Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
リモートだからこそ 懸念だし1on1
Search
jimpei
November 28, 2024
Technology
3
660
リモートだからこそ 懸念だし1on1
フルリモエンジニア Meetup in 福岡
https://smarthr.connpass.com/event/335733/
jimpei
November 28, 2024
Tweet
Share
More Decks by jimpei
See All by jimpei
文化が生産性を作る
jimpei
3
860
「コードがむずかしい」からの脱却
jimpei
43
19k
Deployment Painをなくそう
jimpei
3
660
Other Decks in Technology
See All in Technology
CDK CLIで使ってたあの機能、CDK Toolkit Libraryではどうやるの?
smt7174
4
190
ブロックテーマ時代における、テーマの CSS について考える Toro_Unit / 2025.09.13 @ Shinshu WordPress Meetup
torounit
0
130
S3アクセス制御の設計ポイント
tommy0124
3
200
会社紹介資料 / Sansan Company Profile
sansan33
PRO
6
380k
「何となくテストする」を卒業するためにプロダクトが動く仕組みを理解しよう
kawabeaver
0
430
Automating Web Accessibility Testing with AI Agents
maminami373
0
1.3k
20250905_MeetUp_Ito-san_s_presentation.pdf
magicpod
1
100
20250913_JAWS_sysad_kobe
takuyay0ne
2
250
AI時代を生き抜くエンジニアキャリアの築き方 (AI-Native 時代、エンジニアという道は 「最大の挑戦の場」となる) / Building an Engineering Career to Thrive in the Age of AI (In the AI-Native Era, the Path of Engineering Becomes the Ultimate Arena of Challenge)
jeongjaesoon
0
250
サラリーマンの小遣いで作るtoCサービス - Cloudflare Workersでスケールする開発戦略
shinaps
2
470
スクラムガイドに載っていないスクラムのはじめかた - チームでスクラムをはじめるときに知っておきたい勘所を集めてみました! - / How to start Scrum that is not written in the Scrum Guide 2nd
takaking22
1
170
KotlinConf 2025_イベントレポート
sony
1
140
Featured
See All Featured
Context Engineering - Making Every Token Count
addyosmani
3
59
Testing 201, or: Great Expectations
jmmastey
45
7.7k
StorybookのUI Testing Handbookを読んだ
zakiyama
31
6.1k
Why You Should Never Use an ORM
jnunemaker
PRO
59
9.5k
GraphQLとの向き合い方2022年版
quramy
49
14k
Building an army of robots
kneath
306
46k
Practical Orchestrator
shlominoach
190
11k
The Myth of the Modular Monolith - Day 2 Keynote - Rails World 2024
eileencodes
26
3k
JavaScript: Past, Present, and Future - NDC Porto 2020
reverentgeek
52
5.6k
Save Time (by Creating Custom Rails Generators)
garrettdimon
PRO
32
1.6k
Facilitating Awesome Meetings
lara
55
6.5k
Building a Modern Day E-commerce SEO Strategy
aleyda
43
7.6k
Transcript
1 リモートだからこそ 懸念だし1on1 2024.11.28 フルリモエンジニア Meetup in 福岡 @jimpei
2 SIer -> Yahoo! JAPAN -> mercari (2021/08~) Software
Engineer 2020/02から4年以上ほぼフルリモート(福岡) Jimpei HAMAMURA(@jinpeih)
3 リモートだからこそ 気にしていること
4 リモートワーク どうですか?
5 リモートワークで コミュニケーションが 効率化されすぎていない?
6 効率化されすぎている? • 朝会が共有や相談でぎちぎち • 必要以上にMTGを増やさない力学がある(でも増える • 雑談や気軽な相談時間が少ない(増やす努力はしてる チームやミーティングは順調だが ...
一見、生産性高くて 問題ないように見える が、本当に大丈夫だろうか ...
7 効率化の代わりに 失っているものはないか
8 効率の代わりに失っているものはないか • 朝会やMTGや目標は順調だが、本当に問題がないのか • 実は朝会で話せなかったこと はないか • MTGの進行を妨げないために口をつぐんだ ことはないか
「その話は今じゃなくて別の機会でやりましょう」の機会はいつ来るのか 別でMTGするほどでもない懸念事項を見落としていないか なにか見落としてないか? 考慮漏れに早く気づくことで生産性を保てないか
9 懸念だしにフォーカスした1on1
10 懸念だしにフォーカスした1on1 • 全体的になにか懸念、引っかかってることは? • 朝会で話せてない、気になっていることは? • 他のチームでこういう動きがあるらしいが影響ある? • こういうアイディア/リスクは考えられるか?
• ちょっと先の未来から逆算 して、今問題ない状態だろうか? • 状況が目まぐるしく変わる中、新しい問題が誕生 してないだろうか 同じ課題感を持つエンジニアと毎週 30-60分 1on1 未来と今を行き来して考える機会にする
11 懸念だしで得られたもの • 2人でしっかり見直す機会 があると発見できることがある • お互いに共有することで不安事項がなくクリア な状態になる ◦ 2人以上熟考した人がいる状態は安心できる
• 自然と知見が共有 できる やはり懸念が漏れているものがたくさんある
12 懸念だしで気をつけていること • 秘密の話をしない • 情報格差を作らない、情報格差で仕事しない • チームにも結果を共有する クローズになってはいけない
13 懸念だしを2年続けた感想 • かなりワークしている実感がある ◦ 現状を見つめたり、先で転ばないかを考える機会ができる 個人的に見る範囲も増えてきたので最近はPdM, PgMなど4人ぐらいと 同様の1on1をしている
14 まとめ • リモートワークでコミュニケーションも 効率化されすぎてない ? • 懸念を考え尽くす機会 って実は多くない •
自然発生に任せるのではなく、 意図的・意識的に やってみませんか? 懸念だしにフォーカスした 1on1
15 おわり