Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
書く技術
Search
Fukazawa Shun
April 20, 2022
Technology
0
2.2k
書く技術
Fukazawa Shun
April 20, 2022
Tweet
Share
More Decks by Fukazawa Shun
See All by Fukazawa Shun
試験は暗記より理解 〜効果的な試験勉強とその後への活かし方〜
fukazawashun
0
410
AWS認定資格取得に向けた効果的なデベキャン活用法や学習方法について
fukazawashun
1
290
DevelopersIO BASECAMP(デベキャン)の今までとこれからについて
fukazawashun
0
360k
DevelopersIO BASECAMPで扱うサービスのアップデート紹介
fukazawashun
0
860
GitHub Actionsを使ってAWS App Runnerにデプロイできるようになりました
fukazawashun
0
1.5k
TerraformとCloudFormationどちらを採用すべき?
fukazawashun
0
19k
Other Decks in Technology
See All in Technology
【Λ(らむだ)】最近のアプデ情報 / RPALT20250422
lambda
0
330
Simplify! 10 ways to reduce complexity in software development
ufried
1
190
ビジネスとデザインとエンジニアリングを繋ぐために 一人のエンジニアは何ができるか / What can a single engineer do to connect business, design, and engineering?
kaminashi
2
860
Oracle Base Database Service 技術詳細
oracle4engineer
PRO
7
63k
Microsoft Fabric vs Databricks vs (Snowflake) -若手エンジニアがそれぞれの強みと違いを比較してみた- "A Young Engineer's Comparison of Their Strengths and Differences"
reireireijinjin6
1
130
Azure Maps Visual in PowerBIで分析しよう
nakasho
0
190
【Oracle Cloud ウェビナー】ご希望のクラウドでOracle Databaseを実行〜マルチクラウド・ソリューション徹底解説〜
oracle4engineer
PRO
1
140
クラウド開発環境Cloud Workstationsの紹介
yunosukey
0
220
Computer Use〜OpenAIとAnthropicの比較と将来の展望〜
pharma_x_tech
6
960
AWSの新機能検証をやる時こそ、Amazon Qでプロンプトエンジニアリングを駆使しよう
duelist2020jp
1
330
バクラクの認証基盤の成長と現在地 / bakuraku-authn-platform
convto
4
880
Dynamic Reteaming And Self Organization
miholovesq
3
740
Featured
See All Featured
Templates, Plugins, & Blocks: Oh My! Creating the theme that thinks of everything
marktimemedia
30
2.3k
Fantastic passwords and where to find them - at NoRuKo
philnash
51
3.2k
GitHub's CSS Performance
jonrohan
1030
460k
Unsuck your backbone
ammeep
671
57k
Building Flexible Design Systems
yeseniaperezcruz
329
39k
Let's Do A Bunch of Simple Stuff to Make Websites Faster
chriscoyier
507
140k
Building Better People: How to give real-time feedback that sticks.
wjessup
367
19k
Build The Right Thing And Hit Your Dates
maggiecrowley
35
2.7k
4 Signs Your Business is Dying
shpigford
183
22k
[Rails World 2023 - Day 1 Closing Keynote] - The Magic of Rails
eileencodes
34
2.2k
Fireside Chat
paigeccino
37
3.4k
Product Roadmaps are Hard
iamctodd
PRO
52
11k
Transcript
1 プロフィール 深澤 俊(Fukazawa Shun) AWS 事業本部 コンサルティング部
2 ここまで本当に多くの⽅の⽀えが あり5冊も執筆の機会をいただく ことができました。
3 今⽇はそんな執筆活動を通して 培った「書く技術」をLTします。
4 技術1「ストーリーを意識する」 ストーリーを意識する
5 技術1「ストーリーを意識する」 • 執筆を始めるときはストーリーの組み⽴てから考えた⽅が吉 • 書きながら考えると全体が⾒えにくくなる 例︓「AWSの知識地図 2章」 CLIについて説明する 最後に構成図を⾒て⾃⾝の成⻑を実感してもらう
実際に順番に構築して操作する →超えられそうなハードルを⼩出しにする 基本的なwebサービスの構成を説明する やり遂げた結果のゴールを⾒てもらう →理解が難しいはずの構成図をあえて紹介 最初に⾻格を整えて、⾁ 付けしていくイメージ
6 技術2「なるべく幅広く触れる」 なるべく幅広く触れる
7 技術2「なるべく幅広く触れる」 • テーマは限られている • 例︓DynamoDBについて書く、CLIでのハンズオンをする • テーマだけを淡々と書くと少し淡⽩な仕上がりになる印象 例︓「AWSの知識地図 2章」
VPCを構築する CIDR表記の説明を⼊れる RFCを紹介する サブネットを構築する VPC内でいくつサブネットを 作るかという話にも触れる IPアドレスの説明を⼊れる ルーティング設定 読者になるべく多くのものを紹介することを意識 余談のようなものはコラムとして扱ったり、説明 しきれないものは詳しく書かれているブログのリ ンク先を紹介する
8 技術3「他の章との連携を意識する」 他の章との連携を意識する
9 技術3「他の章との連携を意識する」 • ⾃分の章だけで⼿いっぱいになってしまいがち • 読者から⾒たら1冊の成果物となることを意識 • 執筆メンバーでコミュニケーションをとっていこう︕ 例︓「AWSの知識地図」 AWSの全体像を押さえる
AWSでWeb環境を構築する 安全にAWSを使うための基礎知識を押さえる 現場でAWSを使いこなすサービスを押さえる 2章ではどうしてもAWSそのもの の知識やIT基礎のような部分の 知識が前提になる → 1章で必要な知識を解説 2章ではハンズオンメインのため セキュリティの説明が難しい → 3章で2章の実例を紹介しなが ら改善を紹介 Web周りのサービスばかりの紹 介でAWS全体の魅⼒を紹介しき れてない → 4章で幅広いサービスを紹介 しまさに本のタイトルを表現す るような締めに
10 技術4「毎⽇書く」 毎⽇書く
11 技術4「毎⽇書く」 • 執筆では⽂章量は最低でも1万字を越える • ちなみに「AWSの知識地図」の2章は約12万字 • 書くのは体⼒がいる(本当に疲れます) • まとめて書くとストーリがブレる
• 執筆が決まった⽇から1⽇1000⽂字は書くことを推奨 • 順番は気にしない • 書きたいことを書いてブロックとしてまとめる • 最後にストーリーに従ってまとめていく 例︓「AWSの知識地図 2章」 EC2構築のハンズオン AutoScalingGroup構築 のハンズオン RDS構築のハンズオン ELB構築のハンズオン SystemManagerを使⽤ したEC2へのログイン EIPの解説や設定
12 最後に、 今まで僕と執筆を⼀緒にやってくれたメンバー、 このような活動を応援してくれる クラスメソッドに⼼から感謝します︕︕
13