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半自動で写真をアップロードしたい俺達は

 半自動で写真をアップロードしたい俺達は

2018/7/15に開催された高専カンファレンス in 東京 2018にて発表した「半自動で写真をアップロードしたい俺達は」のスライドになります

Yoshihiro WADA

July 15, 2018
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Transcript

  1. • 和⽥ 佳⼤ / どくぴー / @e10dokup • みぎの へんなのが

    めじるしだ ! • 明⽯⾼専 → 神⼾⼤学 → サイバーエージェント(今) • kosen10s っていう変な集団にいます • イベント運営巻き込まれおじさん • DroidKaigi • 情報科学若⼿の会 • etc. • 趣味:カメラ、ガジェット、レース観戦、レースゲーム ⾃⼰紹介 ʗ΀ΒʔΜʘ
  2. • 和⽥ 佳⼤ / どくぴー / @e10dokup • みぎの へんなのが

    めじるしだ ! • 明⽯⾼専 → 神⼾⼤学 → サイバーエージェント(今) • kosen10s っていう変な集団にいます • イベント運営巻き込まれおじさん • DroidKaigi • 情報科学若⼿の会 • etc. • 趣味:カメラ、ガジェット、レース観戦、レースゲーム ⾃⼰紹介 ʗ΀ΒʔΜʘ
  3. • いっぱい撮った写真のアップロード⽅法 • (厳選する) • 今回はここには⽬をつむることとする • Google PhotosやFlickrにD&Dして上がるのを待つ •

    稀によく途中で失敗して悲しい気持ちになる • イベントなんかで写真をとる⼈になるとその⽇のうちに上げ ろ!とか⾔われる • 正直帰ってきたら眠くてそれどころではない アップロード割とダルい問題
  4. • ではどこにアップロードしよう…? • Google Photos • API経由でのオリジナル画質でのアップロードが不能 • Picassa Web

    APIで圧縮画質なら上げられはするが… • Flickr • APIはちゃんとある、オリジナル画質でも⼤丈夫 • JavaのWrapperがあるにはあるが最終更新が2014年… 撮影写真アップロードの部 ところが
  5. • Google I/O 2018でロンチ • Google OAuth2によるユーザ認証 • AndroidならTokenがスパッともらえる、楽 •

    Picasa APIでは出来なかったオリジナル画質アップロードに
 ようやく対応 • もはや個⼈的にこれを使いたい • 使いたいドリブン • 割とみんなGoogle Photosだし… Google Photos API爆誕
  6. • FlashAirのIPアドレス以降にパスをつなげてHTTP GETすること でファイルを取得できる • ファイル⼀覧は…? • FlashAirにはデフォルトで command.cgi というCGIが装備さ

    れており、このCGIにリクエストを送ることでいろいろな情報 が得られる • ファイル⼀覧が欲しい場合はクエリパラメータとして
 op=100 を、参照ディレクトリに dir=<ディレクトリ> 
 を与える FlashAirからファイルを取得する
  7. • Google Photos APIはGoogle APIの1つなのでGoogle Cloud Consoleから有効にする必要がある • AndroidアプリかWebアプリかでOAuthのやり⽅が違うので
 注意

    • 今回はAndroidなのでGoogle Play Servicesで楽にやったよ • ただしAccess Tokenを引き出す処理を追加で書く必要あり Google APIを使えるようにする
  8. • https://photoslibrary.googleapis.com/v1/uploads にPOSTで 次のデータを送りつける • Authorization: Bearer <Token> • Content-Type:

    application/octet-stream •X-Goog-Upload-File-Name: <ファイル名> •画像のバイナリ(body) • 成功するとアップロードトークンがもらえる • この時点でアップロードは未完了 取得した写真をアップロードする
  9. • https://photoslibrary.googleapis.com/v1/ mediaItems:batchCreate に次のデータをPOST • Authorization: Bearer <Token> • Content-Type:

    application/json •先程のアップロードトークンを含めた次のJSON 取得した写真をアップロードする {“newMediaItems”:[ { “simpleMediaItem":{ “uploadToken":"CAIS6QIApKFirX....." } } ]}
  10. • AndroidベースのIoTプラットフォーム • Raspberry Pi 3やNXP i.MXシリーズで動作する • 新品フルキットだと199USDくらい •

    Google I/O 2018の前⽇に突如stableになった • 普段のAndroid開発とほぼ同じ⽂脈で開発できる • RPiならNetwork ADBでAPKをインストール • i.MXならUSB-CでADB Android Things
  11. • Android Thingsは「単⼀Activity」のアプリのみ許容するはず • そもそもOAuthさせる時点で別のActivityが起動する… • OAuth認証で失敗しそう • Access Tokenをよそから流し込まないといけない

    • ダサい • とはいえAndroidと同じ雰囲気で開発できるのは
 Android開発者としては嬉しい Android Things特有の制限があります ʘ͢·Μͷʗ
  12. • ついにGoogle Photosに⾮圧縮で画像をAPI経由でぶん投げられ るようになりました • FlashAirと組み合わせてラクラク半⾃動アップロードマシン • ただなんとなく仕組みを⽤意しただけなのでちゃんと使えるも のにしたい •

    現状のコードと仕組みを⾒たければこの後のお時間で… • FlashAirの設定がめんどくさいのでデモはつらい • 忙しさの⽬測を⾒誤った結果地獄になったので気をつけよう まとめに