開発をすることが 理想的であり、セキュリティ面でも質を 高めていくことが求められています。 我々にとって「決済を無事に完了させ る」は大きなミッションです。日に日に トランザクションは増え続け1年後、2年 後に現在のシステムで担保できる保証は ありません。抜本的にどのような対処を すればスケーラビリティが担保されるか の検討が急務です。 システム基盤の刷新 システム監視 開発者体験の向上 ショップの「顔」とも言えるドメインに 紐づくショップIDをショップ開設後に変 更できないなど、データやシステムの根 本構造に手を入れる必要がある改善まで 手が回っていません。未来を描きつつ、 現実に即したシステムの進化をリードし ていただける方を求めています。 システムの問題をリアルタイムに検知し 原因を素早く特定して対処する一連の流 れの強化を目指しています。アラートの 重み付けや通知先の整理を組織的に取り 組んで来ましたが、さらなる強化のサイ クルを回すべく知識や知見のある方に協 力をお願いしたいと考えています。 開発者体験におけるボトルネックはそのま まデリバリー速度の低下に直結します。少 しずつ改善を加えてはいるものの、まだ課 題は多く1日でも早く理想的な環境へアッ プデートしていきたいと考えています。PJ 事例の「CIテスト高速化 プロジェクト」は 成果が出たわかりやすい一例です。
  27. © 2012-2024 BASE, Inc. 41 私たちのイシュー 組織的な課題 エンジニアの育成 ハイスループットな組織体制 適切な情報流通の仕組み化

    育成は我々の中でも最も重要なテーマで す。育成のためのワーキンググループが 生まれ少しずつ進展をしていますが、 テックリードに代表されるスペシャリス ト人材をどのように再現性を持たせ輩出 していくかが大きな課題となっていま す。 顧客に最短で価値を提供するために、ハ イスループットを実現する組織体制は何 かを模索しています。ハイスループッ ト、エンジニアの成長、最適な運用・保 守体制、これらを両立させる組織構造は 難易度が高く、一緒に組織を考えて頂け る方を望んでいます。 社内には日々多くの情報が流通し、議論 がなされ、意思決定がされています。し かしそれらの情報をすべて適切なタイミ ングで適切なステークホルダーへ届けら れているわけではありません。適切な情 報流通はモチベーション向上、納得感の 醸成に繋がるため解決したい課題です。 開発力の可視化とレベルアップの道筋 採用ブランディング・外部発信 ハイブリッドワークの最大化 よりハイスループットでパワフルな組織 にしていくために、相対的に開発力、組 織力をレベルアップさせていく必要があ ります。その為に開発力の可視化に取り 組んでおり、レベルアップしていくため のストーリー、道筋を作っていきたいと 考えています。 優秀なエンジニアを獲得するため日々採 用活動を行い、外部発信にも力を入れて いますが、さらに効果的なブランディン グをし適切な認知を得るにはどうしたら 良いか日々議論をしています。また社外 向けのエンジニアイベントも定期開催し ていきたいと考えています。 現在BASEではハイブリッドワークを適用 していますが、その手段を最大限に活か せているかというとそうではありませ ん。リモートワーク、オフィスワークを どう使い分ければハイブリッドワークの 効果が最大化できるかを検討していま す。
  28. © 2012-2024 BASE, Inc. 43 執行役員CTO ソーシャルゲーム→BASE 入社半年でTech Lead、 入社2年・28歳のときにCTOに

    上級執行役員 SVP of Development ペパボ→モバツイ創業→BASE Product Dev Divisionマネージャー DMM→BASE Product Dev エンジニアリングマネージャー 教育メディア→BASE EC・決済系サービス以外にも、 さまざまな業界・サービス出身 のメンバーが活躍しています。 在籍エンジニアの 出身業界・サービス(一部) • ソーシャルゲーム • メディア • 動画配信サービス • 旅行系サービス • グルメ系サービス • CtoCプラットフォーム • EC系サービス • SI チーム/カルチャーについて 開発担当役員、CTO、EM紹介 Product Dev エンジニアリングマネージャー ITベンチャー→BASE Product Dev エンジニアリングマネージャー ITベンチャー→BASE Product Dev エンジニアリングマネージャー bellFace→BASE
  29. © 2012-2024 BASE, Inc. 44 登壇・テックブログの 執筆の推奨 カンファレンスや勉強会での登壇、 「BASE開発チームブログ」での 執筆を推奨しています。

    またこういった活動は、評価の対象に含 まれます。 カンファレンスの スポンサー実施 PHP系のカンファレンスを中心に、 日本全国の技術系イベントのスポンサー を適宜実施しています。 開発環境へのサポート Mac Book Pro、モニターといった 開発に必要な備品についての柔軟な支給 はもちろん、オフィスに集中ブースも 設けています チーム/カルチャーについて 登壇や執筆といったメンバーの技術向上のための活動や、技術コミュニティへの貢献活動を推奨・サポートすることで、 その活動がプロダクトへ還元され、オーナーズへ価値提供ができると考えています。 技術向上/コミュニティ貢献へのサポート
  30. © 2012-2024 BASE, Inc. 45 チーム/カルチャーについて 勉強コンテンツの実績 チーム力・組織力は個の力の集合かつ相乗効果で高まります。チーム全体のレベルアップを目的に各種勉強会が実施され、資料 ・解説動画が存在します。 技術書輪読会

    多くのチーム内で独自に開かれる技術書輪読会 みんなで協力して読むことで素早く技術研鑽 他エンジニアの価値観に触れて効果Up。 共有・展開・知見 notes-dev 自分の知見や考えを自由に書ける記事集で す。スキル、イベント登壇、技術書、ポエム など多様。社内だからこそ記事を書くハード ルが低いのもメリットです。 その他 • インボイス勉強会 • SQL勉強会 • 1on1研修 • Google広告勉強会 • 各種Appの機能勉強会 • コンテナランタイムを知る etc... 組織目標に「育成コンテンツの拡充」 も掲げられ、組織全体で成長機会の創 出に注力しています。
  31. © 2012-2024 BASE, Inc. 46 チーム/カルチャーについて Product Dev Divisionの魅力・やりがい1 •

    プロダクトドメイン ◦ toC(small B)開発であるため、リリースしたもの に対してダイレクトに反応がわかり、次の改善に活 かすことができる。 ◦ EC/決済という急成長する市場/ドメインでの開発 に関わることができる。 ◦ 特に、SMB(個人/中小事業者)向けのEC/決済 サービスはまだまだ発展途上で市場の変化も大きい 中での開発の経験を積むことができる。 • システム/技術 ◦ 大規模なサービス/システム、高負荷の開発ができる(数 万リクエスト/min)。 ▪ サーバ台数は平時でWebサーバ、APIサーバ数十台が稼 働するシステム(高負荷時はさらにスケールさせる)。 ▪ プルリクエスト数/日は約50件。 ◦ バックエンドもフロントエンドも互いに越境し両方開発す ることができる。 ◦ モジュラーモノリスアーキテクチャを採用。 ◦ DDD、クリーンアーキテクチャに取り組んでいる。 ◦ 技術的課題が常にストックされ、開発PJ以外のテーマにも 挑戦することができる。
  32. © 2012-2024 BASE, Inc. 47 チーム/カルチャーについて Product Dev Divisionの魅力・やりがい2 •

    人・組織 ◦ 国内でも著名なWebサービスの開発経験者、メガ ベンチャー出身者多数。 ◦ PHPのスペシャリストが在籍。 ◦ カンファレンス登壇の常連メンバーが在籍。 ◦ OSSコミッター・コントリビューターが在籍。 ◦ 書籍執筆者、技術書への寄稿者が在籍。 • カルチャー ◦ プルリクのレビューを自発的・積極的に、チームの枠を超え て実施している。 ◦ テストコードを書く文化になっている。 ◦ プロダクトマネージャーやデザイナーと協働しながら職種横 断でプロジェクトを進めている。 ◦ 業務時間内での勉強会が定期開催されている。 ◦ アウトプットが活発で評価の対象に含まれる(外部イベント 登壇、自社イベント開催、テックブログ執筆など)。 ◦ スクラム開発、アジャイル開発に活発に取り組んでいる。 ◦ 新人オンボーディングに積極的、丁寧。 ◦ ペアプロで開発している。 ◦ エンジニアの発信ポータル(dev-random)があり発信が活 発。
  33. © 2012-2024 BASE, Inc. 48 チーム/カルチャーについて 以下のようなキーワードにピンと来る方は、ぜひカジュアル面談でお話ししましょう。 • インターネットやWebによって個人やスモールチームが強くなる未来を信じている。 •

    会社の体制や機能などが「ちゃんとしていない部分」を、会社のスピード感を維持したまま「自らの手でちゃんとしていくこ と」に興味がある、楽しめる。 • 自らが持つ技術の専門分野に閉じない、新しい技術を積極的にキャッチアップすることを楽しめる。 • ユーザのために行動する、ユーザの課題解決をしたい。 • 世の中に大きなインパクトを与えるプロダクトを作りたいと思っている。 • 自分がリリースした機能に対してユーザーから多くの反響が得られることにやりがいを感じる。 • 技術コミュニティ活動を積極的に行っている、技術的向上心が高い。 • ものづくりが好き、課題を技術で解決することにやりがいを感じる。 • よりよいコードにするために、労力を惜しまない。 • アウトプットをたくさんする(社内ドキュメント、社外ドキュメント)。 • チーム開発がしたい、チーム開発が好き。 求める人物像(こんな人に来てほしい)
  34. © 2012-2024 BASE, Inc. 50 チーム/カルチャーについて 技術担当役員からのメッセージ これから一緒に仕事をするエンジニアには、どんなことを求めますか。 藤川:インターネットが大好きであることが、当社で仕事をする大前提です。その上で、 例えばXやFacebookはグローバルで動いているサービスなのに、メンテナンスしていると

    ころを見たことがないんですよ。一方で我々は、数ヶ月に一回はメンテナンスなどのために 深夜の数時間、サービスを止めさせてもらっています。だから、技術にはまだまだ先があ る。サービスを24時間365日支え続けて、それを実現する技術に興味がある人と一緒に仕 事がしたいです。 川口:技術的な部分のキャッチアップは入社してからでも遅くなくて、プロダクトにコ ミットできるかどうかがより大切です。僕は入社するまでECには興味がなかったんです が、インターネットが大好きで、同じような想いを持つ社長がつくるサービスだったら絶対 に世の中を面白くできるに違いないと思って入社しました。 藤川:当社のサービスはユーザー数が非常に多いため、ひとつトラブルが起きると必ず大 量のデータを処理する必要があるのですが、AIを使って効率化するなど、今までできなかっ たことが実現できています。技術者にとっては、幅広い挑戦ができるベースが整ってきてい ます。そういった経験を積みたい人たちにも面白い場所だと思います。 詳しくはBASE株式会社 統合報告書 「Integrated Report 2024」をご覧ください 写真右 上級執行役員SVP of Development 藤川 真一 写真左 執行役員CTO 川口 将貴
  35. © 2012-2024 BASE, Inc. 52 目標制度/評価制度について • 目標制度:OKR・個人目標 ◦ 組織としてはQごとにOKRを設定。

    ◦ 組織OKRにアラインする形で、Qごとに個人目標を記述する”グロースプランニングシート”を作成。 ▪ Will/Can/Mustを書き出し中長期目標を設定。 ▪ 成果目標、行動目標を上長と相談し設定。 ◦ 達成率による直接評価は行いませんが、個人目標による成果は評価材料のうち最も重要な位置づけとなります。 • 評価査定 ◦ 6月、12月に実施。 ◦ 所属組織のマネージャや同部門内のマネージャたちが評価に参加(エンジニアであればEMや開発担当役員が評価に参 加)。 • グレード制 ◦ 業務水準、職能水準等が定義されたグレード制を運用し、各メンバーのグレードを決定。 目標制度・評価制度・グレード制について
  36. © 2012-2024 BASE, Inc. 55 目標制度/評価制度について エンジニアラダー • テック軸 ◦

    プロダクト開発において、技術力を 持って問題を解決するという要素は不 可欠であり、技術力を持って組織を牽 引するラダー。 • PJ軸 ◦ プロダクト開発において、ドメイン知 識を持ちつつ開発PJを円滑に進めてい くリーダーシップは不可欠であり、PJ を牽引するラダー。 • People軸 ◦ 会社的な組織図上で必要な役割。組織 を継続的に構築、運営していくロール として存在する。 • 補足 ◦ 軸は1度決めたあとも転向可能。 A1 A2 Ex1 Ex2 Ex3 Ex4 Engineer Advanced Tech Lead Principal Tech Lead Senior Engineer EPM Section Mgr Group Mgr People軸 PJ軸 テック軸 ※1. グレードとラダーの関係は目安であり完全に同期しているわけではありません。 ※2. Ex1になったら全員が自動的にSenior Engineer, Advancedになるわけではなく、Ex1以上の”Engineer”も存在します。
  37. © 2012-2024 BASE, Inc. 57 選考について 基本的な選考フローは、下記で実施しています。 (選考ポジションや候補者様・選考状況によって、選考担当や選考ステップが変更になる場合もあります) 面接は基本的にオンラインで実施しており、オファー面談はご来社もしくはオンラインでの実施を 選択していただいています。

    選考フロー 1.書類選考 2.1次面接(グループマネージャー) 3.リファレンスチェック 4.最終面接(Divisionマネージャーや役員) 5.オファー面談(基本的には配属予定先のマネージャーが実施しますが、候補者様や状況によって担当は調整いたします)
  38. © 2012-2024 BASE, Inc. 58 選考について • 候補者様・企業双方の採用ミスマッチを低減することを目的に導入しています。 • 現職や前職の上司・同僚の方からのご推薦(リファレンス)を提出していただくものです。

    • 推薦者は、現職の上司の方 1名・同僚の方 1名がベストですが、難しい場合は現職の以前の上司・同僚の方、 前職の上司・同僚の方、取引先の方も可です。 • back checkというサービスを利用し、弊社の企業名は非公開で実施します。 • 実施は必須ではなく、ご承諾いただいた候補者様のみ実施していただきます。 • 候補者様から依頼先の方へ、back check経由で依頼メールをお送りいただく形になります。 (突然、弊社から依頼先の方にご連絡することはないのでご安心ください) • back check上のフォームにて回答いただきます(お電話でのご連絡ではありません)。 • 選択式の質問が15問、記述式の質問が約10問で、想定所要時間は60分です。 • 書類・面接・リファレンスの内容/提出の有無などを拝見して、総合的に選考結果を判断します。 リファレンスチェックとは?
  39. © 2012-2024 BASE, Inc. 59 選考について • 開発における強みや、得意分野を教えてください。 • ご自身が担当した代表的なシステムの構成について簡単に教えてください。

    また、その時のメンバー構成とご自身の役割を教えてください。 • 開発を行った案件で、技術的に困難であったり複雑であったもので印象に残っているものがあれば教えてください。 • DBのテーブル設計をする上で心がけていること、注意していることがあれば教えてください。 • 障害対応をされたことがある場合、どのように対応したか教えてください。 • チームの開発フローや、開発環境を改善したエピソードがあれば教えてください。 • ユーザー数やレコード数など、開示可能な範囲でサービスの規模が定量的に分かる数字を教えてください。 • 仕事が淡々と進みがちなリモートワーク下で、自分の存在感を発揮するために工夫していることがあれば教えて下さい。 • 過去の失敗体験とそれに対してどう向き合ったのか、印象に残っているものがあれば教えて下さい。 • ドキュメント化や社内登壇など、技術的なアウトプットの機会とその内容についてあれば教えて下さい。 面接での質問例
  40. © 2012-2024 BASE, Inc. 62 ご参考資料:全社組織構成 大きく事業ごとで組織が分かれており、BASE事業は職能別の組織の中で目的別の組織を構成しています。 組織構成 経営戦略室 BASE株式会社

    BASE Talent & Culture NEW Tech Corporate 「BASE」事業を管掌 組織全体の管理、推進といったマネジメントを担う 「Pay ID」、金融サービス、「PAY.JP」事業の管掌 さらなるプロダクト強化、事業戦略を担う BASEグループの開発の最適化、ITガバナンスを通じたBASEの安定運営および 利益計画の実現 BASEの人事領域を管掌 社内人事、労務、採用が配属 BASEグループ全体のコーポレート機能、ガバナンスを担う BASEグループ全体の経営戦略や成長戦略の設計 グループ提供価値の最大化を担う 「PAY.JP」事業のビジネス推進、開発、サポートを一手に担う ※BASEの子会社ですが、所属メンバーはBASEからの出向となります PAY株式会社
  41. © 2012-2024 BASE, Inc. 63 ご参考資料:各種制度 • チームやプロジェクトでの懇親費用補助 • 部活動費用補助

    https://basebook.binc.jp/entry/2021/09/15/130259 コミュニケーションのサポート 入社前後のサポート/制度 • 新メンバー向けメンターランチを 8回まで実施 • 役員/VP/CTOによる各種オリエン • 各新メンバー専用のQ&Aチャンネル https://basebook.binc.jp/entry/2021/09/15/130259 柔軟な働き方 • Work From Homeを実施 • 裁量労働もしくはフレックスタイム ※グレード/役職によって労働制度が異なります 休暇や関連する制度 • 入社日に有給休暇付与 • ライフイベントに関する休暇 • 子どもの看護休暇 • 関東ITソフトウェア健康組合(関東ITS) • ※事実婚、同性パートナーシップも対象 https://basebook.binc.jp/entry/2023/07/14/095450 PC備品、書籍購入 • マウス・キーボード・モニターなど PC備品購入補助 • 業務に関連する書籍の購入補助 「BASE」ショップ購入補助 • 毎月「BASE」を利用するショップでの お買い物を1万円まで補助
  42. © 2012-2024 BASE, Inc. 64 ご参考資料:よくあるご質問 Q. リモートワークの実施状況について教えてください。フルリモートは可能ですか。 A. 現在は全体の9割ほどがWFHを実施している一方、月次の全社集会や懇親会など社員同士がオフラインで交流する場も定

    期的に設定しています。フルリモートを強く希望される方の受け入れは現時点では想定していません。 Q. 副業は可能ですか。 A. 一定の条件下で可能です。BASEでの業務に支障のない範囲、競合他社の事業に該当しない等が要件となります。 Q. 交通費支給はありますか。 A. 月5万円までを実費で支給しています。 Q. 子供がいる人の働き方を教えてください。 A. フレックスタイムのコアタイムが12時から16時のため、午前中や夕方に子供の迎えやお世話をしながら仕事と子育てを両 立しているメンバーが多い印象です。また急な退勤や休暇などはSlackで一言伝達すればOKとなっています。 Q. コーディング試験はありますか?選考にかかる期間はどれくらい? A. 現在コーディング試験は実施していません。選考期間は候補者様によりますが、おおよそ1-2ヶ月でオファー面談に至る 場合が多いです。選考を急いでいる場合は面接日程などの調整は可能ですので、お知らせ下さい。 採用候補者様からのよくあるご質問
  43. © 2012-2024 BASE, Inc. 66 People & Culture in BASE

    インタビューなどを公開する 公式YouTube https://www.youtube.com/c/BASEIncJapan ご参考資料:各種オウンドメディア オウンドメディアやテックブログにて社内の取り組みについて発信しています。 詳細はオウンドメディア・ブログで メンバーインタビューや 社内制度を発信 https://basebook.binc.jp/ BASE, Inc. note グループ公式note https://note.com/base_group/ BASE DESIGNER BLOG デザイン組織が運営する公式マガジン https://note.com/base_designteam/ BASE Book (ベイスブック) BASE PRODUCT TEAM BLOG プロダクト開発での取り組みを発信 https://devblog.thebase.in/
  44. © 2012-2024 BASE, Inc. 67  執行役員 上級執行役員 CEO 鶴岡 裕太

    上級執行役員 SVP of Development 藤川 真一 上級執行役員 CFO 原田 健 上級執行役員 COO 山村 兼司  取締役・  監査役 代表取締役 鶴岡 裕太 取締役 原田 健 社外取締役 志村 正之 監査役 歌川 文夫 監査役 山口 揚平 ご参考資料:役員紹介 監査役 星 千絵 執行役員 川口 将貴 執行役員 神宮司 誠仁 執行役員 大貫 俊介 上級執行役員 髙橋 直 社外取締役 松崎 みさ