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「AWSの薄い本」の紹介
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da-hatakeyama
May 09, 2024
Technology
1
64
「AWSの薄い本」の紹介
推しのAWS関連の本を紹介する社内イベントで登壇した時の資料です
da-hatakeyama
May 09, 2024
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Transcript
AWSの薄い本Ⅲ, Ⅳ, Ⅴ 〜技術同人誌のススメ〜
アジェンダ •自己紹介、おすすめする本 •技術同人誌とは、勧める理由 •本の紹介 ◦ 1冊目「AWSの薄い本Ⅳ 昔話で振り返るAWSの歩み」 ◦ 2冊目「AWSの薄い本Ⅲ データ分析基盤を作ってみよう 〜設計編〜」 ◦
3冊目「AWSの薄い本Ⅴ データ分析基盤を作ってみよう 〜性能測定編〜」 •最後に
アジェンダ •自己紹介、おすすめする本 •技術同人誌とは、勧める理由 •本の紹介 ◦ 1冊目「AWSの薄い本Ⅳ 昔話で振り返るAWSの歩み」 ◦ 2冊目「AWSの薄い本Ⅲ データ分析基盤を作ってみよう 〜設計編〜」 ◦
3冊目「AWSの薄い本Ⅴ データ分析基盤を作ってみよう 〜性能測定編〜」 •最後に
自己紹介 名前: 畠山 大治 業務: インフラ構築(AWS)、監視設計・設定(NewRelic) 趣味: Perfumeを追いかける(ファンクラブ 9年目) 読書、映画・アニメを見る 資格:
AWS認定12冠、GC認定ACE 好きなAWSサービス: VPC @hatake_book
今日おすすめする本 • NRIネットコム 佐々木拓郎さんの技術同人誌3冊 • 「AWSの薄い本」シリーズのⅠ, ⅡはIAMについての本
アジェンダ •自己紹介、おすすめする本 •技術同人誌とは、勧める理由 •本の紹介 ◦ 1冊目「AWSの薄い本Ⅳ 昔話で振り返るAWSの歩み」 ◦ 2冊目「AWSの薄い本Ⅲ データ分析基盤を作ってみよう 〜設計編〜」 ◦
3冊目「AWSの薄い本Ⅴ データ分析基盤を作ってみよう 〜性能測定編〜」 •最後に
技術同人誌とは? • 本屋に売ってる技術書とは異なり、個人もしくは有志で結成した複数 人で執筆から出版まで行う本 • 商業書よりも技術コミュニティとの結びつきが強い(主観) • 取り扱っている場が限られる ◦ 技術書典、BOOTH(オンラインストア)など
技術同人誌を読むことをオススメする理由 • 商業書では扱わないニッチなトピックを深掘りする本が多い ◦ 言ってしまえば「趣味の延長線上」なのでニッチな本多め ◦ 困りごとにピンポイントに刺さる本に出会えるかもしれない • 読みやすい ◦
長めのブログという感覚が強い本もあり、読みやすい文章で書か れている本が比較的多い ◦ 100ページに満たない本がほとんど • お手頃価格 ◦ ¥500~1500、中には¥500以下の本も
アジェンダ •自己紹介、おすすめする本 •技術同人誌とは、勧める理由 •本の紹介 ◦ 1冊目「AWSの薄い本Ⅳ 昔話で振り返るAWSの歩み」 ◦ 2冊目「AWSの薄い本Ⅲ データ分析基盤を作ってみよう 〜設計編〜」 ◦
3冊目「AWSの薄い本Ⅴ データ分析基盤を作ってみよう 〜性能測定編〜」 •最後に
ざっくり概要説明 • AWSの昔話、トリビアが書かれている本 ◦ 「昔のAWSを知ってもらうことで、もっとAWSを好きになって貰えれば と、そんな思いをこめた1冊です」 (本書から引用) • 例えばこんな昔話、トリビアが書かれてます ◦
一番古いAWSのサービス、二番目に古いAWSのサービスとは? ◦ リリース当初のEC2、実はVPCの中になかった! ▪ そもそもVPCがなかった、じゃあどうなってたの?
おすすめポイント 例:「VPCに見るAWSの設計ミス」 • VPCの方が後発サービスであるため、AWSのネットワーク周りの権限 はEC2の中に含まれている ◦ そのせいで、IAMの権限設計が余計にややこしい。。。 • しかし実は、IAMはVPC・EC2よりもさらに後発のサービス •
もしかしたら、IAMの設計段階でVPCとEC2の権限を分けることがで きたのでは。。。? 昔話とトリビアが面白いだけではなく、作者の考察が面白い!
アジェンダ •自己紹介、おすすめする本 •技術同人誌とは、勧める理由 •本の紹介 ◦ 1冊目「AWSの薄い本Ⅳ 昔話で振り返るAWSの歩み」 ◦ 2冊目「AWSの薄い本Ⅲ データ分析基盤を作ってみよう 〜設計編〜」 ◦
3冊目「AWSの薄い本Ⅴ データ分析基盤を作ってみよう 〜性能測定編〜」 •最後に
ざっくり概要説明 • データ分析基盤を作るための設計で必要な事柄を学べる • データ分析基盤の構成要素やデータの扱い方など、AWSに特化 しない一般的な事柄が多めに書かれている 設計編 性能測定編 • データ分析基盤の設計と実装のつなぎ目的な立ち位置
• 非機能要件の考え方、S3・Athena・Glueの性能の違いなどが書 かれている
設計編:おすすめポイント • AWSのサービスについての深掘りは比較的少なめ • データ分析基盤が必要な背景、設計にあたっての考え方など、 一般的な内容多め ◦ 例)データレイク、DWH、ETLとは? どう組み合わせる? • 個人情報の取り扱いやアクセス制限の考え方など、データを使う上で
考えるべきセキュリティについても学べる • データ分析基盤に関わってなくても学びが多い本 データ分析基盤の入門書!
性能測定編:おすすめポイント • 「そもそも非機能要件とはどう考えるべきか」からスタートしているた め、性能測定について学ぶにはうってつけの本 • S3、Athena、Glueの性能測定結果と考察も面白い! ◦ いずれも、サイズが小さくファイル数が多い場合は性能が比較的 落ちる傾向がある ◦
Parquet形式とCSVの性能差異は実際どれくらいあるのか 性能測定についての入門書!
アジェンダ •自己紹介、おすすめする本 •技術同人誌とは、勧める理由 •本の紹介 ◦ 1冊目「AWSの薄い本Ⅳ 昔話で振り返るAWSの歩み」 ◦ 2冊目「AWSの薄い本Ⅲ データ分析基盤を作ってみよう 〜設計編〜」 ◦
3冊目「AWSの薄い本Ⅴ データ分析基盤を作ってみよう 〜性能測定編〜」 •最後に
技術同人誌、読んでみたくなりましたか?
オンラインストア:BOOTH • 技術同人誌をはじめ、様々な個人の創作物が販売されているオンライ ンストア
技術書典に行こう! • 「技術同人誌のコミケ」が今月開催されます! ◦ オンライン:5/25~6/9 ◦ オフライン:5/26(日) @池袋サンシャインシティ https://techbookfest.org/event/tbf16
参考情報 •AWSの薄い本Ⅲ データ分析基盤を作ってみよう 〜設計編〜 • https://takuros.booth.pm/items/3059020 •AWSの薄い本Ⅳ 昔話で振り返るAWSの歩み • https://takuros.booth.pm/items/4778282 •AWSの薄い本Ⅴ データ分析基盤を作ってみよう 〜性能測定編〜
• https://takuros.booth.pm/items/5231829 •技術書典16 • https://techbookfest.org/event/tbf16