Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
生成AIでシステム開発はどう変わるか
Search
Etaro Ito
November 29, 2023
Technology
22
12k
生成AIでシステム開発はどう変わるか
https://layerx.connpass.com/event/301629/
での発表資料
Etaro Ito
November 29, 2023
Tweet
Share
More Decks by Etaro Ito
See All by Etaro Ito
口コミを考慮して飲食店を探してくれるグルメ検索AIを作った
etaroid
0
190
Corda Enterprise Network Manager 入門
etaroid
0
340
Voice UIを使ったLive配信支援
etaroid
1
1.4k
Other Decks in Technology
See All in Technology
これまでの計測・開発・デプロイ方法全部見せます! / Findy ISUCON 2024-11-14
tohutohu
3
370
AWS Lambda のトラブルシュートをしていて思うこと
kazzpapa3
2
180
Amplify Gen2 Deep Dive / バックエンドの型をいかにしてフロントエンドへ伝えるか #TSKaigi #TSKaigiKansai #AWSAmplifyJP
tacck
PRO
0
390
適材適所の技術選定 〜GraphQL・REST API・tRPC〜 / Optimal Technology Selection
kakehashi
1
690
OCI Security サービス 概要
oracle4engineer
PRO
0
6.5k
Zennのパフォーマンスモニタリングでやっていること
ryosukeigarashi
0
150
Introduction to Works of ML Engineer in LY Corporation
lycorp_recruit_jp
0
140
Lambdaと地方とコミュニティ
miu_crescent
2
370
開発生産性を上げながらビジネスも30倍成長させてきたチームの姿
kamina_zzz
2
1.7k
マルチモーダル / AI Agent / LLMOps 3つの技術トレンドで理解するLLMの今後の展望
hirosatogamo
37
12k
心が動くエンジニアリング ── 私が夢中になる理由
16bitidol
0
100
テストコード品質を高めるためにMutation Testingライブラリ・Strykerを実戦導入してみた話
ysknsid25
7
2.7k
Featured
See All Featured
YesSQL, Process and Tooling at Scale
rocio
169
14k
StorybookのUI Testing Handbookを読んだ
zakiyama
27
5.3k
Optimising Largest Contentful Paint
csswizardry
33
2.9k
It's Worth the Effort
3n
183
27k
"I'm Feeling Lucky" - Building Great Search Experiences for Today's Users (#IAC19)
danielanewman
226
22k
実際に使うSQLの書き方 徹底解説 / pgcon21j-tutorial
soudai
169
50k
Why You Should Never Use an ORM
jnunemaker
PRO
54
9.1k
VelocityConf: Rendering Performance Case Studies
addyosmani
325
24k
Keith and Marios Guide to Fast Websites
keithpitt
409
22k
Automating Front-end Workflow
addyosmani
1366
200k
Creating an realtime collaboration tool: Agile Flush - .NET Oxford
marcduiker
25
1.8k
A better future with KSS
kneath
238
17k
Transcript
© 2023 LayerX Inc. 生成AIでシステム開発はどう変わるか 2023/11/29 Etaro Ito (@etaroid)
© 2023 LayerX Inc. 2 名前 Etaro Ito 自己紹介 好きなもの
X: @etaroid 仕事 LayerX Fintech事業部にてSWE / SRE 2018年 インターン→2020年 新卒入社 スタートアップ、プロダクト開発、漫画/アニメ
目次 Agenda • 生成AIでシステム開発はどう変わるか • 生成AIを活用した開発の具体例 • まとめ
目次 Agenda • 生成AIでシステム開発はどう変わるか • 生成AIを活用した開発の具体例 • まとめ
© 2023 LayerX Inc. 5 • LLMは精度が問題にされることが多いが、コード出力の精度は非常に高く既に10Xの体験ができる • 現状、最も使われているのも「コードを書く」用途 始めに:
LLMはコードを書くのが一番得意 生成AIでシステム開発はどう変わるか Ref: State of AI 2023 by Retool Github Copilot Writing code or queries
生成AIでシステム開発はどう変わるか 未来の話
© 2023 LayerX Inc. 7 • 「AIがコードを生成 → エンジニアが修正」というワークフローに •
Github Copilotを使った AI Native Development Guide ◦ 「コメントから書き始める」 ◦ 「生成させたいコードと関連性の高いファイルを開いておく」 1/5: エンジニアが0からコードを書くことはなくなる 生成AIでシステム開発はどう変わるか
© 2023 LayerX Inc. 8 既存コードを参照して生成/解説 React Componentを生成 ChatGPT GPT4Vで画像からコード生成
Cursor v0.dev 生成AIでシステム開発はどう変わるか 2/5: コードの生成&解説で開発速度が劇的に向上する
© 2023 LayerX Inc. 9 QA • 網羅的なテストケースの作成 • テストコードの生成
→ 実行 → 修正 → … • シナリオテスト / e2eテストの自動化 3/5: その他の開発工程の多くを自動化しうる 脆弱性管理 • Dependencies Updateの柔軟な自動化 生成AIでシステム開発はどう変わるか Debug • エラーの原因の推定 → コード修正 → Retry → …
© 2023 LayerX Inc. 10 • 現在のノーコード/ローコードツールの課題はメンテナビリティとカスタマイザビリティ • コードが裏側で生成&管理できれば、精緻なVersion管理やエンジニアによるカスタマイズなどが可能 になり、対応できるシステムの幅が広がる
4/5: ノーコード/ローコードツールが進化する 生成AIでシステム開発はどう変わるか Ref: relay.app
© 2023 LayerX Inc. 11 • コードを瞬時に生成できるとすると、究極的にはリクエストに合わせてコードを書くことも可能 • Autogenerated Frontend
/ Autogenerated APIの世界 • 「Softwareの機能が事前に固定されているのは、携帯電話にキーボードが固定されていたのと同じだ」 5/5: コードは”事前に”書いておくものではなくなる 生成AIでシステム開発はどう変わるか Ref: @hellokillian on X
目次 Agenda • 生成AIでシステム開発はどう変わるか • 生成AIを活用した開発の具体例 • まとめ
生成AIを活用した開発の具体例 現時点の制約下でできることの紹介
© 2023 LayerX Inc. 14 • 使うもの: ◦ GPT4V /
Cursor / terraformテンプレートリポジトリ • 手順: 1. Architecture図を作成 2. GPT4Vでterraformコードを生成 3. テンプレートリポジトリにはめこむ 4. 実行してみる 5. Cursorでエラーを修正 6. 成功 静的サイトをホスティングするAWSインフラのIaCでの作成 生成AIを活用した開発の具体例
© 2023 LayerX Inc. 15 生成AIを活用した開発の具体例 1. Architecture図を作成
© 2023 LayerX Inc. 16 生成AIを活用した開発の具体例 2. GPT4Vでterraformコードを生成
© 2023 LayerX Inc. 17 生成AIを活用した開発の具体例 2. GPT4Vでterraformコードを生成
© 2023 LayerX Inc. 18 生成AIを活用した開発の具体例 3. テンプレートリポジトリにはめこむ
© 2023 LayerX Inc. 19 生成AIを活用した開発の具体例 4. 実行してみる
© 2023 LayerX Inc. 20 生成AIを活用した開発の具体例 5. Cursorでエラーを修正
© 2023 LayerX Inc. 21 生成AIを活用した開発の具体例 6. 成功 No Errors!
目次 Agenda • 生成AIでシステム開発はどう変わるか • 生成AIを活用した開発の具体例 • まとめ
© 2023 LayerX Inc. 23 • 生成AIで実際に10Xの体験が作られている数少ない領域 • これからより一層、システム開発のワークフローが劇的に効率化されることは自明 •
それだけでなく「システム」の形自体が変わる可能性すらある LayerXは生成AIに注力している会社です! • AI/LLM事業部を始め、各事業部で生成AIを活用した開発やプロダクトに取り組んでいます • 興味がある方がいらっしゃれば是非コンタクトください! まとめ (と宣伝) まとめ システム開発は生成AIで最も影響を受ける分野の1つ