Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
OSSコントリビュートのすすめ
Search
株式会社カオナビ
October 30, 2025
1
700
OSSコントリビュートのすすめ
株式会社カオナビ
October 30, 2025
Tweet
Share
More Decks by 株式会社カオナビ
See All by 株式会社カオナビ
データモデリングにもUnit Testみたいのないの? / Bringing Unit Test-like Confidence to Data Modeling with AI
kaonavi
0
110
データ組織ゼロから投資を得るまでの軌跡と未来図 〜AIの前にやるべきこと〜 / Building a Data Organization from Scratch: The Journey to Securing Investment and a Vision for the Future
kaonavi
0
140
小さなアウトプットが自信をくれた話 / Small Outputs Build Confidence
kaonavi
0
94
AI2027をもとに FY2025上期のAIを人事評価してみた / AI Performance Review FY2025
kaonavi
0
93
若手であることメリット / Benefits of Being Young
kaonavi
0
110
データとAIで明らかになる、私たちの課題 ~Snowflake MCP,Salesforce MCPに触れて~ / Data and AI Insights
kaonavi
0
430
カオナビのディレクターにおけるAI活用(Snowflake MCPによるデータ分析) / AI Utilization by Directors
kaonavi
0
160
使い続けてもらうためDifyによる社内文書 AI検索継続的改善 / Dify-Powered Document Search Improvement
kaonavi
2
150
なぜAIは我々のソースコードを理解してくれないのか / Why AI Misunderstands Our Code
kaonavi
0
110
Featured
See All Featured
The Cult of Friendly URLs
andyhume
79
6.7k
How To Stay Up To Date on Web Technology
chriscoyier
791
250k
Producing Creativity
orderedlist
PRO
348
40k
Scaling GitHub
holman
463
140k
Rebuilding a faster, lazier Slack
samanthasiow
84
9.3k
The Pragmatic Product Professional
lauravandoore
36
7k
The Success of Rails: Ensuring Growth for the Next 100 Years
eileencodes
46
7.8k
What's in a price? How to price your products and services
michaelherold
246
12k
Put a Button on it: Removing Barriers to Going Fast.
kastner
60
4.1k
Music & Morning Musume
bryan
46
6.9k
Evolution of real-time – Irina Nazarova, EuRuKo, 2024
irinanazarova
9
1k
Distributed Sagas: A Protocol for Coordinating Microservices
caitiem20
333
22k
Transcript
OSSコントリビュートのすすめ 2025.10.17 @React Tokyo ミートアップ#10
© kaonavi, inc. お前もコントリビューターにならないか?
本⽇の内容 1 ⾃⼰紹介 2 全ては1本の技術記事から始まった 3 メンテナーと実務の違いは⾦銭的な報酬の有無 4 ソースコードが難しすぎる問題 5
メンテナーだから得られた経験 6 OSSへの貢献は最⾼の⾃⼰投資 © kaonavi, inc. 1 7 まとめ
⾃⼰紹介 © kaonavi, inc. 2 おでこ。 / @odendayoko ‧元薬剤師のフロントエンドエンジニア ‧株式会社カオナビ所属
‧2024.8~ Yamada UI メンテナーとして活動 ‧x: https://x.com/odendayoko ‧GitHub: https://github.com/odendayoko
全ては1本の技術記事から始まった OSSを始めたきっかけ Qiitaに記事※を 投稿 ⼭⽥さんからXで リプライ 「やります!」で メンテナーへ OSSの扉が開く ©
kaonavi, inc. 3 ※ 関数コンポーネントの中で関数コンポーネントを定義してはいけません!!!
メンテナーと実務の違いは⾦銭的な報酬の有無 ⾦銭的な報酬はないが、活動内容は実務と同じ レビュー コントリビューターが 作成したPull Requestを レビュー Issue対応 ユーザーから報告されるバグ や機能要望のIssueを確認し、
対応を検討‧実装 v2.0開発 reset.cssの更新、 コンポーネントのリファクタ リング、 ドキュメント整備などを担当 © kaonavi, inc. 4
ソースコードが難しすぎる問題 ⾼難度ダンジョンに⽴ち向かうための4つの⼯夫 1 構造を理解する - まずはpackage.jsonを見る 2 AIより⼈間に聞く - どうしても解決できないなら質問する
3 毎⽇触る - 5分でいいからソースコードを⾒る 4 強い⼈を真似する - 他の⼈の実装‧レビューの仕⽅を参考にする © kaonavi, inc. 5
メンテナーだから得られた経験 OSS活動を通して得られた3つの経験 1 世界の繋がりを実感 - ソースコードを通じて世界と繋がる 2 神とは何かを知る - UIライブラリの制約と⾃由度のバランス
3 コード読解⼒向上 - 「Yamada UIよりは難しくないだろう」という⾃信がついた
OSSへの貢献は最⾼の⾃⼰投資 転職の⾯接で「なぜOSSを?」という問いに、熱意と継続性を語れる メンテナー経験が、実務経験の浅さを補う強⼒な武器になる 継続的な活動が、結果として評価や報酬⾯でもプラスに作⽤する © kaonavi, inc. 7 OSSへの貢献は単なるボランティアではない、最⾼の⾃⼰投資である
まとめ 始めるハードルは、あなたが思っているよりずっと低い OSSへの貢献は、⽇本語のドキュメント修正からでも始められる “やってみようかな” と思ったら、ぜひYamada UIへのコントリビュートをお願いします!😎 © kaonavi, inc. 8
None