Upgrade to Pro — share decks privately, control downloads, hide ads and more …

20220718_tokyor_100回記念の発表_初代運営OBが分析者コミュニティToky...

 20220718_tokyor_100回記念の発表_初代運営OBが分析者コミュニティTokyo.Rを振り返る

2022/7/23 第100回R勉強会@東京(#TokyoR)
https://tokyor.connpass.com/event/253867/

NobuakiOshiro

July 23, 2022
Tweet

More Decks by NobuakiOshiro

Other Decks in Technology

Transcript

  1. Copyright © 2021 NOB DATA All Rights Reserved. ⾃⼰紹介 ⼤城信晃(@doradora09)

    NOB DATA株式会社 代表取締役社⻑ / データサイエンティスト協会 九州⽀部 委員⻑ ・住まい 沖縄 -> 東京 -> 福岡 ・職歴 ヤフー-> DATUM STUDIO -> LINE Fukuoka -> NOB DATA(株) 創業 ・運営コミュニティ ・過去 ・Tokyo.R(2010-2016) -> 1回⽬くらいから58回⽬くらいまで関与 ・現在 ・fukuoka.R、PyData.Fukuoka、 意思決定のためのデータ分析勉強会、他
  2. 最近発起⼈のyokkunsに話を聞く機会が • 本⼈⽈く • 2010年当時、レコメンドエンジン開発における細かな情報が皆無 • どうやらR⾔語というものがあるらしい • R⾔語の勉強会を探したものの、⼤学(Rユーザー会)や⼀部(Tukuba.R 等)以外ではほぼ勉強会がない状態

    • なければ作る!ということで2010年1⽉に⽴ち上げ • ⼤城とTokyo.R • その時に同じヤフー出⾝の⼤城も⽴ち上げの⼿伝い・スタッフとして 参加したのが最初のきっかけ (当時は私もWebプログラマーだったので、なんか⾯⽩そう、 くらいの趣味のノリでスタート)
  3. 0->1から1->10, 全国そしてグローバルとの接続 • 2010年からの10年間を振り返ると、多くの皆さんのご協⼒もあり、また関係者も増え、 初期の⼿探りの状態からだいぶ成熟したコミュニティとなったと思います • 運営の皆さんにはほんと感謝しております (でも、無理はしないで下さいね・・!!) • 元々Tokyo.Rに顔を出していたOB・OGの皆さんも⾊々な領域にチャレンジ中

    • ⼀⽅で、新型コロナの影響は⼤きく、⽇本国内でも2020年4⽉頃から⾃粛 & オンライン 化の流れが全国的に発⽣し、現在も尾を引いています • 参加者同⼠やOB・OG含めた「繋がり」と⾔う観点で何かできないかなと⾔う話を後半 パートはお話しします
  4. この業界を10年スパンで⾒ると • ①個別の⽬的 -> ②DSの誕⽣ -> ③他領域への活⽤・応⽤ という流れが⼀つあるように思えます (⼿段としてのDS) •

    ①はDS誕⽣以前(レコメンドエンジン情報収集や、統計解析等) ↓ • ②をまさにTokyo.Rが⼀翼を担う存在に (特に、Pythonが分析に強くなるまでの2014-15年頃まではオープン ソース・統計解析ではほぼ⼀択) ↓ • ③はTokyo.RのOB・OGも新たなチャレンジ (DS以外の領域へのトライなど)
  5. 外の世界の⼀例 • IMの簗島さん -> インティメート・マージャー社の社⻑さんに。 前回の10年.Rでは⼈数の関係でお声がけできず・・。 DMP領域を牽引。個⼈的には経営の話なども聞いてみたい。 • DeNAの濱⽥さん ->

    2010年の同時期に「データマイニング+WEB 勉強会」を主催。10年.Rで聞 いたところだと最近はアニメーションのコマ割りをAIで⾃動補正する技術の研究などにも興味が あるとのこと。あと踊れるデータサイエンティストとしても有名。 • 運営の蓑⽥さん -> 初代運営から今まで、おそらく⼀番コミュニティ歴の⻑い⽅。いつもありがと うございます。元ヤフージャパンのアナリスト。⽇本には飽き⾜らず、海外のツールと⽇本を繋 ぐ仕事にチャレンジ。 • ホクソエムの皆さん -> コミュニティのつよつよメンバーが半ばノリ?で起業された、 と⾔う認識。無ければ作るマインドの⽅々。(NOB DATAも⼤変お世話になりました) • 某⾥⽒ -> 最近は地元種⼦島の課題を解きに⾏っている模様。 福岡の課題解決よりよっぽど難しい気がする・・ 答えのない領域へのチャレンジ (というかその前例を作るファーストペンギン)
  6. 提案① 10年.Rの第2弾、をどこかで企画しますね (ニーズあれば) • ネットワーク分析の分野では「弱い紐帯の強さ」と⾔う⾔葉がよく出てきます -> 個⼈的には⼤きな変化の時は、遠い世界の⼈との薄い繋がりが重要、くらいで捉えています (転職しかり、業界横断のデータ活⽤しかり、DS以外の課題解決しかり) • とは⾔え、私も多くのOB・OG達が今何をやっているのか、は個⼈レベルでしか補⾜できておりま

    せんし、あと今のコミュニティメンバーの皆さんが何をされているのかも興味あります • 新型コロナの問題もありなかなか集まりにくいですが、運営OBの⼀⼈としては何か接点作りのお ⼿伝いができればなと思っておりますので、また10年.Rなどの企画も相談させてください〜!
  7. 新型コロナの功罪 (Tokyo.Rに限定せず、全国的に) • メリット • ほぼ全てのセミナーがオンライン対応し、全国・全世界どこからでも参加が可能になった • 定員が実質無くなった(配信ツールの制限のみ) • 録画がある場合は後でも⾒れる、配信速度をUPしたり⾶ばしたりもできる

    • デメリット • 発表関連 • 基本的には⼀⽅通⾏のコミュニケーションになりがち • 発表者の視点は聞き⼿のフィードバックを得づらい(表情、感想等) • 情報の深度 • 懇親会での深い情報へのアクセス、議論の展開が困難 • 信頼関係の構築 • 顔⾒知り、を作りにくい。あと名刺交換とかすっかり廃れてしまった・・ • 「巻き込み・巻き込まれ」としてのコミュニティ機能 • 新メンバーの発掘 & LT登壇の声かけがしにくい • 「場」としてのコミュニティ機能 • 多対多のコミュニケーションの難易度(ツールによる⼯夫はあり) • 採⽤やインターンに関する情報流通がしにくい • 偶然の出会い(セレンデピディ)が作りにくい • ⾔語化しにくい何か • やはり、同じ場にいる熱気みたいなもの • 個⼈的には、分析ネタを肴に飲みつつ交流できる場としての楽しさ、etc ..
  8. 提案② 例えば⼩規模のパブリック・ビューイングを 試してみるのはどうでしょう? • 以下、感染対策しつつ、原則として運営メンバーに負荷をかけないこと& 事前許可が⼤前提 • Tokyo.Rの配信⽇に合わせて、有志各々がいくつかのリアル会場(会議 室等)に集合して配信を⾒る (4〜8⼈程度で新型コロナにも配慮)

    • イベント中は発表聞きつつ議論するもよし、イベント後は希望者は交 流会に繰り出すのもよし、リアルコミュニケーションを確保 • 場合によっては地⽅のRコミュニティの企画を前後に挟むなど (yakitori.Rはコロナだと難しいので、やるならキャンプ場とか・・?)