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丁寧に学ぶ計算力学技術者検定 熱流体 2級 スライドまとめ from IT入門チャンネルaki...

丁寧に学ぶ計算力学技術者検定 熱流体 2級 スライドまとめ from IT入門チャンネルaki@youtube

youtubeで発信してます。
https://www.youtube.com/@it_introduction

--------------------------再生リスト------------------------------------
【C#講座】
https://www.youtube.com/playlist?list=PLcuLcFhI8wDDGx4aAE-eqsAL7OPiXQanl

【C++講座】
https://www.youtube.com/playlist?list=PLcuLcFhI8wDCpZlr2J-MY5gHECi6RBn9o

~応用編(再生リスト参照)~
1⃣オブジェクト指向(初級) 2⃣関数編 3⃣構造体 4⃣vector編

【Python講座】
https://www.youtube.com/playlist?list=PLcuLcFhI8wDApYSNDeHpXq91W4RpMDGAw

【ITエンジニア入門講座 再生リスト】
https://www.youtube.com/playlist?list=PLcuLcFhI8wDDGqkNTkOMlyeAwJ8Dy27PN

■サーバ・Linux技術
https://www.youtube.com/playlist?list=PLcuLcFhI8wDCuwIkHRlhdHVs8Js1aN3nG
■テクノロジー解説
https://www.youtube.com/playlist?list=PLcuLcFhI8wDA8BKUF5laKKEcJDZ5G3vmD

【CFDプログラミング 再生リスト】
https://www.youtube.com/playlist?list=PLcuLcFhI8wDAyNpGvVcVjUxMepuBmMBsb

【CFD理論解説】
https://www.youtube.com/playlist?list=PLcuLcFhI8wDD6M5097MNabz_pf7uVSoTC
https://www.youtube.com/playlist?list=PLcuLcFhI8wDA40yAO3wPP6THi2OFbiYQo

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IT channel aki

November 08, 2025
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Transcript

  1. 渦(ランキン渦) 強制渦 自由渦 v r 強制渦 ∝r 自由渦 ∝1/r 強制渦

    自由渦 ランキン渦 = 強制渦 + 自由渦 遠心力 = a
  2. 抗力 U V V - U L D 速度Vで移動する翼に流速Uの向かい風がかかるとした場合の抗力と揚力 抗力:周囲との相対速度の逆方向

    揚力:揚力は相対速度に直行する方向 ※翼の姿勢とは関係ない →飛行機が下方向を向いても  揚力や抗力はかかる
  3. 超音速流れ 弁を緩めて背圧pe を下げると 音速流れが発生する p0 pe 弁 p0 x pe>p*

    pe=p*(臨界圧力) pe<p* ↓(マッハ数が1となる圧力) peが臨界圧力以下になると、 タンク出口では音速になる ※圧縮性流れ では  断面積が小さいほど流れが速くなる  →出口が最高速 (他は音速以下=亜音速)
  4. 熱機関とヒートポンプ 熱源A 熱機関 熱源B W Q1 Q2 熱源A ヒート ポンプ

    熱源B W Q1 Q2 熱→仕事サイクル  熱効率: 仕事→熱サイクル  熱効率: 熱機関 ヒートポンプ
  5. pV線図と仕事 p V p V p V エンジンなどの機関は一 定の仕事サイクルを 繰り返す

    周りにした仕事 周りにされた仕事 サイクルの仕事 p V
  6. ・プラントル数が大きいと断熱的 ・Pr = 1 で、速度境界層厚さと  温度境界層厚さが等しい 無次元数 プラントル数(Pr) グラスホフ数(Gr) :粘性力と温度拡散率の比

    :粘性力と浮力の比 レイリー数(Ra) :浮力と温度拡散の比 粘性力 温度 拡散率 浮力 慣性力 熱伝達 熱伝導 Nu Gr Pr Re Ra ・グラスホフ数が大きいと  自由に流れる  →層流から乱流に遷移しやすい ・レイリー数が大きいと  自然対数が発生する  →乱流予測に使われる(& Re)
  7. ・レイノルズ数が高いと  乱流が発生する ・レイリー数と合わせて  確実な乱流予測が可能 無次元数 レイノルズ数(Re) ヌセルト数(Nu) :流体の慣性力と粘性力の比 :対流する流体の熱伝達と  熱伝導の比

    粘性力 温度 拡散率 浮力 慣性力 熱伝達 熱伝導 Nu Gr Pr Re Ra ・ヌセルト数が大きいと  対流による熱の伝わり が大きい ・対流なし(Nu = 0)
  8. カップリングアルゴリズム MAC法(Marker and cell method): ①圧力ポアソン方程式  と ②NS方程式 を順番に解く手法 基本的に圧力ポアソン方程式を直接解く SIMPLE法(Semi-Implicit Method

    for Pressure-Linked Equation): 定常解析に用いられる 圧力ポアソン方程式を半陰解的に解く ①“仮の速度”を求める → ②圧力補正量を求める → ③圧力と速度を補正  @NS方程式 @ポアソン式      (圧力による速度補正)
  9. ・レイノルズ数が高いと  乱流が発生する ・レイリー数と合わせて  確実な乱流予測が可能 無次元数 レイノルズ数(Re) :流体の慣性力と粘性力の比 粘性力 温度 拡散率

    浮力 慣性力 Gr Pr Re Ra レイリー数(Ra) :浮力と温度拡散の比 ・レイリー数が大きいと  自然対数が発生する  →乱流予測に使われる(& Ra)
  10. 乱流計算手法 DNS(Direct Numerical Simulation): 直接数値シミュレーション と呼ばれ、乱流の渦を全て直接計算する 手法 細かい渦も計算するためには莫大な格子数と計算時間 が必要となる LES(Large

    Eddy Simulation): 格子サイズ以上の渦は直接計算し、格子サイズ以下の渦はモデル化 する手法 大きな渦を直接計算するため、非定常な乱流を解析することが可能 RANS(Reynolds-averaged Navier-Stokes equation): レイノルズ応力などの乱流成分を近似した平均量 を支配方程式に与える 手法 適したモデルの選定 が必要
  11. RANS(Reynolds-averaged Navier-Stokes equation): レイノルズ応力などの乱流成分を近似した平均量 を支配方程式に与える 手法 平均量を与えるので 定常流れのみ可能 LES(Large Eddy

    Simulation): 格子サイズ以上の渦は直接計算し、格子サイズ以下の渦はモデル化 する手法 計算が重いが 非定常流れ も可能 定常と非定常 ・乱流境界層 ・剥離・再付着のある乱流場 ・衝突・回転のある乱流場 ・十分発達した乱流場 ・大小様々な渦の乱流場  (非定常挙動) ・流体騒音  (周波数の計算)
  12. CAE(Computer Aided Engeneering) 設定 ・モデル作成 ・メッシュ作成 ・物性の指定 ・境界条件の指定 計算 (NS式などの

    数値計算は ここで行われる) ・可視化 ・結果出力 (数値データを グラフや3Dで出力) ソルバー ポスト処理 プリ処理
  13. ライセンス 商用解析ソフトは基本的にライセンス数 に応じて利用できます ライセンスを管理するサーバをライセンスサーバ 、 アプリの入ったサーバをアプリケーションサーバ といいます ノードロックライセンス 上記2つの機能を同一マシンに入れる というライセンス

    1つのマシン でCAEを行えるので手軽 フローティングライセンス ネットワークマシン内のマシンなら誰でもライセンスを利用できる ライセンスサーバを参照して空きがあれば誰でも解析できる
  14. RAID(Redundant Arrays of Inexpensive) RAID0(ストライピング) 複数のHDDにデータを分割することで読み書きを高速化する RAID1(ミラーリング) 管理サーバ などの重要なHDDに使用 2つのHDDに全く同じデータ

    を書き込むことで、安定性を上げる RAID5,6(パリティ分散) ストレージサーバ など大量にHDDを使うマシンに使用 エラー訂正機能により、最小限のHDDで安定性を上げる RAID5では1つ、RAID6では2つまでHDDが壊れても問題ない