Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
RSJ2024学術ランチョンセミナー「若手・中堅による国際化リーダーシップに向けて」資料 (河原塚)
Search
Kento Kawaharazuka
September 06, 2024
Education
0
370
RSJ2024学術ランチョンセミナー「若手・中堅による国際化リーダーシップに向けて」資料 (河原塚)
IROS/ICRAのワークショップ開催の経験と展望
Cooking Robotics Workshop@ICRA 2024を主催して
+ Advanced Robotics特集号を主催して
Kento Kawaharazuka
September 06, 2024
Tweet
Share
More Decks by Kento Kawaharazuka
See All by Kento Kawaharazuka
Data-centric AI勉強会 「ロボットにおけるData-centric AI」
haraduka
0
660
RSJ2024「基盤モデルの実ロボット応用」チュートリアルA(河原塚)
haraduka
3
1k
RSJ2023「基盤モデルの実ロボット応用」チュートリアル1(既存の基盤モデルを実ロボットに応用する方法)
haraduka
4
2k
Other Decks in Education
See All in Education
2025年度春学期 統計学 第5回 分布をまとめるー記述統計量(平均・分散など) (2025. 5. 8)
akiraasano
PRO
0
120
子どものためのプログラミング道場『CoderDojo』〜法人提携例〜 / Partnership with CoderDojo Japan
coderdojojapan
4
16k
Visualisation Techniques - Lecture 8 - Information Visualisation (4019538FNR)
signer
PRO
0
2.4k
SARA Annual Report 2024-25
sara2023
1
180
2025年度春学期 統計学 第10回 分布の推測とは ー 標本調査,度数分布と確率分布 (2025. 6. 12)
akiraasano
PRO
0
140
Human-AI Interaction - Lecture 11 - Next Generation User Interfaces (4018166FNR)
signer
PRO
0
460
予習動画
takenawa
0
6.2k
仮説の取扱説明書/User_Guide_to_a_Hypothesis
florets1
4
310
Dashboards - Lecture 11 - Information Visualisation (4019538FNR)
signer
PRO
1
2k
Sponsor the Conference | VizChitra 2025
vizchitra
0
550
2025年度春学期 統計学 第3回 クロス集計と感度・特異度,データの可視化 (2025. 4. 24)
akiraasano
PRO
0
130
RELC_2025_KYI
otamayuzak
0
120
Featured
See All Featured
The Straight Up "How To Draw Better" Workshop
denniskardys
234
140k
Visualization
eitanlees
146
16k
jQuery: Nuts, Bolts and Bling
dougneiner
63
7.8k
For a Future-Friendly Web
brad_frost
179
9.8k
Thoughts on Productivity
jonyablonski
69
4.7k
"I'm Feeling Lucky" - Building Great Search Experiences for Today's Users (#IAC19)
danielanewman
229
22k
Docker and Python
trallard
44
3.5k
Cheating the UX When There Is Nothing More to Optimize - PixelPioneers
stephaniewalter
281
13k
Scaling GitHub
holman
459
140k
A better future with KSS
kneath
239
17k
[RailsConf 2023] Rails as a piece of cake
palkan
55
5.6k
Designing Experiences People Love
moore
142
24k
Transcript
1 2022.09.05 RSJ2024 IROS/ICRAのワークショップ開催の経験と展望 Cooking Robotics Workshop@ICRA 2024を主催して + Advanced
Robotics特集号を主催して 東京大学 河原塚健人
自己紹介 • 名前 – 河原塚 健人 (かわはらづか けんと) • 研究室
– 情報システム工学研究室, JSK • 経歴 – 2022.3 博士取得 / 特任助教 / JSPS DC1 / JST ACT-X / 創発 • Twitter – @KKawaharazuka • Website – https://haraduka.github.io 2 Humanoid Design Biomimetic Control Foundation Models Predictive Model Learning
国際的な取り組みに向けて • 国際ワークショップを開催しよう • 国際雑誌で特集号をやろう • サーベイ論文を書こう 3
Cooking Robotics Workshop@ICRA2024 4
Real-World Robot Applications of Foundation Models • Special Issue on
Advanced Robotics Journal • Title: Real-World Robot Applications of Foundation Models • Submission deadline: 31st January, 2024 5
Survey Paper 6
国際ワークショップを開催しよう! 7
国際ワークショップ主催の利点と欠点 利点 • これまで関わってこなかった色々な人と知り合える • 色々な人から自分がやっているトピックを知ってもらえる 共同研究が始まったり招待講演に呼んでもらえたり 欠点 •
(やり方次第だが)思った以上に仕事が多い • 当日の運営もバタバタ 時間をそれなりに消費することは覚悟してください 8
ワークショップ開催の流れ (0) どんなトピックでワークショップをやるべきか? • 自分のメインの研究領域 自分の研究を知ってもらう, 自分の研究領域を大きくする 共同研究者を増やして自分の研究を深める • 自分がこれから進出したい/作りたい研究領域
仲間を集めて領域を形作る, そこで存在感を示す どんなオーガナイザを集めるべきか? • 中心となって運営をしてくれる人 • これから一緒に研究したい人 9 既に著名な研究者は招待講演で呼べばよい これから一緒にやりたい若手を集めて仲間を作る
ワークショップ開催の流れ(1) – Proposal プロポーザルを書く (15pくらい) • Title, Organizer, Website, Abstract,
Content (Schedule), etc. 招待講演者を決めて連絡を取る(6-8人くらい) • Diversityが重要: Seniority, Gender, Institutional Diversity • (Cooking Robotics Workshopでは)デモ可能な人を探す • (Cooking Robotics Workshopでは)スポンサーを探す Technical Committee からSupport Letterをもらう(メール送るだけ) ウェブサイトを作る(やったことがあれば速い) 10
ワークショップ開催の流れ(2) – Review プロポーザルが通ったら… 招待講演者の確定やウェブサイトの仕上げ • Twitter, LinkedIn, YouTube, Facebookなどで宣伝
論文の募集 • 募集要項をウェブサイトに記載, OpenReviewの構築, 宣伝 論文の査読 (15-30件くらい) • オーガナイザで手分けして査読して発表者を決定 11
ワークショップ開催の流れ(3) – 当日 • Opening Talk / Organizer Talk •
Invited Talkの質問を回す • Poster発表やLightning Talkのマネジメント • 食事会/飲み会の企画 12
ワークショップをどう次へ繋げるか 第N回を開催する • 得られた繋がりを絶やさずに継続する 共同研究を提案する • 得られた繋がりを利用する 国際誌の特集号を組む/サーベイ論文を書く • 得られた繋がりを論文へ
13
国際雑誌で特集号を組もう! 14
国際雑誌特集号の利点と欠点 利点 • これまで関わってこなかった色々な人と知り合える • そのトピックに造詣の深い人がEditor/Reviewerとして参加 • みんなで一緒にサーベイ論文を書ける 査読の質が担保できるしVisibilityも上がる
自分が一番論文を投稿しやすい特集号を作れる 欠点 • エディタ業務が必ず発生する, 査読者選びが大変 投稿数にも寄るがワークショップよりは楽だと思う 15
国際雑誌特集号の流れ どんなトピックで特集号をやるべきか?(ワークショップと一緒) • 自分のメインの研究領域 自分の研究を知ってもらう, 自分の研究領域を大きくする 自分がこれから作りたい研究領域 仲間を集めて領域を形作る, そこで存在感を示す どんなエディターを集めるべきか?
• ワークショップのように招待講演がない分, エディターに新進気鋭の若 手から有名なシニアまで入れていく 特集号をやりたいですとメール送るだけ 16
サーベイを書く サーベイ論文は若手の登竜門 • 自分の知識をまとめて共有する良い機会 • サーベイ論文は本当に引用されやすい • 有名な研究者の名前を借りてVisibilityを上げる 17
誰か一緒にワークショップやりませんか? 例えば私なら… • 筋骨格ヒューマノイド • ワイヤ駆動ロボット • 料理ロボット • 予測モデル学習
• ロボット設計最適化 • 基盤モデルの実ロボット応用 18
まとめ 国際ワークショップを開催しよう! • 仲間を作る/自分の研究を知ってもらう/新しい領域を形作る • 仕事は思ったより大変だが価値はある 国際雑誌で特集号を組もう! • 存在感を示す/ 自分が論文を出しやすい特集号を組む
• 著名な研究者と一緒にサーベイ論文を書こう. 若手の登竜門. 19
ぶっちゃけ • Cooking Robotics Workshop • エディンバラと松尾研の方々とのつながり • 国際誌特集号 •
谷口先生のお誘い “いい同僚・先生を見つけましょう” 20