Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
「AWSの薄い本」の紹介
Search
da-hatakeyama
May 09, 2024
Technology
1
210
「AWSの薄い本」の紹介
推しのAWS関連の本を紹介する社内イベントで登壇した時の資料です
da-hatakeyama
May 09, 2024
Tweet
Share
More Decks by da-hatakeyama
See All by da-hatakeyama
プロトコルを跨いで使えるファイルサーバーを作ってみる〜S3 File GatewayとTransfer Familyの併用〜
hatahata021
1
160
VPC Block Public Accessを触ってみて気づいた色々な勘所
hatahata021
2
300
VPC Block Public AccessとCloudFrontVPCオリジンによって何が変わるのか?
hatahata021
2
960
WernerVogelsのKeynoteで語られた6つの教訓とOps
hatahata021
2
570
サーバレスを本気で理解したいあなたに贈る 「実践力を鍛えるBootcamp」の紹介
hatahata021
3
370
CloudFrontを使ってSPAなWebサイトを公開するときに気をつけること
hatahata021
1
3.1k
ALBの新機能 Automatic Target Weightsとgray failuresについて考えてみる
hatahata021
0
1k
re:Invent Workshop「Advanced Multi-AZ Resilience Patterns」をやってみた
hatahata021
1
290
Transfer Family for SFTPを使ってみよう
hatahata021
2
4.3k
Other Decks in Technology
See All in Technology
改竄して学ぶコンテナサプライチェーンセキュリティ ~コンテナイメージの完全性を目指して~/tampering-container-supplychain-security
mochizuki875
1
390
クラスタ統合リアーキテクチャ全貌~1,000万ユーザーのウェルネスSaaSを再設計~
hacomono
PRO
0
140
LINEギフト・LINEコマース領域の開発
lycorptech_jp
PRO
0
370
小規模チームによる衛星管制システムの開発とスケーラビリティの実現
sankichi92
0
120
Excelデータ分析で学ぶディメンショナルモデリング ~アジャイルデータモデリングへ向けて~ by @Kazaneya_PR / 20251126
kazaneya
PRO
2
140
ローカルVLM OCRモデル + Gemini 3.0 Proで日本語性能を試す
gotalab555
1
130
JJUG CCC 2025 Fall バッチ性能!!劇的ビフォーアフター
hayashiyuu1
1
410
[CV勉強会@関東 ICCV2025 読み会] World4Drive: End-to-End Autonomous Driving via Intention-aware Physical Latent World Model (Zheng+, ICCV 2025)
abemii
0
250
個人から巡るAI疲れと組織としてできること - AI疲れをふっとばせ。エンジニアのAI疲れ治療法 ショートセッション -
kikuchikakeru
5
1.9k
信頼性が求められる業務のAIAgentのアーキテクチャ設計の勘所と課題
miyatakoji
0
130
OSだってコンテナしたい❗Image Modeが切り拓くLinux OS運用の新時代
tsukaman
0
130
IaC を使いたくないけどポリシー管理をどうにかしたい
kazzpapa3
1
150
Featured
See All Featured
ピンチをチャンスに:未来をつくるプロダクトロードマップ #pmconf2020
aki_iinuma
127
54k
Keith and Marios Guide to Fast Websites
keithpitt
413
23k
Into the Great Unknown - MozCon
thekraken
40
2.2k
XXLCSS - How to scale CSS and keep your sanity
sugarenia
249
1.3M
Visualizing Your Data: Incorporating Mongo into Loggly Infrastructure
mongodb
48
9.8k
Dealing with People You Can't Stand - Big Design 2015
cassininazir
367
27k
Practical Orchestrator
shlominoach
190
11k
The Pragmatic Product Professional
lauravandoore
36
7k
Building Better People: How to give real-time feedback that sticks.
wjessup
370
20k
JavaScript: Past, Present, and Future - NDC Porto 2020
reverentgeek
52
5.7k
Distributed Sagas: A Protocol for Coordinating Microservices
caitiem20
333
22k
Designing for humans not robots
tammielis
254
26k
Transcript
AWSの薄い本Ⅲ, Ⅳ, Ⅴ 〜技術同人誌のススメ〜
アジェンダ •自己紹介、おすすめする本 •技術同人誌とは、勧める理由 •本の紹介 ◦ 1冊目「AWSの薄い本Ⅳ 昔話で振り返るAWSの歩み」 ◦ 2冊目「AWSの薄い本Ⅲ データ分析基盤を作ってみよう 〜設計編〜」 ◦
3冊目「AWSの薄い本Ⅴ データ分析基盤を作ってみよう 〜性能測定編〜」 •最後に
アジェンダ •自己紹介、おすすめする本 •技術同人誌とは、勧める理由 •本の紹介 ◦ 1冊目「AWSの薄い本Ⅳ 昔話で振り返るAWSの歩み」 ◦ 2冊目「AWSの薄い本Ⅲ データ分析基盤を作ってみよう 〜設計編〜」 ◦
3冊目「AWSの薄い本Ⅴ データ分析基盤を作ってみよう 〜性能測定編〜」 •最後に
自己紹介 名前: 畠山 大治 業務: インフラ構築(AWS)、監視設計・設定(NewRelic) 趣味: Perfumeを追いかける(ファンクラブ 9年目) 読書、映画・アニメを見る 資格:
AWS認定12冠、GC認定ACE 好きなAWSサービス: VPC @hatake_book
今日おすすめする本 • NRIネットコム 佐々木拓郎さんの技術同人誌3冊 • 「AWSの薄い本」シリーズのⅠ, ⅡはIAMについての本
アジェンダ •自己紹介、おすすめする本 •技術同人誌とは、勧める理由 •本の紹介 ◦ 1冊目「AWSの薄い本Ⅳ 昔話で振り返るAWSの歩み」 ◦ 2冊目「AWSの薄い本Ⅲ データ分析基盤を作ってみよう 〜設計編〜」 ◦
3冊目「AWSの薄い本Ⅴ データ分析基盤を作ってみよう 〜性能測定編〜」 •最後に
技術同人誌とは? • 本屋に売ってる技術書とは異なり、個人もしくは有志で結成した複数 人で執筆から出版まで行う本 • 商業書よりも技術コミュニティとの結びつきが強い(主観) • 取り扱っている場が限られる ◦ 技術書典、BOOTH(オンラインストア)など
技術同人誌を読むことをオススメする理由 • 商業書では扱わないニッチなトピックを深掘りする本が多い ◦ 言ってしまえば「趣味の延長線上」なのでニッチな本多め ◦ 困りごとにピンポイントに刺さる本に出会えるかもしれない • 読みやすい ◦
長めのブログという感覚が強い本もあり、読みやすい文章で書か れている本が比較的多い ◦ 100ページに満たない本がほとんど • お手頃価格 ◦ ¥500~1500、中には¥500以下の本も
アジェンダ •自己紹介、おすすめする本 •技術同人誌とは、勧める理由 •本の紹介 ◦ 1冊目「AWSの薄い本Ⅳ 昔話で振り返るAWSの歩み」 ◦ 2冊目「AWSの薄い本Ⅲ データ分析基盤を作ってみよう 〜設計編〜」 ◦
3冊目「AWSの薄い本Ⅴ データ分析基盤を作ってみよう 〜性能測定編〜」 •最後に
ざっくり概要説明 • AWSの昔話、トリビアが書かれている本 ◦ 「昔のAWSを知ってもらうことで、もっとAWSを好きになって貰えれば と、そんな思いをこめた1冊です」 (本書から引用) • 例えばこんな昔話、トリビアが書かれてます ◦
一番古いAWSのサービス、二番目に古いAWSのサービスとは? ◦ リリース当初のEC2、実はVPCの中になかった! ▪ そもそもVPCがなかった、じゃあどうなってたの?
おすすめポイント 例:「VPCに見るAWSの設計ミス」 • VPCの方が後発サービスであるため、AWSのネットワーク周りの権限 はEC2の中に含まれている ◦ そのせいで、IAMの権限設計が余計にややこしい。。。 • しかし実は、IAMはVPC・EC2よりもさらに後発のサービス •
もしかしたら、IAMの設計段階でVPCとEC2の権限を分けることがで きたのでは。。。? 昔話とトリビアが面白いだけではなく、作者の考察が面白い!
アジェンダ •自己紹介、おすすめする本 •技術同人誌とは、勧める理由 •本の紹介 ◦ 1冊目「AWSの薄い本Ⅳ 昔話で振り返るAWSの歩み」 ◦ 2冊目「AWSの薄い本Ⅲ データ分析基盤を作ってみよう 〜設計編〜」 ◦
3冊目「AWSの薄い本Ⅴ データ分析基盤を作ってみよう 〜性能測定編〜」 •最後に
ざっくり概要説明 • データ分析基盤を作るための設計で必要な事柄を学べる • データ分析基盤の構成要素やデータの扱い方など、AWSに特化 しない一般的な事柄が多めに書かれている 設計編 性能測定編 • データ分析基盤の設計と実装のつなぎ目的な立ち位置
• 非機能要件の考え方、S3・Athena・Glueの性能の違いなどが書 かれている
設計編:おすすめポイント • AWSのサービスについての深掘りは比較的少なめ • データ分析基盤が必要な背景、設計にあたっての考え方など、 一般的な内容多め ◦ 例)データレイク、DWH、ETLとは? どう組み合わせる? • 個人情報の取り扱いやアクセス制限の考え方など、データを使う上で
考えるべきセキュリティについても学べる • データ分析基盤に関わってなくても学びが多い本 データ分析基盤の入門書!
性能測定編:おすすめポイント • 「そもそも非機能要件とはどう考えるべきか」からスタートしているた め、性能測定について学ぶにはうってつけの本 • S3、Athena、Glueの性能測定結果と考察も面白い! ◦ いずれも、サイズが小さくファイル数が多い場合は性能が比較的 落ちる傾向がある ◦
Parquet形式とCSVの性能差異は実際どれくらいあるのか 性能測定についての入門書!
アジェンダ •自己紹介、おすすめする本 •技術同人誌とは、勧める理由 •本の紹介 ◦ 1冊目「AWSの薄い本Ⅳ 昔話で振り返るAWSの歩み」 ◦ 2冊目「AWSの薄い本Ⅲ データ分析基盤を作ってみよう 〜設計編〜」 ◦
3冊目「AWSの薄い本Ⅴ データ分析基盤を作ってみよう 〜性能測定編〜」 •最後に
技術同人誌、読んでみたくなりましたか?
オンラインストア:BOOTH • 技術同人誌をはじめ、様々な個人の創作物が販売されているオンライ ンストア
技術書典に行こう! • 「技術同人誌のコミケ」が今月開催されます! ◦ オンライン:5/25~6/9 ◦ オフライン:5/26(日) @池袋サンシャインシティ https://techbookfest.org/event/tbf16
参考情報 •AWSの薄い本Ⅲ データ分析基盤を作ってみよう 〜設計編〜 • https://takuros.booth.pm/items/3059020 •AWSの薄い本Ⅳ 昔話で振り返るAWSの歩み • https://takuros.booth.pm/items/4778282 •AWSの薄い本Ⅴ データ分析基盤を作ってみよう 〜性能測定編〜
• https://takuros.booth.pm/items/5231829 •技術書典16 • https://techbookfest.org/event/tbf16