（キラキラ）人事教育担当のつらみ～教育担当として知っておくポイント～

2025.05.27（火）に開催した「めぐろLT #27 「あなたの苦労話を聞かせてください」」のLT資料です。

connpass：https://meguro-lt.connpass.com/event/344505/

Transcript

1. （キラキラ）人事教育担当のつらみ ～教育担当として知っておくポイント～ 2025.05.27（火） モブエンジニア（@mob_engineer） めぐろLT #27 「あなたの苦労話を聞かせてください」
2. LTのねらい・対象者 •LTのねらい • 教育活動の苦労話を知りたい方 • 教育活動を行ううえでのポイントを知りたい方 •対象者 • これから後輩指導を行っていく方 • 社内教育を推進していきたいと思っている方 2 めぐろLT #27 「あなたの苦労話を聞かせてください」
3. お話しすること・お話ししないこと •お話しすること • 私が社内教育担当時代に経験したつらみ • 教育担当時代のつらみから感じた気づき • 教育活動のポイント •お話ししないこと • 現在の教育トレンド・具体的な教育の進め方など 3 めぐろLT #27 「あなたの苦労話を聞かせてください」
4. 自己紹介 • ペンネーム:モブエンジニア • 職業:某ソフトハウスのインフラエンジニア • アウトプットモンスター（自称）として LT・ブログ執筆に力を入れている人 です 4 プロファイル めぐろLT #27 「あなたの苦労話を聞かせてください」
5. はじめに •参加者の中で、後輩への教育 活動で苦労した経験がある方 はいますか? 5 めぐろLT #27 「あなたの苦労話を聞かせてください」
6. ぜひ・・・ •本LTの内容を今後の教育活 動へ反映いただければありがた いです!! 6 めぐろLT #27 「あなたの苦労話を聞かせてください」
7. お品書き •人事教育担当時代のつらみ •つらみから気づいたこと •教育担当として押さえておくポイント •まとめ 7 めぐろLT #27 「あなたの苦労話を聞かせてください」
8. 人事教育担当時代のつらみ 8 めぐろLT #27 「あなたの苦労話を聞かせてください」
9. 今でこそエンジニアロールですが・・・ •約1年半前までは人事担当として社内教育推進 を行っていました。 •業務を行う中で感じた「つらみ」ポイントをいくつか紹 介したいと思います。 9 めぐろLT #27 「あなたの苦労話を聞かせてください」
10. その１:お手本となるものがない •前任者が残した引き継ぎ書などの「お手本となるも の」があるものと思っていました。（担当当初も引継 ぎがあると聞いていました） •実際、ふたを開けてみると「引き継ぎ書もない＋今 までの教育方針からがらりと変わっている」といった状 態でした。 10 めぐろLT #27 「あなたの苦労話を聞かせてください」
11. その２:対象者によってやり方が変わる •主に「これからの会社を担うリーダ職への教育」と 「新入社員への教育」の2つを担っていました。 •前者の場合「少ない時間でアウトプット」を求められ、 後者の場合「そこそこの時間でインプット」を求めら れたため、「教育そのもの」のやり方が大きく変わって いました。（もちろん、個人差も考慮する必要 が・・・） 11 めぐろLT #27 「あなたの苦労話を聞かせてください」
12. その３:学習成果が上げられない •社内教育担当になってから「リーダ向け講座」や「ス キルチェックテストの配布」などを積極的に行っていま した。 •しかし、「講座参加者が少ない」や「テスト受講率が 低い状態」といった問題が継続し学習成果を上げ られない状況が続いていました。 めぐろLT #27 「あなたの苦労話を聞かせてください」 12
13. その結果として・・・・ •「社内教育担当」って難しいなぁといった思 いが強くなりました・・・ 13 めぐろLT #27 「あなたの苦労話を聞かせてください」
14. つらみから気づいたこと 14 めぐろLT #27 「あなたの苦労話を聞かせてください」
15. とはいえ・・・ •社内教育担当を通じて感じた「つらみ」か ら得た気づきもいくつかありました。 15 めぐろLT #27 「あなたの苦労話を聞かせてください」
16. その１:お手本となるのは自身のキャッチアップ経験 •教育担当としてカリキュラムを作成するときに参考に する情報がないといった悩みはあるかと思います。 •そのうえで、「自身がいままで行ってきたキャッチアップ 経験」を振り返ってみることで、「◦◦の技術習得と してXXの手段が良い」といった改善を取り入れるこ とができます。 16 めぐろLT #27 「あなたの苦労話を聞かせてください」
17. その２:対象者を観察することが最も重要 •教育活動を行ううえで「カリキュラムと教育計画を作 りこむ」ことに最も力量をかけてしまうと思います。 •そのうえで、「教育対象者の特性」を観察しておか ないと、いくら理想的なカリキュラムを作成しても対 象者のスキル向上を実現するのは難しいです。 17 めぐろLT #27 「あなたの苦労話を聞かせてください」
18. その３:短期的・⾧期的に学習成果を見る •教育活動を行っていくなかで、短期的に成果として 見えるもの（資格など）と⾧期的に取り組まないと 成果が見えないもの（マインドなど）があると気づき ました。 •そのため、「発揮したい成果は短期間で出せるのか、 それとも⾧期間必要なのか」を考えることが大切で す。 18 めぐろLT #27 「あなたの苦労話を聞かせてください」
19. 教育担当としてのポイント 19 めぐろLT #27 「あなたの苦労話を聞かせてください」
20. 教育担当としてのポイント •社内教育担当の経験から、「教育担当として押さ えておくポイント」が3つあると気づきました。 1. 銀の弾丸（王道）は存在しない 2. 「教えること以外」が実は重要 3. 定点観測・フィードバックに力量を置く 20 めぐろLT #27 「あなたの苦労話を聞かせてください」
21. まとめ 21 めぐろLT #27 「あなたの苦労話を聞かせてください」
22. まとめ •社内教育担当の役割はエンジニアに求められる役 割と異なっているためつらみを感じることがある。 •ただし、つらみから「教育活動への改善ポイント」を いくつか発見することができた。 •個人的な意見として、教育スキルは生成AIで代替 されにくいスキルなので、積極的にキャッチアップして いった方がいいと思います。 22 めぐろLT #27 「あなたの苦労話を聞かせてください」
23. FIN 23 めぐろLT #27 「あなたの苦労話を聞かせてください」