Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
カンファレンス主催者から見たCfPとプロポーザル
Search
hiro@miraito
November 23, 2019
Technology
0
1.8k
カンファレンス主催者から見たCfPとプロポーザル
CfPとプロポーザルについてカンファレンス開催側はどう受け止めているか。
プロポーザルを出すモチベーションになればと思い記しています。
hiro@miraito
November 23, 2019
Tweet
Share
More Decks by hiro@miraito
See All by hiro@miraito
沖田畷の戦い/Battle-of-Okitanawate
hirodragon112
0
170
ドメインを中心にしたプロダクト開発/domain-driven-product
hirodragon112
1
920
僕がユースケース駆動開発をする理由/my-usecase-driven-development
hirodragon112
2
7.5k
ICONIXプロセスから学ぶオブジェクト指向モデリング/ICONIX for Object-Oriented
hirodragon112
3
3.6k
DDD時代に考えたいICONIXプロセス/ICONIX in DDD
hirodragon112
9
4.2k
概念投影によるオブジェクト指向設計の考え方とその方法/Conceptual projection design
hirodragon112
15
5.2k
意訳Domain-Driven Design
hirodragon112
4
1.3k
DDD導入に踏み切れない方へ贈る「2層 + CQS アーキテクチャ(Flyweight DDD)」/Flyweight DDD
hirodragon112
25
8.2k
Other Decks in Technology
See All in Technology
ハイテク休憩
sat
PRO
2
160
alecthomas/kong はいいぞ / kamakura.go#7
fujiwara3
1
300
MLOps の現場から
asei
6
650
生成AIをより賢く エンジニアのための RAG入門 - Oracle AI Jam Session #20
kutsushitaneko
4
240
10分で学ぶKubernetesコンテナセキュリティ/10min-k8s-container-sec
mochizuki875
3
350
社外コミュニティで学び社内に活かす共に学ぶプロジェクトの実践/backlogworld2024
nishiuma
0
260
10個のフィルタをAXI4-Streamでつなげてみた
marsee101
0
170
組織に自動テストを書く文化を根付かせる戦略(2024冬版) / Building Automated Test Culture 2024 Winter Edition
twada
PRO
17
4.4k
20241214_WACATE2024冬_テスト設計技法をチョット俯瞰してみよう
kzsuzuki
3
510
Oracle Cloud Infrastructure:2024年12月度サービス・アップデート
oracle4engineer
PRO
0
190
kargoの魅力について伝える
magisystem0408
0
210
スタートアップで取り組んでいるAzureとMicrosoft 365のセキュリティ対策/How to Improve Azure and Microsoft 365 Security at Startup
yuj1osm
0
220
Featured
See All Featured
Statistics for Hackers
jakevdp
796
220k
Chrome DevTools: State of the Union 2024 - Debugging React & Beyond
addyosmani
2
170
Large-scale JavaScript Application Architecture
addyosmani
510
110k
Docker and Python
trallard
42
3.1k
Sharpening the Axe: The Primacy of Toolmaking
bcantrill
38
1.9k
Helping Users Find Their Own Way: Creating Modern Search Experiences
danielanewman
29
2.3k
Art, The Web, and Tiny UX
lynnandtonic
298
20k
What’s in a name? Adding method to the madness
productmarketing
PRO
22
3.2k
I Don’t Have Time: Getting Over the Fear to Launch Your Podcast
jcasabona
29
2k
Visualizing Your Data: Incorporating Mongo into Loggly Infrastructure
mongodb
44
9.3k
Automating Front-end Workflow
addyosmani
1366
200k
Become a Pro
speakerdeck
PRO
26
5k
Transcript
カンファレンス主催者から 見たCFPとプロポーザル 「プロポーザルの書き方を学ぼう」 登壇の技術を勉強する会資料 hiro@miraito
自己紹介 ▪ hiro@miraito(hirodragon112) – https://twitter.com/hirodragon112 ▪ MiraitoDesign, Inc. CEO/Founder ▪
Jocy, Inc. CTO ▪ スキルセット – OOP, DDD, CQRS, RDRA, PHP, Agile 現在はtoBのシステム開発、toCのモバイルアプリ開発運用 などをメインにやっています。
その他 ▪ ワーキングコミュニティ「ペチオブ」主催 – オブジェクト指向をテーマに隔週木曜開催 – https://phper-oop.connpass.com/ ▪ Object-Oriented Conference
主催 – 2020年2月16日 at お茶の水女子大学 – https://ooc.dev/
免責事項 先に一つだけお伝えさせてください…
免責事項 私自身はプロポーザルを出したことありません! う、嘘だと言ってよhirodragon…
本日お話ししたい内容 × プロポーザルって何? × プロポーザルの上手な書き方 〇主催スタッフ達はプロポーザルをどう受け止めてい るの? と、若干精神論に近い視点でCfPについて話したいと思 いますのでたまにはこんな話もありかなという感じで 温かい目線でお付き合いよろしくお願いいたします。
目次 - カンファレンス開催までの経緯 - 開催スタッフ達にとってCFPとは - 選考基準について(おまけ) - 本日伝えたかった事
Object-Oriented Conferenceの紹介 2020/02/16(日) に開催されるカンファレンスです
Object-Oriented Conferenceの紹介 - オブジェクト指向がテーマ - 言語、FWを問わず1000名規模 - スピーカー様絶賛募集中 - スポンサー様絶賛募集中
https://ooc.dev/ よりお申込みいただけます。
目次 - カンファレンス開催までの経緯 - 開催スタッフ達にとってCFPとは - 選考基準について(おまけ) - 本日伝えたかった事
カンファレンス開催までの経緯 (2019年春)普段勉強会を開催している友人達と普段より少 し大きめの会を開きたいなぁ(思いつき) ↓ 自分含めOOP好きが周りに多いしOOPをテーマにしよう ↓ 300人くらい集まるかも?とりあえず募集してみよう ↓ ……
カンファレンス開催までの経緯 1000人Over … !? ※ 2019/11/23 日時点
カンファレンス開催までの経緯 正直こんな感じでスタートしました。 本格始動までにやった事 - そもそも何やる? - Staff集め - 参加募集の方法 -
会場選定 - 日程決め - お金どうするか - LP用意、ドメイン用意、ロゴ用意 etc…
目次 - カンファレンス開催までの経緯 - 開催スタッフ達にとってCFPとは - 選考基準について(おまけ) - 本日伝えたかった事
開催スタッフ達にとってCFPとは いきなり結論から
開催スタッフ達にとってCFPとは めちゃくちゃ嬉しいです!
開催スタッフ達にとってCFPとは - カンファレンスはあくまで空っぽの箱のようなもの - 名前になんの価値もない - 主催スタッフ達はみんなで一生懸命その箱を作っている - でも箱は箱
開催スタッフ達にとってCFPとは その箱に価値を与えるものこそが プロポーザル
開催スタッフ達にとってCFPとは 応募が1件くる度にスタッフSlackで大喜びしています。 それは、このカンファレンスを一緒に作りたいと思ってる よ、という意思表示だからです。 なので、正直な所いったん中身はどうでもよくまず歓喜し ます。 頑張って作って来た箱に価値を感じてくれている人がいる んだと。
開催スタッフ達にとってCFPとは こんな方いませんか?
開催スタッフ達にとってCFPとは 「カンファレンスで登壇してみたい気はするけど自分なん かが出して良いのプロポーザルをだろうか?」 「他の提出者と比べて見劣りしたら恥ずかしいなぁ」
開催スタッフ達にとってCFPとは そんな事は全くありません
開催スタッフ達にとってCFPとは 確かにプロポーザルを提出したからといって 採択されるとは限りません。 でも、違うんです。 CfPを開始した運営スタッフ達にとって応募してくれる一つ 一つが唯一の存在で一つ一つが開催の励みになっています。 このカンファレンスを価値あるものに変えようとしてくれ ているもう一人のスタッフだと感じています。
開催スタッフ達にとってCFPとは カンファレンス運営は正直楽しい事だけではありません。 様々な作業やプレッシャーがかかる先にあるのはほぼ達成 感のみです。 実際にOOCも活動継続困難になったこれまでもスタッフが 半数近くいます。 そんな中外部からプロポーザルという形で応援してくれる 事が果てしない励みになっているんです。
開催スタッフ達にとってCFPとは もし、気になるカンファレンスがあって、プロポーザルを提出してみようかな?と 考えている方がいらっしゃいましたら、ぜひ出してあげてみてください。 もし採択されなかったとしてもその一つ一つがカンファレンスを間違いなく盛り上 げます。 活気を与えています。 選考はあくまで開催スタッフの責任ですので、気にしなくて全然大丈夫です。 気にせず自分の話したいことをプロポーザルという形でぶちまけてください。
開催スタッフ達にとってCFPとは カンファレンス運営は正直楽しい事だけではありません。 様々な作業やプレッシャーがかかる先にあるのはほぼ達成 感のみです。 実際にOOCも活動継続困難になったこれまでもスタッフが 半数近くいます。 そんな中外部からプロポーザルという形で応援してくれる 事が果てしない励みになっているんです。
目次 - カンファレンス開催までの経緯 - 開催スタッフ達にとってCFPとは - 選考基準について(おまけ) - 本日伝えたかった事
選考基準について(おまけ) 最後になりますが、少し採択基準の話しもさせて頂きます。 もしかしたら応募の際の参考になるかもしれません。
選考基準について(おまけ) - 質の良い順に上から選んでいるわけではない - プロポーザルではそもそも完全に質は計れない - 変わった目線のプロポーザルは目を引きやすい - 同じ話題で偏る事はさけたい -
知名度(ぶっちゃけ影響ある) - 絶対ここで登壇したいという熱意がある
目次 - カンファレンス開催までの経緯 - 開催スタッフ達にとってCFPとは - 選考基準について(おまけ) - 本日伝えたかった事
本日伝えたかった事 - カンファレンスを作っているのは実質登壇者です - プロポーザルはカンファレンスを応援する意思を表示で きる - 運営スタッフにとって嬉しくない応募は一つもない - カンファレンスを作っているのは実質登壇者
- 一概に質だけで採択されるわけではない
本日伝えたかった事 気になるカンファレンスがあったら プロポーザルを出しましょう!!! (切望)
本日伝えたかった事 最後にまた宣伝 Objcet-Oriented Conference も登壇頂ける方をまだまだ募集しています。 オブジェクト指向を中心に、言語、設計、開発プロセス、ツール、 ダイアグラム、要件定義 等様々な視点からオブジェクト指向を語っ ていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします! こちらからご応募まちしております
https://fortee.jp/object-oriented-conference-2020/speaker/proposal/cfp